はいっ!カメラマンのひがしです。
「写真の写り込み」と言ってもいろんな状況が考えられます。
わが子を撮影していたら他の人(第三者)が「写り込む」
ポートレートでカッコよく鏡やガラスの前で被写体を撮ろうとしたら自分が「映り込む」
いろんな映り込みがありますよね。
今回はそんな撮影の中で前者である第三者の映り込みを中心にお話をして行こうと思います。
注意事項等交えながら話をしていくので是非確認してみてくださいね。
写真の中の映り込みが生む危険性
スマホや一眼レフカメラの普及により誰でも気軽に手軽にお写真が撮れる時代となりました。
そんな時代だからこそ、プライバシーの侵害・著作権や肖像権の問題が、
本格的に厳しくなってきたと言っても過言ではありません。
そんなお写真の写り込みが生む危険性について見ていきましょう。
SNSにアップロードする前に必ず確認!
近年ではSNSの普及により誰でも手軽に公共の場にお写真をUPすることが可能になりました。
そこで注意しなければいけないのが肖像権や著作権、プライバシー問題です。
私自身も仕事でもプライベートでも気を付けていることがあります。
それは第三者を写さない事です。
以前、高校の修学旅行の撮影で訪れた地での出来事です。
学生さんたちの集合写真を撮っていたらとある男性が近づいてきて、
「今、俺が写真に写っただろ!データを消せ」といきなり話しかけらたことがありました。
その場でデータを確認してもらい、写っていなかったので事なきを得たのですが、このように過敏に反応してしまう方がいるのもまた事実。
特にそれがインターネットともなるとまた大きく問題が変わってきてしまいます。
このような事案に巻き込まれる可能性も非常に高い為、しっかりとした確認や自衛は必須と言えるでしょう。
ふとしたことから個人情報が漏れる
写真を撮り第三者等が写る事で不安視されている要因の1つがふとしたことから、個人情報が漏れてしまう可能性があるということです。
第三者の写りこみなんて全然問題ないじゃん…って思いがちですが、たまたま写った親子(母子)が実は離婚裁判中で裁判中の夫がその写真に写りこんでいる親子を見つけて…
というようなドラマのような本当の話も十分に考えられるのです。
すごく極端な例ではありますが、そんな出来事も実際に起こりえます。
例えばスクールフォトでも写真販売等ありますが、昔は授業参観の時などに廊下に今まで撮影したお写真を展示して販売をしていましたが、不特定多数の人に見られたり、勝手に写真を購入されてそれを悪用される…
という危険性が考慮されるようになりました。
ですからセキュリティの強化された、パスワード付のネット販売へと移行している学校が非常に増えてきているのも事実ですね。
今や何気ないお写真でその写真に写った人の名前や住所までもが簡単に分かってしまう時代です。
このように個人情報の観点からも注意していかなければいけません。
写真の映り込み(写り込み)を防ぐ手軽なコツ
さて、映り込みを防ぐにはどのように撮影すればいいのでしょうか。
ここでは写真への第三者の写り込み、被写体を撮る際に変な光や自分が反射して映り込みを防ぐお手軽なコツをご紹介していきます。
その場で出来ることですので覚えておきましょう。
角度を調整しよう
カメラアングルの角度を調整しましょう。
普通に正面から撮るとどうしても背景にいる人々が写りこんでしまうことはよくあることです。
と、なると場所を変更することも視野にいれないといけないわけですが、
どうしてもそこで撮影したいという時もあるはずです。
そんな時はアングルを変えてみましょう。
下から撮るローアングル、椅子やちょっと高いところに登ってのハイアングルでの撮影です。
その場所にもよりますがこれらを駆使する事で背景に人が写らないように撮る事も可能です。
試してみる価値はありますね。
壁を使おう
背景に人を写りこませたくない…
被写体が中心の撮影であれば背景に壁を使う事もいいですね。
壁が背景であればほぼ第三者が映ることはありません。
わざわざ壁の後ろをすり抜けて通る人もそうそういない…はず…。
背景をぼかす(スマホ編)
近年のスマホのカメラは実にすごい機能がついてます。
ボタン1つで背景がぼかせるのです。
数年前までは背景をぼかすのは一眼レフやミラーレスなど高いカメラでしかできない事でした。
スマホでは到底難しかったです。
ですが今ではボタン1つでぼかせるんです。
凄い技術が発達したものです。
背景をぼかすことで第三者をぼかして見えなくしてしまいましょう。
(スマホによってはこの機能が標準ではないものもありますので注意が必要です)
アプリを使って消す(ぼかす・トリミング)
有名なところですとフォトショップという加工・現像アプリがあります。
プロのカメラマンも愛用しているソフトです。
これらはスマホ版もありインストールしておくと大変便利です。
背景に写りこんでいる人をトリミングできったり、消したりもできます。
フォトショップではなくても類似ソフトはいくつも出ているので、
自分の使いやすいアプリ(ソフト)を利用して加工に挑戦してみましょう。
写真ってその場ではなかなか気づきにくいものであとでゆっくり見ていると「こんなところに人が写ってる!」
みたいなことも多々あります。
そんな時は迷わずこのようなアプリを使うといいですね。
光などの映り込みを消す(薄くする)
アプリ繋がりですが写真撮影の際に、ガラスの映り込みや光の反射での影響で写真に変な光が映り込んでしまうことがあります。
そのような時はガラスの反射等を抑える「フォトスキャン」というアプリを使うと非常に便利です。
アンドロイドでもアップルでも共通してあるアプリなので良かったら一度試してみましょう。
良い写真にはたくさんのメリットが!
今までは撮影に関して気を付けておく点や考えなければいけない事を重点的にお話してきました。
ここまでくるとお写真撮るのもなんだか面倒な事なんだな…って思う方もいるかもしれません。
ですが、写真って本当にいいですよ。
その時しかない日常を切りとって半永久的に後世へと残すことができるのですから。
それに何も嫌な事ばかりではありません。
SNSならではの嬉しい事も盛りだくさんなのです。
SNSで映える写真はいいねがたくさんもらえる!
文頭からSNSいついての注意点はある程度記載させて頂きました。
ですが何もSNS掲載は悪い事だとは言っていません。
綺麗な写真、可愛い写真、カッコいい写真、「おお!?」と思う写真など、不特定多数の人に逆に見てもらい認識してもらう事で「いいね」がたくさんもらえたりもします。
人間は基本承認欲求の固まりと言っても過言ではありません。
誰かに認められたい、見てもらいたい、話しかけてもらいたい、褒めてもらいたいと思う方がほとんどのはずです。
気軽に写真を撮影できるようになった近年だからこその事でしょう。
撮影のルールや肖像権・著作権等の問題を考慮しながらになりますが、SNSで映えるお写真を撮っていくという目標を糧に日々楽しく撮影してみてはいかがでしょうか。
基本写真は楽しむためのものです。
今や学生から高齢者の方でもカメラ一台もって趣味で撮影している方も非常に多いはずです。
ルールをしっかり守りつつ写りの良い写真を撮っていきましょう。
いいねがたくさん貰える写真を撮っていけたらいいですね。
ネットオークションでも活躍?
そういえば最後に余談ではありますが、写真の写りがいい事でのメリットと言えばネットオークション等にも有効的です。
同じような品物が出品されている場合、よりお写真が綺麗な方が状態等もしっかりと確認ができるので、入札者からすればお写真が綺麗な方を選ばれることが多いのです。
綺麗なお写真ほど出品者の印象もよくなることは間違いありません。
オークション商品等(特に小物品や光沢品)は光の反射等で綺麗に写らない事も多いので、そんな時は先ほど紹介したフォトスキャンを使って加工してみるのもいいですね。
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