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アライグマ駆除の費用は?業者の選び方や安く抑えるコツを紹介

ぴったりのハクビシン・アライグマ・狸・イタチ駆除業者をさがす
最終更新日: 2024年06月28日

アライグマはかわいい外見とは裏腹に、「特定外来生物」に指定されている害獣です。家屋や農作物が被害を受けた場合は、早急に業者に駆除を依頼しましょう。アライグマの駆除にかかる費用の相場や駆除作業の流れ、アライグマ駆除業者の選び方を紹介します。

アライグマ駆除の費用相場

業者に依頼するときの費用相場

アライグマ駆除を業者に依頼した場合、費用相場の総額は5~30万円程度です。被害が深刻な場合や特別な対策が必要な場合は、50万円程度必要になることもあります。アライグマ駆除を依頼したときの費用相場について、作業内容ごとに見てみましょう。

被害確認・見積もりの費用

アライグマを駆除するためには、被害状況を確認した上で、必要な対処法を見極めなければなりません。業者に駆除を依頼すると、「被害状況の確認」と「費用総額の見積もり」に費用が発生することがあります。

とはいえ駆除業者は現地確認・見積もりを無料としているケースがほとんどです。

「被害現場に行くまでに多大な手間とコストがかかる」「被害現場を確認するために特別な作業が付帯・発生する」などのレアケースをのぞき、被害確認・見積もりに多額の費用を取られる心配はありません。

簡易駆除費用

簡易駆除とはアライグマの追い出しのみを目的とする駆除です。「アライグマを追い払ったら、たまたま家の中に入ってしまった」などの場合に有益な駆除方法となります。

追い出し方法は業者によって異なりますが、作業の難易度はさほど高くありません。「アライグマを追い出すだけ」なら、費用相場は5~15万円程度で済みます

簡易駆除の注意点は、再発防止対策は行わない点です。アライグマがすでに巣を作っている場合は、駆除後に戻ってくる恐れがあります。

再発防止対策費用

再発防止対策にかかる費用の相場は、10~50万円程度です。作業を依頼すると、アライグマの追い出しから再侵入を防ぐ施策まで実施してもらえます。

具体的な作業内容は業者によって異なりますが、侵入経路の封鎖から糞尿の掃除・現場の消臭・消毒作業までが1セットになっているのが一般的です。

再発防止対策費用は、被害の程度や現場の状況によって大きく価格が変わります。駆除を依頼する場合は、必ず見積もりを依頼して納得した上で依頼しましょう。

アライグマの駆除費用を左右するポイント

決算のみの税理士費用

アライグマの駆除費用は、現場を見て見積もりを出してもらうまでは、正確な費用が分かりません。どのような要素がアライグマの駆除費用を左右するのか、詳しく紹介します。

被害の程度

一口に「アライグマ被害」といっても、被害レベルは現場によってまちまちです

例えば家にアライグマが住み着いた場合、糞尿による汚染・壁や梁の損傷などが考えられます。汚染が広範囲にわたっていたり家屋に染みついたりしている場合は、大がかりな清掃が必要になるかもしれません。

原状回復が困難であればあるほど、駆除業者は多くの人員・薬剤・道具などを投入する必要があります。駆除の作業工数・人員の増加はそのまま費用に反映されるため、被害の程度が大きいほど、駆除費用も高額になるのが一般的です。

駆除エリアの広さとアライグマの数

駆除の対象となるエリアの範囲やアライグマの数も、駆除費用に大きく関係します

再侵入防止対策まで依頼する場合は、侵入の可能性がある経路を全て封鎖しなければなりません。侵入口がたくさんある場合は1カ所ごとに料金がかかるため、トータルコストが高額になります。

駆除対象となるアライグマが多いことも、費用が高額になる要因です。アライグマが複数いる場合、追い出しや捕獲の手間が増えます。作業員を増やさざるを得ないケースもあるため、駆除対象が1匹だけのケースよりも、高額になると見ておいた方が無難です。

アライグマの駆除費用を安く抑えるコツ

駆除費用を安く抑えたい場合、「すぐに駆除を依頼する」「お得な業者を選ぶ」「相見積もりを取る」などの対応が必要です。それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。

被害に気付いたらすぐに駆除を依頼する

「家にアライグマがいる」と気付いたら、すぐに業者を呼びましょう。駆除にかかる費用は、駆除業者の作業工数・作業負担が少ないほど安価になるのが特徴です。被害が深刻化する前に駆除業者を呼べば、多大な駆除費用を請求されるリスクは少なくなります。

アライグマを駆除する上で大切なのは、「放置しておけばそのうちいなくなるかも」などと、楽観的に考えないことです。アライグマは1度住み着くと、自然にいなくなることはほぼありません。

アライグマが定住して糞尿・食い荒らしなどの被害が拡大する前に、業者に駆除を依頼することが大切です。

無料サービスやキャンペーンを実施している業者を選ぶ

駆除業者の多くは、現地調査や見積もり費用を無料としています。駆除費用を少しでも安く抑えたいのであれば、調査・見積もりを有料とする業者は避けましょう。

駆除業者によっては、「問合せの後に駆除を依頼すると割引を適用する」などのキャンペーンを行っています。割引の適用条件や割引率・対象は業者によってまちまちですが、費用を抑えられることは間違いありません。

少しでも駆除費用を抑えたい場合は、何らかのキャンペーンを実施している業者を探すのも1つの方法です。

複数の業者から見積もりを取る

駆除費用の見積もりを取るときは、複数の業者に依頼しましょう。1社のみで済ませてしまうと、駆除費用の相場感を把握できません。実際の相場よりも高い業者を選んでしまうリスクがあります。

「複数の見積もりを取るのが面倒」「どの業者に依頼すべきか分からない」という場合は、日本全国のプロに見積もりを依頼できる無料のマッチングプラットフォーム「ミツモア」がおすすめです。

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アライグマ駆除作業の流れ・作業内容

アライグマ捕獲器

駆除業者は追い出しだけではなく再侵入防止や、清掃・消毒まで行ってくれるのが一般的です。アライグマ駆除を業者に依頼した場合の、作業の流れを紹介します。

アライグマの追い出し・捕獲

アライグマが家屋に住み着いている場合は、追い出しを実施します。燻煙剤や忌避剤を散布して追い出すのが一般的です。

家屋の構造的に燻煙剤・忌避剤等による効果が期待できない場合は、爆竹などで驚かせたり、業者自身が天井に上って追いかけ回したりするケースもあります。

希望すればアライグマの捕獲も可能ですが、自治体の担当部署へ有害鳥獣駆除の申請が必要です。許可が下りれば、業者が手取りやワナでアライグマを捕獲してくれます。

侵入経路の封鎖

アライグマを家から追い出しても、侵入口を放置すると被害が再発する恐れがあります。アライグマは、10cm程度のすき間も見逃しません。業者に駆除を依頼するときは、侵入経路の徹底的な封鎖まで依頼した方が安心です

アライグマが住み着く家は、屋根瓦や外壁の破損などによってすき間ができているケースが少なくありません。補強や簡易修理まで対応してくれる駆除業者だと、再びアライグマ被害に遭う可能性はグッと低くなります。

糞尿の処理・殺菌消毒

アライグマが家屋に住み着いていた場合、アライグマの行動エリアは糞尿・菌などによって汚染されています。アライグマの駆除では、糞尿の処理や殺菌消毒まで作業工程に含まれるのが一般的です

アライグマには、1カ所に集中的に糞をする「ため糞」という習性がある点に注意しましょう。糞のある場所は汚染レベルが高くなる上、ゴキブリやウジなどが繁殖するケースも散見されます。

放置すると居住している人間に健康被害が出る恐れがあるため、アライグマ駆除において清掃・殺菌は必須です。

アライグマ駆除業者の選び方

駆除業者

アライグマの駆除には専門の資格がなく、駆除業者のスキルには大きな差があります。満足のいく駆除を行うには、どのような点に気をつけて業者を選ぶべきなのでしょうか?

アフターフォローが充実している業者を選ぶ

アライグマ駆除の業者を探すときは、「アフターフォローがあるか」をチェックしましょう。駆除業者の施工が不十分だった場合、アライグマが戻ってきてしまうかもしれません。駆除のために再度費用を捻出することになれば、被害者にとっては大損害です。

アフターフォローがある駆除業者なら、万が一被害が再発しても駆除費用はかかりません。フォロー範囲・期間は業者によって異なるため、条件や内容を比較して選択することをおすすめします。

アライグマ駆除の実績があるかチェック

他の害獣ではなく、「アライグマの駆除実績があるか」も業者選びでは重要なポイントです

アライグマの駆除に有効な方法は、家の周辺環境・被害の状況・住み着いているアライグマの傾向などによって異なります。駆除方法はケース・バイ・ケースで判断する必要があり、実績や経験がない駆除業者では見極めが困難です。

まずは業者のホームページを見て、アライグマ駆除についての実績をチェックしましょう。アライグマについての実績がゼロの場合は、他の業者を当たった方が安心です。

アライグマ駆除における自治体の対応

困ったら相談窓口を活用しよう
困ったら相談窓口を活用しよう

アライグマは「特定外来生物」に指定されており、自治体によってはアライグマの防除体制を整えているところもあります。アライグマ被害を自治体に相談した場合、どのような対応が期待できるのでしょうか?

直接の駆除には対応していない

自治体のアライグマ被害への対策は、主に「ワナや捕獲器の貸し出しの実施」「害獣駆除の許可」「駆除業者の紹介」です。職員が被害現場に行って、アライグマを駆除するというケースはほぼありません。

アライグマは特定外来生物に指定されていますが、鳥獣保護法の適用対象です。捕獲は法律によって決められた方法で行う必要がある上、原則として生きたままの移動が認められていません。捕獲後は速やかに処分する必要があり、資格を持つ業者が対応するのが一般的です。

例えば東京都板橋区では、アライグマの侵入被害・食害が発生した場合に専門業者を派遣してくれます。神奈川県横浜市では、アライグマ捕獲従事者証の発行と箱ワナの貸し出し(現在は停止中)を実施しています。

まずは居住地の自治体でどのような取り組みが行われているのか、ホームページなどで確認してみましょう。

アライグマの駆除は早めに業者に依頼しよう

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アライグマの駆除費用は、被害の程度や範囲によって異なります。駆除費用を抑えたいのであれば、被害が深刻化する前に駆除を依頼しましょう

業者を選ぶポイントは、アフターフォローの充実度とアライグマの駆除実績です。アライグマの駆除には実践的なスキルとノウハウが欠かせません。スキルのない業者では再発するリスクがあるため、適切な駆除業者を見極めることが必要です。

まずは早急に複数の駆除業者に見積もりを依頼し、駆除業者の選定を始めましょう。

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