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外壁の掃除を自分でする方法!おすすめの道具と手順、注意点

最終更新日: 2023年11月21日

外壁の掃除は自分ですることも可能です。この記事では黒ずみやコケなどその汚れに合った掃除方法を紹介し、綺麗にする手順を解説していきます。

ちなみに外壁の掃除は、やり方を間違えると外壁やコーキングを痛めてしまうことも。劣化につながる可能性があるので注意が必要です。

この記事を参考に、正しい方法で外壁掃除にチャレンジしてみてください。

外壁が汚れる原因とは?

汚れた外壁

外壁が汚れる原因は大きく分けて4つあります。それぞれを詳しく解説していきます。

  • カビ・コケなどの発生による汚れ
  • 排気ガスや空気中の土埃などによる黒ずみ汚れ
  • 雨水による雨だれや水垢汚れ
  • 鳥のフンによる汚れ

カビ・コケなどの発生による汚れ

カビやコケが外壁の表面に発生すると壁面は黒や緑がかった色に変色し、外壁材自体が劣化します。両者の共通点は日当たりが悪く湿気の多い場所で多く生育するということ。建物でいうとこれらは日当たりの悪い北側に生育することが多いです。

防カビ・殺菌効果のある外壁用洗剤を使用して汚れを落とすようにしましょう。

排気ガスや空気中の土埃などによる黒ずみ汚れ

自動車の排気ガスに長時間晒されると外壁にスス汚れが付着します。また風が運んでくる土埃が外壁に付着することによっても汚れは発生します。交通量の多い道路沿いにある家もしくは周囲が自然に囲まれた家は、これらの汚れが付く可能性が高いといえるでしょう。

こうした汚れは散水ホースや高圧洗浄機を使用し、水をかけて汚れを落とすと良いですよ。

雨水による雨だれや水垢汚れ

埃や排気ガスなどの汚れを放置しておくと雨によって滴り落ち、外壁に線状の雨だれ汚れが発生してしまいます。またそれだけではなく、雨水が流れきらず水垢汚れが発生してしまうことも。

ただの雨だれ汚れであれば、散水ホースや高圧洗浄機を使って水洗いすることで綺麗にできます。水垢汚れが発生している場合は、専用の外壁用洗剤を使用して洗浄しましょう。

鳥のフンによる汚れ

外壁に鳥のフンが付いていると目立ちやすく、そのままにしておくと美観を損ねるおそれがあります。地域全体の景観を守る取り組みをしている場合、些細なことからトラブルにつながる可能性もあるため気をつけましょう。

鳥のフンには病原菌が含まれていて、吸い込むことで健康被害が及ぶ可能性もあります。健康であれば無症状や軽症で済む場合がほとんどですが、免疫力が低下しているときは重症化するリスクも高まるため注意が必要です。

また、鳥のフンには酸が含まれていて、金属などを腐食させる作用があります。放置すると外壁自体の劣化が進みやすくなるため、早めに取り除くことが大切です。鳥のフンは時間の経過とともに落としにくくなるので、水で落ちない場合は中性の外壁用洗剤を使用することをおすすめします。

外壁の汚れを放置するとどうなる?掃除の頻度やタイミングとは

カビやコケ・土・埃といった外壁の汚れを放置すると、塗装によって作られた塗膜が徐々に浸食され劣化のスピードを早めてしまいます。

塗膜が劣化すると外壁の保護機能・防水機能が失われます。つまり外壁塗装が必要になり、大がかりな工事をしなければならなくなるということです。

外壁を少しでも長く保ちたいのであれば、日頃からこまめな外壁の掃除を心がけると良いでしょう。

忙しい場合は、汚れが目立ってきた年に1~2回チェックして掃除しましょう。また家を建てて10年くらい掃除していない場合は、すぐに掃除することをおすすめします。

外壁の素材に合わせて掃除方法を変えよう

高圧洗浄機で掃除する男性

外壁によって掃除方法が異なるため、素人判断で行うと外壁の寿命に悪影響を与えてしまいます。特に自分で掃除する場合は、外壁の素材を確認して慎重に行いましょう。

タイル外壁

タイル外壁は、耐久性・耐水性・メンテナンス性が高く丈夫なので、ブラシや高圧洗浄機で洗っても問題ありません。塗装をしていないので塗料の劣化の心配もなく、外壁洗浄洗剤を使うことも可能です。

ただし、使用する薬品によっては外壁が白くくすんでしまうこともあります。事前にタイルの素材をよく確認し、目立たないところで試してから使用しましょう。

サイディング外壁

サイディング外壁には素材によって種類があります。窯業系サイディング・金属製サイディング・木質系サイディング・樹脂系サイディングの4種類です。

日本の住宅の約7割は、コストや機能性・デザイン性、耐火性・耐震性にも優れた窯業系サイディングです。

サイディング外壁の表面には塗装が施されています。そのため、ブラシや高圧洗浄機などを使って強い力で掃除すると、外壁の寿命が短くなってしまいます。

柔らかいスポンジを使用したり、高圧洗浄機を弱い水圧で使用したりして優しく洗いましょう。

モルタル外壁

モルタルはひび割れが発生しやすい素材です。最近ではひび割れが起こりにくいものも多く出ていますが、他の外壁素材と比較するとやはり割れやすいです。掃除する際は、柔らかい素材で洗ったり、弱い水圧で流したりするようにしましょう

ひび割れが発生している場合、そのまま掃除すると洗剤や水が入り込み、カビや腐食に繋がります。ひび割れの範囲が広いと自力での補修は難しいため、業者に直してもらってから掃除しましょう。

外壁掃除を自分で行う際に必要な道具

外壁材がサイディングパネル・モルタル・タイルの場合は自分で掃除を行うことが可能です。まず外壁を自分でお手入れするために最低限の道具を準備しましょう。

  • 柔らかい毛のブラシ
  • スポンジやモップなど
  • 外壁用洗剤
  • 散水ホースや高圧洗浄機

少し詳しく解説していきますね。

柔らかい毛のブラシ

外壁材がモルタルの場合は柔らかい毛のブラシが有効です。スポンジで代用できないこともないですが、モルタルの外壁は小さな凹凸が多く使用していく内にボロボロになってしまう可能性があります。

柔らかい毛のブラシであれば、凹凸がある外壁のスキマの汚れまでかき出すことができて便利です。特に、高いところの掃除には、伸縮ブラシがおすすめです。伸縮ブラシなら、1~2メートルの長さまで調整できるので、手が届かない場所でも楽々掃除することができます。

ただし、伸縮ブラシを延ばしきってしまうと力の加減が難しくなり、汚れ落ちが悪くなる場合もあります。一般的な住宅では1階部分の高さが約3メートル、2階建ての場合は約6メートル近い高さがあるので、伸縮ブラシでは掃除できない場所も出てくるでしょう。

伸縮ブラシでも届かない部分を掃除するために、脚立や梯子を使いながら作業する方もいますが、落下によるケガのリスクが高まるため無理は禁物です。自分では掃除が難しい場合は、業者への依頼を検討しましょう。

スポンジやモップなど

スポンジはできる限り大きいものの方が使い勝手が良いです。カー用品売り場などにある大きなものを買うと良いでしょう。サイディングボードなど、表面が平滑な外壁材に対して有効です。

モップは高いところにも届くように少し長めのものを用意すると良いでしょう。

外壁用洗剤

ホームセンターなどで外壁用洗剤と表記されているものを購入しましょう。必ず汚れの種類に対応したものを選んでください。例えば以下のようなものです。

サイディング・タイル壁用外壁洗浄剤
埃・水垢・スス・排気ガスなどに対応
コケカビ取り(屋外用)
カビ・コケに対応

埃や土による汚れなら必ずしも外壁用洗剤を購入する必要はなく、家庭用中性洗剤でも充分対応可能です。

散水ホースや高圧洗浄機

外壁に水をかけるための散水ホースが必要です。ホームセンターなどで販売されている巻き取り式のものなどは絡まらないのでおすすめ。

散水栓への接続が甘いもしくは無理やり接続してホースが外れた場合、周囲が水浸しになる可能性があります。必要に応じて専用のアタッチメントを使用して接続すると良いでしょう。

高圧洗浄機も用意できるのであれば、より簡単に頑固な汚れも落とすことができます。ただし高圧洗浄機を利用する場合は注意点もあるので、詳しくは記事後半を参考にしてください。

使い捨てのゴム手袋やマスク

外壁の汚れを落とす際は、健康被害が及ばないように使い捨てのゴム手袋やマスクの着用をおすすめします。特に鳥のフンには病原菌が含まれているため、掃除する際は手で触れないことが大切です。

乾燥して舞い上がった病原菌を吸い込まないように、マスクを着用してから作業を行いましょう。掃除中は水で濡れてしまうこともあるため、汚れてもいい服装やレインコートを用意しておくと安心です。

掃除前に必要な準備

掃除を滞りなく進めるためには事前準備が重要です。ここからは、掃除を始める前に必要な準備をご紹介します。

外壁の状態をチェック

ひび割れや欠けなどがあると水洗いができないため、掃除を始める前に外壁の状態をチェックしておきましょう。注意すべきポイントは以下のとおりです。

  • サイディングパネルの場合:目地のコーキングが欠けている・なくなっている
  • モルタル外壁の場合:深いクラック(ひび割れ)が入っている

水洗いによって、外壁の劣化部分から建物内に水が入ってしまう可能性があるからです。水が入ると建物の劣化を早めてしまいます。

外壁は最終的に塗装などのメンテナンスを必ず行わなければなりません。外壁のお掃除はそのサイクルを少しでも長くするためのもの。外壁が劣化しているのであれば掃除ではなく専門業者に塗装などのメンテナンスを依頼するようにしましょう。

室内や周辺が濡れないようにする

高圧洗浄機は水が勢いよく噴射されるため、周辺に水が飛び散りやすくなります。隙間から家の中に水が入る可能性もあるため、窓や換気扇などはしっかりと養生しておきましょう。濡れたら困るものは飛散防止シートをかぶせるなど、対処しておくことをおすすめします。

近隣の方に声をかける

高圧洗浄機を使用すると水が飛散しやすくなるので、水トラブルにも注意を払わなければなりません。高圧洗浄機によっては大きな音がでるものがあり、近隣からの苦情につながるおそれがあります。

近隣の方とのトラブルを回避するためにも、掃除を始める前に音漏れや水がかからないように、窓を閉めてもらうよう声をかけておくと良いでしょう。

【軽い汚れ】スポンジやブラシを使った外壁の掃除方法

外壁掃除は以下の手順で行っていきます。

  1. 散水ホースを使って外壁に水をかけていく
  2. 外壁用洗剤を使用しブラシやスポンジで掃除していく
  3. 洗剤を水で洗い流す

順番に解説しますね。

手順①散水ホースを使って外壁に水をかけていく

散水ホースを散水栓につなげて外壁に水をかけていきましょう。もちろん高圧洗浄機がある場合は使用しても大丈夫です。

水をかけてあげるだけでも、土や埃などの堆積汚れはある程度落とすことができます。

手順②外壁用洗剤を使用しブラシやスポンジで掃除していく

スプレータイプの外壁洗剤であれば直接外壁に散布し、ブラシやスポンジで掃除します。できる限り力を入れず優しく擦っていきましょう。家庭用の中性洗剤を使用する場合は、スポンジやブラシになじませてから擦っても良いですよ。

目地のコーキング部分を掃除する場合も同様です。ただしコーキング部分は擦るというよりも表面を撫でる程度に留めておきましょう。

カビやコケなどの汚れを落とす場合は、防カビ・殺菌効果のある外壁用洗剤をチョイスすると楽ですよ。該当部に直接散布し少し時間をおいてから掃除を始めると落としやすくなります。

手順③洗剤を水で洗い流す

洗剤が外壁に残ったままにならないように丁寧に水で洗い流します。手順①と同様に散水ホースや高圧洗浄機を使用すると良いでしょう。

【重度の汚れ】高圧洗浄機で掃除

高圧洗浄機は動力やメーカーの違いによって様々な種類があり、異なる特徴を持ちます。

高圧洗浄機の種類

高圧洗浄機の動力には「ガソリンエンジン」「インダクションモーター」「ユニバーサルモーター」の3種類があります。それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

・ガソリンエンジン

メリット 水圧が高くガソリン駆動なので電源がない場所でも使える。
デメリット 音が大きく、重量がある。

・インダクションモーター

メリット 音が小さめ。耐久性が高い。
デメリット 50Hz用と60Hz用に分かれているので、東日本が西日本のどちらかの地域でしか使えない。

・ユニバーサルモーター

メリット 東日本、西日本のどちらでも使用できる。
デメリット 音が大きい、耐久性が低い。

何を基準に高圧洗浄機を選んだらいいのか?

とにかく汚れがよく落ちる機種がいい 水圧の高いガソリンエンジン
音が気になる 静音性が高いインダクションモーター
予算を抑えたい 他の駆動方式より比較的価格の控えめなユニバーサルモーター

※メーカーや機種によっても価格・性能が違いますので目安として参考にしてください。

高圧洗浄機の使用手順

高圧洗浄機の一般的な使用方法は以下の通りです。メーカーによって多少違うこともあるため、しっかり確認しましょう。

準備

  1. 水道栓を閉めた状態で、ホースと本体を接続する。
  2. 水道栓を開ける。
  3. 電源プラグをコンセントに差し込む。
  4. 電源を入れる。
洗浄

  1. トリガーを引いて水を出す。
  2. 洗浄する対象物から20~30センチ程ノズルを離して水を噴射する。同じ場所に当て続けないようにする。
  3. 洗浄剤を使用する場合は、ジェットノズルを外すか専用のノズルを利用する。
片付け

  1. 電源を切る。
  2. 電源プラグをコンセントから抜く。
  3. 水道栓を閉める。
  4. トリガーを引いて残っている水を抜く。
  5. 水道ホースを本体から外す
  6. 部品を収納する。

高圧洗浄機を使用する上での注意

高圧洗浄機は頑固な汚れを落とせる便利な機械ですが、使用の際に注意すべき点がいくつかあります。

  • 水の飛散
  • 騒音の問題
  • 対象物の損傷

・水の飛散

高圧洗浄機は水を高圧で噴射するため、水が周りに飛び散る可能性があります。隣の家への水の飛散がトラブルになることもあり得ます。

また、養生が甘いと窓の隙間から家の中へ水が浸入することもあります。濡らしたくないものには予め飛散防止用のシートを被せ、窓や換気扇などの隙間もしっかり塞いてください。

濡れてもいい格好で作業し、周りに人がいる場合は注意しながら使用しましょう。

・騒音の問題

静音型の高圧洗浄機も増えてきましたが、それでも作業中は小さくない音が発生します。特に合住宅などでは迷惑になる恐れもあるため、周囲に一声掛けるなど配慮を心がけましょう。

・対象物の損傷

高圧の水を同じ箇所に噴射し続けると、その部分を損傷してしまう恐れがあります。サイディングなどの外壁素材は塗装が剥がれることもあるため、同じ場所に当て続けないようにしてください。シーリング部分には直接当てないよう、特に注意が必要です。

自分で外壁掃除をするときの4つの注意点

コーキング

外壁掃除を自分で行う際、注意しなければ外壁を傷めてしまう場合があります。以下の4点には気を付けてください。

  1. 強く擦り過ぎると外壁の塗膜や目地のコーキングを傷めてしまう
  2. 高圧洗浄機の水圧によっても塗膜やコーキングを傷めてしまう
  3. 外壁の素材が木材の場合は掃除が難しい
  4. 天気が良く風のない日に行なう

注意点①強く擦り過ぎると外壁の塗膜や目地のコーキングを傷めてしまう

上述のとおり掃除に使うブラシは、なるべく柔らかいもので極力優しく擦るようにしましょう。強くごしごしと擦ったり硬いブラシを使用したりすると、外壁の塗膜や目地のコーキングが傷む原因になります。

注意点②高圧洗浄機の水圧によっても塗膜やコーキングを傷めてしまう

高圧洗浄機を使用する場合、圧力の強いノズルは使用しないでください。例えばサイクロンノズルやトルネードノズルと呼ばれるものが該当します。

これらは家庭用にしてはかなり高圧な水を噴射するので、直接水が当たった部分の塗膜やコーキングが削れてしまう可能性があるのです。

また同じ部分に高圧洗浄機を当て続けたり、近づきすぎたりするのも傷める原因になります。

「外壁掃除に高圧洗浄機を使用してはいけない」と記述しているサイトもありますが、それは圧力の強いノズルの使用を想定しているからです。圧力や当て方の調整をしっかりすれば高圧洗浄機を使うことも可能ですよ。

ただし心配な場合は軽い掃除程度にしておき、本格的な高圧洗浄はプロの業者にお任せするのが安心です。

注意点③外壁の素材が木材の場合は掃除が難しい

「木材の外壁が黒ずんできた」という場合、通常の掃除方法では黒ずみを落とすことができません

木材の黒ずみは木本体から染み出してきた樹液が原因で「アク」と呼ばれています。このアクを落とすためには専用の薬剤を塗布して汚れを浮かせる「アク洗い」という作業が必要です。

他の外壁材の汚れと同様に水やブラッシングでの掃除では落としきれないので、専門知識を持った業者に依頼する方が良いでしょう。

注意点④天気が良く風のない日に行なう

風が強い日は洗ってもすぐに汚れが付着しますので、できるだけ風のない日に行ないましょう。

外壁掃除を専門業者に依頼した場合の費用相場

結論からいうと外壁の掃除だけを依頼することも可能です。

  • 塗装業者に高圧洗浄を依頼する
  • ハウスクリーニング業者に外壁洗浄(高圧洗浄)を依頼する

想定される作業内容と費用の具体例は下記のとおりです。

【塗装業者に依頼する場合】

内訳 単価 一戸建て(30坪=約99㎡)の費用目安
高圧洗浄作業 約150~300円/㎡ 約1万5,000~3万円
足場仮設 約700~1,200円/㎡ 約7~12万円
養生費 約3~5万円 約3~5万円
合計 約11万5,000~20万円

【ハウスクリーニング業者に依頼する場合】

800~1,200円/㎡程度

高圧洗浄単体で見ればそこまで高くないですが、高所に関しては足場がないと作業できないので足場代がかかってきます。また室内や設備への流水を防ぐために全体的な養生も必要です。

足場を組んでより本格的に掃除してもらいたい場合は、外壁塗装業者にお願いすると良いでしょう。より簡単に済ませたい場合はハウスクリーニング業者に依頼すると安く済むことが多いですよ。

ただし上記の作業内容はあくまで一般的なもの。高圧洗浄以外にも手作業で手の届く範囲の清掃を行ってくれる業者や、足場を組まずに専用の作業車を使用する業者もいます。そういった業者にお願いすれば費用を安く抑えることができるかもしれません。

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外壁に劣化サインが見られる場合は再塗装を!

外壁の塗装

外壁を触った時に白い粉状の汚れが手に付いたら、それは外壁の塗膜が劣化しているサインです。掃除で落とす類のものではないので外壁塗装を検討するようにしましょう。

白い粉が外壁の表面に出てくることを「チョーキング現象」といいます。これは塗膜が劣化することによって、塗料に含まれている顔料が白い粉となり表面に出てきた状態です。

これを単なる水垢汚れと勘違いして掃除しても意味がありません。早めに専門業者に外壁塗装の相談をしましょう。

他にも下記の劣化が見られる場合は、掃除ではなく外壁の塗り替えが必要です。

  • 10年以上再塗装していない
  • ひび割れやサビが見られる
  • コーキングがひび割れている
  • 塗料の剥がれが見られる
  • 変色や色あせが見られる
  • 塗装に膨れが見られる

外壁を汚れにくくするコツ

汚れてしまった外壁を掃除するには手間や時間がかかります。そうなる前にできる対策はたくさんあるので、外壁を汚れにくくするコツを参考にしながら実践していきましょう。

こまめに掃除する

普段からこまめに掃除して汚れを落としておくことも大切です。汚れに気付いた時点で掃除をすると簡単に汚れが落とせてキレイな外観を保ちやすく、結果的に掃除も楽になります。

埃や排気ガスの汚れは水で洗い流し、コケやカビはスポンジで軽くこするなどして除去しておきましょう。外壁の汚れを掃除するのであれば、ブラシとホースを使って1年に1回を目安に行うことをおすすめします。

汚れにくい塗料で塗装する

塗装汚れを防止できる塗料には「フッ素塗料」「無機塗料」などがあります。

これらの塗料が作る塗膜は親水性(しんすいせい:水になじみやすい性質)が高いという特徴があります。雨が降った時に雨水が汚れの下に入り込み、塗膜の表面から汚れを洗い流してくれる作用があるのです。

またこれらの塗料は耐候性(たいこうせい:気候の変化への耐性)も高いため、塗膜自体も非常に長保ちします。

汚れにくい外壁の種類を選ぶ

外壁に凹凸があると隙間に汚れが溜まりやすくなり、掃除の頻度も多くなりがちです。小さな凹凸模様であれば塗装で対応できる場合もあるため、汚れにくい外装へ変更するのもひとつの手です。

なかでもサイディングとタイルは表面が平で凹凸が少ないので、汚れが付着しにくいメリットがあります。ただし、張り替えには高額な費用がかかりやすく、凹凸を減らすことでデザイン性が損なわれてしまう可能性もあります。

とはいえ、水を弾きやすい外壁を変えることで汚れが落ちやすくなり、カビやコケの発生も予防できるので、外壁の汚れが気になる際は検討してみてはいかがでしょうか。

汚れが目立ちにくい色に塗り替える

カビや埃などの汚れは中間色の場合が多く、淡い色の外壁にすることで汚れが目立ちにくくなります。一般的に汚れが目立ちにくい色は以下のとおりです。

  • グレー
  • ブラウン
  • アイボリー
  • ベージュ
  • グリーン

グレーは万能カラーなうえ、どの汚れでも比較的目立ちにくいことから人気があります。ブラウンは赤土の汚れが気になりやすい場所に適しています。

また、土埃や砂埃が多い場所ではアイボリーやベージュがおすすめです。白い外壁にしたいけれど汚れが気になるという方に最適です。海や湖の近くで湿気が多い場所はコケが発生しやすいので、グリーンの外壁にすると汚れが目立ちにくくなります。

反対に白い外壁は汚れが目立ちやすいので掃除の手間がかかります。とはいえ、白い外壁の家は汚れが付きやすい訳ではなく、汚れが目立ちやすいだけです。汚れの付き方自体は他の色の外壁でも同様です。

また白色の塗料は塗膜の耐久度でいうと長保ちする色に分類されます。白色の外壁は汚れやすいからすぐにダメになるというわけではないのです。

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