赤ちゃんの誕生を祝い健やかな成長を祈るために行うお宮参り。
家族で記念写真を撮りたいけれど、両家の親は呼ぶ?兄弟も一緒に撮って良い?
そんな疑問にお答えすると共に、スタジオ撮影と出張撮影はどう違うのか?
サービスや料金の観点からお伝えします。
お宮参りの家族写真は誰が写ればいいの?
お宮参りをする際、どこまでの親族が写るのが一般的なのでしょう。
赤ちゃんのお祝い事なので、たくさんの人にお祝いをしてもらいたいが、あまり多くの人が来ても困ってしまいますよね。
どこまでの親族が写るべきなのか調べてみました。
両家の両親を呼んでお宮参り
お宮参りの習わしとして、父方の祖母が赤ちゃんを抱いて参拝するというのがありますが、今ではそういった習わしを意識して参拝することは少なく、両家の両親を呼んでお宮参りする家族が多いようです。
写真撮影も、赤ちゃんだけの写真を撮ったあと、家族と両家両親がそろって撮影していることが多いです。
こういった行事でしか、両家の両親が顔を合わせる機会というのはあまりないと思いますので、両親を呼んで両家の親睦を深める機会にしてもいいでしょう。
兄弟・姉妹はお宮参りに呼ぶ?
両親は良いけど、兄弟・姉妹は呼んでも良いの?という疑問は意外と多いようですが、結論は全く問題ありません!
基本的には誰を呼んでも良いものですので、兄弟にも子供の晴れ姿を見て欲しい!という時には、せっかくのお祝いの席ですのでぜひ呼びましょう。
その際の注意点は、どちらかの家に偏らずに声をかけることが大切です。
出欠を確認したという事実があるかないかで全く心象は違いますよ。
写真も撮らないという家族は多いの?
最近では、お宮参りをせず写真も撮らないという家族も少なくないようです。
スマホやデジカメでかわいくおしゃれに写真が撮れるので、わざわざ正装して撮らなくてもいいという意見もあるようです。
しかしお宮参りの祝着を着る機会はこの機会しかありませんし、お父さんお母さん同様に、両家の両親も赤ちゃんの成長を願っています。
せっかくの機会ですので、お宮参りをして記念に残る写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
服装はどうする?
お宮参り当日赤ちゃんは祝着を着ますが、同行するご家族や親族のみなさまはどの程度かしこまった服を着たほうがいいのか、お宮参りの写真を撮るだけならカジュアルな服でも問題ないのかなど考えてしまうところですよね。
お宮参り当日と写真撮影だけの場合で、服装をどうしたらいいかご紹介します。
基本的には正装がおすすめ
お宮参りの厳かな雰囲気を損なわないよう、正装でいくのがおすすめです。
以前は、赤ちゃんの祝着に合わせてお母さんも和装をすることがありましたが、現在ではワンピースやスーツなどの正装でお宮参りにいくお母さんが増えています。
お父さんとお母さんは、お宮参りでは動くことが多いので動きやすいフォーマルウエアを着用するのがおすすめです。
また同行する親族のかたは、赤ちゃんのお父さん、お母さんの服装を事前に確認し、両家で雰囲気をそろえた正装をするようにしましょう。
赤ちゃんの服装は?
ズバリ、白羽二重の内着かベビードレスの上にかけ着をするのが一般的です。
必ず着物を着ないといけないわけではありません。着物は高いため、スタジオでレンタルする方法もあります。
当日でなければカジュアルな服装でも良いの?
お宮参りの写真撮影だけであれば、家族でどんな写真を残したいか相談しカジュアルな服装で撮影する家族が最近では多いようです。
撮影する雰囲気に合わせた赤ちゃんの衣装、その衣装に合わせてお父さんお母さんの衣装を決めているようです。
しかし写真撮影に両家の祖父母を呼ぶ場合、祖父母がカジュアルな服装を嫌がる可能性があります。
主役は赤ちゃんです。
写真撮影だけでも、赤ちゃんの衣装を決めたあと両家でどのような服装にするか話し合ったほうがいいでしょう。
お宮参りの家族写真はどこで撮る?選択肢は大きく2つ!
お宮参りの家族写真を撮る場合「スタジオを予約して撮影する」「出張撮影を依頼してカメラマンに来てもらって撮影する」と、大きく2つの選択肢があります。
写真を撮るタイミングや予算、写真の仕上がり方法などいろいろなことを検討して自分たちに合った方法で家族写真を撮影しましょう。
スタジオで撮る
スタジオでは天候や気温に左右されることなく、快適な空間で撮影できます。
スタジオは赤ちゃんの機嫌をよくするためのグッズが数多くあり、貸し衣裳のレパートリーも多いので安心して撮影を頼むことができます。
撮った写真をすぐ確認できる設備がある場合が多いので、その場で写真を選べるのも魅力的です。
一度スタジオを利用すると、七五三や入学式の写真を残したいときに割引サービスやお知らせなどをしてくれる場合が多いので、お子さまの成長に合った写真を残したいときにまた利用できます。
サービスが整った大手スタジオ
大手のスタジオには、赤ちゃんが機嫌よく撮影できる環境が整っています。
赤ちゃんが笑顔になれるようなおもちゃや、そのおもちゃをたくみに扱い笑顔引き出せるカメラマンがたくさんいるので、親御さんが安心して撮影を任せられる環境です。
また赤ちゃんのレンタル衣装の種類が多いので、予約だけして手ぶらでいっても問題ないところが多いです。
衣装を数パターン変えて撮影し、ベストショットを残しましょう。
大手スタジオの注意点
予約の時間内で撮影するスタジオが多く、赤ちゃんがぐずってしまいかわいい写真が撮影できなかった、準備に時間がかかってしてしまい遅刻してしまったとしても、時間の延長ができない場合が一般的なので、時間は厳守して行動しましょう。
料金は2万〜3万円程度が主流となっていますが、衣装のレンタル料や写真の仕上げ方法などで変わってきます。
近年人気のハウススタジオ
ハウススタジオは、おしゃれな家の雰囲気を使って撮影できるスタジオで、バックシートを敷いたとこで撮影したり大きな照明機材を使ってかちっと撮影するスタジオとは違って、おしゃれな部屋のセットのなかで、自然な光を使用して撮影できるスタジオが多いです。
ふんわりとナチュラルな雰囲気でお宮参りの写真を残したいというご家族に人気があります。
大手スタジオと同様に2万〜3万円程度が料金の相場ですが、個人で経営するハウススタジオも多く存在し、大手スタジオより価格の幅があるようです。
ハウススタジオの雰囲気と予算を相談しながら、お気に入りのハウススタジオを見つけていきましょう。
出張撮影のカメラマンに撮ってもらう
お宮参り当日、神社に来てもらいその場所の雰囲気を使って写真を残せるのが出張カメラマンです。
お宮参りと写真撮影を同時に行えるので、時間を有意義に使えます。
また出張カメラマンに来てもらえば、お宮参り当日でしかそろうことができない親族とみんなで写真撮影できますね。
出張撮影カメラマンに頼むメリット
出張カメラマンは個人でやっているカメラマンが多く、撮りたい写真リクエストが言いやすい場合が多いです。
お宮参り当日に撮影できるので、その場所の雰囲気を生かしながら写真を残せます。
撮影したデータですが、スタジオでは全データもらうには別料金が発生する場合が多いのですが、個人のカメラマンとは事前にデータをどうするか仕上がりはどうするかなどで料金を決めることで撮影したデータを全てもらえることが多いです。
出張カメラマンの注意点
出張カメラマンは当日の撮影だけを行う場合が多く、赤ちゃんの衣装や親族の着付け、ヘアセットなどは自分たちで準備しなければならないのがほとんどです。
料金は1万〜2万程度が相場でスタジオより安価な印象ですが、写真の仕上げ方法はデータを渡すだけ、アルバムや他の仕上げ方法にする場合、カメラマンによって料金がさまざまになっていきます。
出張カメラマンがどんな写真を撮影しているかをまず見てから、気に入ったカメラマンを見つけていろいろなことを直接相談してすてきな写真を残しましょう。
お参り当日雨天だった場合の予約変更はどうなるの?
写真撮影に関しては、カメラマンが別日の調整が可能であればいつでも対応が可能です。
カメラマンにぜひ相談してみましょう。
しかし衣装の予約に関しては、別日に変更ができない可能性やキャンセル料が発生する可能性があります。
雨天だったとしても、屋根がついている場所や室内で撮影が可能な場所があれば写真は撮れるので、こちらもカメラマンに相談してみてもいいでしょう。
お宮参りの家族写真撮影のポイント!
神社の選び方
基本的には、お宮参りをする神社は産土神の神社です。産土神と氏神の2つがあり、産土神は、自分が生まれた土地を、氏神は自分が住んでる土地をそれぞれ守ってくれています。しかしあまりこだわる必要はありません。地域の神社や有名な神社に行くのも良いのではないでしょうか。
地域のカメラマンの場合は、地元の良い神社や撮影スポットを知っている可能性が高いため、スタジオではなく地域のカメラマンに依頼するのも良いのではないでしょうか。
誰が費用を負担するのか調整を!
大手スタジオとハウススタジオはどちらも費用は2〜3万円程度です。衣装のレンタル料などでも変わってきます。
お宮参りは衣装代や会食費、初穂料など、様々なことにお金がかかります。
何にいくら、誰が費用を負担するのかを両家で調整しながら、写真撮影費は誰が出すのか相談しましょう。
撮影時に赤ちゃんが落ち着けるように
赤ちゃんは空腹やオムツの汚れなどでも泣き出してしまったりと、周りの環境にかなり左右されるので、事前にミルクを飲ませたりオムツを変えたりと準備万端にしておきましょう。
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