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車のシートの汚れを落とそう。素材別のお手入れ方法と注意点を解説

最終更新日: 2022年07月01日

車を使っていると、どうしてもシートに汚れが付いてしまいます。簡単に落とせることもありますが、飲み物をこぼしてシミになってしまったときは、なかなか落ちず苦労した経験のある人は多いはずです。シートが汚れた際のお手入れ方法を解説します。

車のシートは汚れやすい

車 黒のレザーシート

車のシートが汚れてしまった場合、すぐに落としていますか?軽い汚れなら放置してしまう人もいますが、時間が経過するにつれて落ちにくくなるので、すぐにお手入れをする必要があります。

シートの汚れをきれいに落とすには、汚れの種類やシートの素材別に、適した方法を選ばなければいけません。まずは車のシートが汚れる原因と、主なシートの種類を押さえておきましょう。

シートの汚れの原因はさまざま

車のシートが汚れるのは、運転者や同乗者の靴の汚れが付着する場合や、人間の体の皮脂や汗で汚れてしまう場合など、さまざまな原因が考えられます。

化粧品やタバコのヤニの汚れが付着するケースもあります。飲み物をこぼしてシミになってしまうことも、珍しくないでしょう。

軽い汚れならば手で払ったり、タオルで軽く拭いたりする程度で、落ちる場合もあります。しかしシミになるような汚れの場合は、落とし方に工夫が必要です。

シートの種類も知っておこう

汚れをきれいに落とすためには、シートの種類に応じた落とし方を考えなければいけません。車のシートには主に本革と合成皮革、そしてファブリックシート製のものがあり、それぞれ次のような特徴を持っています。

本革および合成皮革

本革シート コーティング剤で保護されているため、シミになりにくくなっています。水気に強く、汚れも落としやすいのが特徴です。

ファブリックシート

ファブリックシート 車

布生地で通気性が良いのが特徴。一方で、汚れやシミが付きやすい点がデメリットです。

車のシートの汚れを取る方法

家族でドライブをする車内

具体的に車のシート汚れを取る方法を解説します。シートの種類ごとに最適なお手入れ方法があるので、しっかりと覚えておきましょう。

合成皮革や本革シートの場合

合成皮革や本革シートの場合は、ゴミやホコリが付着した場合はもちろん、水やジュースなどをこぼしてしまった場合でも、すぐに拭き取れば大事に至らないケースがほとんどです。

表面がコーティングされているので、素早く処置すればシミになることはないでしょう。

もしシミができている場合は、乾くまで待ってから、毛先の柔らかいブラシなどでしみ込んだ汚れをかき出し、水を含ませたタオルで拭きます。洗剤を使うと皮が変色してしまう可能性があるので、注意が必要です。

ファブリックシートの場合

ファブリックシートの表面に、ゴミやホコリが付着した程度ならば、そのまま手で払うか掃除機で吸い取れば問題ありません。もしコーヒーやジュースなどの液体をこぼしてシミになった場合は、急いで次の手順で取り除きましょう。

  1. タオルに水分を含ませてシミに当てる
  2. 数分置いたら、中性洗剤を入れた洗浄液をブラシに付ける
  3. シミの部分をブラシで軽くこすり、シミを取り除く
  4. 再度、水分を含んだタオルで拭く
  5. 乾いたタオルで水気を拭き取る
  6. ドアを開けてシートの水分を乾燥させる

水分を含ませたタオルで拭いて、シミが取れる程度ならば問題ありませんが、落ちそうにない場合は中性洗剤を使います。さらにシミがひどい場合は、まず蒸しタオルを上に乗せて汚れを吸収させ、中性洗剤を使って落とす方法も効果的です。

シミになる前の応急処置がポイント

ファブリックシートの場合でも本革・合成皮革のシートの場合でも、重要なのはシミになる前の処置です。汚れてしまったときの応急処置を適切にすれば、シミになったり、汚れが落ちにくくなったりするのを防げます。

特に本革や合成皮革シートの場合、シミになる前に素早く拭き取れれば、汚れがほとんど残りません。運転中に水やコーヒー、ジュースなどをこぼしてしまったときは、できるだけ早く適切な場所に停車し、汚れを拭き取るようにしましょう。

シートの汚れに限らず、車内の汚れを落とすための道具を、車に常備しておくことが大事です。

シートの清掃で気を付けること

車の運転

車のシートは適切な方法で手入れすることで、汚れを残さず長持ちさせられます。以下の点を意識して、しっかりと汚れを落とすようにしましょう。

洗浄後はしっかりとシートを乾燥させる

シートを水拭きする場合や、専用のクリーナーを使う場合などは、洗浄後にしっかり乾燥させる必要があります。全てのドアを開放して、乾燥しやすい環境を作りましょう

シートがぬれたまま放置してしまうと、乾ききらずにカビや雑菌が繁殖してしまいます。

不衛生なだけではなく、臭いがシートに残ってしまう可能性があるので、注意しましょう。晴れた日ならばドアを開放しておくと、2時間程度で車内全体の乾燥ができます。

日常的に汚れを取り除くようにする

シートの汚れに限らず、日常的に車内の汚れを取り除く習慣を付けることも大事です。定期的に車体の洗浄をする人は多いですが、車内の清掃は疎かになってしまいがちです。

シートを含めた車内の清掃を小まめに行うようにすれば、汚れが長期間放置され、シミになる事態を防げます。シートにコーヒーやジュースなどの飲み物をこぼしてしまった場合は、できるだけ早く処置をしなければいけません。

落ちにくい汚れは業者に依頼を

オレンジのシート

適切に処置をすれば、たいていのシートの汚れは落とせます。しかし中には、自分で落とせない汚れもあるでしょう。

その場合は専門業者に依頼することがおすすめです。無理に汚れを落とそうとすると、シートを痛めてしまう可能性もあるので、ある程度洗浄して汚れが落ちなければ、業者に依頼する方が無難です。

業者にシートの洗浄を依頼するメリット

業者にシートの洗浄を依頼すれば、専用の道具を使って適切に汚れを取り除いてもらえます。個人では処置できない細かい汚れやシートの隙間など、自分では手を出せない場所に入り込んだ汚れも、業者ならきれいに除去してくれます

さらに本革や合成皮革シートの場合、洗浄後にシートコーティングをしてくれる業者もあるので、依頼前より汚れが付きにくくなる点もメリットです。

業者に依頼するといくらかかる?

シートの洗浄を業者に依頼する際の費用は、シートの種類や汚れの状態にもよりますが、一脚につき5,000~8,000から依頼できます。

同じ清掃方法でも業者によって料金が異なるため、まずは業者から見積もりを取りましょう。

また清掃にどれぐらいの時間を要するかも、確認しておく必要があります。1~2時間程度で作業が終了する場合が多いですが、車内全体の清掃を依頼する場合は、1~2日以上かかるケースもあるようです。

信頼できる業者を見つけるには?

信頼できる業者を見つけるには、複数の業者から見積もりを取ることが大事です。業者の中には、通常よりも高い金額を提示するところもあるので、複数の業者の見積もりを比較して、相場に合っているか確認しましょう。

ほとんどの場合、業者は無料で見積もりを出してくれます。一括見積もりサイトなどを利用して、効率的に情報を集めると良いでしょう。

なおミツモアを利用すれば、簡単な質問に答えるだけで、最大5社から無料で見積もりがとれますよ。

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正しい汚れの落とし方を知っておこう

ドライブをする2人組の女性

車のシートの汚れを落とす方法を解説しました。車のシートはさまざまな要因で汚れてしまうので、汚れの原因やシートの素材に合った落とし方を、知っておくことが大事です。

また汚れがなかなか落ちない場合は、無理せず専門の業者に任せるのがおすすめです。事前に相場を調べておき、複数の業者に見積もりを取って、信頼できるところを見つけましょう。

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