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全身写真でオーディションを勝ち抜く!必勝スタジオの選び方!

オーディション写真のプロカメラマンを探す
最終更新日: 2022年12月05日

オーディションやエントリーシートで履歴書を送る際に必要な写真には、バストアップ写真と全身写真があります。

本稿のメインテーマである全身写真は、体型や全身のバランスを見て、あなたの全体的なビジュアルを判断するための写真です。

今回は、自分で全身写真撮るときのテクニック、スタジオで撮影してもらう時のコツやスタジオの選び方などをくまなくご紹介!

全身写真は、ちょっとしたコツでぐっと魅力が引き立つ仕上がりに変化しますよ。

全身写真を極めて、オーディションに勝ち抜きましょう!

今すぐ使える4+1の全身写真撮影テク

全身 写真

では、さっそく全身写真を撮影する際の簡単なテクニックを見ていきましょう。

実際に全身鏡を見て、ポーズを変えると自分の体がどんな風に見えるか、その変化を探りながらベストなポーズを探しましょう。

数ミリ単位の顔の向きでイメージは変わる

顔はなるべく正面を向き、目線はカメラを見ましょう。

顎を軽く引くと頬のラインがスッキリして見えますが、引きすぎると不自然な上目遣いになったり、骨格や肉付きによって二十顎になってしまいます。

気持ち引き気味にする意識です。

また、人の顔は左右で微妙に雰囲気が違いますので、左右どちらが自分にとってのベストか、家族や友人に見てもらいましょう。

美脚の秘訣はつま先が握っている

足はただ仁王立ちになるのはNG。

足を軽くクロス気味にすると、スッと細く長く見えるんです。

しかし、クロスした時に体の軸が斜めになると、写真をパッと見たときに違和感が生まれてしまうので、意識して軸をまっすぐに立ちましょう。

ココで大切なのはつま先の向き。

試しにつま先の角度を動かしていただくと分かりますが、つま先が正面を向いているときと外側を向けたとき、内側に向けた時で足の表情が違って見えませんか?

足は人によって筋肉の付き方が違いますので、ベストな見せ方の研究をしてみましょう。

女性の場合は、多少ヒールがある靴を履くと、より美脚効果が高まります。

笑顔の意識は口角にもっていく

全身写真はバストアップ写真よりもひきで撮られるので、そこまで表情に力を入れなくても大丈夫です。

自然な笑顔を心がけましょう。

しかし、顔がクシャっとなるほどの笑顔は目が小さく見えてしまいます。

笑顔を作るときには、目はなるべく開けたまま、口角をクイッと上げる意識をしてください。

歯は見せても見せなくても構いません。

自分がどういう印象に映りたいかで決めましょう。

必ず第三者に見てもらうこと

ベストなポージングが見つかったと思ったら、必ず家族や友人に見てもらいましょう。

自分ひとりの感覚でOKを出すのは尚早です。

第三者の目で見て、様々な観点からアドバイスをもらい、全身写真をバージョンアップしていきましょう。

その時に重点的に見ていただきたいのが

・手足の長さが分かる写真か

・頭身が分かるか

この2点が審査員が知りたがっていることですので、それらがきちんと伝わる写真になっているかを意識してください。

番外編:美容室でヘアメイクしてみる

自分のヘアメイクに自信がなければ、美容院に頼んでみましょう。

美容院はカットだけでなく、ヘアセットやメイク、眉カットなど様々なメニューがあります。

オーダーの際、オーディション撮影と言うのが照れ臭ければ「昔の友人に会うので気合を入れたくて、ナチュラル目にしてください」と言うと控えめだけど可愛いラインで仕上げてもらえて印象バッチリです。

男性も同様、オーディション撮影と直接言いたくない時には「同窓会の前にヘアセットお願いしたいんです」と言えばOK。

ヘアセットの他に男性に特におすすめしたいのは眉カットです。

眉は人の顔の額縁。眉毛が整っているだけで数段あか抜けて見えますよ。

オーディション写真についてもっと詳しく知りたい方は『【アイドルオーディション写真 特選カメラマン35人】選ばれる写真!』の記事も併せてご覧ください。

気になるヘアメイクのポイントや、プロのカメラマンが撮影した写真を見ることができます。

プロに撮影してもらうとどうなるかイメージが掴みやすくなりますよ。

全身写真のNG事項

全身写真

派手な服は避ける

顔よりも目立つような派手なロゴが入っているような服は避けましょう。

あなた自身の印象が薄くなってしまいます。

全身写真の場合は、あなたの体型を見るための撮影なので、Tシャツや短パンなど、体のラインが分かる服を着るようにしてください。

携帯での自撮りはしない

オーディションやエントリーシートの全身写真でセルフィー・自撮りは基本的には好まれません。

ご自身のデジカメで撮影するか、カメラマンに撮影してもらいましょう。

全身写真の撮影場所の選び方

では、ポーズや服装が決まったら次は撮影場所を選びましょう。

撮影場所は主に2種類、スタジオ撮影とロケーション撮影があります。

それぞれ違った良さがありますので、どんなイメージの写真にしようかオーディション写真や宣材写真の画像を見ながら固めましょう。

スタジオ撮影

全身 写真

オーディション用のスタジオ撮影は、一般的には白をベースとした壁があるスタジオが選ばれます。

シンプルな壁紙であなたの体型や表情がよく分かる写真が撮影でき、最もオーソドックスな全身写真が撮れるでしょう。

最近では、自然光が差し込む場所での撮影も増えてきているようです。

ライトの光よりも柔らかい雰囲気の写真に仕上がり、自然体なあなたが演出できますよ。

ロケーション撮影

全身 写真
(画像提供:PIXTA)

スタジオより屋外の自然な雰囲気の方が良い場合は、全身写真をロケーション撮影で提案することもあります。

公共施設の一角で背景とのバランスが良い場所を見つけて撮影したり、自然豊かな背景の公園での撮影が多いですね。

プロに頼らない全身写真の撮り方

先程も述べたように、自撮りやセルフィーはあまり好まれない傾向にあります。ですが、プロに撮ってもらうのは費用がかかりますし、日程の調整やお住いの地域などによってはプロにお願いするのが大変な方もいらっしゃると思います。そんな方のために、ここでは、プロに頼らずご家族などに撮ってもらう際、どんなことに気をつけて撮影すれば良いのかなどを紹介していきます。

カメラのレンズは被写体と水平に

写真を撮る際は、どの角度から撮るかによって印象がガラリと変わってきます。例えば、被写体を斜め上から撮った際は、顔が大きく見え、さらに足が短く写ります。これとは逆で、被写体を下から見上げるようなアングルで撮ると、足が長く、顔が小さく写ります。

ここで考えて頂きたいのが、なぜ書類審査で全身写真が必要とされているかです。審査員は応募してくる方のスタイルや雰囲気を知るために写真を見ます。よって、オーディション用の写真において一番大切なことは、ありのままの自分を写すことです。

この「ありのまま」のスタイルを写すのが、被写体とレンズが水平の状態での撮影なのです。

カメラの高さは身長の半分

カメラを高めの位置に構えると、全身を写すためにどうしてもレンズが斜め下を向きがちです。また、低すぎても、全身を綺麗に写すのは難しく、レンズを上に向けざるを得ないでしょう。

レンズを垂直にして撮影をするためには、被写体の身長の半分ほどの高さ、具体的には被写体のおへそのあるあたりの高さでカメラを構えることが大切です。

面接時に審査員の方々に「写真と違う」と思われないためにも、盛りすぎず、ありのままの自分で勝負しましょう。

カメラの端の歪みに注意!

カメラのレンズは必ず歪みが生じるものです。特に、スマートフォンに搭載されているカメラや、安価なカメラはその歪みが大きいと言われています。

歪みが生じているのはレンズの端っこです。この端っこに顔がきてしまうと、顔が歪んだように写ってしまいます。そのため、被写体の顔はレンズの歪みが最も少ない中央に持ってくるのがベストな撮り方です。

その際、被写体の頭上に余白が多く生じて気になる方もいると思います。そんな時は、トリミングという切り取り作業をしてちょうど良いサイズに仕上げてしまいましょう。スマートフォンのアプリを使えば誰でも簡単にトリミングができますよ。

広角レンズで撮らない

広角レンズとは近くにあるものの全体像を写したい際などに用いられる視野の広いレンズのことです。この広角レンズは、視野を広げる度合いが強まるにつれてレンズの歪みが強くなっていきます。そのため、狭い部屋の中で全身を収め切るにはとても便利なアイテムですが、オーディション用の写真の撮影にはオススメしません。

望遠レンズで遠くから撮影するのが綺麗に全身を写すことができてオススメですよ。

自分で撮る際のオススメアプリ・アイテム

一人暮らしで周りに撮ってくれる人がいない方や、恥ずかしくて誰かに「撮って」なんて頼めないという方もいらっしゃると思います。そんな方が思いつくのが自撮りじゃないでしょうか。ですが自撮りでは、どれだけ精一杯腕を伸ばしたところで、カメラのレンズを水平にして自分の全身をレンズに収めるのはなかなか無理がありますよね。

そこでここでは、一人でも全身を綺麗に写真に収めるためのお役立ちアイテムをご紹介します。

bena-ハンズフリー自撮りカメラ

こちらはスマートフォン用の無料カメラアプリです。今ではたくさんのカメラアプリがリリースされている中、このアプリが他のアプリと一線を画しているのは、シャッターを押さなくても写真が撮れる点です。

こちらのアプリは、人の動きに反応し、動きが止まった時にシャッターを切ってくれます。そのため、撮影者はスタートボタンを押してから撮影位置につき、ポーズを取るだけで良いんです。これだけでまるで他人に撮ってもらったように、全身をカメラに収めることができます。

さらに、タイマーでの撮影と違い、連続で何枚も撮影することができます。1ポーズ撮って確認して、またシャッターを押して時間内にポーズを取るといった必要がなく、楽に何枚も撮影することが可能です。

声シャッター

こちらもスマートフォン用のカメラアプリです。こちらは上のアプリと違って有料のアプリですが、240円と安価です。名前の通り、声に反応してシャッターを切ってくれるアプリです。Appple Storeでは現在も取り扱いがありますが、Android版は現在配信を停止しているそうです。

声で反応すると聞くと、雑音のあるところでの撮影は難しいのでは?と考えがちですか、こちらのアプリは、事前に掛け声を設定し、その掛け声にのみに反応してシャッターを切ってくれるものなので、野外などの雑音のある環境下での撮影にも使うことができます。

リモートシャッター

こちらはBluetoothでスマートフォンと無線で繋がり、リモコンのような本体でシャッターを押せば、写真を撮ってくれるという優れものです。DAISOでは300円で取り扱いがあるようです。安価なものがいい方はAmazonで100円台の商品もあります。

商品によってリモコンの使用できる距離は変わってきますが、全身写真を撮るためだけなら、この距離はさほど気にしなくて良いかと思います。このリモコンシャッターは、写真を撮る際リモコンを手に持っての撮影となるため、手のひらで隠すことのできるようなサイズ感だと安心ですよね。

全身写真は自分で撮る?カメラマンに頼む?各メリット紹介

全身 写真
(画像提供:PIXTA)

これまで全身写真を撮影する際のコツを見てきましたが、実際に撮影するとなると自分で撮影してしまおうか、それともプロのカメラマンに頼もうかも悩みの一つ。

費用とクオリティのバランスをどうするか、考えてみましょう。

全身写真を自分で撮影するメリット

全身写真を

  • 料金が安い…ご自身で撮影をするので、もちろん料金はかかりません。紙媒体でオーディション用紙を送る際にかかる印刷代で済むので、コストを抑えたいならご自身での撮影が良いでしょう。
  • 満足いくまで撮影ができる…プロのカメラマンに依頼すると、拘束時間によって料金が変動します。ご自身での撮影なら、満足いくまで何枚でも撮影できますし、日を改めることも可能です。

全身写真をカメラマンに依頼して撮影するメリット

次に、全身写真撮影をプロのカメラマンに依頼して撮影する場合のメリットをご紹介します。

  • オーディション撮影のノウハウを持っている…カメラマンは人を撮るプロです。オーディション撮影にも精通しているので、ポージングや表情の作り方、背景や服に迷った時なども相談に乗ってくれます。自分ひとりで研究するよりも、ずっと合格に近づく写真を撮影してくれるでしょう。
  • プロのヘアメイクがいるスタジオがある…希望があればオプションでヘアメイクをしてくれるスタジオもあります。しかし、出張カメラマンの場合は対応の可否があるので、事前にヘアメイクは自分でやるのか、カメラマンが紹介してくれるのか等確認は必要です。
  • レタッチしてくれる…写真の画像データを加工・修正する作業のことで、ニキビ跡や足に残っている傷のシミなども消してもらえます。ただし、実際に会ったときに写真とイメージが違う程に修正するのは避けましょう。そのバランスもカメラマンは心得ているので、相談してみるといいですね。

バストアップ写真について知りたい方はバストアップの写真で自分をアピールする7つのテクニック!の記事をご参照ください。

バストアップ写真の意味を理解し、撮影する際のポイントやちょっとしたテクニックを見てみましょう。

出張カメラマンの料金相場

全身 写真
(画像提供:Aris-Tect Group/Shutterstock.com)

金額の相場

条件によって様々なパターンがあります。

例を上げますと

  • 出張撮影1時間・10カットをデータで納品…1万2,500円
  • スタジオ使用1時間・写真3パターンを3枚現像して納品…1万円
  • 撮影1時間・衣装変えて数パターン撮影、データ全納品…1万5千円

などです。

全身写真の撮影はスタジオか屋外か、データは何枚必要か、時間はどのくらいかけたいか、自分の中の優先順位を確認して条件を提示してくださいね。

写真の受け取り方

データの受け渡し方は、下記の2種類。

  • オンライン…WEB上にデータをアップして受け取る方法です。郵送代などがかからないので、受け渡しの手間はありませんが、現像が必要な時にはご自身でカメラ屋さんに行くようになります。
  • プリント…現像した写真をもらう方法です。応募用紙に使用する際には、すぐに使える上に、カメラマンが現像してくれるので綺麗な仕上がりになること間違いなしです。しかし、焼き増しが必要な時には都度料金がかかるようになるので、少々手間になってしまいます。

また、データならすべて渡してくれるか・ベストショットのみか、もらえる枚数もカメラマンによって違いがあります。

レタッチも、全て対応なのか・ベストショットのみか違ってきますが、希望のベストショット2枚が無料でレタッチ対応で、それ以上は有料などの措置を取っているところが多いようです。

もっと詳しく依頼したときのことが知りたい…!

『プロフィール写真撮影サービスページ』では、ミツモアでプロカメラマンに写真撮影を依頼した時の例をみることができます。

どんな風にプロが返事をくれるのか、他の人はどんな依頼を出しているのかが分かります。

プロから届く見積もり例や見積もりの内訳も知れるので、依頼を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

ミツモアでオーディション撮影のカメラマンに依頼しよう!

写真選考はオーディションや就職試験の入口。

そこで躓いていては、決して先には進めません。

自分の魅力を最大限に引き出した全身写真で、オーディションやエントリーシートを勝ち抜き、あなたの夢に一歩でも近づきましょう。自分の魅力や個性は、意外と自分ではわからないもの。

そこで、プロのカメラマンから客観的なアドバイスをもらいながら、上手く撮ってもらうのが大事なのです。

プロのカメラマンの情報をお探しでしたら、ミツモアを使えば、質問への答えをクリックするだけで、あなたにぴったりのカメラマン、最大5名から見積もりが届きます!

各カメラマンのプロフィール・クチコミ・ポートフォリオも見ることができ、安心です。

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