サツマゴキブリはどこに生息している?
元々は九州を中心に四国・沖縄などの地域に生息するゴキブリですが、木材などと一緒に運ばれて移動し、現在は本州でも存在が確認されています。基本的に森林性の昆虫で、家の中で見かけることは少ないです。
サツマゴキブリの見た目や生態は?
サツマゴキブリは体長25~40mmほどでクロゴキブリと同程度、真っ黒で丸っこい形をしています。クロゴキブリやチャバネゴキブリと比べ繫殖力は低いですが、雑菌を保有し人間に健康被害を与えるリスクは他のゴキブリと同様です。
元々は九州を中心に四国・沖縄などの地域に生息するゴキブリですが、木材などと一緒に運ばれて移動し、現在は本州でも存在が確認されています。基本的に森林性の昆虫で、家の中で見かけることは少ないです。
サツマゴキブリは体長25~40mmほどでクロゴキブリと同程度、真っ黒で丸っこい形をしています。クロゴキブリやチャバネゴキブリと比べ繫殖力は低いですが、雑菌を保有し人間に健康被害を与えるリスクは他のゴキブリと同様です。
「サツマゴキブリ」は都心などでよく見かける「チャバネゴキブリ」「クロゴキブリ」とは違った特徴を持つ昆虫です。
生息地が限られている上に、家に現れることも少ないためその特徴を知らない人も多いことでしょう。
そこでまずは、サツマゴキブリの特徴と生息地を解説していきます。
サツマゴキブリは小判のようなフォルムをした体長25〜40mmほどの昆虫で、雄よりも雌の方が体が大きくなります。
真っ黒な全身であり触角が付いている方の縁は白っぽく、それ以外は赤茶けた色が外縁に入っているのが特徴です。羽は退化しており、痕跡がわずかにある程度です。クロゴキブリのように飛ぶことはありません。
繁殖力はほかのゴキブリと比べても低いため、チャバネゴキブリのように大量繁殖するタイプではありません。
名前のとおりサツマゴキブリは、九州を中心に分布しており沖縄・四国でも見られます。
ソテツなどの木材の運搬と共にサツマゴキブリは運ばれ、三重県や静岡県、千葉県などでも確認されるようになり、その生息範囲を広げつつあるといわれています。
サツマゴキブリは森林性の昆虫のため、他のゴキブリのように家の中に侵入してくることは滅多にありません。基本的に岩石や倒木、落ち葉の下に身を潜めています。
しかし家の近くに森林や裏山がある場合、稀に家の中で確認されるケースもあります。観葉植物の鉢に紛れている、植物とともに入ってくるなど、知らないうちにサツマゴキブリを家に招き入れてしまうかもしれません。
サツマゴキブリはほかのゴキブリとは違って丸っこく特徴的な形をしているため、一部の人はペットとして飼育しています。しかし光沢のある黒い体に嫌悪感を抱く人は少なくないでしょう。
そのためサツマゴキブリは「不快害虫」に分類され、また「衛生害虫」とも呼ばれています。
ここでは不快害虫と衛生害虫が人にもたらす影響について説明します。
ゴキブリの多くが「不快害虫」と呼ばれており、サツマゴキブリも例外ではありません。不快害虫とは文字通り、人に不快感を与える昆虫をいいます。
ゴキブリ以外にはカメムシやアリ、ナメクジなどが挙げられます。サツマゴキブリもゴキブリ特有の黒く光る体を持っており、集まっている様子を発見することもあるので多くの人が苦手意識を持っていることでしょう。
「衛生害虫」とは有害となる病原物質を保有・運搬し、人に対して健康被害を与える昆虫をいいます。家の中ではあまり見ないサツマゴキブリも含まれているのです。
体表面や足、排泄物などからアレルギー物質を運び、人に健康被害を与えます。排泄物などが食べ物に混入すれば、食中毒になる可能性もあるため注意しましょう。
また人を噛んだり、刺したりして直接的に人に被害を与える昆虫も衛生害虫と呼ばれており、ムカデやスズメバチが例として挙げられます。
森林性とはいえ、家で発見されることもあるサツマゴキブリ。衛生被害を考えると、しっかり駆除しておきたいものです。ここでは駆除方法を3つ紹介します。
以下の記事では、ゴキブリ全般の駆除方法について、状況別に詳しく解説しているので参考にしてみてください。
物陰に隠れているサツマゴキブリを見つけだすのは非常に困難です。かといって放っておけば繁殖を繰り返し、その数を徐々に増やしてしまいます。
そこで小さな幼虫も一網打尽できる、「毒餌」を活用して効率的に退治しましょう。
毒餌は即効性がない代わりに、食べた虫を徐々に弱らせて死滅させるのが特徴です。
また毒餌で死んだ虫の死骸を食べたほかの虫に効果があるのもメリットなので、サツマゴキブリ以外のゴキブリに悩まされている人におすすめの方法です。
古典的でありながら確実な効果が見込めるのは、粘着シートで捕獲するタイプです。
サツマゴキブリが通りそうな狭い場所に設置しておけば、手間をかけずに駆除できるのが便利なポイントになります。
また耐水性に優れた商品もあるので、水回りや庭でサツマゴキブリをよく見かける人にもおすすめです。
ゴキブリは神出鬼没な昆虫のため、出てきたときに対処したいところです。サツマゴキブリはもともと熱帯地域に生息するため、冬場などは動きが鈍いともいわれていますが、通常は普通のゴキブリ同様に壁も登ることがあります。そのため、一般的なゴキブリ専用の殺虫剤を噴射すれば退治しやすいでしょう。
また部屋の中に殺虫剤の成分を充満させられる「くん煙タイプ」の殺虫剤もおすすめです。くん煙タイプなら見えない場所に隠れているゴキブリも駆除できるので、サツマゴキブリ以外のゴキブリに悩まされている人にも最適といえます。
サツマゴキブリは森林性のため、滅多に家の中では見かけません。しかし観葉植物に紛れ混んでいることもあるので、部屋やキッチンで見つけたときは早めの対処が大切です。
他のゴキブリよりは増えるスピードは遅いですが、人に健康被害を与える昆虫です。見つけたときは毒餌タイプ・殺虫剤噴霧タイプと使い分けて、確実に対処しましょう。
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