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物が多すぎる部屋をきれいにしたい!片付けのコツを解説

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最終更新日: 2024年03月11日

物が多すぎる部屋は散らかりやすく、片付けるためには時間と手間がかかります。「きれいにしたい」と思っても、物が多すぎて途中で挫折するケースもみられます。物が多すぎる部屋が散らかる理由と片付けるコツを知り、散らかりにくい部屋を目指しましょう。

物が増えて部屋が散らかってしまう理由

物が多すぎる部屋を片付ける前に、散らかってしまう理由について知っておきましょう。散らかりやすい原因を解消すれば、片付けやすい部屋を目指せます。

  • 物の定位置が決まっておらず出しっぱなしになる
  • まだ使うかもと思って物を捨てられない
  • 物の場所が分からなくなり同じ物を購入する

物の定位置が決まっておらず出しっぱなしになる

物が増えると、物の定位置がいっぱいで収納場所がなくなり、使った物を出しっぱなしにして散らかってしまいます

例えば、収納する場所が決まっていない服をソファやベッドの上に置きっぱなしにする、本をテーブルや壁際に積んでいく、などが習慣になってしまうのです。散らかった部屋に慣れて、コンビニ弁当やお菓子など食べ物のごみをごみ箱に捨てるのを面倒に感じ、部屋の隅に溜め込むようになるケースもあります。

まだ使うかもと思って物を捨てられない

部屋を片付けるために物を捨てようと考えても、「まだ使うかも」「いずれ必要になるかも」と考えて物を捨てられないのも、部屋が片付かない原因です

物を増やして部屋を散らかす人は、思い出の品を捨てられない傾向にあります。例えば今後明らかに着ない服でも、「この服は思い出の旅行で着たから」などと手元に残そうとします。

物を捨てられないにもかかわらず、新たに物を購入して増やすため、どんどん部屋が散らかっていくのです。

物の場所が分からなくなり同じ物を購入する

物が多すぎて定位置が決まっておらず、出しっぱなしにしておくと、どこに何を置いたのか分からなくなりがちです。いざ使おうとしたときに物の場所が分からず、同じ物を購入することも少なくありません

何度も同じ物を購入しているうちに、ますます物が増えて部屋が散らかります。余計に探し物が見つかりにくくなり、目当ての物を探しきれずに新たに買うといった悪循環に陥ってしまいます。

物が多すぎる部屋をきれいに片付けるコツ

物が多すぎる部屋を片付けるコツは、とにかく物の量を減らすことです。捨てる物を判断するコツや、どの程度まで物の量を減らすべきか解説します。

  • 明らかなごみをまとめる
  • 物を手放す基準を決めて機械的に判断する
  • 収納場所に収まるまで処分する

明らかなごみをまとめる

物が多すぎる部屋は必要な物だけでなく、ごみも大量にため込んでいるケースが多くあります。部屋を片付けると決めたら、まずはごみ箱やごみ袋に入れていないコンビニ弁当やお菓子の空袋など、明らかなごみをまとめて捨てて、部屋の中の物を減らすことから始めましょう

使うだろうと取っておいた期限切れのクーポンや、詰め替えを用意しようと放置してある空のボトル類、古い雑誌などもごみと判断します。コンビニやスーパーでもらうわさびやからし、消費期限が切れたドレッシングなどの調味料も同様です。

物を手放す基準を決めて機械的に判断する

物を捨てられずに増やしてしまう人は、不要な物を捨てようと決めても、何を処分すればよいのか悩んでしまい、片付けが滞ります。

物を手放す基準を決めて機械的に判断すれば、悩まずに片付けが進むでしょう。例えば壊れて使えない家電や割れた食器、前回使用してから2年以上経過している物、色あせや汚れ、毛玉などがひどく着られない服などです。

捨てる基準をあらかじめ決めてリストアップしておけば、あとは機械的に判断するだけなので、悩まずに片付けられるでしょう。

収納場所に収まるまで処分する

物が多すぎる部屋を片付ける際、物の量を減らす目安は、すべての物が収納場所に収まるまでです。せっかく片付けても、収納場所に入らない物があると、すぐにまた散らかってしまいます。

片付けを始める前に、収納スペースがどのくらい確保できるのか把握しておくとよいでしょう。収納場所に収まらない物や、定位置がない物はすべて捨てると、片付けた後も散らかった部屋に戻りにくくなります。

物が多すぎる部屋の掃除で陥りやすい問題

物が多すぎる部屋にしてしまう人は、片付けが苦手な傾向にあります。片付けが苦手な人が物が多すぎる部屋を掃除する際に、陥りやすい問題について紹介します。

  • 断捨離の基準があいまいでなかなか捨てられない
  • 物の多さに疲れて挫折してしまう

断捨離の基準があいまいでなかなか捨てられない

断捨離をしようと決めても基準があいまいだと、なかなか物が捨てられないものです。「まだ使える、いつか必要になる、もったいない」などと考えてしまうと、物が減らない上に時間だけ消費してしまい、作業が進みません。

また、せっかく捨てると決めた不用品でも、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみなど分別方法や捨て方が分からないと処分できず、片付けが進まなくなります。不用品を処分しないと物の量が減らせないため、いつまでも散らかったままになってしまいます。

スムーズに片付けるためにも、片付け前に断捨離の基準を決め、不用品やごみの処分方法も調べておきましょう。

物の多さに疲れて挫折してしまう

普段から片付ける習慣がない人が、物の要不要を考えて仕分けして処分するのは疲れる作業です。物の量が多く、片付けにストレスが溜まったり飽きたりして、挫折してしまうこともあるでしょう

本やCD、衣類など、フリマアプリやリサイクルショップで売却する場合は、お金になるものの手間と時間がかかります。また、ごみの分別や回収日、処分方法などに注意しなければならず、思い立ったときに処分できません。

物の多さに疲れて挫折してしまわないように、計画的に物を減らしていきましょう。

物が多い部屋の片付けはプロの清掃業者に依頼するのもおすすめ

物が多すぎる部屋は片付けるべき定位置が決まっていないので、物を出しっぱなしにしがちです。物を捨てられないだけでなく、いざ使おうとするとどこにあるのか分からない場合もあるため、同じ物を購入するケースも少なくありません。

まずは物を手放す基準を決め、収納場所に収まる量になるまで物を減らす必要があります。

しかし片付け慣れていない人が、物が多い部屋を片付けるのは時間や労力がかかるものです。疲れて挫折してしまうケースもあるでしょう。その場合はプロの清掃業者に片付けを依頼するのもおすすめです。効率的な片付け方や部屋が散らからないコツを熟知しているため、手際よく整理整頓することができます。

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