フォトウエディングを検討しているなら、費用相場をチェックしておくのがおすすめです。追加費用や費用の抑え方まで理解しておけば、最適な業者を選びやすくなるでしょう。フォトウエディングの費用相場や安く抑えるコツを紹介します。
フォトウエディングの魅力
写真撮影のみ行う結婚式「フォトウエディング」には、どのような魅力があるのでしょうか。近年注目が高まっている主な理由を紹介します。
結婚式よりも費用が安い
フォトウエディングの大きな魅力の一つに、通常の結婚式より費用を安く抑えられる点が挙げられます。最も安いタイプのスタジオ撮影なら、数万円で済ませることが可能です。
一般的な結婚式や披露宴を行う場合は、ゲスト数20人弱に抑えても1,000,000円程度はかかります。ゲストを50名呼べば3,000,000円、100名なら5,000,000円程度かかることも珍しくありません。
一方、フォトウエディングなら高くても200,000~300,000円程度に抑えられます。結婚式や披露宴を開催する場合の1/10程度です。
セレモニーの費用を安く抑えられれば、浮いた予算を新生活への投資に回せます。新婚旅行をより豪華なものにすることも可能です。
自由度が高く準備の負担が少ない
準備にかかる負担を少なくできることもフォトウエディングの魅力です。結婚式を挙げる場合は式場と綿密な打ち合わせが何度も必要ですが、フォトウエディングなら最低1回の打ち合わせで準備を済ませることが可能です。
自由度の高さもフォトウエディングのメリットに挙げられます。好きな場所・好きなポーズで写真を撮れる上、結婚式や披露宴のようにゲストへ気を遣う心配もありません。
新婚旅行を兼ねてフォトウエディングを行えば、国内外の有名リゾート地ですてきな写真を撮影できます。費用を抑えつつ、セレモニーと旅行の両方を楽しみたい場合におすすめです。
フォトウエディングのタイプと費用相場
フォトウエディングのタイプは、スタジオ撮影とロケーション撮影の2種類に分けられます。それぞれの具体的な内容と費用相場を確認しておきましょう。
スタジオ撮影
フォトスタジオの屋内で撮影するタイプがスタジオ撮影です。専用機材がそろったスタジオ内で、プロのカメラマンにきちんと写真を撮ってもらえます。
スタジオ撮影の費用相場は約100,000~150,000円です。業者やサービス内容によっては、100,000円未満の費用で済ませられるケースもあります。費用の主な内訳は、撮影代・アルバム代・設備利用費・衣装代・ヘアメイク代・アクセサリー代です。
スタジオ撮影では、スナップ写真以外に台紙付きの記念写真も撮ってもらえます。雨が降る日でも天候に影響されずに撮影を行える点が、スタジオ撮影のメリットです。
ロケーション撮影
ロケーション撮影とは、屋外で撮影するタイプのフォトウエディングです。一般的には、好きな場所や時間帯を選んで写真を撮影してもらえます。
ロケーション撮影の費用相場は約150,000~200,000円と、スタジオ撮影よりやや割高です。カップルが動くシーンを撮る機会が増えるため、スタジオ撮影よりカット数が多くなる分、費用も高くなります。
スタジオ撮影と同様、ロケーション撮影も衣装に和装を選ぶと費用は高めです。業者によっては、ロケーション撮影プランでスタジオ撮影を行えるケースもあります。
海外フォトウエディングの費用相場
海外フォトウエディングとは、外国の有名リゾート地で写真を撮影できるタイプのフォトウエディングです。一般的な費用相場とハワイで行う場合の相場を紹介します。
ロケーション撮影
海外フォトウエディングで多くのカップルに選ばれるタイプが、ロケーション撮影です。人気リゾート地ならではの写真を撮れる大きな魅力があります。
海外ロケーション撮影の費用相場は約100,000~300,000円です。撮影場所やプランなどにより、具体的な費用は異なります。フォトウエディング費用自体は、国内のロケーション撮影に比べ大きな差はありません。
海外フォトウエディングの注意点は、移動費や宿泊費が別途発生することです。ただし、海外挙式に比べれば、移動費や宿泊費を考慮しても大幅に費用を抑えられます。
人気のハワイフォトウエディングの費用相場は?
海外フォトウエディングの撮影場所として、最も人気の高い場所がハワイです。リゾート気分を満喫しながら、美しいビーチで2人のメモリアルフォトを撮影できます。
ハワイフォトウエディングの費用相場は約100,000~200,000円が目安です。人気のビーチを指定できるプランや、教会撮影・サンセット撮影を行えるプランなどが用意されています。
日本・ハワイ間の航空券は1人当たり往復約70,000~100,000円、ホテル代は1人当たり約10,000~30,000円です。時差を含めると、往復で1日半~2日を移動に費やすことも覚えておきましょう。新婚旅行を兼ねるなら、3~4泊で計画を立てるのがおすすめです。
追加費用が発生するケース
フォトウエディングでは、さまざまな理由により追加費用が発生することもあります。できるだけ費用を抑えたいなら、追加費用を必要とするケースを覚えておきましょう。
休日の撮影
フォトウエディングを休日に行う場合は、ほとんどのケースで費用が高くなります。追加料金の相場は10,000~30,000円が目安です。
フォトウエディングで撮影してくれるプロのカメラマンは、結婚式や披露宴が少ない平日にフォトウエディングの仕事を安く請け負っています。休日は撮影の仕事が多くなるため、カメラマンの撮影代も高くなるのです。
できるだけ費用を抑えたいなら、土日祝日を避けて撮影を依頼しましょう。業者によっては、平日に割引特典を設定している場合もあります。
写真データなどの追加
追加費用が発生するケースとしては、写真データやカットなどの追加も挙げられます。基本プランで設定された数量を増やす場合には、別途費用を請求されるのが一般的です。
カット数を追加する場合は、1カットあたり約10,000~30,000円の費用が追加されます。写真の全データを追加するなら約30,000~50,000円、アルバムを作成したい場合は約50,000~100,000円の追加費用が必要です。
費用を予算内に収めたければ、アルバムは作ってもらわずにデータ納品してもらいましょう。アルバムを自作することで、ストーリーを考えながら完成度の高い2人だけのアルバムを作れます。
ドレスの持ち込みやランクアップ
フォトウエディングでは、着用できるドレスのグレードや数を指定しているのが一般的です。和装を追加したり、グレードをアップしたりすれば、数万円の追加料金が発生します。
ドレスを持ち込みたい場合も注意が必要です。業者によっては、指定されているドレス以外の衣装を持ち込むと、追加費用を求められます。
ただし、気に入った衣装がない場合やサイズが合わない場合は、衣装が持ち込めると便利です。全ての業者で衣装を持ち込めるわけではないため、撮影で着用したいドレスを自分で用意するなら、持ち込みが可能な業者を探しましょう。
ロケーション撮影の移動費など
ロケーション撮影を希望する場合には、撮影場所に応じて移動費を追加請求されるのが基本です。スタッフの交通費や機材運搬費が発生します。
撮影に同行する美容師のアテンド費用も必要です。フォトウエディングにおけるアテンドとは、衣装の裾を持ったり化粧直しをしたりする、撮影のサポート業務を意味します。
撮影場所で撮影の許可が必要となるケースでは、撮影申請料がかかることも覚えておきましょう。公園や施設など有料の施設なら、入場料も発生します。
なお、海外フォトウエディングでは現地スタッフが動いてくれるため、基本的に日本からスタッフは同行しません。現地の状況に応じて、移動費などの追加料金がかかります。
フォトウエディング費用を抑えるコツ
フォトウエディングは結婚式や披露宴より安いことが魅力ですが、ポイントを押さえればさらに費用を安くすることが可能です。できるだけ安価で済ませるコツを紹介します。
着用する衣装点数を抑える
フォトウエディング費用を抑える方法としては、着用する衣装の数をできるだけ減らすことが挙げられます。選ぶ衣装点数が少ないほど、費用を安くすることが可能です。
着用する衣装を1着に限定すれば、衣装代は最安に抑えられます。衣装を変えない代わりに、ヘアメイクやアクセサリーで変化を加えるのも1つの方法です。
和装より洋装のほうが割安であることも押さえておきましょう。着物は準備や着付けに手間と時間がかかる分、費用も割高になります。和装にこだわりがないなら、ドレスを1着選ぶのがおすすめです。
アクセサリーなどの小物を持ち込む
持ち込み料がかからない場合や安い場合は、アクセサリーなどの小物を持ち込むことで費用を抑えられます。業者を選ぶ際は、持ち込み料がいくらなのかチェックしましょう。
逆に高額な持ち込み料を取られる業者なら、小物をレンタルしたほうが費用を安くできます。他の料金も含めて総合的に判断することが重要です。
小物を自分で用意すれば、よりオリジナリティーのある写真を撮れるでしょう。アクセサリーや撮影用の小物を手作りして持ち込むのもおすすめです。
キャンペーンなどを利用する
フォトウエディング業者の中には、キャンペーンや割引を実施しているケースがあります。タイミングを見計らってキャンペーンや割引を利用すれば、費用をさらに抑えることが可能です。
ロケーション撮影の時期として、真夏や真冬の時期は季節限定のキャンペーンが実施されやすい傾向があります。屋外で写真を撮りたい低予算のカップルにおすすめです。
友達紹介・早期予約・モニター協力のキャンペーンも、多くの業者が実施しています。基本料金の比較に加え、キャンペーンや割引を適用した場合の費用も、業者ごとにチェックしてみましょう。
ミツモアではフォトウェディングの依頼ができるカメラマンや業者の相見積もりを取ることができます。簡単な質問に答えていくだけで、自分の希望に沿ったカメラマンや業者から見積もりを受け取れるのです。業者選びに迷ったときはぜひ活用しましょう。
フォトウエディングの費用を確認しておこう
フォトウエディングは、スタジオ撮影とロケーション撮影の2種類に分けられます。一般的には、スタジオ撮影よりロケーション撮影のほうが割高の傾向です。
休日に撮影したり写真データを増やしたりすると、追加費用が発生します。ロケーション撮影の場合も、スタッフの移動費や機材運搬費を別途請求されることがあります。
着用する衣装点数を減らしたり小物を持ち込んだりすれば、費用を安く抑えることが可能です。キャンペーンや割引もチェックし、できるだけ費用を抑えられるフォトウエディング業者を選んでみましょう。
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