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洗濯機の汚れは漂白剤で掃除しよう!種類別のやり方と注意点を解説

最終更新日: 2021年07月07日

洗濯機の汚れには漂白剤を利用した掃除がおすすめです。塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の選び方やそれぞれを活用した掃除の方法、注意点を解説します。

洗濯槽以外のパーツをきれいにする手順や、業者に依頼した場合の費用もチェックしておきましょう。

洗濯機を漂白剤で掃除しよう

洗剤

毎日のように回す洗濯機の洗濯槽には、多くの汚れがたまっています。汚れを放置したときに起こる問題と、掃除に効果を発揮する漂白剤の種類を見ていきましょう。

洗濯槽の汚れを放置するデメリット

洗濯機の中をのぞいても汚れは見えないかもしれません。しかし日々の洗濯で少しずつたまった洗剤・柔軟剤の落とし残りや汚れを餌に、洗濯槽の中では雑菌やカビが増えている可能性があります。

放置していると洗って清潔になったはずの洗濯物にも、微生物が付着しかねません。洗濯物を干しているときに黒くワカメに似た汚れがあるなら、カビが繁殖している証拠です。嫌な臭いの原因になってしまう場合もあります。

洗濯槽に生えたカビがアトピー性皮膚炎やぜんそくに似た症状、アレルギー性鼻炎などの健康被害をもたらす可能性があるのも問題です。現状は体調に何も問題がなくても、将来的に症状が出るケースがあります。

掃除に使える漂白剤の種類

洗濯機にたまったカビの掃除には、漂白剤を使いましょう。洗濯槽に使えるのは「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」の2種類です。

スピーディーに洗濯槽をきれいにしたいなら、「次亜塩素酸」が主成分の塩素系漂白剤が向いています。カビをしっかり殺菌するため、洗濯槽の汚れを一掃できるでしょう。強力な洗浄力で汚れを細かく溶かし、掃除の行き届かない部分まできれいにします。

「過炭酸ナトリウム」が主成分の酸素系漂白剤は、強い発泡力で汚れを落とす漂白剤です。塩素系漂白剤と比べれば殺菌力は低くなりますが、独特の臭いが少なく小さな子どもがいる家庭でも使いやすいでしょう。

月1回は本格的な掃除が必要

日々の洗濯でたまる洗濯槽の汚れは、月1回を目安に掃除するとよいでしょう。ある程度汚れがたまるタイミングで掃除をすると、きれいな状態をキープしやすいはずです。

使用頻度が高ければ高いほど汚れがたまりやすいため、使用状況に合わせて回数を加減します。手が届く範囲の汚れは洗濯機を回す度に、拭き取る習慣を付けておくのがおすすめです。

糸くずフィルターや乾燥フィルターなど、外せるパーツも毎回掃除しておくと洗濯機全体の清潔を保って使えます。

洗濯機掃除に使う漂白剤の選び方

数種類の洗剤

洗濯槽に使う漂白剤には塩素系と酸素系があると分かりました。具体的にはどのように選べばよいのでしょうか?選択の基準をしっかり押さえておけば、効果的な洗剤を選んで作業がしやすくなるでしょう。

掃除の頻度で種類を決める

洗濯槽にたまる汚れの程度は掃除の頻度によって変わります。どの程度の汚れが付いているかを考慮して、塩素系か酸素系かを選ぶと効果的です。

洗濯槽の掃除がせいぜい1年に1回ほどという場合は、洗濯槽に頑固な汚れがたまっている可能性があります。酸素系と塩素系の両方を使うのがおすすめです。

酸素系漂白剤の発泡力で大きな汚れをしっかり落とし、仕上げに塩素系漂白剤で細かな汚れを溶かしつつ殺菌します。

半年に1回くらいの頻度で掃除をしているなら、厚さのある汚れも浮かせて剥がす酸素系漂白剤を使うとよいでしょう。数カ月に1回は掃除しているなら、細か汚れを落とす塩素系漂白剤のみでも十分な効果を得られます。

対応している洗濯機を確認する

漂白剤の種類だけでなく、使用している洗濯機に対応している漂白剤かどうかの確認も大切です。誤って使えない種類の漂白剤を使用すると、洗濯機の故障につながる可能性があります。

縦型洗濯機であれば使える漂白剤やクリーナーは多くあります。酸素系でも塩素系でも市販されているものであれば、問題なく使えるでしょう。

しかし精密なパーツが多いドラム型洗濯機の場合、洗濯槽の掃除に使える漂白剤やクリーナーが限られます。必ず「ドラム型洗濯機に使用できます」と記載されている表記を確認した上で使用しましょう。

液体か粉末かで選ぶ

液体の漂白剤と粉末の漂白剤では、使用感も洗浄の具合も異なります。液体のクリーナーは素早く水に溶けて混ざるため、溶け残りの心配が少なく短時間で掃除できます。手間をかけずに洗濯機を掃除したい人にぴったりです。

粉末タイプのクリーナーは液体タイプと比べて水に溶けにくく、ぬるま湯で溶かして使う必要があります。頑固な汚れを長時間かけて落とすのに向いており、つけ置き洗浄に使っても効果的です。

漂白剤を使った洗濯槽の掃除方法

漂白剤とスポンジ

実際に洗濯槽を掃除するときには、どのように作業を進めていけばよいのでしょうか?塩素系・酸素系それぞれの方法を詳しく解説します。必要な道具もリストアップしておきましょう。

塩素系漂白剤を使う掃除の手順

洗濯槽を塩素系漂白剤で掃除するときには、塩素系漂白剤とゴム手袋を用意します。塩素系漂白剤には強力な洗浄成分が含まれるため、肌を保護する手袋があると安心です。

洗濯槽から衣類を全て取り出したのを確認したら、まず塩素系漂白剤を洗濯機へ入れます。上から水をためて洗濯機を回しましょう。槽洗浄のコースがあればそちらを選び、なければ標準コースに設定します。

塩素系漂白剤の成分は洗濯槽の中を循環するだけで汚れを溶かすため、後は洗濯機が止まるまで放置しておけばOKです。洗濯機が止まったらフタを開けて、しっかりと乾燥させます。

酸素系漂白剤を使う掃除の手順

酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除では、漂白剤の他に浮いてきた汚れをすくい取れるように目の細かい網を用意します。肌を保護するゴム手袋の他、洗面器や歯ブラシもあると便利です。

まずは洗濯機にお湯をためましょう。水より40~50℃くらいのお湯の方が、酸素系漂白剤が溶けやすく洗浄成分も働きやすくなります。

ためたお湯10lに対して50~100gを目安に、酸素系漂白剤を投入しましょう。後は2~3時間を目安に放置します。洗濯機の回転で剥がれた汚れが浮いてきたら、網ですくい取れば大まかな掃除は完了です。

小まめに汚れをすくうと洗濯槽に汚れが残りにくくなります。最後に糸くずフィルターの中に残ったゴミやホコリを捨て、細かな汚れを歯ブラシで落とせばOKです。

塩素系漂白剤を使うときの注意点

洗剤と洗濯機

強力な洗浄成分が配合されている塩素系漂白剤は、使い方を誤ると危険です。安全に使うために注意点を守りましょう。身近なアイテムだからこそ、正しい使い方を知った上で利用することが大切です。

酸性洗剤と混ぜるのはNG

塩素系漂白剤を使うときに必ず守るべき注意点は、酸性の性質を持つ洗剤と混ぜないことです。塩素系漂白剤と酸性洗浄の成分が混ざると、人体に有毒な「塩素ガス」が発生します。

塩素ガスは健康に悪影響を及ぼすだけでなく、ひどい場合には死に至る危険もある気体です。過去には実際に塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜて、有毒ガスが発生し死亡した事故も起こっています。取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。

塩素系漂白剤で洗濯槽を掃除した後に酸性の洗剤で洗濯するときは、塩素系漂白剤の成分が残らないようにしっかりと流してから次の作業に移ると安全です。ただし同じ「酸」という漢字は付きますが、酸素系漂白剤と混ざっても塩素ガスは発生しません。

肌や粘膜の保護が必要

強アルカリ性でタンパク質を溶かす性質のある塩素系漂白剤は、肌に付着すると炎症を引き起こしかねません。皮ふだけでなく目や唇などの粘膜に付いた場合も、強い刺激が痛みを引き起こす原因になってしまいます。

塩素系漂白剤を使うときには手を保護するゴム手袋はもちろん、ゴーグルやマスクも準備して肌と粘膜を保護しましょう。衣類に付くと後から手が触れ成分が皮ふに付いてしまうため、エプロンやカッパで防護して作業するとより安心です。

洗濯槽以外の部分を掃除する方法

洗濯機の注意書き

毎日のように洗濯していれば洗濯槽以外の部分も汚れてくるものです。放置しておくと洗濯したとき衣類に汚れが付いてしまうかもしれません。洗濯機をきれいな状態にキープするため、他の部分の掃除方法も解説します。

洗剤・柔軟剤投入口の掃除手順

流れ切らなかった洗剤や柔軟剤が付着したままの投入口は、放置しておくと汚れが固まり落ちにくくなります。取り外せるタイプの投入口であれば、定期的に外して丸洗いしましょう。

取り外せるパーツは全て外してから、歯ブラシや綿棒を使って水洗いすると効果的です。洗濯機本体にも洗剤や柔軟剤の汚れが残っているため、歯ブラシでこすりぬるま湯で絞った雑巾やキッチンペーパーで拭きます。仕上げに水分を拭き取れば完了です。

取り外せないタイプの投入口なら、まず投入口に40℃のお湯を入れて5~10分つけ置きします。洗濯機を脱水に設定し3分間運転した後、さらに3分間脱水すると確実です。

仕上げに布で水分を拭き取ります。ただし機種ごとに掃除方法が異なるため、事前に取扱説明書の内容をチェックしておきましょう。

糸くずフィルターの掃除手順

糸くずフィルターは洗濯の度にゴミがたまる部分です。可能であれば洗濯の度に掃除すると、きれいな状態をキープできます。

ネット型のフィルターなら洗濯機本体から取り外し、網の部分を裏返してゴミを捨てましょう。歯ブラシでネットに付いた汚れやホコリも取り除きます。

カビが気になる部分があれば漂白剤で洗うとより効果的です。きれいにすすいだ後はカビが再発しないように乾燥させて、再び洗濯機に取り付けます。

プラスチック型のフィルターも洗い方の手順はネット型と同様です。ゴミを取るときにフィルターを開けて取り除く点だけは手順が違います。洗い終わったらネット型と同じく、しっかり乾燥させてから戻しましょう。

洗濯パンの掃除手順

「洗濯パン」は防水パンとも呼ばれ、洗濯機の下に水漏れが発生したときに受けとめる役割を持つパーツです。床へのダメージを軽減したり、洗濯機を回したときの振動をブロックしたりする働きもあります。

本格的に洗濯パンを掃除する場合は、洗濯機本体を動かしましょう。まずは洗濯機の水を抜き、洗濯機側の給水ホースを外します。感電しないようにコンセントも抜いておくと安全です。

本体を掃除の邪魔にならない場所へ動かしたら、洗濯パンにたまったホコリや髪の毛などの汚れを取り除くだけです。

日常的なお手入れであれば洗濯機は移動せず、ハンディモップで汚れを取り除いてもよいでしょう。洗濯機の前からだけでなく左右からもハンディモップを差し込むと、汚れがよく取れます。

排水口の掃除手順

洗濯後の水が流れていく排水口にも、汚水に混じった汚れがたまります。まずは感電防止のために洗濯機のコンセントを抜きましょう。次に蛇口を閉めて排水ホースを取り外します。

排水口のフタはもちろん、中にある筒状の排水トラップも取り外して掃除ができる部分です。洗濯物から出たホコリやゴミがたまっている場合もあるため、異物を見つけたら取り除きます。

掃除にはパイプクリーナーや重曹・クエン酸が効果的です。排水口の中に液剤を投入してつけ置きしている間に、取り外したパーツの汚れを歯ブラシで洗いましょう。十分に放置したら排水口を洗い流し、取り外したパーツを元に戻します。

掃除が面倒ならプロへの依頼がおすすめ

スプレー

普段洗っていない洗濯機の掃除には手間がかかります。特に長い間お手入れをしていない場合は、1回の掃除で汚れが落ち切らない場合もあるでしょう。掃除が面倒に感じるようならプロに依頼するのも一つの方法です。

洗濯機クリーニングの費用相場

業者に洗濯機のクリーニングを依頼する場合、相場は12,000~20,000円です。ただし洗濯機のタイプやクリーニング方法によって、価格の相場は下記のように異なります。

  • 縦型洗濯機の分解洗浄:17,000〜25,000円
  • ドラム式洗濯機の分解洗浄:25,000〜30,000円
  • 縦型洗濯機の殺菌洗浄:12,000〜15,000円
  • ドラム式洗濯機の殺菌洗浄:15,000〜20,000円

縦型洗濯機とドラム式洗濯機を比較すると、精密な部品が多いドラム型洗濯機の方が費用は高い傾向にあります。手間のかかる分解洗浄の方が、薬剤を使うだけでよい殺菌洗浄よりも高額です。

機能によって追加料金がかかる場合も

クリーニング費用に影響を及ぼすのは、洗濯機のタイプと清掃方法だけではありません。例えば温風乾燥機付き洗濯機など、機能性が高い機種は3,000~5,000円の追加料金がかかるケースが多くなっています。

高機能洗濯機は構造が複雑で、分解や組み立てに通常より長い時間が必要です。追加料金が必要かどうか、見積もりの段階で使っている洗濯機の機種を伝えて確認するとよいでしょう。

メーカーや型式によっては、サービス内容が限定されていたり非対応だったりという場合もあります。依頼後に希望の清掃ができないという事態を防ぐためにも、事前の伝達は大切です。

業者探しには一括見積もりを活用

洗濯機クリーニングを依頼する業者を探すときは、複数社に見積もりを依頼しましょう。いくつかの候補を挙げて比較していけば、より安く依頼できる業者が見つかる可能性が高まります。

一括見積もりサービスの「ミツモア」を利用すれば、選択肢をクリックするだけで見積もりの依頼が可能です。所要時間は最短で2分ほどと簡単な操作で、気軽に利用できます。

見積もりは最大で5件届くため、比較して納得できる業者へお願いするのがおすすめです。業者とやりとりするチャット機能もあり、疑問や質問を解消してから依頼できます。

洗濯機をきれいに使うコツ

洗濯槽

洗濯槽や他のパーツが汚れてから掃除をすると、手間や時間・費用がかかります。普段から使い方を工夫して洗濯機をきれいに保ちましょう。洗濯機の汚れや臭いを最小限に抑えるコツを、三つ紹介します。

洗濯後はフタを開けっ放しにする

使った後の洗濯機の中は水が多く残っています。湿度も温度も高い環境だと、高温多湿を好むカビや雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。洗濯後はフタを開けたままにしておく習慣を付けましょう。

ただしフタが開いたままでは、ホコリが洗濯機内部へ入りやすくなってしまいます。ホコリはカビの餌になるため、できるだけ中に入らないように防ぎたい異物です。

水分が蒸発した後は小まめにホコリを拭き取るようにすれば、より効果的にカビ対策ができます。

洗剤や柔軟剤の適量を守る

洗剤や柔軟剤は多く入れるほど洗浄効果が高まるわけではありません。洗濯機をきれいに使い続けるには「適量」を守るのがポイントです。

量が多い方がきれいになるだろうと洗剤を入れ過ぎると、すすぎの間に洗剤を落とし切れません。洗濯物にはもちろん洗濯槽にも、すすぎ残しの洗剤が残ってしまうのです。柔軟剤も同じく入れ過ぎた分は汚れにつながります。

普段洗剤や柔軟剤の量を量らずに入れている人は、改めてパッケージに書いてある目安量を確認しましょう。

洗濯物をすぐに干す

洗濯機の運転が止まったら時間を置かずに洗濯物を干しましょう。入れっぱなしになっていると洗濯機内の湿度が下がらず、カビや雑菌が繁殖しやすい状態になってしまうためです。

生乾き臭の原因である「モラクセラ菌」が増えて、洗濯物だけでなく洗濯槽も臭いが気になり始める可能性もあります。洗濯槽に残っている汚れや雑菌も、湿度が上がると増殖して悪臭の元になりかねません。

使った後の洗濯機を乾燥させて清潔な状態をキープするためにも、洗濯物はできるだけ早く取り出すのが正解です。

漂白剤で洗濯機のカビや汚れを対策

泡だらけの洗濯機

洗濯機の中でも気になる洗濯槽の汚れには、漂白剤を使った掃除が有効です。使える漂白剤には強力な洗浄力で汚れを溶かす塩素系漂白剤と、発泡力で汚れを剥がす酸素系漂白剤の2種類があります。掃除の頻度や洗濯機のタイプに合わせて選びましょう。

2種類の漂白剤のうち塩素系漂白剤の扱いには注意が必要です。扱うときはゴム手袋を用意して、酸性洗剤と混ざらないように注意を払います。

洗濯槽だけでなく洗剤や柔軟剤の投入口・糸くずフィルターなども、定期的に掃除する習慣を付けましょう。同時に汚れにくい使い方も心掛けると、洗濯機の清潔を保ちやすくなります。

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