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除草剤のおすすめを紹介!タイプ別の特徴や効果、使い方、注意点も

最終更新日: 2021年01月14日

除草剤を使うと、広範囲の雑草を効率よく防除できます。形状は「顆粒タイプ」と「液体タイプ」の2種類が主流ですが、両者の違いはどこにあるのでしょうか?除草剤の効果を高める使い方や、散布時の注意点を確認しましょう。

庭の雑草対策について

庭の手入れをする男性

「庭の雑草はどうして増えるの?」と疑問に思ったことはありませんか?雑草の種子は風や動物などに運ばれてきます。

多年草の中には「地下茎」で増えるものもあり、刈っても刈ってもキリがありません。自分で行える「庭の雑草対策」を考えてみましょう。

雑草対策にはどんなものがある?

各家庭での雑草対策は不可欠です。身近な方法には「草むしり」がありますが、ほかにも多くの対策法があります。ひとつだけでなく、複数を組み合わせると高い効果が見込めるでしょう。

主に「今ある雑草を駆除する方法」と「雑草が生えるのを防ぐ方法」に分かれます。

  • 草むしり・草刈り
  • 除草剤の散布
  • 防草シートの使用
  • 砂利・ウッドチップ・敷石を敷き詰める
  • 水で固まる土の使用

草むしり

「草むしり」は典型的な雑草対策のひとつです。増え続ける多年草の地下茎を根こそぎ引き抜けば、繁殖はだいぶ抑えられます。ただ、多くの雑草は種子が飛来して増えるため、定期的な作業が必要です。

草むしりのメリットは費用がほとんどかからない点でしょう。用意するものは、鎌・軍手・帽子など、自宅にあるものでまかなえます。

一方で、草むしりは根気と時間が必要な重労働です。夏場は日射病や熱射病のリスクがつきまとうため、十分に注意しなければなりません。

除草剤をまく

「除草剤」は、生活の妨げとなる雑草を防除するためにつくられた農薬の一種です。基本的に、害虫・動物・病原菌にはほとんど作用せず、植物のみに効果を発揮します。

除草剤の種類によっても異なりますが、除草剤が植物を枯らす仕組みとして以下のようなものがあります。

  • 光合成を阻害
  • 植物の成長ホルモンを撹乱
  • アミノ酸生合成を阻害
  • 脂肪酸生合成を阻害
  • 細胞分裂を阻害

除草剤にはさまざまなタイプがあるため、雑草の種類に合わせたものを選ぶ必要があります。

雑草を放置するとどうなる?

雑草を伸び放題にしておくと、外観が損なわれるだけでなく「健康被害」が生ずるおそれがあります。

雑草の中には、花を咲かせて花粉を飛ばすものがあり、人によっては目のかゆみ・くしゃみ・肌荒れなどに悩まされるでしょう。

伸びきった雑草に害虫や害獣が棲みつけば、糞尿の臭いがひどくなったり、虫が湧いたりして周辺住民にも迷惑をかけてしまいます。雑草や枯草は燃えやすく、火災につながりやすいのもマイナス点でしょう。

また「雑草の多い家=人の出入りが少ない」と見なされ、空き巣のターゲットになるケースも少なくありません。人の背丈ほどに伸びた雑草は、不審者が犯罪を行う際の「目隠し」にもなります。

除草剤を使うメリットとデメリット

除草剤使用

除草剤を使う前にメリットとデメリットを把握しておきましょう。植物にとって、除草剤は劇薬です。上手に使えば除草にかかる時間と労力が減らせますが、使い方を間違えば作物や庭木への影響は免れません。

除草剤を使うメリット

除草剤を使うと、労力や時間をかけずに広範囲の雑草が防除できます。

雑草の中には、生育旺盛で何度刈っても増える「厄介者」も存在します。たとえば「スズメカタビラ」は日当たりのよい場所であれば季節を問わず繁殖するため、繰り返しの駆除が必要です。

「ヤブガラシ」も駆除しにくい手ごわい雑草のひとつで、土中に残った数センチの根の断片からも再生するほどです。

こうした雑草は地上部を刈るだけでなく、根こそぎ枯死させる必要があります。人の手による完全な駆除は難しいですが、除草剤を使うと簡単に根絶できるのがメリットでしょう。

除草剤を使うデメリット

除草剤の種類によっては、雑草だけでなく同じ土壌で生育するすべての植物を枯死させてしまうものがあります。飛散して周囲にも影響を与えるため、散布時はより慎重に作業を進める必要があるでしょう。

雑草の成長状況や天候、季節によって除草剤の効果が大きく左右されるのもデメリットです。タイミングを間違えれば効き目がほとんど出ないケースも少なくありません。

また、除草剤による「健康被害」にも注意しなければなりません。ペットや小さな子どものいる家庭では、舐めたり、触ったりしないように厳重な管理が求められます。

除草剤の種類と特徴

除草剤を撒いて枯れた雑草

除草剤は「顆粒タイプ」と「液体タイプ」に大別されます。散布のしやすさだけでなく、薬剤の効き方や散布に適した場所などが異なるため、購入前に「いつ・どこで・どう使うか」を明確にしておくとよいでしょう。

顆粒タイプ

顆粒タイプは、小さな粒状の除草剤です。土に散布すると薬剤が徐々に溶け出し、植物の根に吸収されます。

別名「土壌処理型」と呼ばれ、散布した土壌に生えるほぼすべての植物を枯らすのが特徴です。空き地や駐車場など広い範囲の雑草を枯らすのに向いています。

製品にもよりますが、効き目は緩慢で即効性はありません。じわじわと効いていき、効果は3~6カ月ほど持続します。希釈の必要がなく、散布時に風で飛びにくい点がメリットです。

液体タイプ

液体タイプは、生えている草をすぐに枯らす「即効性」が特徴です。散布して数日で効果が現れるため、家の周りや庭の除草に最適でしょう。葉や茎から浸透して枯らすことから「葉茎処理型」とも呼ばれています。

厳密に言えば、葉茎から浸透して根まで移動する「吸収移行型」と、触れた部分だけを枯らす「接触型」に分かれます。

液体タイプに持続性はなく、新たに生える雑草には効き目がありません。多くは土に触れると無害化されるため、ほかの庭木や草花に影響を与える可能性は少ないです。

原液のまま使う「ストレートタイプ」と、水で薄めて使う「希釈タイプ」の2種類があります。

除草剤を使用する際の注意

除草剤散布で枯れたスギナ

除草剤には、生命力の強い雑草を数日で弱らせてしまう力があります。正しい使い方をすれば問題はありませんが、皮膚や粘膜に付着すると、何らかの異常が出るおそれもあります。万全の準備をして作業を行いましょう。

長袖の作業着を着用しよう

作業時は夏でも「長袖」「長ズボン」「手袋」を着用しましょう。「雨ガッパ」を羽織るのもおすすめです。

除草剤は、目・鼻・口などの粘膜や皮膚から吸収され、身体に影響を及ぼす場合があります。特に、液体タイプを噴霧器で散布する際は「ゴーグル」「マスク」「帽子」を忘れずに着用しましょう。

散布は風の強い日は避けるのがベターです。雑草以外の草木や池、他人の庭などに飛んだり、目に入ったりするおそれがあります。

使用後はうがいや手洗いをしよう

作業後、後始末は確実に行います。除草剤が余った場合に水路などに流すのは禁物です。子どもやペットが触れない場所に器具や除草剤を片付け、屋内に入る前に着用していた衣類や靴をすべて脱ぎましょう。

液体タイプを噴霧した場合、顔を含む全身に薬剤が付着しているため、手洗い・うがい・洗顔を念入りに行います。

身体に何らかの異常を感じた場合は、医師の診断を受けることをおすすめします。

用途別に除草剤を使い分けよう

芝生

除草剤は用途別に使い分けるのが鉄則です。用途を間違えると、雑草以外の草木が枯れてしまったり、野菜に農薬が残留してしまったりと、思わぬ問題が生じます。

子どもやペットのいる家庭では、できるだけ人体への影響が少ないタイプを選びましょう。

庭の芝生に使う場合

除草剤は、散布場所に生育するすべての雑草を枯らしてしまう「非選択性処理剤」と、一部の雑草に特化した「選択性処理剤」の2つに分かれます。

非選択性処理剤を芝生に使うと、雑草ではない芝生までもを枯らしてしまうため、選択性処理剤で「芝生専用」とされているものを使いましょう。

芝生専用の除草剤は「イネ科雑草」である芝生には影響がなく、主に「広葉雑草」を枯死させます。

子どもやペットがいる場合

市販されている除草剤は、人体や環境への配慮がなされていますが、子どもやペットがいる家庭では、農薬成分が含まれた除草剤を使うのはやや心配です。

安全性を重視したい場合は、「食物由来」や「天然由来」の成分がメインの除草剤を使いましょう。

代表的な除草成分としては、お茶や柑橘類に含まれる「ペラルゴン酸」「酢」「塩化マグネシウム」「塩化ナトリウム(塩)」が挙げられます。

農耕地で使う場合

除草剤には「農作地用」と「非農作地用」があります。農耕地や家庭菜園には、必ず「農作地用」と記載されたものを使用しなければなりません。

農作地用は、作物への残留性や毒性、環境への影響などの試験を経て、農林水産大臣の「農薬登録」を受けています。

一方、非農地用は駐車場・空き地・資材置き場など、周囲に農耕地や菜園がない場所に使えます。農耕地用よりも安価で手に入るのが一般的です。

除草剤の基本の使い方

除草剤を撒く人

散布に最適なタイミングは「除草剤のタイプ」や「雑草の種類」によって異なります。ムラなく散布する手順や注意点も確認しておきましょう。

散布する時期

多くの除草剤はいつでも散布が可能ですが、雑草の生育サイクルに合わせるとより高い効果が見込めるでしょう。雑草には「一年草」と「多年草」があります。

  • 一年草:毎年新しい種子が発芽する
  • 多年草:複数年にわたって生存する

一年草は「春」または「秋」に発芽するのが一般的です。発芽前に顆粒タイプの除草剤を土壌にまいておけば、雑草が大きく育ちません。

一方、多年草は「発芽→成長期→生育盛期→開花期→結実期」のサイクルで成長します。生育盛期までは養分が上方向に移動しますが、結実後は生育がストップし、養分が根の方向に移動するようになります。

結実期に除草剤を与えると、効率よく根に移動し、根からしっかりと枯らすことができるのです。散布のタイミングは除草剤の種類によっても異なります。

顆粒タイプ

顆粒タイプは、根から除草成分を吸収させる「土壌処理型」にあたります。土壌にじわじわと成分が浸透していき、土壌表面に薬剤の層をつくるのが特徴です。

顆粒タイプは雑草が小さければ小さいほど効果を発揮します。雑草が大きく成長すると枯らすのに時間がかかるため、背丈が小さい「発芽直後」または「草刈り直後」を狙いましょう。

「発芽前」にまいておけば、種から発根したばかりの幼根に効果があります。雑草は春と秋に発芽するものが多いので、年2回の散布を目安にするとよいでしょう。

液体タイプ

液体タイプは葉茎から薬剤が吸収される「葉茎処理型」です。

顆粒タイプは「雑草が生える前」または「雑草が小さいうち」に使うのに対し、液体タイプは「雑草が生えている状態」で使用しなければなりません。幼芽よりも、葉の枚数が大きくて多いほど効果は顕著です。

葉茎に浸透した薬剤は根元まで達するため、ヤブガラシなどの大きな雑草にも適しているでしょう。

散布する手順

顆粒の土壌散布剤は地面に均一にまくのがポイントです。最初に「縦方向」で全体にまいた後、今度は「横方向」でまいていきます。

1回あたりの薬量がわかりにくいときは、おわんや容器を使いましょう。製品に計量できる散布容器が付いているケースもあります。

液体タイプは枯らしたい雑草にピンポイントにふりかけます。雑草の生えていない土壌にまいても効果は見込めません。全体的に雑草が生えている場合は、「縦方向」または「横方向」のいずれかで散布します。

散布時のコツ

顆粒タイプは土壌が湿っていないと成分がなかなか溶け出しません。そのため、雨上がりなどの湿った土壌にまくのがもっとも効果的です。

晴天日が続き、土壌がカラカラに乾いている場合は、ホースなどで水まきをした後に除草剤を散布しましょう。

また、顆粒タイプをまいた後に大雨が降ると、粒がほかの場所に流れてしまうケースがあります。天気予報を確認し「雨上がり」にまくのが理想です。

液体タイプは説明書に書いてある「使用量」と「希釈倍数」を遵守しましょう。濃度が濃すぎれば薬害が出るおそれがあり、薄すぎれば効き目が現れません。

除草剤の散布に使う道具

除草剤

除草剤は適量を均一に散布してこそ高い効果を発揮します。広い土地や散布しにくい場所で使う場合は「散粒器」や「噴霧器」を上手に活用しましょう。素早く散布できるので、疲労の軽減にもつながります。

散粒器

「散粒器」は、粒状の除草剤を均等にまくための道具です。ホームセンターや園芸店、ネット通販などで購入ができます。散粒器の種類は主に以下の3つに大別されます。

  • ハンディ式
  • 手動式
  • 電動式

ハンディ式は容器の中に除草剤を入れて傾けると、穴から放射状に顆粒が散布される構造です。穴の大きさや数を切り替えられるタイプを選べば、場面に応じて顆粒の量が調節できるでしょう。

手動式は横のハンドルを回して散布する仕組みで、ハンドルの回し方で散布量が調節できます。ハンディ式よりも腕が疲れにくいのがメリットです。

広い農地や芝生に散布する際は、ボタンひとつで自動散布できる「電動式」を選びましょう。腕が疲れないうえに散粒板の回転ムラがなく、より均一でスピーディな散布が可能です

噴霧器

噴霧器は液体タイプの除草剤をスピーディかつ均一に散布するための道具です。液体が霧状になるため、農地や芝生などの広範囲の散布に適しています。

  • 手動式
  • 電池・充電式
  • エンジン式

「手動式」は霧吹きのようにレバーを手で動かして散布します。広範囲の使用には不向きですが、家庭で使う分にはちょうどよいでしょう。

「電池・充電式」はスイッチひとつでラクに散布ができるのが特徴です。ただ、バッテリーの残量に限りがあるため、長時間の作業には不向きでしょう。

広範囲にわたる長時間の作業には「エンジン式」がおすすめです。エンジンとポンプが台にセットされた形のものは「セット式動力噴霧器」と呼ばれ、主に農作業で使用されています。

顆粒タイプ、除草剤のおすすめ

雑草の生えた駐車場

顆粒タイプのメリットは土壌に成分が留まり、効果が長く持続するところです。早い時期に散布すれば、雑草の繁殖が効果的に抑えられます。含有する有効成分の種類や散布回数などもしっかりチェックしておきましょう。

石原バイオサイエンス シバゲンDF

石原バイオサイエンス シバゲンDF

有効成分「フラザスルフロン」を含んだ顆粒タイプで、一年生雑草全般・多年生広葉雑草・多年生イネ科のスズメノヒエ・多年生カヤツリグサ科のハマスゲ・ヒメクグに高い効果を発揮します。

フラザスルフロンには、アミノ酸生成を司る「アセトラクテート合成酵素」を阻害する働きがあります。枝葉や根部から吸収されると、雑草の体内に素早く行き渡るのが特徴です。

日本芝には影響が少なく、休眠期・生育期を問わず使用できるのがメリットでしょう。

カダン 除草王シリーズ オールキラー粒剤

カダン 除草王シリーズ オールキラー粒剤

一年生雑草はもちろん、ススキ・ササ・スギナなどのさまざまな雑草に効果を発揮するマルチタイプです。

効果が最大6カ月持続するため、散布はわずか年2回で済みます。空き地や空き家など、「滅多に足を運ばない場所」の除草にも重宝するでしょう。薬剤が土壌に保持されるのが特徴で、種から発芽したばかりの雑草にも効果が及びます。

従来は、雑草の生育初期や生育期のみの適用でしたが、本製品は雑草が生える前の「予防策」としての散布が可能です。

レインボー薬品 シバキーププラスα 粒剤

レインボー薬品 シバキーププラスα 粒剤

99.4%の肥料成分に、0.6%(トリアジフラム0.1%+DBN0.5%)の除草成分がプラスされた2 in 1タイプです。

除草成分の「トリアジフラム」はゴルフ場でも使用される除草剤で、他の芝生用除草剤では効きにくい、メヒシバやスズメノカタビラなどの「イネ科一年生雑草」にも効果を発揮します。

人やペットへの安全性が比較的高いため、家庭でも問題なく使用できるでしょう。肥料効果や雑草予防効果は、約3カ月持続します。

液剤タイプ、除草剤のおすすめ

水滴のついた草

じわじわと土壌に染み込んでいく顆粒タイプと違い、液体タイプは枯らしたい雑草に直接塗布できるのがメリットです。葉茎から浸透して根に至るため、大きく育った雑草にも一定の効果が見込めるでしょう。

日産化学工業 ラウンドアップマックスロード

日産化学工業 ラウンドアップマックスロード

除草成分「グリホサート」を48%配合した希釈タイプの除草剤です。グリホサートはアミノ酸のひとつである「グリシン」と「リン酸」の誘導体で、野生生物や鳥類などに対する安全性が証明されています。

本製品は、米国モンサント社のトランゾーブテクノロジーにより、従来品の約2倍のスピードで成分が植物体内に移行するのが特徴です。

葉や茎に散布すると根まで浸透して枯らすため、再生力が強い厄介な雑草にも効果的でしょう。

アイリスオーヤマ 速効除草剤

アイリスオーヤマ 速効除草剤

希釈せずに使えるストレートタイプで、一年生雑草やスギナに効果を発揮します。

主成分はアミノ酸系の除草成分「グリホサートイソプロピルアミン塩」と「MCPAイソプロピルアミン塩」です。即効性があり、3~7日後から効果が現れ始めます。

除草剤を直接散布しない植物には薬の影響が及ばないため、草花が多い庭でも安心して使用ができるでしょう。土に落ちた薬剤は土壌に留まらず、徐々に分解されていきます。

丸和バイオケミカル 芝生用除草剤 MCPP液剤

丸和バイオケミカル 芝生用除草剤 MCPP液剤

有効成分「MCPP」を50%配合した希釈タイプで、クローバーやタンポポなどの「広葉雑草」やトクサ科の「スギナ」に優れた効果を発揮するのが特徴です。

雑草の葉や茎から吸収された成分が根元までしっかり届くため、大きく生育した雑草にも一定の効果が見込めるでしょう。

散布は年3回以内が目安で、芝生(日本芝・西洋芝)の全面に散布します。樹木や周辺の草花にも影響が及ぶ可能性があるので、散布は慎重に行いましょう。芝生へのダメージはほぼありません。

子どもやペットにも安全な除草剤

子どもの後ろ姿

市販の除草剤は正しい使い方をすれば人体への影響はほとんどありません。とはいえ、小さな子どもやペットがいる家庭ではやはり安全性が心配でしょう。農薬成分を含有しない「自然由来の除草剤」を紹介します。

アース製薬 みんなにやさしい除草剤 おうちの草コロリ

アース製薬 みんなにやさしい除草剤 おうちの草コロリ

お茶やトウモロコシ、柑橘類などに含まれる「ペラルゴン酸」を配合した液体タイプの除草剤です。土壌に落ちても速やかに分解されるため、環境への影響はほとんどありません。

効果の持続期間は約1.5カ月と短めですが、枯らしたい雑草の茎葉に直接散布すると最短5分で効果が現れます。

1000ml入りはスプレータイプ、2l以上はジョウロタイプです。持ち運びができるため、家の周りや駐車場、お墓などの除草にもぴったりでしょう。種の状態に散布すれば発芽の予防にもなります。

万葉創業社 ウィードブライト 非農耕地専用除草剤

万葉創業社 ウィードブライト 非農耕地専用除草剤

食品添加物100%を使った安全性の高い除草剤です。粗蛋白質・粗脂肪・粗繊維・塩化ナトリウム・ イソクエン酸・多核芳香族炭化水素・カルシウムが成分で、散布時はメガネや防護服の必要はありません。

少量の水をまいた後に使用すると、最短1日で除草作用が現れ始めます。pHは強い酸性で、散布後は雑草が生えにくい酸性寄りの土壌へと変化するでしょう。

トヨチュー お酢の除草液シャワー

トヨチュー お酢の除草液シャワー

雑草を含む草木は強い酸性やアルカリ性に弱く、根に浸透すると枯死することがわかっています。

本製品は「酢」の強酸性を利用した天然の除草剤で、ペットや子どものいる家庭でも安心して使用できるのがメリットです。酢特有の臭いが大幅にカットされている点にも注目しましょう。

散布後、最短50分で効果が現れ始めます。雑草のほか、お墓やブロック塀に生えた苔にも効果が期待できます。

除草剤で庭をキレイにしよう

チューリップ

除草剤の効果は使用するタイミングや天候、植物の生育状態などに左右されます。

土壌処理型である顆粒タイプは雑草が生える前や成長しきる前に使うと効果が大きいです。一方、液体タイプは葉茎から吸収されるため、雑草が大きく育った後の駆除に最適でしょう。

除草剤を使うと面倒な草刈りの手間が省けますが、健康被害や周辺への影響が懸念されます。メリットとデメリットを把握したうえで、正しく取り扱いましょう。