ミツモアメディア

【結婚式のドローン撮影】演出アイデアと予算、飛行のルールまで!

最終更新日: 2022年12月08日

一生に一度の結婚式に素敵な思い出を残すための演出は様々あります。

ドローンの普及により結婚式の撮影にも可能性が広がっています。ガーデンウエディングやリゾート婚、海外婚など結婚式での最高の思い出を残すのにドローン撮影をしてみませんか。

ドローンを使った結婚式の撮影演出やアイディア、気になる費用をご紹介しましょう。

結婚式のドローン撮影で一生の思い出を作ろう!

結婚式のドローン撮影
結婚式のドローン撮影

一生に一度の結婚式では素敵な写真や動画を残したいという新郎新婦さんが多いですね。今までは写真撮影に加え、ビデオ撮影が主流でしたが、最近ではドローン撮影を結婚式の撮影に組み込む方も徐々に増えてきています。

通常の写真撮影や動画撮影では叶わない、壮大な演出や、奥行き感のある動画、映画のワンシーンのような画が撮れると人気が高まっています。

そんな結婚式のドローン撮影に関して詳しく解説していきましょう。

結婚式のドローン撮影はこんな感じ!

では実際に結婚式のドローン撮影をしたサンプルを見てみましょう。

通常の動画では撮れない鳥目線で撮れるドローン撮影は、そのスケールの違いが伝わります。結婚式の新郎新婦やゲストの様子、シチュエーションなどがかなり壮大に映せるメリットがあります。

ハワイ、沖縄、ビーチリゾート結婚式では外せない!

リゾート婚でのドローン撮影は海や砂浜、山々を交えてその迫力感が伝わり、映画のワンシーンのような動画を撮ることができ一生の思い出に残ることでしょう。

ドローン飛行のルールで顔のアップや至近距離でのドローン撮影は難しいですが、結婚式の雰囲気や迫力のあるシーンが残せるメリットはあります。

演出は通常の撮影に比べてかなりバリエーションも多く撮れるのがドローン撮影の良いところです。特に海辺や海外リゾートでの撮影は特別な撮影になること間違いなしでしょう。

ドローン撮影は壮大なスケールの中での撮影が人気です。ビーチで新郎新婦が2人で歩くシーンは朝陽や夕日に照らされ、まるで映画のワンシーンのような映像が撮れます。

屋外のガーデンウエディングにはピッタリ!

通常の撮影では撮れない真上からのアングルで結婚式の撮影にも変化が楽しめるでしょう。

近頃人気のガーデンウェディングにドローン撮影が可能です。バージンロードを歩くシーンや指輪交換、誓いの言葉などのシーンを通常では撮影が難しいアングルから撮影が可能です。映画のワンシーンのような撮影が可能で、結婚式後に見ても感動の1ページになることでしょう。

結婚式のドローンの演出アイデア集

結婚式のドローン撮影のアイデア
結婚式のドローン撮影のアイデア

結婚式のドローン撮影、様々なアングルから撮影できるので、アイディアも広がります!

映画のワンシーンのような動画を演出

結婚式の前撮りでドローン撮影をすれば、結婚式当日にゲストを楽しませることもできるでしょう。

砂浜にふたりで描いた文字や寝そべっているシーン

ドローン撮影の良さは被写体を真上から撮影できることにもあります。砂浜に2人の名前や記念日を描いて、そこで寝そべっている2人を真上から撮影したものも、通常では撮れないシーンなのでおすすめです。

お友達やご両親を交えての集合写真

日頃の感謝をこめてお友達やご両親と一緒にドローン撮影をするのも良いでしょう。いつもとは違う空からの撮影でみんなで楽しみながら参加ができるので、本人のみならず、一緒に幸せを分かち合うこともできるでしょう。

フラワーシャワー”

チャペルから新郎新婦が出る際の定番、”フラワーシャワー”でのドローン撮影も華やかなシーンとしておすすめです。宙に舞った花びらを新郎新婦やゲストとともに真上から撮影することで、通常では撮れないワンシーンになることでしょう。

エンドロールムービーにも使える

結婚式のドローン撮影は前撮りにおすすめです。前撮り撮影で様々なシチュエーションでドローン撮影をし、前撮りした写真と組み合わせた編集をすることで、結婚式のエンドロールムービーとして迫力のある動画で、ゲストを楽しませることができるでしょう。

また、新郎新婦本人にとっても、他にはない素敵なエンドロールムービーを作ることは節目節目で2人で見返す思い出のものになることでしょう。

結婚式のドローン撮影は費用どのくらい?

結婚式のドローン撮影の費用は?
結婚式のドローン撮影の費用は?

結婚式のドローン撮影の魅力は理解できたけど、実際ドローン撮影費用ってどのくらいかかるのか心配ですよね。以前は空撮といえばヘリやセスナを飛ばしての撮影ですと高額になりがちな撮影でしたが、無人航空機であるドローン撮影はそれに比べたら誰にでも手に届く相場ではあります。

見積もり相場

ドローン空撮の相場

52,500

標準相場

35,600

リーズナブル

76,600

プレミアム

ドローン撮影は撮影内容や撮影機材、納品方法、フライト回数やフライト時間などによって見積もり相場は大きく変動します。¥40,000~¥100,000くらいが相場となっています。まずはどんなシーンの撮影なのか、どのくらいの撮影時間を要するのか、仕上がりのイメージなどを検討したうえで、見積もり比較をしてみることをおすすめします。

見積もり例

・静止画撮影なのか?動画撮影なのか?

ドローン撮影に使用する撮影機材には静止画か動画撮影によっても見積もり相場は変わります。

ドローン撮影の静止画 ¥40,000~
ドローン撮影の動画 ¥60,000~

・フライト数・フライト時間

ドローンの飛行可能時間は約10分前後なので、ドローンを何回飛ばすか、時間はどれくらいなのかによっても見積もり相場は変わります。

1フライト(10~15分程度) ¥50,000~

・オプションの有無

ドローン撮影には場所によっては許可申請が必要な場合がありま。また、賠償責任保険料やオペレーターの有無、ロケハンの有無など、基本料金にプラスアルファで金額がかかることがありますので、必ず確認しましょう。

見積もりで気をつけたいポイント

結婚式のドローン撮影の見積もりで気をつけたいことは、基本料金には何が含まれているのか。天候不良のキャンセル料。撮りたい画が可能かどうか。またオプション等の金額など、細かい部分までチェックしておく必要があります。

結果的に見積もりが高くなってしまうこともあるので、料金比較をする場合にぜひ気をつけたいですね。

結婚式のドローン撮影はここに注意!

結婚式のドローン撮影は飛行制限があったり、撮影時間や天候などに左右されてしまうなどデメリットもあります。事前にそのことを知っておくことで、スムーズなドローン撮影ができるでしょう。

・ドローン撮影には規制があります。

ドローンはどこでも飛ばしていいわけではありません。ドローンの普及により事故なども実際に起きているため、航空法が改正されました。

飛行禁止区域が定められており、地表または水面から150m以上の高さの空域、空港周辺の空域、人口集中地域の上空などはドローン飛行禁止となっています。

無人航空機の飛行の許可が必要となる空域 
無人航空機の飛行の許可が必要となる空域 (国土交通省 資料より)

特に、人口集中地域上空でのドローン撮影では、地方航空局の許可書が必要となります。地域によっても様々な条例や罰則が定められているので、事前に確認や申請を忘れずにしましょう。

また、時間にも制限があり日中に飛行させることが義務づけられています。日中とは日の出から日没までのことを指し、日中以外の飛行には国土交通省の許可や申請が必要になり、飛行制限されています。

無人航空機の飛行の飛行のルール by 国土交通省

[1] 日中(日出から日没まで)に飛行させること
[2] 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること
[3] 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること
[4] 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと
[5] 爆発物など危険物を輸送しないこと
[6] 無人航空機から物を投下しないこと

■ドローンの飛行規制、許可申請について詳しくはこちらから >>

・結婚式当日の天候にも左右される撮影

ドローン撮影は天候にも左右される撮影という認識を持っておきましょう。結婚式当日に万が一強風や雨が降ってしまった場合にはドローン撮影は残念ながら中止と考えておきましょう。

・至近距離での撮影は難しい

通常の撮影のような至近距離での撮影はドローン撮影には向いていません。逆に全体の雰囲気や迫力感を出すのには向いていますので、通常の撮影とドローン撮影のいいとこ取りをすることをおすすめします。

・ドローンの音にも注意!

通常では撮れないアングルで撮れたり、迫力ある画が撮れるメリットがあるドローン撮影ですが、ドローン=蜂の羽音が由来にもなっていることもあるように、蜂が飛んでいるような音がするのです。

結婚式当日にドローン撮影をする場合には緊張感の中、多少その音が気になってしまうこともあるでしょう。

まとめ)結婚式のドローン撮影は経験豊富なカメラマンに依頼しよう

結婚式のドローン撮影を依頼するカメラマンは資格取得がある、経験豊富なカメラマンがおすすめです。ただ飛ばすだけの技術や知識だけではなく、シチュエーションに応じた判断力や豊富な経験を備えた、許可を受けた操縦士に依頼するメリットをご紹介しましょう。

ドローン撮影カメラマンに依頼するメリット

ドローン撮影カメラマンに依頼するメリットとしては、ドローンを飛ばす際に必要な申請や飛行可能地域であるかどうかを一括でプロにお任せできることです。

ドローン飛行の許可は基本的に毎回必要ですし、撮影内容や場所によっては許可をもらうことが大変な場合もありますので、包括許可を取得しているプロにドローン撮影をお願いすることをおすすめします。

むやみにドローン撮影を自らすることは人や物に危害を加えたり、条例に違反してしまうこともあるので、注意しましょう。

関連記事:【ドローン空撮・撮影会社】口コミ、おすすめポイントを36社徹底解説

ミツモアでドローン撮影をカメラマンに依頼しよう!

ドローン撮影は、安全確保や許可申請など手間のかかることが多いですが、プロのカメラマンならスムーズな撮影が可能です。

ミツモアにはドローン撮影カメラマン、ドローン操縦士の登録数が日本最大級です。ミツモアでお気に入りのドローン撮影カメラマンをみつけましょう。

ドローン撮影カメラマンを探す