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南京錠の鍵をなくしたときは?自分で開ける方法や費用相場を解説

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最終更新日: 2023年03月31日

家のポストを開けようと思ったら、南京錠の鍵をなくしてしまい困ったことはありませんか?南京錠の鍵をなくしたときの対処法や、自分で開ける方法を解説します。業者に開錠を依頼する場合の費用相場も紹介するので、落ち着いて対処しましょう。

南京錠の鍵をなくしたときは

南京錠

南京錠の鍵をなくしたときは、焦らず落ち着いて対処することが大切です。まずは自分でできる対処法を実践してみましょう。

落ち着いて身の回りを探す

南京錠の鍵が見当たらないときは、本当になくしたかどうかを確かめるため、その日の行動を振り返ってみましょう。どこかに置き忘れていないか、いつもと違う場所にしまっていないかなどを考え、心当たりを探してみることが大切です。

例えばバッグやポケットの中に入っていたり、電車・バス・立ち寄ったお店などに置き忘れたりしているかもしれません。特に買い物をするときは、財布を取り出す拍子に鍵を落としてしまうことはよくあります。

またバッグの中を探すときは、明るい場所で一つ一つ持ち物を取り出して確認しましょう。

警察に遺失届を出す

心当たりのある場所を探しても見つからない場合は、警察に遺失届を出しましょう。遺失届とは落とし物が警察に届けられた場合に、持ち主に連絡をしてもらえるようにする届出のことです。

万が一、鍵が悪意のある人物の手に渡ってしまったら、空き巣などの犯罪に遭うリスクがあります。また警察に鍵が届けられていても、遺失届を出していなければ連絡をもらえず、見つからない鍵を探し続けることになります。

手続きは10~20分程度で終わるため、遺失届は出しておくに越したことはありません。なお都道府県警察における遺失物の公表ページでも、落とし物の確認ができます。

参考:都道府県警察における遺失物の公表ページ|警察庁Webサイト

自分で南京錠を開ける方法

南京錠を指で示す

すぐに南京錠を開けなければならないときは、自力で開けるしか方法はありません。自分で南京錠を開ける方法を三つ紹介します。緊急時の場合に試してみましょう。

ヘアピンや安全ピンでピッキング

南京錠の仕組みは比較的シンプルなので、ヘアピンや安全ピン、クリップを使ってピッキングができます。いくつか方法はありますが、簡単なのはピンの先端を曲げて南京錠の穴に差し込み、ロックを解除する方法です。

ピッキングは自宅にあるものででき、丁寧に作業をすれば南京錠を傷つけずに解錠できます。ネット上には南京錠のピッキング方法の動画もあるので、検索してみるとよいでしょう。

ただし無理にピッキングをすると内部を傷つけてしまい、南京錠が使えなくなる可能性があるため注意が必要です。

ハンマーやスパナで壊す

ピッキングが難しい場合は、ハンマーやスパナを使って破壊するのも一つの手段です。南京錠には「ツル」と呼ばれるU字の金具があり、ツルを差し込むことで施錠ができます。

ハンマーを使って解錠する場合は、ツルを引っ張りながら南京錠の本体をたたきましょう。ツルが開く方の側面を軽くたたくことがポイントです。

スパナで解錠する場合は、2本のスパナを使って作業します。ツルの両端にスパナを1本ずつ入れ、スパナ同士が接したら内側に絞るように回しましょう。

一定以上の力がかかるとツルの部分が壊れて、解錠できます。てこの原理を使った開け方のため、長いスパナを使うとそれほど力が要りません。いずれの方法も、南京錠が使えなくなるリスクがあることを留意しておきましょう。

ダイヤル式は番号を順番に試す

ダイヤル式の南京錠の場合は、原始的な方法ではあるものの、全通りの番号を順番に試すことで解錠できます。南京錠を壊さずに済む方法ですが、ダイヤルが三つの場合でも1,000通りの組み合わせがあるため、時間がかかる点がデメリットです。

効率的に正解の番号を見つける方法として、ツルを引っ張りながらダイヤルを回す方法があります。具体的にはダイヤルを回していく中で、ツルが引っ掛かる感じがしたら、次の数字で同じ作業を繰り返すというものです。全てのダイヤルを回さずに済むため、試してみる価値はあるでしょう。

鍵開けはプロに依頼すると安心

鍵屋

ピッキングをするのも、ハンマーやスパナで解錠するのも、失敗すると南京錠が壊れて使えなくなってしまいます。そのため鍵開けはプロに依頼するのが安心な方法といえるでしょう。鍵業者に解錠を依頼する際の費用相場や、業者の選び方を解説します。

鍵業者に依頼した場合の費用相場

南京錠の解錠を鍵業者に依頼する際の費用相場は、約5,000~10,000円です。合鍵の作成には約7,000~10,000円かかります。業者に依頼するメリットは、とにかく安全に鍵を開けられることです。

高価な南京錠を引き続き使える点や、自力での解錠でケガや南京錠を破損させるリスクを考えると、費用をかける価値はあるでしょう。作業時間は30分程度のため、急いでいる場合もおすすめです。

業者選びは一括見積もりがおすすめ

鍵を業者に開けてもらう場合は、相見積もりをするのがおすすめです。相見積もりとは、複数の業者から同じ施工内容の見積もりを取ることです。

しかし急いでいるときに、1社ずつ問い合わせをするのは面倒でしょう。そんなときは最大5社の見積もりを一括で届けてくれる「ミツモア」がおすすめです。

簡単な質問に答えるだけで、約2分で見積もり依頼が完了できます。業者から見積もりが届いたら、ミツモア上で工事の日程調整も可能です。

面倒な見積もり依頼もミツモアなら手間がかからないため、ぜひ利用してみましょう。

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自分に合った方法で南京錠を開けよう

南京錠を持つ女性

南京錠の鍵をなくしてしまったときは、まずは自分の身の回りを確認し、見つからない場合は警察に遺失届を提出しましょう。

ピッキングや道具などを使用すれば自分でも鍵を開けられますが、鍵を壊してしまうリスクは避けられません。

安心・安全に解錠をしたい場合は、ミツモアを使って鍵業者に依頼しましょう。簡単な質問に答えるだけで、2分で見積もり依頼が完了するので、急いでいるときにもおすすめです。

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