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【フォト婚】必要な費用は?決めておくべきポイントは?丁寧に解説!!

最終更新日: 2022年11月26日

カメラマンのひがしです。

今回は数多く頂いた質問の中からフォト婚についてお話をしていきましょう。

ちなみにフォト婚って何?と思われる方もいるでしょう。

フォトコンと打ってしまうとフォトコンテストが出てきますので注意してくださいね。

では早速フォト婚についてお話を進めて行きましょう。

フォト婚の料金と必要な期間の目安!

フォト婚と言われてもはっきりと想像できない方もまだまだ多いはずです。

ここではフォト婚の料金や撮影日までに必要な期間などを確認していきます。

準備期間としての目安ともなりますので、しっかり確認してくださいね。

フォト婚って何??

フォト婚とは結婚式をしなかったカップルがする『写真だけの結婚式』です。

正式には式を挙げるわけではないのですが、チャペルや神殿などでしっかりと撮影するプランもあります。

よく、前撮りや後撮りと同じではないの?と言われたりはするのですが、

前撮りや後撮りはあくまでも式を挙げたカップルがする時に使う言葉でもあります。

フォト婚は写真しか撮影しない写真だけの結婚式と考えて頂けると分かりやすいですね。

よくウェディングフォトやフォトウェディングなんて言われ方もしますが、

これらも結婚式を中心とした上での言葉です。

写真だけの結婚式は「フォト婚」です。

間違えないようにしておかないと勘違いから話が噛みあわない時もあるので注意が必要です。

ちなみに年配の方や写真業界やウェディング業界が長い方ですと「写婚」という言い方をする人もいます。

「写婚」=「フォト婚」と覚えておくといいですね。

フォト婚にはいくら必要?

お金と計算機
フォト婚にかかる費用は? (画像提供:PIXTA)

さて、気になるのは費用面です。

一体どのくらいかかるのでしょうか?

まずは撮影内容によって大きく変わってくる事は言うまでもありません。

一例を記載していきます。

撮影費のみですので、メイクや衣装代、撮影する場所代(神社等のロケであれば使用料)は別途となります。

また地域にもより撮影料というのは変動しますのであくまでも参考程度にお考えください。

メニュー 費用
ドレスor和装 1~2着 30,000~50,000円程(スタジオのみ)
ドレスor和装 1~2着 + ロケ 100,000円程(長距離の場合は別途交通費請求も)
ドレス&和装 3~4着 50,000~80,000円程(スタジオのみ)
ドレス&和装 3~4着 + ロケ 100,000~130,000円程(長距離の場合は別途交通費請求も)
アルバム作成 50,000円~100,000円程

と、このようになっています。

ただ、フォトスタジオやカメラマンによっては撮影+アルバム制作でセット割を組んでいるところもありますので、

依頼する際に確認してみてはいかがでしょうか。

ちなみに上記料金ですがデータのみ納品や六つ切り台紙付や四つ切台紙付など、

種類もそれぞれのカメラマンにより変動しますのでその辺も依頼時にしっかり確認しておきましょう。

納品までの目安は1~3か月必要!

さて、撮影等が終わりいよいよデータもしくはお写真、アルバムでの納品です。

気になるのは納品までの期間。

一体どのくらいかかるのでしょうか?

基本は1ヵ月以上見て頂いていた方がいいでしょう。

データ納品でもアルバム制作でもカメラマンは必ず現像処理やレタッチ処理を行います。

これらにも若干の時間はかかりますし、

その後印刷業者にデータを出してそこからアルバムなどの制作に1ヵ月はかかります。

もし繁忙期ともなれば、カメラマンも印刷業者も大忙しです。

基本的には1~3ヵ月は待つくらいの気持ちでいて頂くといいですね。

フォト婚が今人気な理由!

近年フォトコンが大人気なわけですが、一体なぜここまで人気なのでしょうか。

フォト婚にどんな魅力があるのか。

今からその内容について詳しく確認していきましょう。

結婚式だけが全てではありません。

フォト婚の魅力に迫ってみましょう。

ハネムーンと一緒にできる!

フォト婚のいい所は何と言っても自由度が高いところです。

ハネムーンと一緒だって問題なしです。

結婚式でお金を使わない分、写真撮影に費用を使う事もできます。

自分たちの好きな場所で好きなお写真を撮る!というのもいいですよね。

撮影で使える小物をたくさん持って行って自分たちだけのオリジナルのお写真を撮りましょう。

忙しくて時間がない人にぴったり!

忙しい人にもぴったりのフォト婚。

結婚式をする暇がない…という方も意外と結構いるんですよ。

結婚式って一日だけでしょう?って思われる方もいるでしょうが、案外やる事は多いのです。

結婚式の約1年前からドレス等の衣装を決めたり、料理はどんなものにするのか、ケーキは?

引き出物は?参列者に送るハガキの種類などもうやる事満載です。

そんなこんなで一ヵ月に1~2回はウェディングプランナーやヘアメイクの先生等と打ち合わせをすることになります。

思った以上にバタつきます。

ですが、フォト婚ですと衣装を選んで撮影するだけ!

非常にシンプルです。

衣装さえ決まれば、あとは当日撮影するのみです。

仕事やその他の事であまり時間がかけられず、結婚式ができない人にはおすすめですね。

衣装がじっくり選べる

時間がない人にはおすすめとは言いましたが逆に言えば写真撮影しかしない為、

衣装や撮影小物に時間をかける事もできますのでじっくりと選んで自分好みの衣装を着る事もできます。

一般的に衣装を購入する事はなかなかありませんので基本はレンタルがメインになってくるかと思います。

そんな中でよくあるのが人気のドレスやお着物だと、既にレンタルされており撮影で着れない事も多々あるのです。

実際に私の知り合いもいくつかのドレスで悩んでいた時に、

結婚式や前撮りの日程の時には空いておらずレンタルできなかったという事もありました。

ですが、撮影だけのフォト婚であれば着たい衣装のレンタルが空いたタイミングで撮影すると言う事もできます。

衣装がじっくり選べるというのもかなりのメリットですね。

衣装は手作り!?気軽にできる!

私が今まで撮影させて頂いたお客様の中にもいらっしゃるのですが、衣装を手作りという方もいました。

フォト婚は正式な決まりは一切ありませんので、手作り衣装や普段着にリメイクしたカジュアルなドレス、スニーカー等ラフな格好で撮影される方も多いです。

「高い衣装をレンタルしなくてもいい」「自分たちの好きな洋服を着て撮影する」というのもフォト婚ならではの魅力ではないでしょうか。

フォト婚を撮る前に決めるポイント5つ!

実際にフォト婚を撮る前にしっかり決めておきたいポイントがあります。

これを決めておかないと結局何もかもが中途半端になってしまい、余計に時間もかかります。

最初の段階でしっかりと話し合っておきましょう!とは言うものの、

何を話せばいいのか?って感じですよね。

その話あっておきたい内容を下記に記載していくので是非参考にしてくださいね。

予算をあらかじめ決めておく!

一番最初に肝心な事を決めておきましょう!

それは予算です。

気軽に手軽にできるフォト婚とは言われているものの、写真の撮影費・ドレスのレンタル代・当日のヘアメイクや着付けまで揃えても10万~15万は最低かかるでしょう。

この記事の最初の方で撮影費の事は少しだけお話させて頂きましたが、撮影費だけでも15万前後かかる事もあります。

上を見て行けばキリがありません。

自分たちのお金が出せる部分はどこまでなのか?という線引きを最初に行ってから、その範囲で最大限素敵に演出できるフォト婚にしていきましょう。

ドレス?和装?それとも両方撮る?

ドレスだけなのか?和装だけなのか?それとも両方撮るのか。

というのフォト婚を行う際に大事になってくる要素です。

一般的な撮影ではウェディング、カクテル、白無垢、色打掛と大体4種の衣装から2種類選ぶ方が多くいらっしゃいます。

時間とお金をかけずに自由度高く撮影できるのがフォト婚の魅力ですので、予算の範囲で好きな組み合わせを考えましょう。

スタジオで撮るか屋外で撮るかを決める!

撮影場所はどうするのか?というのもしっかり考えておかなければいけません。

特にロケの場合ですと、撮影をする為に使用許可を取らないといけない場所もあります。

当日に「あそこで撮りたい!」と言っても撮れない場合もあるのです。

撮影の「使用許可」については料金が発生する事もあり、基本的にはお客様負担となるケースが多くなります。

ロケーション撮影を考えている場合は、依頼するカメラマンにしっかり確認しておきましょう。

和装で神社撮影ともなると許可+3,000円~5,000円の撮影使用料を支払う必要があるところもあります。

ちなみに撮影場所によっては1ヵ月前には申告しておかないと、許可が出ない厳しいところもあるので早めの行動が肝心です。

撮るときに家族を呼ぶのも◎

結婚式 フォト婚
家族ともフォト婚を撮ろう!

忘れてはいけないのは家族の存在です。

特に女性はお父さんには是非とも花嫁姿を見させてあげたいところです。

もちろん、祖父母にも見せてあげたいでしょう。

撮影の際は家族を呼んで家族写真を撮る事も問題ありません。

むしろ、いっぱい撮ってもらいましょう。

家族全員との撮影はもちろんのこと、兄弟・姉妹、祖父母、両親と一緒など複数

撮っておくといいですね。

せっかくのフォト婚です。

出来る限り写真に残せるものは残しておきましょう。

撮る時期を決める!

最後は撮る時期はしっかり決めておくことです。

特にロケ撮影をする方は必須です。

先ほどは衣装のレンタルを優先させることもあると言いましたが、撮る時期を予め決めておくことも大切です。

特に日本は四季折々の草花が咲きます。

春は桜や菜の花、梅雨時期は紫陽花、夏はひまわり、秋はイチョウや紅葉と、

撮影するには素晴らしく綺麗な環境が整っているのも魅力ですよね。

季節に応じて撮影したい時期を決めるのもいいでしょう。

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