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赤ちゃんのパスポート用写真はプロに頼もう!失敗しないパスポート申請

最終更新日: 2022年12月12日

赤ちゃんのパスポートにも、申請時には証明写真が必要です。

でも、いざ撮るとなると「そういえばうちの子、まだ首がすわっていないんだけど…」「自宅で撮った笑顔の写真でも大丈夫?」など、色々と分からないことが出てきますよね。

そこで今回は、赤ちゃんのパスポート用写真の撮り方を具体的にご紹介していくとともに、申請時の注意点についてもあわせてピックアップ。

赤ちゃんが生まれてから初めての海外旅行を予定しているみなさんは、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

赤ちゃんのパスポートはいつから必要?申請方法は?受け取る時の注意点!

それでは早速、赤ちゃんのパスポートを申請する際の基本から押さえていきましょう。

「赤ちゃんのパスポートって、そもそもいつから必要なの?」「大人の申請書類には自分でサインを書く欄があった気がするけど、まだ文字が書けない赤ちゃんの場合はどうなるの?」などなど、みなさんの疑問をまとめて解決していきます!

赤ちゃんのパスポートの申請方法と必要書類は?

赤ちゃんのパスポート申請の流れは基本的に大人と同じで、赤ちゃん向けに特別な手続きが用意されているわけではありません。

そのため、赤ちゃんのパスポートを申請する際にも通常のパスポート申請と同様、次の書類が必要になります。

  • 一般旅券発給申請書(5年用)
  • 戸籍謄本または抄本
  • 写真(縦45mm×横35mm)
  • 本人確認書類
  • 住民票の写し

パスポートには有効期限が5年のものと10年のものがあり、成人の場合はどちらか好きなほうを選ぶことができますが、未成年が申請できるのは5年用のみです。

また、本人確認書類は赤ちゃんの場合母子手帳でもOKで、そのほか個人番号カードや健康保険証などを利用することができますが、マイナンバーの通知カードだけでは本人確認を行うことができないため注意しましょう。

赤ちゃんの場合、申請自体は親権者が代理人として行いますので、親権者の本人確認書類もあわせて必要となります。

ただし、住民票の写しは赤ちゃんが住民登録している都道府県で申請を行う場合は不要です。

赤ちゃんのパスポートはいつから必要?

「新生児にもパスポートって必要なのかな?」と気になっている方も多いかと思いますが、たとえ新生児であっても、海外に行くときには生まれた瞬間からパスポートが必要です。

ただし、現実問題として飛行機に乗れるのは生後8日からというルールがあり、パスポートの申請に必要な戸籍謄本も、戸籍の登録には出生届の提出から数日~最大で2週間程度かかります

パスポートの発行にかかる日数自体も大体1週間前後は見ておく必要があります。生まれてすぐの赤ちゃんと海外に行きたいときには余裕を持ってスケジュールを考えましょう。

赤ちゃんのパスポートのサインはどうするの?

まだ文字が書けない赤ちゃんのサインは、両親いずれかの代筆で申請書に記入します。

この代筆を行った人は実際の出国・入国審査の際に赤ちゃんと一緒にいなくても特に構わないため、たとえばサインは父親が代理で行ったけれど、今回の海外旅行には母親だけが同行するというケースでも問題なく出国・入国することが可能です。

受け取る時の注意点

申請したパスポートを受け取るときには、本人確認が必要になります。

「あとは受け取るだけだし、赤ちゃん連れで出かけるのは大変だからお留守番しておいてもらおう」と考えていた方も少なくないかもしれませんが、受け取りの際には必ず赤ちゃんも一緒に連れていきましょう

赤ちゃんのパスポート写真はどうやって撮る?

続いて、パスポートの申請に欠かせない写真の撮り方を、赤ちゃんならではの注意点も含めてご紹介していきます。

パスポートの写真は条件を満たすものであれば自分で撮影したものでも利用することができ、今はアプリなどで手軽に用意することもできるようになっていますが、写真屋さんにお願いするのと比べて実際のところはどうなのでしょうか?

プロに頼むのか自力で頑張るのか、それぞれのメリット・デメリットも詳しくチェックしていきましょう。

パスポート用の写真と乳幼児の場合の注意点

パスポート用の写真は縦45mm×横35mmとサイズに規定があり、それ以外にも次のような条件があります。

  • 頭のてっぺんからあごまでの長さが32~36mmであること
  • 申請日から6ヶ月以内に撮影されたものであること
  • 無帽で正面を向いていること
  • 背景が無地であること

上記に加えて、赤ちゃんの場合は次のポイントにも注意が必要です。

  • 他の人の身体が映り込んでいないこと(抱っこ写真はNG)
  • 目を閉じていないこと
  • 手などが顔にかぶっていないこと
  • 動きによるブレがないこと

まだ赤ちゃんの首がすわっていない場合は、仰向けに寝かせた状態で上から撮影した写真でも大丈夫ですが、その際は背景が無地になるよう白やパステルカラーなどの淡い単色のシーツを用意し、なるべくシワを伸ばした上で撮影を行うようにしてください。

アプリで撮る?プロに頼む?

先ほど紹介した条件を見て「自分で撮るのってなんだか大変だし面倒くさそうだなぁ…」と思った方もいらっしゃるかもしれません。実際赤ちゃんの証明写真は自宅で撮影するとなるとなかなか大変です。

赤ちゃんは基本的にあまりじっとしていてはくれませんし、真っすぐ正面を向いたブレのない写真を撮ることは至難の業。

背景や影の写り込みなどにも気を使う必要があり、どれだけ頑張って用意しても規格に合っていないものは申請の際に却下されてしまいます。

なるべく無駄な時間や手間をかけたくないみなさんは、プロに依頼したほうが断然スムーズです。プロにお願いすれば規格を心配する必要もありません。

プロにお願いする場合のメリットとデメリットも表にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

メリット
  • 手振れのない写真が撮れる
  • 規格を心配する必要がない
  • パスポート用以外の写真も撮ることができる
デメリット
  • 撮影時に不機嫌だと時間がかかる
  • 費用がかかる

自宅で撮るときの注意点

すでにご紹介した注意点も含め、「一旦自宅での撮影にもチャレンジしてみよう」というみなさんは、次のポイントに気を付けましょう。

  • おもちゃや布団など、余計な物が写り込まないようにする
  • 赤ちゃんを寝かせて上から撮影する場合は、影が入らないよう注意する
  • 最終的に顔の長さが32~36mmの範囲に収まるよう、撮り方を工夫する(必要に応じてトリミングを行う)

特に赤ちゃんを真上から撮影するときには、どうしても撮影者の腕やカメラが影となって写り込みやすくなります。

照明の向きを調整して、影にならない角度を探りましょう。

また、一般的に証明写真は真顔に近い表情のほうが良いとされおり、赤ちゃんの場合もそれは同じです。

口を大きく開けて笑っているなど、平常時とあまりに異なる表情の場合はパスポート用写真に適していないと判断されることもあるため、なるべく真顔になっている瞬間を狙ってください。

ミツモアでプロのカメラマンを探してみましょう!

(画像提供:T.TATSU/Shutterstock.com)

ご紹介してきたように、赤ちゃんのパスポート用写真を自宅で撮影するときには様々なポイントに注意が必要で、背景や照明の下準備を行うことはもちろん、手振れ対策やサイズの調整など考えなければならないことが山積みです。

「やっとの思いで撮影したのに、規格に合っていないと言われて撮り直しをすることになった」というケースも、実際のところ少なくありません。

その点、最初からプロに依頼しておけば規格の心配はまず不要ですし、スムーズに質の良い写真を撮影することができます。

ミツモアならプロのカメラマン最大5名から相見積もりを取ることもでき、気になる費用面も納得の上で依頼することができるので安心です。

赤ちゃんと相性の良いカメラマンに出会うことができたら、その後また誕生日に記念写真を撮影してもらうなど、パスポート用写真以外の撮影もお任せすることができて一石二鳥!

ぜひみなさんも、この機会にミツモアでお気に入りのカメラマンを探してみてくださいね。