赤ちゃんが生後100日で迎える100日祝い。みんなに待望されて生まれてきた赤ちゃんの記念すべき節目行事ですね。
毎日物凄いスピードで成長していく赤ちゃんの姿を、100日の記念として写真に残しておきたい人も多いでしょう。
最近は「写真アートでおしゃれに赤ちゃんの写真をのこしたい!」というお母さんたちも増えています。
そんなお母さんたちのために、そもそも100日祝いってどんなお祝い?おしゃれに撮るアイデアは?自宅で撮るならどうするの?など、あらゆる疑問に答えていきます。
赤ちゃんの100日祝いとは?
まずは基本的な疑問から解決です!
100日祝いとは何か?
100日祝いは、生後100日を記念するお祝いです。「お食い初め」をする日でもあります。
「百日祝い(ももかいわい)」「真魚始め(まなはじめ)」「食べ初め」その他様々な呼び方がありますが、
具体的には、赤ちゃんが初めて母乳やミルク以外のものを口にする日であり、「生涯食べるものに困らないように」と執り行う儀式です。
100日祝いの記念写真はいつ撮るの?
100日祝いの写真は、いつ頃に撮影するものなのでしょうか。
生まれた日を1日目としてカウントすると、100日目は3ヶ月とちょっと。
このころは出産を経たお母さんと赤ちゃんの体調が大分おちついてくるころでもあります。
実は、100日祝いは100日ぴったりの日に行わなくても大丈夫です。
直近の大安の日に行う場合もありますし、家族の予定を合わせるのが大変だからハーフバースデーと一緒にお祝いする、という例もあります。
地域によって100日祝いは日付がずれることがあります。
地域によっては生後110日や120日、もっと遅らせる地域もあり、大安の日を祝い日に設定する風習も存在します。
例えば京都では、「食いのばし」といって生後120日より少し遅らせて行いますが、これは儀式を伸ばすと赤ちゃんが長生きできる、と信じられているためです。
お住まいの地域の風習を確認し、赤ちゃん・お母さんの体調と相談して日取りを決めましょう。
家族が集まれる日付や用意するものがそろう日、その他ご予定が落ち着いて時間がとれるタイミングなども調整し、ご予定に合わせて実施すれば大丈夫です。
家族で100日祝いの記念写真を撮るときの服装は?
家族写真を撮影する時は、赤ちゃんの服装に合わせてご家族の服も用意します。
赤ちゃんが着物ならご家族も着物。赤ちゃんがしっかりしたドレスならご家族も正装。
親戚一同が集まる会になる場合は、準備が膨大になる場合もあるので特に注意が必要です。
赤ちゃんに何を着せるのか、集合写真は撮影するのかスナップ写真のみなのか、
お食い初めはどんなものを用意して誰が食べさせるのか。
赤ちゃんがいるママだけでは対応できないかもしれません。
親戚や祖父母の方々にお願いすることも出てくるかもしれないので、事前のプランの話し合いが大切ですね。
パパとママだけの場合も、写真のバランスがくずれてしまわないように、
事前に服装について決めておく必要があります。
1度しかない赤ちゃんの100日祝い、大切にお祝いしましょう。
100日祝いに用意するもの
伝統的な形では、一汁三菜の「祝い膳」を用意します。
お膳のメニュー
- 鯛などの尾頭つきの魚
- お吸い物(汁物)
- 赤飯、焚き物、香の物
- 紅白の餅
などなどが並びます。まだ赤ちゃんが食べられるものはありませんので、その年の恵方を向いて、食べさせる真似だけを執り行います。
百日祝いは親戚一同が集まり、赤ちゃんに食べ物を与えるのは一家で一番年長の者です。
正式にはそのようにしますが、それぞれのお宅でご事情が違うかと思いますので、祖父母のどちらが行っても構いませんし、いつもご飯を上げているようにママが行っても構いません。
食器の決まり
- 男の子:内も外も赤色の食器
- 女の子:外が黒く中が赤い食器
服装の決まり
赤ちゃんが和装の場合
- お食い初め前:白い着物
- お食い初め後:色つきの着物
が必要になります。洋装であればスタイ(よだれかけ)を必ずつける程度なので、服の色に関する決まりはありません。
本格的に行う場合は、ぜひ参考にしてみてください。
その他小物では、意外なものが必要になります。
- 歯固め石
石?と思われるかもしれませんが、
丈夫な歯が生えるようにと赤ちゃんにしゃぶらせるもの。
本来であれば神社の境内から授かる石です。
石ではなくタコを用意する地域もみられます。
一部地域では、祝い膳の後に鰯と歯固め石を乗せたお膳を別に用意する風習も存在します。
お手軽な百日祝いをするときは
「そこまで大々的には行わないな」という場合、家にある食器でお膳を作成してしまい、かわいいプレートにまとめたり、尾頭つきのお魚はたい焼きになったりするご家庭もありますね。
お膳ではなく、本当に離乳食を最初に食べさせる儀式にする、なんて例もあります。
元々は平安時代に生まれた貴族の風習です。
お祝いする気持ちが一番大切なのかもしれません。
100日祝いの写真に使えるアイテム!
おしゃれで使えるプチプラ小物
SNSが普及した現代で「100日写真をかわいく撮ってみんなにシェアしたい!」と思う人は多いのではないでしょうか?
ここでは、かわいく撮るために他のママさんがよく使っているアイテムを3つご紹介します!
- アルファベットの小物・「100」の文字
赤ちゃんのお名前を写真に自然に取り入れて、100日記念の写真であることをアピール!
100円均一などでも、木でできたアルファベットや数字などの置物が販売されていますね。
写真の中にメッセージがあると、どのタイミングの写真なのかがひと目でわかり記念になります。
- お祝いといえばガーランド!
自宅で撮影する場合、記念の写真であることがわかる華やかな装飾が必要です。
日常の写真ではなく記念写真であることをアピールしましょう。
- 造花などのお花
100均でも簡単に手に入る造花は、アレンジも無限大なため多くのデコレーションに使われています。
少しお花があるだけで、雰囲気が一気にパッと明るくなるので使ってみるのはどうでしょうか?
【アート集】おしゃれな100日写真にしよう!
せっかく100日祝いをするのだから、おしゃれな記念写真を残したい!と思うお母さんは多いです。
最近は100日祝いの記念写真アートも人気ですよね。
みんながどんな写真を撮影しているのか、一例をのぞいてみましょう!
- バルーンやお花を使うと、とってもかわいい!
部屋を風船とお花のガーランドで飾り付け!
色見は同系色でまとめるとグッとおしゃれになります。
あとは撮った後に、文字を入れるだけでこんなに素敵な一枚が撮れるんです!
- おむつアート
もっと簡単に撮れるのが「おむつアート」です。
この時期の赤ちゃんの必需品おむつを100の形に並べて赤ちゃんと撮るだけ!
とっても簡単なのにかわいいですね◎
- 寝相アート
このように、ただ寝ている赤ちゃんに衣装を着せたり、風船をつかって100を表現したり…
このようにアイデアは無限にあります!
インスタで#をつけて調べてみるとたくさんのヒントがあるのでぜひ調べてみてください!
100日祝い写真はどこで撮る?撮影方法を値段・内容で比較
一度しかない100日祝いは、絶対にかわいい写真を残したい!
赤ちゃんが大きくなったとき、愛情に溢れた写真がたくさん残っていたら、きっと嬉しいはずですよね。
イベントをどこで、誰と、どこまで準備をして行うのかによって、最適な撮影方法は変わってきます。
写真撮影のパターン3種類を比較してみましょう!
値段の差
自分で撮影 | 大手チェーン 写真スタジオ | 出張カメラマン | |
---|---|---|---|
撮影料金 | 0円 | 約3,000円~ | 約1.5~2万円 |
写真・現像代 | 約600円~ (六切りサイズ) | 約2,000円~ | データ納品なので 撮影料に含む |
アルバム代 | 約2,000円~ | 約8,000円~ | データ納品なので 撮影料に含む |
合計 | 約2,600円~ | 約1.3万円~ (写真の枚数で変動) | 約1.5~2万円 |
撮影料や写真の現像代などの値段を比較するとこのようになっております。
一見、自分で撮影するのが早くて安くて1番良いように思われますが、それぞれの撮影方法に特色があります。
次は、どの撮影方法が良いのかをチェックしてみましょう。
セルフで撮る
手間は一番かかりますが、一番手軽な方法です。
イベントを小規模に行う方向け。
スマートフォンのカメラや家庭用のデジタルカメラ、デジタルビデオも進化しています。
ご自身で撮影しても記念には十分残りますし、写真を加工してSNSにあげるなど日常的にされる方はこちらの方がいいと感じるかもしれません。
小物なども全てご家庭で用意して撮影した写真は、きっとあたたかいものになります。
自分で撮影のデメリットは、お祝いの記念写真の準備を全て自分で行わなければならないことです。
お食い初めを行う風景を撮影して、そのまま記念撮影に移行。
カメラマン役を誰かが務めることになるので、家族全員が入った写真を撮影するためには、三脚などの準備や事前にカメラを立てておける場所を確認しておきましょう。
写真スタジオで撮る
準備不要でお手軽に綺麗な記念写真が撮れるプランです。
プロが最適な場所で、最適なカメラで撮影してくれることが何よりの強み。
ピントが合わなかった、なんだか構図が変、光の加減でうまく撮影できないなど、セルフで撮影する際に起こりやすい失敗は写真スタジオではほぼないと言っていいでしょう。
確実に、記念に残るきれいな写真が撮影できます。
プリントだけではなくデータでも写真を渡すスタジオが増えていますので、スマホに移行がうまくできれば、他の写真と共にいつも手元に置いておくことも可能です。
間違いない記念写真が出来上がるという点においては完璧なタジオ撮影ですが、2点ほどデメリットがあります。
まず1つ目は、決まった手順で撮影が行われるので、みんなと同じアイテムを使い、みんなと同じような構図の写真になってしまいます。
無難な写真と言えばそうなのですが「こんな感じだよね」で終わりたくない家族にとってはちょっと寂しい出来上がりになるかも知れません。
2つ目は、会食と記念撮影を同時に行えないことです。
お食い初めセットを用意して一緒に撮影してくれるスタジオもありますが、イベント自体は別に執り行う必要があります。
会食の場は写真撮影とは別に設けるので、そこでの撮影はセルフになり、バタバタしててあまり良い写真が撮れなかった…という事態も少なくないでしょう。
スタジオ撮影は、高クオリティの記念写真を確実に撮影したい、赤ちゃんが知らない場所や人の前でも大丈夫な場合は検討の余地ありです。
自宅で出張カメラマンに撮ってもらう
自宅で準備を行い、カメラマンに撮影してもらうパターンです。
好きなようにプランを作ることができ、お食い初めの風景から記念写真まで全てプロに依頼します。
いつも使っているおもちゃなどと一緒に、自然な笑顔をプロのテクニックで記念に残すことができます。
日時の相談から個別にやりとりが必要なので、用意するものについてや撮影プランまで事前に相談ができます。
デメリットとしては、自宅に他人を上げることになることやプランの相談が細かく必要になるということがあげられます。
プロの出張カメラマンであれば、撮影前の準備やご不安に思われていることへの対処も慣れているはず。
どんな風にしたいのか、どんな風にして欲しいのか、不安なことなども詳しく相談をしてから決めるのがおすすめです。
カメラマンとやりとりをしているうちに、信頼できそうかどうかについても、きっとわかってくるはずです。
相手はプロです。何でも相談できるのがメリットなので、どんどん聞きましょう。
100日祝いの記念写真撮影、結局どこで撮るのがベスト?
何も準備せず撮影だけしたいのであればスタジオが一番いい場合もありますし、自宅で試行錯誤しながら全てを自分で楽しんで行うことができ、失敗も気にしないならセルフ撮影が一番向いている場合もあります。
プロのカメラマンの出張撮影なら、世界で一番身近な場所で、唯一のプランでプロが撮影してくれる、いいとこ取りの記念撮影が出来るのです。
プロのカメラマンに出張してもらうプランも、一度検討してみてもいいでしょう。
ミツモアで100日祝いの記念写真を依頼しよう!
100日祝いについて、ご希望のプランは決まったでしょうか。
赤ちゃんは、あっという間に大きくなってしまいます。今しかない特別な瞬間を、きれいに残してあげたいですよね。
どのプランが最適なのか、ミツモア撮影の見積もり依頼をしてみましょう!