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シロアリの駆除は必要ない?対策しないリスクを解説

最終更新日: 2024年05月30日

シロアリ対策が本当に必要かどうか迷っていませんか?家が比較的新しい場合などは、シロアリ予防の必要性を感じにくいかもしれません。しかし対策を怠ると、シロアリは気づきにくい所から侵入してきます。

シロアリ駆除は必要ない、関係ないと思わずに、シロアリ被害のリスクを確認していきましょう。

シロアリ駆除が必要ない家はゼロ!どんな家でも被害の可能性

シロアリは木材を好んで食すこともあり、木造住宅や築年数が古い住宅に発生しやすいことで知られています。

しかし、シロアリは意外とどこにでも生息する害虫です。地下水位が高い土地、通気性が良くない家、基礎の換気口がふさがれている家はとくに出やすいですが、条件に当てはまらなくても被害に遭った家は多数あります。

実際に「シロアリ駆除が必要ない」と思われがちな家は次の通りです。

床下の基礎がコンクリートの家

家の下地をコンクリートで覆う施工方法を、ベタ基礎と言います。ベタ基礎の住宅であっても、シロアリが侵入しないとは言えません。

もしコンクリートに少しでも隙間があれば、シロアリはそこから侵入してきます。また隙間がなくても、シロアリはコンクリートをかじって進むため、ベタ基礎に穴を開けて侵入してくることもあります

外壁材がALCなどの無機素材でできた家

住宅の外壁がALC(軽量気泡コンクリート)など無機質の素材であっても、シロアリの被害をゼロにはできません。シロアリはエサにならない固いコンクリートもかじって侵入してしまうためです。

またALCは水分を吸収しやすい素材です。多くのシロアリが好む湿った状態になりやすいうえ、水分によって塗装が劣化するとシロアリは簡単に侵入してしまいます。

鉄骨造やRC造の家

鉄骨造やRC造(鉄筋コンクリート造)の家にも、下地や内装のほか、玄関や和室といった目に見える部分でも木材が使用されています。

シロアリが鉄骨を食害することはないものの、予防をせずにいると木材に引き寄せられてシロアリが侵入してきます

木材が使われていると分かりにくいですが、鉄骨造やRC造の住宅でも安心できません。

乾燥した環境を確保できている家

シロアリは湿度の高い場所を好むと思われがちですが、乾燥した環境を好むシロアリもいます。そのため風通しが良く、一見シロアリ発生の心配がなさそうな住宅でも、油断はできません。

在来のシロアリとは異なり、外来種である「アメリカカンザイシロアリ」は乾燥した環境を好みます。

お風呂場や洗面所などに注意を払っていても、アメリカカンザイシロアリの場合は水気のない場所で被害が拡大するおそれがあります。

築10年未満の新しい家

築10年未満の比較的新しい家でも、シロアリの被害に遭うことがあります。住宅の新築時に行われたシロアリの予防施工の効果が、5年ほどで切れてしまうためです。

そのため築浅の住宅であっても、定期的な対策が必要です。

すぐにシロアリ駆除が必要な家の見分け方

シロアリが侵入してきている家には、いくつかの痕跡が現れます。シロアリ発生時の初期症状を3つ紹介します。

以下に当てはまるものがある場合は、業者によるシロアリの調査・駆除が必要です。

蟻道が作られている

建物に作られたシロアリの蟻道

蟻道(ぎどう)と呼ばれるシロアリの通り道が作られていたら、シロアリが発生しているサインです

蟻道は細かい木材や土にシロアリの排せつ物を混ぜて作られる、日光に弱いシロアリの通り道です。中には床下まで伸びているものもあります。

シロアリの種類によっては乾燥を苦手とするものがいるため、蟻道は水分をほどよく含んでいます。

蟻道がある場合、シロアリがすでに家の中に侵入しているかもしれません。業者に調査してもらい、シロアリが確認された場合は駆除を依頼しましょう。

部屋の中に傷や破損が見られる

木製の家具やインテリアに心当たりのない傷や穴がついていたら、シロアリが食害した痕跡の可能性があります

部屋の中に見える柱や壁なども確認してみましょう。固いもので押して簡単にへこんだり、筋状の線が走ったりしている場合は、シロアリに内部を食害されているかもしれません。

床や畳の一部分だけが軋んだりへこんだりした時も、床下でシロアリが食害している可能性があります。

羽アリが大量に発生する

シロアリはそれぞれが役割を持って、社会組織を形成しています。子孫を残す女王アリや王アリ、外敵から巣を守る兵蟻などです。

中には巣を拡大するために羽を付けた羽アリがいます。羽アリはほかの場所に移る際に、集団で飛び立つ習性があります。

そのため家の中や外に羽アリが大量発生しているのを見つけた場合は、新しい巣を作られているかもしれません

また羽アリの羽はもろく取れやすいため、羽アリ自体は見かけなくても、落ちた羽が大量に見つかったらシロアリがいるサインです。

シロアリ予防をせずに被害に遭った時のリスク

シロアリの予防をせずに被害を受けてしまうと、自宅がさまざまなリスクにさらされます。主なものを2つ紹介します。

家の強度・耐震性が下がる

シロアリが巣を作ることで、住宅の木材部分である柱や駆体部分の中が空洞になる危険性があります

シロアリは木材の中心部などにある柔らかい部分を好んで食害し、外側や節の硬い部分は残す傾向があるためです。家の壁や柱などをたたき、空洞音がすれば要注意です

家の重みを支える部分の強度が低下すれば、耐震性も下がり地震で家が倒壊する恐れもあります。

シロアリ被害を見過ごすことは、家を失う危険性を放置することと同じです。シロアリの食害が発生する前に、しっかりと予防対策をしましょう。

シロアリ予防を業者に依頼する

駆除・予防よりも高額な修繕費用がかかる

シロアリの被害に遭うと、ひどい場合は柱など家中を食い荒らされ、修復するために多額の費用がかかります。

シロアリ被害に遭いやすい箇所のリフォーム内容と費用相場を以下にまとめました。

修復箇所 費用相場
床下 100万円~300万円
100万円~300万円
フローリング張り替え 9万円~18万円(6畳程度)
フロアタイル張り替え 5万5,000円~10万円(6畳程度)
浴室 50万円~100万円
洗面台 10万円~30万円
台所 80万円~160万円

最悪の場合は、修復が不可能な状態になる恐れもあります。その際は家の基礎から取り替える必要があり、さらに高額な費用がかかってしまうでしょう。

シロアリ予防にかかる費用が高いからといって予防施工をせずに過ごしていると、被害に遭ってさらに多額の修繕費を払うことになるかもしれません

シロアリ予防の施工を定期的に業者にしてもらうのがおすすめです。

家の資産価値が下がる

過去にシロアリ被害に遭った家は、資産価値が下がってしまいます

シロアリ被害がひどい場合は見た目も悪くなり、建物の強度も落ちてしまいます。買い手は物件が綺麗な状態であるか、中古であっても耐震性が高いかなどを重視して物件を探すため、これらを満たしていない建物は買い手から敬遠されてしまうのです。

シロアリ被害の有無は売却価格や賃料に大きく影響するため、将来的に家の売却や賃貸をしようとしている場合は、特にシロアリに注意を払いましょう。

定期的に点検をして、予防を欠かさないことが重要です。

シロアリ予防を業者に依頼する

シロアリ予防施工は5年に1度ペースが目安

家と虫眼鏡

シロアリ予防の薬剤は環境に配慮するため、5年で効果が切れるよう強さが調整されています。そのため5年に1度を目安に、業者にシロアリ予防をしてもらうのがおすすめです

今までシロアリの被害がなかったからといって予防をやめてしまうと、予防の効果が持続せずシロアリが侵入しやすくなります。

「被害がなかったからこれから先はしなくて良い」ではなく、「これまでの予防にきちんと効果があった」と考え、定期的に予防を行うことが重要です

シロアリを自力で駆除・予防するのはおすすめしない

シロアリを自力で駆除しようとすると、かえって繁殖して被害が拡大するおそれがあります。またシロアリ予防も、自力で行うと効果が十分に得られない場合があります。

シロアリの駆除や予防は、プロの業者に任せましょう。

中途半端に殺虫剤を使うと駆除が難しくなる

殺虫剤にはシロアリが嫌う成分が含まれているため、吹きかけられたシロアリはさらに奥へと逃げてしまいます。バルサンなどのくん煙剤も、同じ理由で推奨していません。

逃げた先でまた新たな巣を作られれば、かえって駆除するのが難しくなるでしょう。安易に殺虫剤を使用すると、状況を悪化させるおそれがあります。

シロアリが逃げてしまった後に業者に依頼しても、駆除するのが難しくなります。初めから業者に任せておけば、素早く巣を特定しやすいため、シロアリを見つけたら業者に対応を依頼しましょう。

シロアリの駆除を業者に依頼する

予防薬剤を効果的に散布するにはコツが必要

床下に潜りやすいなどの理由で、薬剤を用意して自身で対策しようと考える方もいるかもしれません。しかし、場所によって効果にムラが出ないように、すみずみまで均等に薬剤を散布・設置するのは素人には難しいでしょう

また市販されているシロアリ撃退グッズと、業者が使う専用の道具では効果に開きがあります。確実にシロアリを予防したい人は、専門業者に依頼するとよいでしょう。

シロアリ駆除を業者に依頼する場合の費用

シロアリが発生してしまった場合、駆除を実際に業者に依頼する費用は以下の通りです。

坪数(㎡数) 費用相場
20坪(約66㎡) 15万~20万円
30坪(約99㎡) 20万~30万円
35坪(約115㎡) 25万〜35万円
40坪(約132㎡) 30万〜40万円

業者による駆除はバリア工法とベイト工法の2種類

バリア工法とベイト工法の比較表

シロアリ駆除は、「バリア工法」と「ベイト工法」の二種類の施工法によって行われます。業者が行うのはいずれかの方法です。

このうちバリア工法とは、床下に薬剤を散布する工法です

直接床下に潜って薬剤を散布しなければならないので、人が入るスペースがなかったり、床下がなかったりする場合には施工ができません。

もう一つのベイト工法は、ベイト剤と呼ばれる毒エサを建物の周囲に設置する駆除方法です

効果が現れるまでには数か月~半年程度かかりますが、巣ごと駆除できるというメリットがあります。

ただし、費用はバリア工法より高く、年に1回ベイト剤を交換しなければならないというデメリットもあります。

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シロアリ駆除業者選びは相見積もりで比較を

シロアリはいつの間にか家に巣くう害虫です。駆除を怠っていると知らないうちに大きな被害に遭うおそれがあります。自力での駆除は困難なので、プロの業者に根本的な解決を依頼しましょう。

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