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車のキーが抜けない原因とは?対処法や注意点、修理費用を解説

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最終更新日: 2023年03月31日

車のキーが抜けないのはなぜ?

車のキーが抜けない原因として「シフトレバーがPに入っていない」「ハンドルロックがかかっている」「鍵と鍵穴の経年劣化」といった可能性が考えられます。詳しくは記事内で解説しています。

車のキー修理を業者に依頼するといくらかかる?

車のキー修理の相場目安は1万~2万円程度です。

車のキーが抜けない原因

車 鍵
車と鍵

車のキーが抜けない原因はいくつか考えられます。まずは自分で行える範囲の中で、どの原因に当てはまるのかチェックしてみましょう。自力で解決できなかったとしても、状況を把握していればスムーズに業者に依頼できます。

シフトレバーがPに入っていない

AT車の場合はシフトレバーが「P(パーキング)」に入っていないと、キーが抜けない構造になっています。まずはシフトレバーの位置を確認してみましょう。

MT車の場合は「N(ニュートラル)」の位置にギアチェンジをしないと、「ACC(アクセサリー電源)」までしか鍵を動かすことができません。ギアをNの位置に入れ、鍵を「LOCK」まで回すと抜くことができます。

また車種によっては、キーシリンダー周辺に鍵を抜くための「ボタン」が設置されている場合もあるため、ボタンの有無を確認しましょう。

ハンドルロックがかかっている

車にハンドルロックがかかっている状態だと、鍵が抜けなくなってしまいます。ハンドルロックは、盗難防止のために車に搭載されている機能です。

車のエンジンを切った状態でハンドルを動かすと、自動的にハンドルロックがかかってしまうため、キーが抜けなくなります。

ロックがかかってしまった場合は、ハンドルを左右に動かしながら鍵を回しましょう。ハンドルロックが解除されると、鍵を抜くことができます。

鍵と鍵穴の経年劣化

長年愛用している車に起こりがちなのは、鍵と鍵穴の経年劣化で鍵が抜けにくい状態になってしまうケースです。

鍵の抜き差しを何度も繰り返しているうちに、鍵や鍵穴がすり減ったり変形したりします。また長い間同じ車に乗っていると、抜き差しの動作も増えるため劣化が進みやすくなるでしょう。

鍵が抜きづらくなると余計な力が入ってしまい、鍵穴の破損や故障につながる恐れもあります。抜き差しに違和感がある場合は、早めに鍵を交換しましょう。

トラブルの際に注意したいこと

注意

車のキーが抜けなくなると慌ててしまいますが、やってはいけないNG行為があります。さらなるトラブルを生み出してしまう可能性もあるため、注意が必要です。トラブルの際に注意したいことを三つ紹介します。

力任せに引き抜くのはNG

鍵穴の内部は、精密な部品で構成されています。鍵を力任せに引き抜こうとすると、内部の部品が破損してしまう恐れがあるので絶対にやめましょう。

最悪の場合、二度と使えない状態になってしまい、鍵穴自体を交換する必要が出てきます。高額な修理費が発生してしまうだけでなく、修理に長い時間を費やさなければいけなくなるでしょう。

鍵と鍵穴がかみ合えばスムーズに抜けることもあります。力任せに引き抜こうとするのではなく、鍵を小刻みに揺らしながら動かしてみましょう。力を入れ過ぎないように調節しながら、上下左右のあらゆる方向に揺らすことがポイントです。

針金や尖ったものを鍵穴に入れない

針金や尖ったものを鍵穴に入れて、引き抜こうとしても鍵は動きません。それどころか中に入れたものが折れてしまった場合、鍵穴の中に入り込んでしまう恐れがあります。

物が詰まることで余計に鍵が抜けなくなり、最悪の場合、鍵穴自体が使えなくなってしまうこともあるのです。

また、鍵穴の内部には繊細な部品があります。尖ったもので中をかき回すと、部品を破損の原因にもなりかねません。鍵穴に鍵以外のものを入れようとする行為は、失敗するリスクが高いため避けましょう。

市販の潤滑油を使わない

専用ではない潤滑油を鍵穴に使用することもNG行為の一つです。鍵穴の中で油が固まったり劣化の原因になったりして、余計に抜き差しができなくなる恐れがあります。

粘性が高いサラダ油や自転車用の潤滑油などを使うと、ゴミやホコリが付着しやすくなり、鍵穴が詰まってしまうのです。また鍵穴の素材と相性が悪い場合は、サビが発生することもあります。

鍵が抜けたとしても、その後に新たな被害を引き起こすこともあるため、必ず鍵穴専用の潤滑油を使いましょう。

どうしても抜けない場合は業者に依頼する

車 鍵

自力で車のキーが抜けない場合は業者に依頼しましょう。業者の専門知識と技術は、現状を打開する大きな助けになるでしょう。修理・交換の費用相場や、鍵業者の選び方を解説します。

修理や交換にかかる費用

キーシリンダーの交換費用は、車や鍵の種類によって異なります。また、修理を行う場所までの距離や修理に必要な材料、作業人数でも金額が変わるでしょう。

一般の乗用車の費用相場は以下の通りです。

  • 部品代と工賃込み:1万~2万円程度(1カ所につき)
  • キーシリンダーを一式交換する場合:5万~10万円程度

また高級車や輸入車の場合は、一般の乗用車と比べて修理費用は高額です。1カ所につき30,000~60,000円程度、一式交換は最低でも15万円ほどかかります。

鍵業者の選び方

業者選びに失敗しないコツは、複数の業者を比較検討することです。鍵業者によって修理の値段や対応が異なるため、適当に依頼すると通常よりも高額の修理費用を請求される可能性があります。トラブルを避けるためにも、複数の業者に見積もり依頼を出しましょう。

しかし、修理業者に1社ずつ連絡をして見積もりを出してもらうのは、とても時間がかかる作業になります。そんなときに便利なサイトが「ミツモア」です。

「ミツモア」なら簡単な質問に答えるだけで、最大5社から一括で見積もりを受け取れます。さまざまな項目で比較ができるため、予算内で修理や交換を行いたい場合にもおすすめです。

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キーが抜けないときは落ち着いて対応しよう

車 鍵

通勤中や出先で車のキーが抜けなくなると、車が動かせなくなり、その先のスケジュールも大きく変わってしまうでしょう。

しかし冷静さを失ってしまうと、かえって余計なトラブルを増やしてしまう恐れがあります。そうならないためにも、まずは落ち着いて自分のできる範囲の中から対処をしていきましょう。

自力で解決できない場合は、プロに依頼をして修理や交換をしてもらうのが安心です。ミツモアでいくつかの業者を比較検討し、予算に合った優良業者を見つけましょう。

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車のキーが抜けない場合、無理せず業者に依頼することをおすすめします。ミツモアの一括無料見積もりをご利用いただくと、あっという間に条件に合う業者を見つけることができますよ。

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