新しい生活が始まる転職。その第一歩となるのが履歴書に貼る写真です。
第一印象で好感を持ってもらうために、知っておきたい写真の撮られ方、身だしなみや髪型など準備の仕方をご紹介します。
転職の証明写真の重要性
転職で使う証明写真は、履歴書と一緒に提出されます。採用担当者との面接が始まる前に自分を印象付けるためには、この時に使う証明写真が大きな意味を持ってきます。証明写真が合否を分けると言っても過言ではないため、アルバイト用の写真とは明らかに違う、きちんとした写真が必要になるのです。
ファーストインプレッションで決まる
どんなに力の入った履歴書や志望動機を書き上げたとしても、証明写真が暗そうな雰囲気や砕けすぎた雰囲気を出してしまったらどうでしょう?
採用担当者はその写真を見ただけで、面接前にマイナスの印象を持ってしまうかもれません。それほど証明写真の持つファーストインプレッション(第一印象)は大きいのだということを覚えておきましょう。
証明写真の表情と姿勢
採用担当者は、やる気にあふれ前向きな気持ちを持つ人材を求めています。
良い印象が写真から伝わってくるようにするためには、明るい表情や背筋の伸びた美しい姿勢は必須です。
歯を見せて笑うことができない証明写真では、口角を上げて微笑むくらいのイメージで撮ると良いですね。
会いたいと思わせる証明写真
採用担当が「会いたい」と思わせるのが、転職写真においてのポイントです。
採用担当者も人間なので、その人なりの好みもありますが共通の特徴を求めている訳ではありません。ここでの採用担当者が「会いたい」と思わせる人の共通点は、その人が明るい印象であるかどうかです。
カメラをしっかり見て、誠実な表情で写真に写ることを心がけましょう。
証明写真の採用担当者はここを見ている
日々たくさんの証明写真を見ている転職の採用担当者。実際にどんなところにポイントを置いて証明写真を見ているのでしょうか。
- 真面目で明るい雰囲気が感じられるか
- 清潔感のある身だしなみが見て取れるか
- 証明写真として撮影された写真かどうか
面接で「会ってみたい!」と写真だけで思わせるには、好感の持てる印象を与えることが大切です。
スナップ写真からの切り抜きや、SNSのプロフィール写真、プリクラを使うのはもってのほか。不採用になった履歴書に使用した証明写真を、他企業の履歴書に再利用するのも厳禁です。波打ってシワになっていたり、剥がした時に写真に傷がついていたりします。証明写真用としてきちんと撮影したものを履歴書に貼ることは必須条件ですね。
転職の証明写真 押さえるべき基本
転職の証明写真では、以下の9つの基本を押さえる必要があります。
- サイズは3.0cm×4.0cm
- 3ヶ月以内に撮影したもの
- 背景色は白、青、グレー
- 帽子やアクセサリーは外す
- 正面のアングルで撮る
- 背筋を伸ばす
- 裏には名前と撮影日を書く
- 歯が見えない程度に広角を上げる
サイズ
パスポートや運転免許証に使うものと、転職や就活に使うものではサイズが異なります。一般的に以下です。
- 履歴書サイズ・・・縦4.0cm×横3.0cm
- パスポートサイズ・・・縦4.5cm×横3.5cm
- 運転免許証サイズ・・・縦3.0cm×横2.4cm
市販されているほとんどの履歴書は縦4.0cm×横3.0cmのサイズで証明写真を貼る枠が設定されています。写真館やスピード写真では必ず「履歴書用」を選んで撮影しましょう。
履歴書の証明写真のサイズが小さすぎても、大きすぎても、他の人とサイズが違ったまま提出していると面接前から良い印象を与えません。サイズが規定されている場合は、企業の指示に従うことが基本。必ず枠にあったサイズの写真を提出するように心がけましょう。
撮影時期
面倒だからという理由で、数年前に撮影した証明写真を貼ることはNGです。
転職用の証明写真は、転職活動を開始する少し前に撮るのがベストです。顔の印象が大きく変わらない3ヶ月以内に撮ることを推奨します。
ただしひどい花粉症の方などは、花粉の飛来が予想される時期は避けたほうが良いでしょう。ベストな表情の写真が撮れる時期に撮影することがおすすめです。
背景の色
証明写真の背景色は、主に以下があります。
- 白
- 青
- グレー
- ピンク
- 緑
- 黄色
転職用の写真として選ぶなら白やブルー、グレーなどが一般的です。また当たり前ですが、後ろに何も写っていない無背景であることも必須条件です。
色によってメリットとデメリットがあります。与える印象も異なるので、自分にあった色を選択しましょう。
特に白の背景は人物がぼやけてしまう可能性がありますが、グラデーションがかかっている青やグレーを選択すれば問題ありません。
白
証明写真といえば白というイメージがあります。シンプルでスーツが引き立つ色です。
ただしシャツの色が白い場合は、背景と同化してしまい採用側の印象に残らなくなることもあります。また顔が浮き上がって見えたり、ぼやけたりしてしまうこともあるので要注意です。
背景に白を選ぶ場合は、人物に視線が行くように明るさを抑えるなどの調節を行うことで失敗を避けることができます。
青
証明写真の背景に使われるのは薄い水色に近いものが多く、すっきりとした印象になる色です。
濃い青の場合、顔の輪郭がはっきりしますが、顔色が暗くなってしまうケースが考えられます。
また肌が白い人は、薄い水色を背景にするとぼやけて見える可能性があるため注意が必要です。
グレー
薄いグレーは顔色を明るくする効果があります。肌やシャツの色と同化することも少ないので、人物を際立たせたい場合にはもってこいの色でしょう。
ただし濃いめのグレーだと、暗い印象を与えることも考えられるので注意しましょう。
ピンク、緑、黄色など
業種によっては、ピンクや緑、黄色などの暖色系の背景でも大丈夫なところもあります。
接客業やアパレル関係など、社交性や親しみやすさを重視する業界ではアピールポイントになるでしょう。反対に、堅実性が求められる金融業界や公務員などでは、採用側に悪い印象を抱かせる可能性もあります。暖色系などの個性的な色を選ぶ際は、事前に業界のルールをしっかり確認した上で撮影に臨むようにしましょう。
帽子、アクセサリー
転職用の証明写真に帽子は禁物です。必ず帽子を取ってから撮るようにしましょう。またアクセサリーも外しておいたほうが無難です。女性の場合は耳元に目立たない小さめなピアス程度ならOK。
また眼鏡をかけている人の場合、レンズに反射して目がはっきりと写らない場合もあります。履歴書の写真は眼鏡を外して撮影することをお忘れなく。
アングル
「体はまっすぐ」「おでこを少し前に出す」この2つを実践することで、きちんとした印象を与えられます。この時あごは軽く下げるのがポイント。カメラに対して角度ができる上に、顔が小さく見える効果もあります。
反対に角度がついたアングルは採用側に悪い印象を与えてしまいます。
姿勢
猫背では暗い人に見られてしまいます。好印象を与える姿勢のポイントは力を抜き、天井から糸で引っ張られているようにイメージすること。背筋をまっすぐ伸ばして座ると姿勢がよく見えます。
また自然な姿勢を作るには、横から見た時の耳と肩の位置が縦に揃うように座るのがコツです。胸を張りすぎたり、顎を引くだけだと不自然で硬い姿勢になってしまうので注意しましょう。
裏に記名
万が一、履歴書から証明写真が取れてしまった時のことを考えて、裏に「氏名」「撮影日」を記入しておくことは必須です。
署名する際には横書きで、黒色かつ細めの油性マジックを使用します。
表情
表情で気をつけるべきポイントは、歯を見せない程度に口角を上げることです。人事に明るく柔らかい印象を与えることができます。
反対に上目遣いや無表情、正面を見据えていない目線などは悪い印象に繋がります。また顔が前に出過ぎていたり、あごをひき過ぎていたりする表情も、不自然さを与えてしまうので要注意です。
転職の証明写真の正しい服装・髪型・メイク
証明写真の撮影には、服装はスーツが基本です。中には私服出勤の企業や、面接時の服装が私服指定されている企業もあります。しかしこのような企業でも、証明写真はスーツで撮影するようにしましょう。
また少しでも明るく、感じよく写るために、転職用の写真撮影の髪型とメイクのポイントも覚えておく必要があります。
新卒の時と違って、年数を重ねた上での転職です。就活そのままの雰囲気で撮っては頼りなく見えてしまいます。就活生と差別化を図りましょう。
男性
服装
【スーツ】
就活時の証明写真なら、黒いスーツに白いシャツと決まっていました。しかし転職活動であれば、グレーやネイビーなど就活生とは一線を画すような色合いを選ぶと良いでしょう。
ワイシャツの色やネクタイの色で少しこなれた印象を出せるのも新卒採用との違いです。
【ネクタイ】
ネクタイの柄で印象も大きく変わります。就活生がよく使うストライプではなく、あえて無地や柄の入ったネクタイを選ぶのも社会人らしさが感じられます。ただし、派手で目立ちすぎるものは避けた方が無難です。
髪型
髪型は爽やかで清潔感のあるスタイルを意識しましょう。転職の採用担当者は「企業の風土に合っているか」「社会人としてふさわしいか」などの印象も見ています。髪型のセットや色など写真写りには注意が必要です。
スピード証明写真機や写真館はしっかりと照明をあてて撮影してくれるため、普段鏡で見ているよりも髪の色が明るく写ることも。明るく染めている人は、撮影時にはナチュラルに戻すかスプレーを使い黒くした方が、人事に良い印象を与えることができます。
女性
服装
【スーツ】
転職活動では、黒のスーツを着る方ももちろんいますが、就活生と差をつけるために他の色をチョイスする方もいます。ネイビーは、きちんと感を与えながらも黒のスーツよりも親近感を感じさせることができおすすめです。またベージュのスーツもやわらかい印象を出せることができます。
【インナー】
スーツの下に着るインナーは、白シャツだと新卒の就活生のように映ります。
ブラウスやカットソーは、ポリエステルやリネンなどの柔らかい素材に変えたりすると学生っぽさがなくなるのでおすすめです。ただしフリルやビジューの目立ちすぎるデザインは、ビジネス感がなくなってしまうので避けましょう。
また面接の際のインナーは色物でも構いませんが、証明写真を撮る際は白にするとレフ板効果で表情が明るく写るためおすすめです。
髪型
流したりサイドの髪は耳にかけたりして、前髪をスッキリさせることは髪型の基本です。髪の毛のつやも出しやすく、清潔な印象を与えます。反対に、顔に髪の毛がかかると重く暗い印象になりがちです。
おでこや耳を隠すのは、少し暗くて自信無さげな印象を与えてしまいます。おでこや耳を出して、明るく自信のある印象を与えることが大切です。
メイク
転職の場合でもナチュラルメイクが基本で、派手なメイクは避けたほうが無難です。
しかし就活生とは違い、キャリアを積んだ女性らしさが表れ、頼りになりそうな印象を与える工夫をすると良いでしょう。
目元や口元は崩れやすい箇所なので、ファンデーションは薄付きを意識します。またメイクをオレンジやコーラルトーンでまとめると、明るい印象を演出することが可能です。ただしカラーコンタクトや付けまつ毛は基本NGなのを忘れずに。
証明写真はスピード写真・スタジオ写真・自撮り写真のどれで撮るべき?
転職活動の際に使用する写真は、スピード写真、スタジオ写真、自撮り写真のどれで撮れば良いのでしょうか?それぞれの仕上がり、価格、所要時間、データの用意方法、メリット、デメリットをまとめてみました。
撮影方法別一覧表
写真館 | スピード写真 | 自撮り写真 | |
仕上がり | とてもきれい | 写真機によって差はあるがきれい | あまりきれいではない |
価格 | 6,500円〜 | 800円前後 | 無料 |
所要時間 | 約60分 | 5〜10分 | 2〜3分 |
データの用意方法 | データつきのプランで撮影 | データが受け取れる機種で撮影 | 避けた方がベター |
メリット |
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デメリット |
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写真館
基本情報 | メリット | デメリット |
仕上がり:とても綺麗
価格:6,500円〜 所要時間:約60分 データの用意方法: データつきのプランで撮影 |
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写真をきれいに仕上げたい人は、プロのフォトグラファーによる撮影ができる写真館がおすすめ。表情や姿勢などについて細かいアドバイスがもらえる点も安心です。また撮影した写真は焼き増しすることが可能なので、枚数が足りなくなった時に撮り直す必要がありません。
ただしデータつきのプランがある写真館と、写真撮影のみのプランに追加料金を払って写真データを付けれる写真館とがあります。予約する前に必ず確認するるようにしましょう。
多くのメリットがある写真館ですが、コストと写真ができるまでの時間がかかる点はデメリットと言えるでしょう。
スピード写真
基本情報 | メリット | デメリット |
仕上がり:写真機によって差はあるがきれい
価格:800円前後 所要時間:5〜10分 データの用意方法: データつきのプランで撮影 |
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早く安く撮影したい人はスピード写真を推奨します。長くても10分程度、設定にもよりますが800円程度で証明写真を手に入れることが可能です。肌の補正機能が搭載された写真機も登場しているので、女性にとっては嬉しいメリットでしょう。
ただし性能が向上しているものの、写真館と比べるとクオリティは落ちてしまいます。また撮影枚数に限りがある、焼き増しができないなどのデメリットもあります。
スピード写真でも機種によっては写真データのサービスがあります。データを用意したい方は「Ki-Re-i」という機種か、富士フイルムの「SmaFace!」という機能が搭載された機種を選びましょう。ただし写真館で受け取れるデータよりはクオリティが落ちるので注意が必要です。
自撮り写真
基本情報 | メリット | デメリット |
仕上がり:あまりきれいではない
価格:無料 所要時間:2〜3分 データの用意方法: 避けた方がベター |
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自撮り写真はなんといっても手軽さがメリットです。無料で撮影でき、時間もかかりません。アプリなどを使ってデータの加工を思い通りに行うことも可能です。
ただしきれいな仕上がりは期待できません。採用側に手抜きの印象を与えてしまう可能性もあります。
また、自撮り写真を写真データとして作成するのは避けましょう。写真館やスピード写真のデータとの違いが歴然なので、採用者に悪い印象を与えてしまいます。証明写真をスキャンしてデータ化するのもNGです。履歴書に使用するサイズに調整する必要があるので、かなりの手間がかかります。
おすすめの写真館3選
料金 | 特徴 | |
カメラのキタムラ | 1,760円〜 |
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リクルートフォトスタジオ | 6,489円〜 |
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スタジオインディ | 7,678円〜 |
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カメラのキタムラ
料金:1,760円〜
「カメラのキタムラ」は、納得のいく仕上がりになるまで何度も撮り直してくれます。店舗数も多く、全国各地でサービスを受けれるのも特徴です。
豊富なメニュー展開も魅力のひとつです。画像データをレタッチしてくれるサービスや、撮影データを必要な時に近くの店舗で焼き増しできるサービスなど充実しています。
リクルートフォトスタジオ
料金:6,489円〜
「リクルートフォトスタジオ」は、就職活動や転職活動を専門とする写真館です。そのため、プロのフォトグラファーが就活や転職にふさわしい証明・撮影機材を使って撮影してくれる点が特徴です。またプロのヘアメイクが証明写真にピッタリのナチュラルメイクを提供してくれます。
女性用スーツを無料で貸し出すサービスも行っています。
スタジオインディ
料金:7,678円〜
「スタジオインディ」も就活・転職を専門とする写真館です。仕上がりのクオリティには定評があり、芸能人やファッションブランドの撮影を行っているプロのヘアメイク・カメラマンが撮影に協力してくれます。最大の特徴は、納得のいく撮影ができなかった場合、全額返金の保証がついている点です。
撮影後から写真を受けとるまでの所要時間も最短5分なので、仕上がりはきれいにしたいけど急いでいる方におすすめの写真館です。
証明写真アプリで撮っても大丈夫?
自撮り写真を証明写真に使用する場合は、特に企業の規定条件に記載がなければ、アプリを利用しても問題ありません。納得いくまで撮り直し・データの加工ができる上にお金もかからないため、その便利さが特徴と言えるでしょう。
ただし過度に加工・修正を繰り返すのは避けるべきです。実際に面接で採用者にあった時に違和感やネガティブな印象を与えてしまう可能性はあります。アプリを利用する際は不自然な加工は避け、美肌モード設定くらいにとどめておきましょう。
さらに印象アップさせる方法は?
基本のルールや志望業界にマッチしたイメージに沿うことに加え、以下のコツを取り入れれば、さらに証明写真の印象をアップさせることができます。必要に応じて撮影時に取り入れてみてくださいね。
膝の上に白いハンカチを置く
顔をより明るく見せたい方は、膝の上に白いハンカチや紙を置くと効果的です。レフ板のように反射効果がはたらくため、顔の影を軽減することができます。
気持ちしっかりめのメイク
普段のメイクより気持ちしっかりめに作ることで、ぼんやりした仕上がりを避けることができます。ほんのりチークを入れたり、自然なハイライトやシェーディングを入れたりすると、顔に血色感やメリハリがプラスさあれるのでおすすめです。
顔の体操をする
証明写真の表情は自然な微笑みが基本ですが、いざ作ろうと思っても不自然な表情になってしまいがちです。撮影する前に顔体操を行い、表情筋を柔らかくしておくと自然な表情で撮影に臨むことができます。目や口を開け閉めしてウォーミングアップしておきましょう。
パーソナルカラー診断をする
パーソナルカラー診断を受け、自分に似合う色の服装やメイクで撮影することができます。似合わない色の服装やメイクに身を包むと、顔色が悪くなったり肌がくすんで見えたりして、悪い印象を与えてしまうかもしれません。
パーソナルカラー診断は、専門的に診断してくれるものからさまざまなサイトから簡単に診断できるものまでピンキリです。興味のある方は一度調べてみることをおすすめします。
スーツの一番下のボタンを外す
撮影時スーツのシワが気になる人は、スーツの一番下のボタンを外してみることをおすすめします。ボタンを外すと余った生地が左右に流れるため、座った時にシワができるのを防げます。
転職の証明写真、提出前のチェックポイント8項目
履歴書を提出する際の確認に使えるチェックポイントをまとめてみました。スピード写真のように撮影後にすぐに写真を見ることができるならば、この8項目の確認を忘れないようにしましょう。また気になる点があったら、撮り直しも検討しましょう。
スタジオやカメラマンが撮影してくれる場合はアドバイスに従い、自分でも意識して気をつけていれば納得のいく証明写真が撮れるはずです。
視線はまっすぐ前を見て、目に力が入っているか
明るい印象を与えるには、目に力があり生き生きとした感じを出したいものです。撮影前に目薬などで目に潤いを与えておくのも良いでしょう。
口元はしまりすぎず、口角は下がっていないか
あまりに口を閉じてしまうと、怒っている印象になりがちです。自然な笑みを目指しましょう。
顔周りの髪は整っているか
顔に髪がかかっていると暗い印象に見えてしまいます。男性は整髪料で整え、女性は髪を束ねたり、耳にかけたりと顔をはっきりと見せるようにしましょう。
肩の位置が平行か
写真を撮られる時など緊張する場面では、無意識のうちにどちらかの肩に力が入ってしまうものです。鏡で確認し、カメラマンの指示に従って左右平行を意識してください。
襟、首周りの服装に乱れはないか
スーツやシャツの襟が折れたり曲がったりしていないかチェックしましょう。女性の場合、柔らかなブラウスを着た時はスーツの中で襟の位置が決まりにくいものです。肩と同様、左右平行になっているか確認が大切です。
ネクタイは曲がっていないか
ネクタイの乱れは証明写真でとても目立ちます。きちんと位置を確認して整えましょう。
メイクは血色よく自然か
派手なメイクをする必要はなく、自然に明るく見えるように心がけましょう。チークは自然な色味を使うと血色がよく見えて効果的です。
写真の貼り方が適切か
履歴書の提出前は、サイズや色などの写真の規定が守れているか確認しましょう。画像データを送付しなければいけない場合も、容量、サイズ、ファイル形式が条件に合致しているかをチェックします。
また履歴書に写真を貼る時は、スティックのりか写真用テープを使用します。証明写真が剥がれないよう、念入りに貼ることが大切です。
スティックのりを使用する場合は、浮かないよう特に四隅を重点的に塗るようにしましょう。逆に塗りすぎるとノリがはみ出してしまうため、ゴミやホコリが付着する可能性があります。
転職の証明写真をプロカメラマンに依頼
転職の証明写真の撮られ方をご紹介してきましたが、やはりカメラマンに撮ってもらった証明写真は出来上がりが一味違います。この際、プロのカメラマンに写真を撮ってもらうのはいかがでしょうか。焼増しも可能でデータも手に入るので、転職活動以外で証明写真が必要な時にも役立ちます。
証明写真をプロカメラマンに依頼したほうがいい理由
スピード写真や自撮り写真と比べると、なかなか出来ない画質の美しさはやはりプロにはかないません。撮影後に明るく修正したり、美肌にしたりするのもカメラマンと相談しながらだと可能です。
プロカメラマンに撮影依頼した場合の価格相場
プロフィール写真撮影の相場
15,000円
標準相場
11,000円
リーズナブル
20,700円
プレミアム
どんな場所で撮影するかにもよりますが、カメラマンの出張撮影で相場は8,000円から12,000円程度でしょう。幅はありますが、撮影料そのものは大体どこもそう変わりはありません。現像料やデータ量などで料金が上下していくようです。「リーズナブルに抑えたい」「せっかくの転職用証明写真なので、出来るだけ好印象な写真を撮影してもらいたい」などお好みに応じて相談してみてください。
証明写真はミツモアでカメラマンの撮影を依頼しよう!
ミツモアは日本最大級のカメラマン登録数を誇るお仕事マッチングサイトです。それぞれの撮影に特化したプロを地域で絞ってマッチングすることが可能です。プロへの撮影依頼はミツモアで見積もり依頼してみましょう。
簡単!2分で見積もり依頼
ミツモアなら簡単な質問に答えていただくだけで2分で見積もり依頼が完了です。最大5件のプロから無料で見積もりを取ることが可能です。
最大5件の見積りが届く
見積もり依頼をすると、プロより最大5件の見積もりが届きます。その見積もりから、条件にあったプロを探してみましょう。プロによって料金や条件など異なるので、比較できるのもメリットです。
チャットで相談ができる
お気に入りのプロがみつかったら、撮影の詳細や見積もり内容などチャットで相談ができます。チャットだからやり取りも簡単で、自分の要望もより伝えやすいでしょう。
転職の証明写真の撮影をプロのカメラマンに依頼するならミツモアで見積もり依頼をしてみてはいかがでしょうか?