プロフェッショナルな領域で一瞬を切り取るスポーツ撮影カメラマン
テレビや雑誌などで眼にするスポーツ映像や写真。試合の様子など競技や臨場感をとらえ、私たちを感動させます。
判定にかかわる重要なシーンや、選手が見せる一瞬の表情を見逃さないなど、予測できない一瞬のチャンスに反応し、確実に撮影する技術を持っています。
重い機材を持ちながら、機敏に動くスポーツカメラマン。炎天下や凍りつくような寒さの中、長時間撮影するスポーツカメラマンは、別の意味でアスリートと言えるのではないでしょうか。
2020年の東京オリンピックなど大きなスポーツイベントを控えるにあたり、スポーツ取材の数は増大することでしょう。
そんな中で、新規にカメラマンと契約したい、これまでとは違った息吹を取り入れたい、と考えている方もおられることでしょう。
また、アスリート自身が、作品として自分を撮って欲しいと思うこともあるでしょう。YoutubeやInstagramで発信する素材として映像をオーダーする場合もあります。
子供がリトルリーグやジュニアサッカーチームに所属している親御さんもおられるでしょう。試合から大会、合宿風景などプロのカメラマンにお願いして、記録しておきたいと思うかもしれません。
スポーツ撮影のためのカメラマンの選び方も、ジャンルやニーズによって変わります。
ここでは、ジャンルごとにどんなスポーツカメラマンに依頼したら良いかなどなどお話しします。
サッカーや野球、バレーボール。立ち位置指定でもシャッターチャンスは逃さない
サッカーや野球場、バレーボール、卓球などは、グラウンドや体育館などカメラマンの写真を撮る場所が決まっています。しかも、ワールドカップなどの最終予選の場合など、ピッチサイドに100人を超えるカメラマンがスタンバイしているそうです。
決定的瞬間をどうとらえるか、自分のスタイルをどのように出していくかなどカメラマンの腕の見せ所となります。
スポーツ写真愛好者によると、どのカメラマンが写真を撮ったかを認識できるそうです。
ゴールシーンなど一瞬を切り取ったリアル感満載な写真が得意なカメラマンや、スタジオに漂う空気感やサポーターの熱気などの景色に選手を入れ込むスタイルのカメラマンなど、それぞれ持ち味があります。
水泳や格闘技なども、定位置での撮影となります。こうした競技に特化した実績のあるカメラマンに依頼しましょう。そのために、カメラマンの参照サイトなどをチェックしましょう。
スケボーなどのストリートスポーツは、クリエイティブなアート写真になり得る
スケートボードやサーフィンは、2020年東京オリンピックの種目になりました。
他のスポーツに比べて、「カッコよさ」「ファッション」「アート」「色」といった、カルチャー感が強いように思います。そのような背景も含めて、スポーツ自体の面白さや躍動感を伝えられるような写真を期待します。
ストリート、エクストリームスポーツは、練習場所がオシャレだったり(宮下公園スケートパーク、新横浜スケートパークなど)するので、そうした環境も写しこみつつ、カッコよく撮影してもらいましょう。
サーフィンにおいては、サーファーの波に乗る立ち姿はもちろんのこと、波しぶきや光、空の美しさなどが一体化したエキサイティングな写真となります。美しい一瞬です。
こういった写真をSNSで拡散するならフォロワー数が増えることでしょう。自分好みの、アート性が強くセンスの良いカメラマンを選びましょう。
競馬、競艇、オートレース。スリリングでスピーディな写真を撮影
おじさま限定だった競馬、競艇、オートレース。今は女子たちも大好きです。
そうした女子たちも満足する、スピーディでありつつ、芸術性の高い写真はいかがでしょう。
競馬
スポーツとしての競馬の魅力は、何と言っても躍動感あふれる馬の魅力と、騎手との一体感ではないでしょうか。サラブレットの勇姿に思わず見とれてしまいます。
パドッグ(レース前の下見)では、馬の毛ツヤや目の美しさ、体格や筋肉などじっくり撮影いたします。レース中には、肉体美や躍動美、競争心など様々なシャッターチャンスがあります。 馬の鼻差で決まるゴールの瞬間を見逃すわけにはいきません。馬券舞い散る夢想的な風景も印象に残ることでしょう。 |
競艇
ボートのスピードは80kmから100kmぐらいだそうです。写素人が真で撮ろうとするとうまくいきません。
ボートレースで盛り上がるのは、ターンマークを駆け抜けるときです。水の上を浮いているように感じます。このときのターン攻防の様子や、ダイナミックな水しぶきなど迫力がありますよね。 競艇の醍醐味を知り尽くしたカメラマンに依頼しましょう。 |
オートレース
オートレースの魅力は駆け引きです。ランクが良い選手ほどいちばん後ろからスタートしなければならないのです。すごいスポーツです。高速で走り抜けるマシンを逃さずキャッチします。一瞬見せる技をとらえます。
リアルな現場の緊張感など臨場感あふれる写真を期待できますね。 |
ゴルフ
競うゴルフ、見せるゴルフ、記念になるゴルフ、ゴルフの楽しみ方もいろいろです。
最近のゴルフのコンペ写真、とてもユニークで楽しいものが多いのをご存知でしたか?ただのスイング写真や集合写真だけではなく、人柄が現れるとびきりの笑顔写真や、カッコ良いプレー写真など、もらってうれしい、飾って楽しい写真です。 また、フォームを確認するために、連続写真を活用する場合もあります。 いずれにしても、ゴルフ撮影の場合、早朝から夕方までお付き合いいただくカメラマンですので相性のあう人を選びたいですよね。 |
クオリティーを追求するカメラマンの機材ってやはり大切ですよね
スポーツカメラマンの愛用機材って気になりますよね。
○A氏 オリンピックに行くサッカー試合撮影プロカメラマン
A氏の愛用機材
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サッカーなどのスポーツ撮影ですと超望遠レンズを使うイメージですが、会場全景やスナップしゃしんも撮るため、これだけのレンズが必要だそうです。
○ B氏 国内サッカー試合プロカメラマン
B氏の愛用機材
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○C氏 リトルリーグプロカメラマン
C氏の愛用機材
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スポーツ撮影にはCanonを使用しているカメラマンが多いようです。ピントを合わせる速さが優れているからだそうです。最近進化しているミラーレスカメラも注目で、今後スポーツ撮影の現場で増えてくる予感です。
プロカメラマンに聞いてみました!
Q:サッカーの撮影で、ゴール裏から反対側ゴールまで追えるような超望遠レンズはありますか?
A:キャノンのEF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×のレンズを所持しております。 ガンバ大阪やドイツブンデスリーガでの経験もありますのでお任せ下さい。(回答:KISAMORI PHOTO WORKS 京都府京都市)
木佐森カメラマンは独立8年目で、商品撮影・建築写真から、スポーツ撮影・モータースポーツ・人物写真・ドローン空撮・VPやCSRの動画撮影まで、幅広いジャンルの撮影に対応しています。クライアントには、パナソニック、TOYO TIRES、京セラ等がいます。撮影枚数に限度は設けていませんので、時間の許す限り納得いただけるまで撮影してくれます。
プロのスポーツカメラマンの相場はいくらでしょう?
カメラマンのスキル、機材、ロケーションなどによって、様々です。
誰もが一目置く有名スポーツカメラマンなら、やはりそれなりの金額ですし、地元密着型のカメラマンでしたら気軽にお願いできる金額となるでしょう。
地元密着型のカメラマンの場合は以下のとおりです。
- A社
基本料金 | 3時間28,000円 |
特殊レン代(望遠レンズ) | 30,000円 |
その他手数料 | 5,000円 |
- B社
基本料金 | 2時間17,000円 |
特殊レン代(望遠レンズ) | 22,000円 |
その他手数料 | 5,000円 |
スポーツカメラマンの相場料金表
運動会撮影(1H) | 20,000円 |
スポーツ大会撮影(3H) | 40,000円 |
ゴルフコンペ撮影 1コンペ(4組15名以上) |
30,000円 |
集合写真撮影 | 各撮影に含まれる場合が多い |
修正・レタッチ | 500円~/1ヶ所 |
有名カメラマンに関しては数十万円〜、かかると予測できます。撮影の目的やロケーション、用途に応じて選びましょう。
やはりここでも、何人かの会社やカメラマンに見積もりを出してもらい、相場と比較しつつ検討してみたいものです。
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カメラマン選びで迷っている方は、ミツモアに依頼してみてはいかがでしょうか。ミツモアには、多くの凄腕カメラマンが登録しています。あなたにピッタリのカメラマンが見つかるはずです!