クロスズメバチは、蜂の中でも比較的危険度が低いタイプの蜂です。クロスズメバチの巣の見つけ方や、駆除の正しい方法を解説します。
クロスズメバチの巣はどこにある?
クロスズメバチが好んで営巣する場所は土の中です。軒先などで見かける一般的な蜂の巣を見つけた場合、クロスズメバチの巣である可能性は低いと判断できます。
クロスズメバチの巣はどうやって見つける?
クロスズメバチの巣は土に埋まっていて、場所や大きさを特定しにくいことが特徴です。安全な場所からクロスズメバチの姿を観察しましょう。姿が見えなくなったら、その付近に巣がある可能性が高いと判断できます。
クロスズメバチとは?
クロスズメバチとはどのような種類の蜂なのか、見た目や生態などの特徴を紹介します。営巣場所に特徴があることを覚えておきましょう。
クロスズメバチの特徴と生態
クロスズメバチは黒の体に白のラインや模様が入ったスズメバチです。女王蜂の体長は約15mm、働き蜂が約11mmと、比較的小さな部類に属しています。
北海道から九州まで、日本全国に広く生息している蜂です。人のいる場所にあまり営巣しないため、頻繁に見かけることはないでしょう。
スズメバチの中でも、クロスズメバチは比較的穏やかな性格の持ち主として知られています。ただし、むやみに刺激を与えると攻撃してくることがあるため、刺されないように注意が必要です。
巣は土の中に作る
クロスズメバチが好んで営巣する場所は土の中です。軒先などで見かける一般的な蜂の巣を見つけた場合、クロスズメバチの巣である可能性は低いと判断できます。
土の中は温度を高めに保ちやすいため、クロスズメバチは寒い時期も巣の中で過ごせます。巣の形状は下部が膨らんだ丸型です。
クロスズメバチは木の穴や住宅の屋根裏に営巣することもあります。雨風をしのげる狭い場所を好むため、気づきにくい場所に巣があることも多く、巣を探す際は注意が必要です。
安全第一ならプロに!蜂駆除業者の選び方
クロスズメバチの巣は小さければ自分で駆除することも可能ですが、蜂に刺されてしまう危険も伴います。安全を最優先に考えるなら、プロに任せるのがおすすめです。
駆除の方法をチェック
蜂の巣の駆除方法は、業者により大きく異なります。蜂駆除業者を選ぶ際は、駆除の方法をしっかりと確認しましょう。
業者の中には、蜂に刺激を与える方法や、住宅を傷つけてしまう方法で駆除することもあります。命の危険にさらされたり、後で修繕が必要になったりする場合もあるでしょう。
業者ごとに駆除方法をチェックし、どの方法が最もよさそうか比較することが重要です。料金だけにとらわれず、駆除スキルも十分に考慮しましょう。
かかる費用もしっかりと聞く
業者に駆除を依頼する際は、費用もしっかりと聞くことが大事です。費用を確認するにあたっては、上限額がどのくらいになるのかを確かめておく必要があります。
現地で見積もらせてほしいと伝えてくる業者は、断りづらい心理を突いて現地で高額な見積もりを提示してくるでしょう。電話では上限額を伝えられないと言われた場合も、その業者は選択肢から外すのが無難です。
費用を確認する際は、アフターフォローもチェックしましょう。駆除後の確認や戻り蜂の駆除を無料で行ってくれる業者がおすすめです。
複数の業者を比較する
蜂駆除業者を選ぶ際は、複数の業者から相見積もりを提出してもらうのが基本です。1社に絞ってしまうと、たとえ優良業者に思えても、作業内容や料金の比較ができません。
複数の業者を比較すれば、明らかに相場とかけ離れた料金を提示している業者を、比較的簡単に排除できます。サービス内容やアフターフォローに関しても、業者が多ければ比較しやすくなるでしょう。
他社と比べて安い料金を提示している業者がいるなら、料金以外の部分を比較すれば安い理由を判断しやすくなります。手間をかけられる範囲内で、できるだけ多くの業者を比較しましょう。
クロスズメバチの巣を自分で撤去するには
クロスズメバチの巣は自力で駆除することが可能です。準備するものや撤去の手順を確認し、安全に配慮しながら作業を行いましょう。
巣の見つけ方
クロスズメバチは基本的に土の中へ巣を作ります。土に埋まっていて、場所や大きさを特定しにくいことが特徴です。
巣作りに適した条件なら、屋根裏・軒下・換気扇・物置きなど、住宅に営巣することもあります。営巣しやすい場所の主な条件は、雨風をしのげることや狭いことです。
巣の場所を特定する際は、安全な場所に身を隠し、クロスズメバチの動きを観察しましょう。姿が見えなくなったら、その付近に巣がある可能性が高いと判断できます。
巣を撤去するときに必要なもの
クロスズメバチの巣を撤去する際は、肌を露出しないような服装を心がけましょう。防護服・手袋・帽子・ゴーグルを着用し、首にはタオルを巻いておけば、肌の露出部分を減らせます。
着用する服の色は、蜂が寄ってきやすい黒色は避け、白いものを選ぶのがポイントです。巣に噴射するためのスプレー式殺虫剤も用意しておきましょう。
その他、最後に蜂の巣を処分するために入れるビニール袋や、地面に落ちた死骸などを撤去するためのほうき・ちりとりの準備も必要です。
巣を撤去する手順
蜂の行動は、夕暮れから夜間にかけて鈍くなります。巣を撤去する際は、この時間帯に作業を実行するのが理想です。
準備が整ったら、最初に巣をめがけて殺虫剤を噴射しましょう。蜂が巣から飛び出してきても、慌てずに巣への噴射を続けます。
十分な量を噴射し終えたら、安全を確認しながら巣に近づき、長い棒で巣を落としましょう。落ちた巣をビニール袋に入れて処分すれば完了です。
蜂の巣駆除のプロ探しはミツモアがおすすめ
クロスズメバチは比較的おとなしいタイプの蜂ですが、余計な刺激を与えると刺される恐れがあります。巣を駆除する場合は、安全に作業してくれるプロへの依頼がおすすめです。
蜂の巣の駆除を業者に頼むなら、業者の見積もりを無料で出してもらえるミツモアを利用してみてはいかがでしょうか。条件に合った蜂駆除業者がすぐに見つかります。
ミツモアで簡単な質問に答えて見積依頼
ミツモアならサイト上で予算、スケジュールなどの簡単な質問に答えるだけで見積もりを依頼できます。複数の業者に電話を掛ける手間がなくなります。
最大5件の見積もりが届く
無料で最大5件の見積もりを比較することが可能です。レビューや実績も確認して、自分に合った業者を選ぶことができますよ。
チャットで見積内容の相談ができる
気になった業者とはチャットで相談することができます。チャットなら時間や場所を気にせずに相談ができるので忙しい人にもぴったりです。