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枝打ちが必要な理由とは?具体的な方法から作業の注意点まで解説

最終更新日: 2021年05月31日

「枝打ち」は商品価値の高い木材を育てるために欠かせない作業です。効果的に枝打ちをするには、必要な道具や適したタイミング・手順を知っておく必要があります。剪定との違いも知ったうえで、木の枝を切る作業について理解を深めましょう。

そもそも枝打ちとは?

伐採する人

「枝打ち」とは主に林業で木の枝を切る作業を指す言葉です。どのような目的で行われるのでしょうか?剪定(せんてい)と何が違うのかも知っておきましょう。

良質な木材を育てるために必要

枝打ちは節がなく品質の高い木材を育てるために、枝を切り落とす作業です。一定の高さまでの枝を付け根から除去することで、節目ができにくくなります。

「樹冠(じゅかん)」と呼ばれる枝葉部分の量を調節して幹の成長を制御し、適度に育てるのも目的の一つです。余分な枝を落とせば均等に日光が当たりやすくなるため、人工林の環境を良好に保てます。

枝打ちと組み合わせると、より効果的に森林環境を整えられる作業が「間伐」です。過密になった場所の木を伐採し、健全な生育環境を整えます。

剪定との違いは目的

「剪定(せんてい)」も樹木の枝を切り、健康に成長させるための作業です。勢いがありすぎて他の枝の成長を妨げる部分を切ったり、木の形を乱す枝をカットしたりします。密生した枝に重なる枯れ葉や枯れ枝を除去するのも、剪定する目的のひとつです。

しかし剪定には枝打ちと違って、良質な木材を育てるという目的はありません。あくまでも鑑賞用や生け垣など、木材用ではない木を対象として行うものです。

枝打ちの行い方を解説

斧

森林環境を保つのに欠かせない枝打ちは、どのように行うのでしょうか?道具の準備やベストなタイミング・実際の作業手順を見ていきましょう。

必要な道具や装備

枝打ち作業に必要なのは木を切る工具と、木に登る道具です。細い枝をたたき落とすときに使うのは振り下ろして使う工具で、斧(おの)や鉈(なた)が挙げられます。太い枝切断に使うのは鋸(のこ)やチェーンソーです。

木に登るときには安全を確保する必要があるため、落下を防ぐベルトやハーネスは欠かせません。万が一落ちてしまったときに備えてヘルメットも用意します。

2m以上の場所で作業する場合には、「枝打ちはしご」と呼ばれるはしごも必要です。通常のはしごと違うのは設置の仕方で、斜めに立てかけず木にローブで固定して上で使います。

適した時期は?

枝打ちは木が傷付きやすい時期を避けて行います。新芽の頃から梅雨明けまでは木の活動が活発でダメージを受けやすいため、枝打ち作業には向きません。

真冬は木の活動が休止していて傷付きにくいものの、寒さによる作業効率の悪化などによって作業時に木を傷付ける危険があります。

木の活動がゆるやかな紅葉から雪が降るまでの間と、寒さがやわらいで新芽が生える頃までの2シーズンが枝打ちに最も適した時期です。

枝打ちの作業方法

作業時の安全を確保するために長袖・長ズボンの作業着を着用し、ヘルメットと安全帯を装備します。刃物類を安全に扱えるように、刃を収納できるケースも必要です。

切断するときは材となる幹を傷つけないように注意します。細い枝は鉈を振り下ろして落とし、太い枝を切るときは下から7割ほど刃を入れ残りの3割は上から切るのがポイントです。

技量が備わってくるとすんなり枝を落とせるだけでなく、枝の状態や性質によって切り方を変えるコツも身に付きます。

木の枝を切るときの注意点

丸太

枝打ちも剪定も高所での作業になるため、素人が行うのはおすすめできません。剪定を業者に頼むメリットと、自分で枝を切らなければならないときの注意点を解説します。

剪定は業者に頼むのが安心

工具の扱いに慣れていないと、庭木の枝をスムーズに切るのは難しいでしょう。自力で済まそうとして失敗すると、想定外の事故を引き起こしかねません。

プロに任せれば思い通りの仕上がりに近づくだけでなく、事故のリスクも減らせます。経験や知識があるため個人で行うよりもスピーディーに終わるのもメリットです。

剪定業者を探すときには、無料の見積もりサービスを活用するのがおすすめです。ミツモアでは依頼したい内容や自宅の環境などを入力していくだけで、複数の業者から見積もりを取れます。

落下事故に気を付ける

木に登って行う枝打ちや剪定は、常に落下の危険が伴います。枝を切るときは熟練した職人でも、動きやすい作業服や安全帯・ヘルメットといった装備は欠かせません。

作業経験の浅い人は「2m程度の高さなら落ちてもケガをしないだろう」と、高をくくってしまいがちです。どうしても自力で枝を切る必要がある場合は、安全装備をしっかり身に着けて落下しないように気を付けましょう。

森林の環境保全に欠かせない枝打ち

枝に刺さる斧

枝打ちは余分な枝を切り落とす作業で、節目がなく健康な木材を育てるために欠かせません。間伐と併せて行うと、健全な森林環境の整備をより効率的に実現できます。剪定は庭木などの見た目や健康を保つためにする作業で、枝打ちとは別です。

枝打ちに必要なのは木を切るための鉈や鋸、安全に高所へ登るためのはしごや安全装備です。細い枝はたたき落とすように、太い枝は下・上の順番で刃を入れて切ります。

枝打ちも剪定も木に登る必要が出てくるため、作業になれていない人が木の枝を切りたいときは業者に頼むのがおすすめです。もし事情があって自力で作業しなければならない場合は、装備を整えて十分注意しながら行いましょう。

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