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エアコンのお掃除は自分でもできると思われがちですが、エアコン内部のホコリや汚れを隅々まで自分自身で掃除することはできません。
自分でお掃除可能な範囲は、フィルターや吹き出し口といった目に見えて手が届く範囲までですが、エアコンのカビや臭いの元となる汚れは内部に溜まります。内部にあるファンやフィンといった箇所は分解する必要があり、専門的な知識や用具を持った人でないと掃除することが難しいのです。
ホコリや汚れが溜まったエアコンをそのまま利用していると、健康を害したり無駄な電気代が発生したりと問題が発生してしまいます。
こうした問題は全てエアコンクリーニングのプロに依頼することで解決できます。プロによるエアコンクリーニングは、エアコンを分解して洗浄してくれるため、内部の隅々までキレイにすることが可能です。
快適な空間をつくるためにも、まずは一度エアコンクリーニングをプロに依頼してみてはいかがでしょうか。
エアコンクリーニングサービスは、エアコンの種類や作業内容によって料金が変わります。
関連記事:エアコンクリーニングの料金相場
料金相場 | 7,000円~12,000円 |
主な作業内容 | ・周囲の養生 ・カバー、フィルター、外枠の取り外しと洗浄 ・本体内部の高圧洗浄 ・ドレンパンの洗浄 |
事業者によっては、「ドレンホースの洗浄」「室外機の洗浄」「防カビ・抗菌コート」などのサービスがオプションで付けられます。
料金相場 | 7,000円~12,000円 |
主な作業内容 | ・周囲の養生 ・カバー、フィルター、外枠の取り外しと洗浄 ・本体内部の高圧洗浄 ・ドレンパンの洗浄 |
基本的な作業内容はお掃除機能のついていないエアコンと同じです。ただしお掃除ユニットの取り外しに時間がかかるうえ、技術力が必要なので、通常よりも料金が5,000~6,000円ほど高くなります。
特に分解が難しい機種(三菱電機「霧ヶ峰 FZシリーズ」、Panasonic「エオリア Xシリーズ」、富士通「ノクリア Xシリーズ」など)の場合、さらに追加料金がかかることもあります。
関連記事:お掃除機能付きエアコンのクリーニング
料金相場 | 7,000円~12,000円 |
主な作業内容 | ・周囲の養生 ・カバー、フィルター、外枠の取り外しと洗浄 ・本体内部の高圧洗浄 ・ドレンパンの洗浄 |
店舗や事務所に多く設置されている天井埋め込み型エアコンは、家庭用の壁掛けエアコンよりもやや金額が高くなります。
関連記事:業務用エアコンの掃除
メニュー | 取り外す範囲 |
通常のクリーニング | 本体カバー、フィルター、お掃除ユニット(お掃除機能付きエアコンのみ) |
完全分解洗浄クリーニング | 本体カバー、フィルター、お掃除ユニット(お掃除機能付きエアコンのみ)、熱交換器、送風ファン、ドレンパン |
完全分解洗浄の場合、通常のエアコンクリーニングでは取り外さないドレンパンや送風ファンまで本体から取り外して、部品を手洗いします。
通常のエアコンクリーニングだとピカピカにするのが難しい熱交換器の裏側や、その下についているドレンパンまでしっかり掃除できるのがメリットです。
デメリットは洗浄にかかる時間が長くなるので、費用も高くなることです。通常のエアコンクリーニングの5倍近くかかることもあります。
完全分解洗浄には対応していないエアコンクリーニング業者も多いので、希望する場合は予約前に質問してみましょう。
関連記事:エアコンの完全分解洗浄とは
最近では、夏前になるとエアコンクリーニングを行う方が増えてきています。一方で、エアコンクリーニングで失敗してしまった...という方も一定数いらっしゃることも事実です。
この章では、エアコンクリーニングで失敗しないための注意点について3点ご紹介します。
エアコンクリーニングの作業は、意外とスペースを取ります。また、エアコンを分解するために専用の器具を利用したり、汚水を扱ったりすることから、エアコンの故障だけでなく壁紙や家財など周囲の物を汚してしまう可能性があります。
したがって、まず過去に破損を発生させているプロではないかということを口コミで確認したり、事前に周囲の家財などを片付けておくことが大切です。
また、水を扱うことから、濡れてはいけないものを周囲に置かないよう注意する必要があります。通常、クリーニングの作業中には防水シートを作業範囲に敷くことになりますが、万が一のことがあってからでは遅いです。
プロの方から注意があるかもしれませんが、事前に壊れたり濡れたりしてはいけないものをエアコンの近くに置かないようにしましょう。
正式な見積もりをいただくことなく、大体の金額を事前に伝えられているだけの場合、実際に作業が完了した後で予想よりも高額な請求をされるという失敗があります。
依頼するプロの口コミを確認し、過去にそうした高額請求を行っていることがないかはしっかりと事前に確認するようにしましょう。
エアコンクリーニングを行ったにも関わらず、汚れが落ちていなかったり、前よりも臭いがきつくなったりということが起こりえます。このようなケースにおいては、洗浄後の洗剤の洗い流しが不十分であったり、分解の手順が少なく内部の汚れまで作業が行き届いていない可能性があります。
こうしたことが発生しないようにするため、事前に作業手順や使用する薬剤を確認したり、経歴や経験年数を確認しておくと良いでしょう。
エアコンクリーニング業者が予約時間に遅れてきたり、無断でキャンセルしたりするトラブルが発生することがあります。
業者は1日に複数の予約に対応しているため、前の訪問先での作業が延びると時間通りに来られないことがありますが、誠実な業者であれば遅れる旨を連絡してくれるはずです。
このようなトラブルを防ぐためには、午前中に予約を入れることをおすすめします。業者が後ろの予約になるほど、開始時間がずれる可能性が高くなるためです。また、ポータルサイトやGoogleなどに投稿された口コミを参考にして、ドタキャンをするような悪質な業者でないかどうかを確認しておくと良いでしょう。
横柄な態度で対応された、作業後の不具合について問い合わせたら逆ギレされてしまったなど、態度に問題がある事例も見受けられます。
こうした業者を避けるためには、利用者から寄せられた口コミに、態度の悪さを指摘する投稿が複数ないかどうか確かめましょう。ただし、対応したスタッフと実際に作業するスタッフが異なる場合もあるので注意が必要です。確実に良い対応を求めるなら、1人で営業していて評判の高い業者を選ぶのも一案です。
割安な地域密着のエアコンクリーニング業者でも料金相場は決まっています。壁掛けエアコンお掃除機能なしは7,000~12,000円、壁掛けエアコンのお掃除機能付きは13,000~20,000円が相場です。料金が相場より安すぎる場合は業者の口コミを確認しましょう。
エアコンクリーニングの経験年数や年間清掃台数が豊富な業者ほど、取り扱いに慣れています。基本的には「パナソニック、ダイキン、日立、SHARP、三菱電機、富士通、東芝」といった国内メーカーのエアコンなら洗浄してくれますが、同じメーカーでも「10年以上前のエアコンは対応できない」や「ノクリアXは分解が難しいため、割増料金になる」というケースもあります。
エアコンクリーニングでしっかりと汚れを落とすには、分解と洗浄に一定の時間が必要です。作業内容と所要時間をあらかじめ事業者に質問しておくことをおすすめします。
一般的な作業時間の目安は、壁掛けエアコン(お掃除機能なし)で1~2時間、壁掛けエアコン(お掃除機能あり)で2~3時間、天井埋込型エアコンで2~4時間です。これより極端に作業時間が短い場合は注意が必要したほうがよいでしょう。
電話やチャットの対応が丁寧であると信用度が増しますがが、さらに夜間や祝日にスケジュールを調整してくれたり、女性スタッフを希望できたりするエアコンクリーニング業者もいます。
実際の利用者による口コミを参考にすることも重要です。中立的な口コミがチェックできる場所としては、エアコンクリーニング業者のポータルサイト、Google、X(Twitter)などがあります。特にポータルサイトは、実際に利用した人のみが口コミを投稿できるため、中立性が高いです。
口コミを確認する際は、低評価の内容が多数寄せられていないか、事業者の返信が適切かどうか、トラブル時の対応が評価されているかなどをチェックしましょう。ミツモアにも5万件以上の口コミが集まっているので、ぜひ参考にしてください。
項目 | 平均料金 |
壁掛けエアコンクリーニング
お掃除機能なし | 8,709円 |
お掃除機能付きエアコンクリーニング | 14,030円 |
天井埋込式エアコンクリーニング | 21,572円 |
室外機洗浄
オプション | 2,503円 |
抗菌加工・抗菌コート
オプション | 1,387円 |
※ ミツモア内の「エアコンクリーニングの平均見積もり価格」(2023年3月1日~2024年2月29日)
関連記事:【2024年】エアコンクリーニングの料金相場は7,000円~が目安!業者の選び方や安く頼むコツは?
エアコンクリーニングの料金は「依頼時期、事業者、エアコンのタイプ」で異なります。
初めてエアコンクリーニングをするという方も多くいらっしゃるかと思いますので、相場よりも高い金額で依頼してしまうということがないように事前に料金相場について知っておきましょう。
お掃除機能付きエアコンのクリーニングの料金についてもご紹介しています。
ミツモアでおすすめの安いエアコンクリーニング業者については、以下の記事でご紹介しています。
プロが到着後すぐに作業開始です。洗浄を行うためにエアコンを分解していきます。傷ついたり、壊れないように丁寧に各部品を外していきます。
洗浄時に汚れが付着することを防ぐため養生を行います。お掃除機能付きのエアコンは複雑な構造のため養生箇所も多くなります。※(写真は普通エアコン)
薬剤と高圧洗浄機を使用しエアコンを洗浄します。この時エアコンの裏側に一番カビが溜まる傾向があるため重点的に行います。
解体した各部品を手洗いで綺麗にしていきます。エアコンがお掃除機能付きのエアコンの場合は、水を吹きかけてはいけない部品があるため、付着しているホコリを除去します。
ご使用させていただいた水回りも、しっかりと使用前の状態に原状回復作業を行います。
洗浄して綺麗にした各部品をエアコンに戻して作業完了です。お掃除機能付きのエアコンの場合の作業時間の目安は約3時間です。
エアコンの中は、冷房時の結露水で湿度が高くなり カビの繁殖しやすい環境になります。 またファンが回っていることでホコリが集まりやすくなり ホコリに対してカビが付着します。 カビが繁殖したエアコンの空気を吸い込むと カビの胞子を肺の中に吸い込むことになり 重篤な呼吸器疾患に至る可能性がございます。
エアコンの内部は外気と内気の湿度差、気温差によって 特にカビの発生しやすい場所であり目に見えづらい事もあり汚れがたまりやすい箇所です。 効き目が悪くなったり、余計な電力を消費する原因にもなります。 クリーニングする事で、効き目の良くお財布にやさしいエアコンに、
エアコン内部のカビやホコリを除去する為です。エアコン内部は、結露により水分がつきやすい状態で、カビが発生しやすくなっています。エアコン内部のカビや、熱交換器に入り込んだホコリ・ダニの死骸を放置していると、電源を入れた際にカビやホコリが風に乗って部屋全体に散ります。エアコンをつけるとイヤな臭いがする、という場合はカビやホコリが原因です。専用の洗剤や高圧洗浄機を使用してクリーニングすれば、カビやホコリを徹底的に除去することができます。また、エアコンのパフォーマンスを上げるので、節電にも繋がります。
①カビの除去 小さなお子様やご高齢の方には、カビが重篤な健康被害・アレルギーを引き起こす場合があります。 ②電気代の節約 熱交換器やフィルターにホコリ・カビが詰まっていると吸い込める空気の量が減り、排出できる熱の量が減り暖かい空気が十分に冷却されないまま室内へ戻されることとなります。すると、空気の吸入・排出量をキープ
室外機は当然屋外に設置されており、各メーカーともに多少の汚れを想定した設計をしているため室内機ほど頻繁にクリーニングする必要はございませんが、室外機近くに落ち葉が積もったり、雑草が生い茂ったりするような環境であればクリーニングを検討してもよいかと思います。
家庭用壁掛けエアコンの場合エアコンの下に一畳ほどのスペースがあれば助かります。お掃除機能付きの場合はパーツが増えますので二畳ほどのスペースをいただければ助かります。
エアコンの真下に脚立を立てますため、1畳程度のスペースの確保をお願い致します。 移動ができないテレビや、ベッド等がある場合は移動しなくても構いませんが、ベッドであれば毛布やマットレスなど、移動できるものは移動をお願い致します。
使われている環境、頻度にもよります。 例えばリビングでご使用の場合、人の動きが多く使用時間も長く、またキッチンが近い場合ですと油の影響も受けやすいので1年に1回をおススメします。 子ども部屋や寝室などは人の動きも少なく稼働時間も短いので2年に1回くらいでよろしいかと思います。 ただ、密閉性が高く湿度が高い環境のお部屋ですとカビの発生率が高くなり1年に1回くらいがよろしいかと思われます。 風の吹き出し口にカビが発生していたら使用期間に関わらずクリーニングをするようおススメします。
環境と使用頻度によってですが、2年に一度でしょうか? 後は、臭い、ホコリ、カビが気になれば随時ですね。 小さなお子さんやアレルギーがある方は、常に清潔な風が出る方がいいので、毎年クリーニングされる方も多いです。
エアコンクリーニングをご自分でする場合は、フィルターの洗浄が精一杯かと思います。最近のエアコンですとフィルターの取り外しも難しい機種も多々あります。 また、市販の洗浄剤での洗浄も十分なすすぎ(高圧洗浄)が出来ないため、内部に洗浄剤が溜まりカビ繁殖の原因や洗浄剤の風を吸い込み、咳などを発生する場合もございます。
専用の洗剤、高圧洗浄機、知識があれば問題なく作業できると思います。ノーマルエアコンに関してはそこまで難しい作業ではございません。 ただ、故障のリスクを考えますとプロに任せたほうが宜しいかと思います。
はい。市販のエアコンクリーナーですと、表面は綺麗になりますが、内部に汚れがたまり、逆にニオイや、故障の原因になる事があります。 また、濡れてはいけない箇所もございますので、ご自身でのクリーニングはオススメではございません。
お客様ご自身で、お掃除できる範囲といいますと、フィルター清掃がございますが、数年使っているエアコンの場合は、内部に汚れが溜まってしまっていることも考えられます。吹き出し口からカビや汚れが見えていたり、臭いがする場合は、業者によるエアコンの内部洗浄が必要になると思います。 また、市販のエアコン洗浄スプレーの使用した場合、洗剤成分の一部と浮かして取れた汚れがエアコン内部に残ってしまい逆効果の場合がございます。
バスルームや、ベランダに水道が有れば、そちらをお借りしたりします。 どちらも、難しい場合は、ご相談ください。 駐車場や、水が流せる場所をお借りして対応する場合もあります。