ミツモアメディア

車のシートの汚れを落とそう。素材別のお手入れ方法と注意点を解説

最終更新日: 2024年06月28日

車を使っていると、どうしてもシートに汚れが付いてしまいます。簡単に落とせることもありますが、飲み物をこぼしてシミになってしまったときは、なかなか落ちず苦労した経験のある人は多いはずです。シートが汚れた際のお手入れ方法を解説します。

車のシートは汚れやすい

車 黒のレザーシート

車のシートが汚れてしまった場合、すぐに落としていますか?軽い汚れなら放置してしまう人もいますが、時間が経過するにつれて落ちにくくなるので、すぐにお手入れをする必要があります。

シートの汚れをきれいに落とすには、汚れの種類やシートの素材別に、適した方法を選ばなければいけません。まずは車のシートが汚れる原因と、主なシートの種類を押さえておきましょう。

シートの汚れの原因はさまざま

車のシートが汚れるのは、運転者や同乗者の靴の汚れが付着する場合や、人間の体の皮脂や汗で汚れてしまう場合など、さまざまな原因が考えられます。

化粧品やタバコのヤニの汚れが付着するケースもあります。飲み物をこぼしてシミになってしまうことも、珍しくないでしょう。

軽い汚れならば手で払ったり、タオルで軽く拭いたりする程度で、落ちる場合もあります。しかしシミになるような汚れの場合は、落とし方に工夫が必要です。

シートの種類も知っておこう

汚れをきれいに落とすためには、シートの種類に応じた落とし方を考えなければいけません。車のシートには主に本革と合成皮革、そしてファブリックシート製のものがあり、それぞれ次のような特徴を持っています。

本革および合成皮革

本革シート コーティング剤で保護されているため、シミになりにくくなっています。水気に強く、汚れも落としやすいのが特徴です。

ファブリックシート

ファブリックシート 車

布生地で通気性が良いのが特徴。一方で、汚れやシミが付きやすい点がデメリットです。

車のシートの汚れを取る方法

家族でドライブをする車内

具体的に車のシート汚れを取る方法を解説します。シートの種類ごとに最適なお手入れ方法があるので、しっかりと覚えておきましょう。

合成皮革や本革シートの場合

合成皮革や本革シートの場合は、ゴミやホコリが付着した場合はもちろん、水やジュースなどをこぼしてしまった場合でも、すぐに拭き取れば大事に至らないケースがほとんどです。

表面がコーティングされているので、素早く処置すればシミになることはないでしょう。

もしシミができている場合は、乾くまで待ってから、毛先の柔らかいブラシなどでしみ込んだ汚れをかき出し、水を含ませたタオルで拭きます。洗剤を使うと皮が変色してしまう可能性があるので、注意が必要です。

ファブリックシートの場合

ファブリックシートの表面に、ゴミやホコリが付着した程度ならば、そのまま手で払うか掃除機で吸い取れば問題ありません。もしコーヒーやジュースなどの液体をこぼしてシミになった場合は、急いで次の手順で取り除きましょう。

  1. タオルに水分を含ませてシミに当てる
  2. 数分置いたら、中性洗剤を入れた洗浄液をブラシに付ける
  3. シミの部分をブラシで軽くこすり、シミを取り除く
  4. 再度、水分を含んだタオルで拭く
  5. 乾いたタオルで水気を拭き取る
  6. ドアを開けてシートの水分を乾燥させる

水分を含ませたタオルで拭いて、シミが取れる程度ならば問題ありませんが、落ちそうにない場合は中性洗剤を使います。さらにシミがひどい場合は、まず蒸しタオルを上に乗せて汚れを吸収させ、中性洗剤を使って落とす方法も効果的です。

シミになる前の応急処置がポイント

ファブリックシートの場合でも本革・合成皮革のシートの場合でも、重要なのはシミになる前の処置です。汚れてしまったときの応急処置を適切にすれば、シミになったり、汚れが落ちにくくなったりするのを防げます。

特に本革や合成皮革シートの場合、シミになる前に素早く拭き取れれば、汚れがほとんど残りません。運転中に水やコーヒー、ジュースなどをこぼしてしまったときは、できるだけ早く適切な場所に停車し、汚れを拭き取るようにしましょう。

シートの汚れに限らず、車内の汚れを落とすための道具を、車に常備しておくことが大事です。

シートの清掃で気を付けること

車の運転

車のシートは適切な方法で手入れすることで、汚れを残さず長持ちさせられます。以下の点を意識して、しっかりと汚れを落とすようにしましょう。

洗浄後はしっかりとシートを乾燥させる

シートを水拭きする場合や、専用のクリーナーを使う場合などは、洗浄後にしっかり乾燥させる必要があります。全てのドアを開放して、乾燥しやすい環境を作りましょう

シートがぬれたまま放置してしまうと、乾ききらずにカビや雑菌が繁殖してしまいます。

不衛生なだけではなく、臭いがシートに残ってしまう可能性があるので、注意しましょう。晴れた日ならばドアを開放しておくと、2時間程度で車内全体の乾燥ができます。

日常的に汚れを取り除くようにする

シートの汚れに限らず、日常的に車内の汚れを取り除く習慣を付けることも大事です。定期的に車体の洗浄をする人は多いですが、車内の清掃は疎かになってしまいがちです。

シートを含めた車内の清掃を小まめに行うようにすれば、汚れが長期間放置され、シミになる事態を防げます。シートにコーヒーやジュースなどの飲み物をこぼしてしまった場合は、できるだけ早く処置をしなければいけません。

落ちにくい汚れは業者に依頼を

オレンジのシート

適切に処置をすれば、たいていのシートの汚れは落とせます。しかし中には、自分で落とせない汚れもあるでしょう。

その場合は専門業者に依頼することがおすすめです。無理に汚れを落とそうとすると、シートを痛めてしまう可能性もあるので、ある程度洗浄して汚れが落ちなければ、業者に依頼する方が無難です。

業者にシートの洗浄を依頼するメリット

業者にシートの洗浄を依頼すれば、専用の道具を使って適切に汚れを取り除いてもらえます。個人では処置できない細かい汚れやシートの隙間など、自分では手を出せない場所に入り込んだ汚れも、業者ならきれいに除去してくれます

さらに本革や合成皮革シートの場合、洗浄後にシートコーティングをしてくれる業者もあるので、依頼前より汚れが付きにくくなる点もメリットです。

業者に依頼するといくらかかる?

シートの洗浄を業者に依頼する際の費用は、シートの種類や汚れの状態にもよりますが、一脚につき5,000~8,000から依頼できます。

同じ清掃方法でも業者によって料金が異なるため、まずは業者から見積もりを取りましょう。

また清掃にどれぐらいの時間を要するかも、確認しておく必要があります。1~2時間程度で作業が終了する場合が多いですが、車内全体の清掃を依頼する場合は、1~2日以上かかるケースもあるようです。

信頼できる業者を見つけるには?

信頼できる業者を見つけるには、複数の業者から見積もりを取ることが大事です。業者の中には、通常よりも高い金額を提示するところもあるので、複数の業者の見積もりを比較して、相場に合っているか確認しましょう。

ほとんどの場合、業者は無料で見積もりを出してくれます。一括見積もりサイトなどを利用して、効率的に情報を集めると良いでしょう。

なおミツモアを利用すれば、簡単な質問に答えるだけで、最大5社から無料で見積もりがとれますよ。

ミツモアで車内クリーニングを依頼する

正しい汚れの落とし方を知っておこう

ドライブをする2人組の女性

車のシートの汚れを落とす方法を解説しました。車のシートはさまざまな要因で汚れてしまうので、汚れの原因やシートの素材に合った落とし方を、知っておくことが大事です。

また汚れがなかなか落ちない場合は、無理せず専門の業者に任せるのがおすすめです。事前に相場を調べておき、複数の業者に見積もりを取って、信頼できるところを見つけましょう。

ミツモアでシートクリーニングを依頼しよう!

簡単!無料の3ステップでぴったりのプロが見つかる!

車内クリーニングの専門業者を探すなら、ぜひミツモアの一括見積もりを試してみてください。あなたの条件に合う業者を見つけることができますよ。

ミツモアで簡単な質問に答えて見積もり依頼

ミツモアなら簡単な質問に答えていただくだけで見積もり依頼が完了です。パソコンやスマートフォンからお手軽に行うことが出来ます。

最大5件の見積もりが届く

見積もり依頼をすると、プロから最大5件の見積もりが届きます。その見積もりから条件にあったプロを探してみましょう。プロによって料金や条件など異なるので、比較できるのもメリットです。

チャットで見積もり内容の相談ができる

依頼内容に合うプロがみつかったら、依頼の詳細や見積もり内容などチャットで相談ができます。チャットなのでやり取りも簡単で、自分の要望もより伝えやすいでしょう。

ミツモアで車内クリーニングを依頼する