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シマトネリコの伐採は自分でできる?伐採後の処分方法や業者の選び方

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最終更新日: 2024年06月28日

庭に植えたシマトネリコが、大きくなりすぎて困っていませんか?伐採は自分でできるのかや、業者に頼んだ場合の費用相場が分からない人もいるでしょう。伐採方法や業者への依頼など、シマトネリコの伐採に関する疑問・悩みを解決するための情報を紹介します。

シマトネリコの伐採を検討する前に知っておくべきこと

シマトネリコは成長が早く、高さや幅をコントロールするのが難しい樹木です。伐採を検討する際は、その特性をよく理解しておく必要があります。まずは、シマトネリコの伐採を行う前に知っておくべきポイントを、詳しく見ていきましょう。

シマトネリコはぐんぐん成長する常緑樹

シマトネリコは常緑高木で成長が早く、高さ15m以上にもなる樹木です。葉は楕円形で光沢があり、秋から冬にかけて白い小さな花を咲かせ、夏には黒紫色の実を付けて鳥を引き寄せます。

シマトネリコは、庭木や生垣として人気がありますが、適切な剪定を行わないと、あっという間に大きくなってしまいます。またシマトネリコは根が強く、建物の基礎を傷つける可能性もあるため、植える場所には注意が必要です。

成長しすぎたシマトネリコを伐採する際は、高い技術と専門的な道具が必要となります。シマトネリコの伐採を検討している人は、特性をよく理解し、適切な対応を取ることが大切です。

シマトネリコは個人で伐採できる?

シマトネリコを自分で伐採するのは、なかなか大変な作業です。高さや幹の太さによっては、高所作業車やチェーンソーなどの特殊な機材が必要になります。

また、伐採時の安全対策も欠かせません。木が倒れる方向を予測し、周囲に人がいないか確認したり、ヘルメット・安全ロープを使用したりなど、細心の注意が求められます。

「うちのシマトネリコ、自分で伐採できるかな?」と思う人もいるかもしれませんが、高さが5m以上、幹の直径が30cm以上ある場合は、素人では危険です。

事故のリスクを考えると、やはりプロに依頼するのが賢明でしょう。切り株から新しい芽が出てくることもあるので、抜根も検討が必要です。

シマトネリコの伐採を自分で行う方法

シマトネリコを伐採する際は、適切な道具と安全対策が欠かせません。シマトネリコの伐採を、自分で行う際に必要な道具と安全対策、基本的な伐採手順について詳しく解説していきます。

シマトネリコの伐採に必要な道具

シマトネリコの伐採に必要な道具は、以下の通りです。

  • チェーンソー
  • ロープ
  • ウェッジ
  • ヘルメット
  • 安全ゴーグル
  • 手袋
  • 安全靴

チェーンソーは、シマトネリコの幹を切断するための主要な道具で、エンジン式とバッテリー式があります。ロープとウェッジは、伐採方向を制御するために使用します。

安全装備は、作業中の事故を防ぐために欠かせません。特にヘルメットとゴーグルは、落下する枝や飛び散る木くずから、頭と目を守ります。手袋は、チェーンソーの振動から手を保護し、安全靴は足を守るために必要です。

シマトネリコの伐採を安全に行うための対策

シマトネリコの伐採を安全に行うには、まず作業前に周囲の状況を確認し、電線や建物への影響がないか確かめましょう。

次に、退避経路を2方向以上確保します。万が一の際に、すぐに避難できるようにしておくことが大切です。

伐採中は、幹の切断面に人が近づかないようにし、ロープとウェッジを使って伐採方向をコントロールします。幹にウェッジを打ち込むことで、チェーンソーが挟まるのも防げます。

幹が倒れる際は声掛けをし、周囲に注意を促しましょう。安全に気を配りながら、慎重に作業を進めることが何より重要です。

シマトネリコの伐採手順

基本的にシマトネリコの伐採はプロに任せるべきですが、独力で伐採するなら、大きさが高さ5m未満、幹の直径が30cm未満のものにしましょう。

  1. 伐採方向を定め表側から1/3程度カット
  2. 裏側からもカットしヒンジを残す
  3. 表側にウェッジを打ち込み幹を倒す
  4. 倒れた幹を『玉切り』する
  5. 切り株を処理する

シマトネリコの伐採手順は、まず伐倒方向を決め、表側から幹の1/3程度をカットします。次に、裏側から表側のカット位置より少し上の高さでカットし、ヒンジを残します。

そして、表側のカット面にウェッジを打ち込み、徐々に幹を倒していきましょう。幹が倒れたら枝払いをし、幹を適度な長さに『玉切り』します。

最後に、切り株の処理を行います。切り株は、そのまま放置すると再発芽することがあるので、切り株の表面を覆うように土をかぶせるか、切り株を抜根しましょう。

シマトネリコの伐採は危険を伴う作業なので、手順を理解し安全に十分配慮して行うことが大切です。

シマトネリコ伐採後の切り株の抜根方法

シマトネリコの伐採後、切り株から再発芽することがあります。完全に抜根するには、重機を使って根ごと掘り起こす必要があるでしょう。しかし、大がかりな作業になるため、個人での実施は難しいかもしれません。

抜根せずに切り株を残す場合は、腐朽を促進させるために表面を削ったり、薬剤を塗布したりする方法があります。また、切り株から伸びてくる新しい芽を定期的に取り除くことで、再発芽を防ぐことができます。

シマトネリコの根は広範囲に張っているので、抜根は慎重に行うことが必要です。近くに建物や他の植物がある場合は、損傷を与えないよう注意しましょう。

伐採したシマトネリコの処分方法

伐採したシマトネリコの処分方法は、自治体によって異なります。多くの場合、可燃ごみとして処分できますが、太い幹や枝は粗大ごみ扱いになることもあります。事前に、自治体のルールを確認しましょう。

また、チップや薪にして再利用するのもおすすめです。「せっかくの木材を無駄にしたくない」という人は、木工用材として活用するのも一案です。

プロに伐採を依頼する際の費用相場と業者の選び方

シマトネリコの伐採をプロに依頼する際、気になるのは費用相場でしょう。シマトネリコ伐採にかかる費用相場や費用を左右する要因、安心して依頼できる業者の選び方のコツも紹介します。

シマトネリコ伐採の平均的な費用相場

シマトネリコの伐採費用は、木の高さや幹の太さ、作業の難易度によって大きく異なります。一般的な費用相場は、以下の通りです。

  • 高さ3mまで:1万2,000〜1万5,000円程度
  • 高さ3~5mまで:1万5,000〜2万5,000円程度
  • 高さ5m以上:2万5,000円〜

ただし、実際の費用は作業内容によっても変動します。ミツモアで複数の業者から見積もりを取り、費用や作業内容を比較して、信頼できる業者を選びましょう。

シマトネリコの伐採費用を左右する要素

シマトネリコの伐採費用は、木の高さや幹の太さ、伐採後の切り株の抜根や処分、現場へのアクセスのしやすさなど、さまざまな要因によって大きく変動します。

例えば、電線や建物に近接している場合、安全対策に時間がかかるため、費用が高くなる傾向です。また、伐採した木の運搬・処分方法によっても金額は左右されます。

そのため、見積もりを取る際は、立地条件や作業内容を業者にしっかりと伝えることが大切です。予算オーバーを避けるためにも、事前の情報共有を怠らないようにしましょう。

シマトネリコ伐採時に頼れる業者の選び方

シマトネリコの伐採を業者に依頼する際は、経験豊富で信頼できる会社を選ぶことが大切です。まずは、複数の業者から見積もりを取り、価格や作業内容を比較検討しましょう。その際、安全対策や保険加入状況もチェックすることをおすすめします。

また、伐採後の切り株の処理や木材の運搬・処分方法についても、確認を忘れてはいけません。伐採だけでなく、後片付けまでしっかりとお願いしたい場合は、トータルでサポートしてくれる業者を探すのがベストです。

実績や口コミを参考にして信頼できる業者を見つけ、シマトネリコの伐採を依頼しましょう。

シマトネリコの伐採をプロに依頼する

成長したシマトネリコの伐採は業者に依頼しよう

シマトネリコは成長が早く、あっという間に大木になってしまいます。大きなシマトネリコを自分で伐採するのは、危険が伴います。

素人が手を出すと、思わぬ事故につながりかねません。また、切り株の抜根や伐採木の運搬・処分などは、個人で行うのは大変な労力です。

こうしたリスクを避けるためにも、シマトネリコの伐採はプロの業者に依頼するのがおすすめです。費用は木の大きさや現場の状況によって異なりますが、安全・確実な作業と適切なアフターフォローまで任せられる点は、大きなメリットでしょう。

シマトネリコ伐採のプロを探すなら、ミツモアがおすすめです。相見積もりを取って比較検討すれば、安心して依頼できる業者が見つかります。

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