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木の根っこを抜くために必要な道具は?自分でできる抜根方法も紹介

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最終更新日: 2024年06月14日

「庭木を伐採したけれど、木の根っこを抜く方法がわからない」

「業者に依頼することなく、自力で木の根っこを抜きたい」

「木の根っこを抜くために必要な道具を知りたい」

このような悩みを抱えている方に向けて、木の根っこを抜くために必要な道具や自力で抜根する方法をわかりやすく解説します。

ただし、斜面にある木やサイズが大きな木など、プロに依頼した方が良い場合もあります。状況に応じて、適切な方法を選びましょう。

木の根っこを抜く道具一覧

木の根っこを抜くための道具をまとめました。

抜根作業の主な作業は、「周囲を掘る」「根を切る」「土から抜く」の3ステップです。それぞれの手順で道具に困らないよう、以下の一覧表を見ながら揃えてみてください。

できるだけ費用を抑えたい場合は、「スコップ・シャベル」「剪定のこぎり」の2つを揃えるのがおすすめです。ホームセンターなどで比較的リーズナブルに購入できて、汎用性の高い道具です。

また、小さな庭木であれば、ツルハシのみで作業可能な場合もあります。

そのほか、軍手や長靴、動きやすい服装など、作業しやすい格好になるための道具も忘れないようにしましょう。詳しくは次項で解説していきます。

抜根道具 1.周囲を掘る 2.根を切る 3.土から抜く
スコップ・シャベル
剪定のこぎり × ×
ツルハシ
根切り ×
ハンドスコップ ×
電動のこぎり × ×
チェーンブロック × ×
ハイリフトジャッキ × ×
ハンマードリル × ×

木の根っこを抜くときの必須道具6選

まずは、木の根っこを抜くときの必須道具6選を紹介します。体力がある場合や費用を抑えたい場合、以下の道具を揃えるのがおすすめです。

  • スコップ・シャベル(※1)
  • 剪定のこぎり(※1)
  • ツルハシ(※2 小さな木の場合)
  • 軍手
  • 長靴
  • 動きやすい服装

(※1)(※2)は、切り株の状況に応じていずれかのみの用意で構いません。通常の切り株なら「スコップ・シャベル」「剪定のこぎり」、小さな木の場合は「ツルハシ」を使って抜根できます。

それぞれの特徴や用途について解説していきます。

スコップ・シャベル

スコップ・シャベルは抜根作業の必須アイテムです。体重をかけて土を掘り起こせる、大型のものを用意しましょう。抜根は力のかかる作業なので、できれば金属製の柄のものが丈夫でおすすめです。

スコップとシャベルの違いは一般的には呼び名で、東日本では大型のものをスコップ、小型のものをシャベルといいますが、西日本ではその反対になっているようです。JIS規格(日本産業規格)では、上部が平らで足をかけられるもののことをシャベルと規定しています。

いずれの場合も、土を掘り起こせるものであれば問題ありません。先の鋭いものであれば、根を切る際にも重宝するのでおすすめです。

剪定のこぎり

剪定のこぎりは、根を切断するための必須アイテムです。木工用ののこぎりと比べて刃の目が荒く、木の切断しやすさを重視しているのが特徴です。目詰まりを起こさず扱いやすいので、ある程度の大きさの木を切る場合は剪定のこぎりを用意しましょう。

さまざまな種類の剪定のこぎりがありますが、抜根では太い根を切る作業も発生するので、安定性が高く強度のあるものを選ぶのがおすすめです。切り株が入り組んでいる場合や細やかな作業が必要な場合、小さめのサイズで刃先が細いものだと小回りが利きます。

ツルハシ(小さな木の場合)

小さな木の抜根作業にはツルハシもおすすめです。スコップと剪定のこぎりをそれぞれ用意した方が各工程での作業は楽ですが、すでに家にある場合や、物置スペースが少ないという場合は検討してみてください。

ツルハシは主に固い地面を砕く際などに使用されますが、抜根作業をはじめほかにもさまざまな使い方ができます。その名の通り、鶴のくちばしのような形をしています。

各工程における汎用性が高く、小さな木であればツルハシで全て対応できます。目安として幹の直径が〜10cm程度のサイズの切り株なら、ツルハシ1本で問題ないでしょう。掘る、切る、抜く、の全ての作業をこなせます。

これから購入する際は、できるだけ柄が長いものを選ぶと使いやすいです。また、スコップ・シャベルと同様に、耐久性のある金属製のタイプがおすすめです。

軍手

安全に抜根作業を行うためには軍手も欠かせません。素手で作業するのは危ないので、必ず用意しましょう。

一口に軍手といっても様々な種類がありますが、ラバー加工が施されていて滑りにくく、丈夫なつくりのタイプがおすすめです。

長靴

長靴は必須ではありませんが、作業時の地面の状態によっては用意した方が便利です。特に土がぬかるんでいる場合には、スニーカーだと汚れてしまうため長靴を履くといいでしょう。靴の中に土が入ることなく、足元を気にせずに動けます。

また、剪定のこぎりなどを落としてしまった場合にも、足元全体を保護してくれて安心です。

動きやすい服装

抜根作業では、動きやすく汚れても大丈夫な服装を用意しましょう。先の尖った木の枝を扱ったり、夏場は虫がいたりする場合もあるので、なるべく露出の少ない格好がおすすめです。

木の根っこを抜くときに便利なおすすめ道具3選

続いて、木の根っこを抜くときに重宝する、便利なおすすめ道具3選を紹介します。これらの道具はなくても作業できますが、いずれも各工程で抜根作業を楽にしてくれるものばかりです。

  • ハンドスコップ
  • 根切り
  • 電動のこぎり

ハンドスコップ

ハンドスコップは、片手で扱えるサイズの小さなスコップです。大型のスコップやシャベルでできないような細やかな作業をハンドスコップで行えます。少しずつ慎重に掘り進めたい場合や、根の周りの土を払ったりする際にも便利です。

大型のスコップ・シャベルとあわせて用意しておくのがおすすめです。

根切り

根切りとは、根を切るために特化した棒状の道具です。細くて小回りが利くため、スコップやショベルが入らない場合に重宝します。

切断時はスコップやシャベルと同様、根に対して垂直に突き立て切断します。柄が長いので、入り組んだ場所の根にも届きやすいのがメリットです。

電動のこぎり

電動のこぎりがあれば、太い根も簡単に切断できます。ただし、デメリットとして細かい箇所には刃が届きにくく、作業工程によっては使いづらいシーンもあります。そのため、他のアイテムと併用するのがおすすめです。

コードを引ける場合はコード式の方が作業効率は良いですが、屋外作業全般で使う場合は、どこでも使える充電式タイプのものが便利です。軽量の電動のこぎりも登場しているので、用途に合わせて選んでみてください。

本格的な抜根作業におすすめな道具3選

大きなサイズの切り株の抜根や、本格的な抜根作業におすすめの道具を紹介します。

ただし、これらの道具は先に紹介した道具と比較するとやや高価です。普段あまり使わない場合はレンタルしたり、業者に依頼した方が良かったりする場合もあります。

とはいえ作業が一気に楽になるので、すでに家にある場合はぜひ使ってみてください。

  • チェーンブロック
  • ハイリフトジャッキ
  • ハンマードリル

チェーンブロック

チェーンブロックは滑車と歯車、チェーンを組み合わせた道具のことで、重いものを負担なく釣り上げるために使用されます。抜根作業では、掘り出した切り株を引き上げる際に重宝します。

ただし、チェーンブロックを使う際には支柱や固定資材も必要となるため、やや大掛かりな作業となります。

ハイリフトジャッキ

ハイリフトジャッキもチェーンブロックと同様、重いものを負担なく持ち上げるために使用されます。スコップやシャベルで周囲を掘り起こしてから、ハイリフトジャッキを用いて最後の引き抜き作業を行うイメージです。手作業で引き抜くよりも力が要らず、効率よく抜根できます。

ただしハイリフトジャッキも高価なので、費用対効果を考えて購入検討しましょう。

ハンマードリル

ハンマードリルは、薬剤と掛け合わせることで抜根できます。ハンマードリルで切り株に穴を開けて、そこから薬剤を流し込むのです。

薬剤を使うことで抜根作業自体は楽になりますが、周辺に植物がある場合など、周囲への影響に配慮して使いましょう。

自力で木の根っこを抜く方法と手順

ここからは、自力で木の根っこを抜く方法と手順について解説します。自分で抜根する方法と手順は、以下の通りです。

  1. 切り株の状態にする
  2. 周囲を掘って根を露出させる
  3. 露出した根を切る
  4. 根を抜く

それぞれステップに分けて解説していきます。

1. 切り株の状態にする

自力で抜根する最低条件として、切り株の状態にする必要があります。木や枝がそのまま残った状態で根を引き抜くと、作業中に木が倒れたり、怪我をしてしまったりする可能性があります。

もし木が立木の状態である場合、まずは適切な長さに伐採しましょう。あまり短くしすぎると根を抜くときに力が入りにくいので、適度な長さを残しておくのがおすすめです。伐採の詳細な手順についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

2. 周囲を掘って根を露出させる

切り株の状態になったら、周囲を掘って土に埋まっている根を露出させましょう。

細い木であれば、掘った後にそのまま引き抜ける場合もあるかもしれません。しかし、幹が太い場合は困難なので、根を露出させてから切断していきます。

スコップやシャベルを使って、切り株から少し離れた場所から掘り進めましょう。幹に近づきすぎると根が太く、すぐにぶつかってしまい掘りづらいためです。

3. 露出した根を切る

根を見つけたら、1つずつ切断していきます。スコップやツルハシで土を避けながら、剪定のこぎりで根を切断します。切断を繰り返しながら、幹の中心へ向かって掘り進めていくイメージです。

根を切るときは刃を垂直に当てて切断すると切りやすいです。傾けたり揺らしたりして根本を露出させながら、どんどん切り株を軽くしていきましょう。

4. 根を抜く

ある程度掘り進められた段階で、切り株ごと揺らしてみましょう。グラグラと動くようであれば、根を抜けるようになったかもしれません。

シャベルやツルハシを根元にぐっと差し込んで、木の根を持ち上げます。テコの原理を利用して、シャベルに体重をかけながら行いましょう。切り株ごと持ち上がるようになったら、地中と切り株を結んでいる根を1つずつ切断して、地面から完全に切り離します。

地中に張り巡らされた全ての根をぬくことは難しいですが、土に残った根は放置していても自然と枯れていくので、よほど邪魔でない限りはあまり気にする必要はありません。

ハイリフトジャッキを使う場合

ハイリフトジャッキがある場合、特に大きな木の根や、固い地面にある根の除去を効率よく進められます。

根が露出したタイミングで、切り株に直接チェーンやストラップを巻きつけて、しっかりと固定されるように締め付けます。ハイリフトジャッキを幹の近くの安定した場所に設置して、レバーを操作しながら徐々に切り株を持ち上げていきます。

根が硬く抜けにくい場合は、ジャッキで少し持ち上げた状態で、根をさらに掘り出すか、切断してから再度試しましょう。

チェーンブロックを使う場合

チェーンブロックも、手作業では難しい切り株を持ち上げる際に重宝します。

チェーンブロック自体には支点がないので、支柱となる三脚が別途必要です。すべて一式揃えると高額になる場合があるので、プロへ依頼した方が安価にすむ可能性もあります。

チェーンブロックの使用する際は、まず露出した根にロープを巻きつけます。ロープは木の根を均等に持ち上げられるように、バランスの良い位置を意識して巻きつけましょう。

チェーンブロックのフックを支点に固定して、もう一方のフックをロープに引っ掛けます。その後、手動でレバーを操作して、ゆっくりと木の根を持ち上げていきます。

根が持ち上がり始めたら、土を掘り起こしたり根を切断したりして、抜けやすくなるようにしましょう。

抜根作業に関するよくある質問

最後に、抜根作業に関するよくある質問と答えを紹介します。

  • 抜根道具はレンタルできる?
  • 庭木の抜根は自分でできる?

それぞれ見ていきましょう。

抜根道具はレンタルできる?

レンタル可能です。抜根道具を含む園芸用の道具は、ホームセンターや専門のレンタルショップからレンタルできます。レンタルできる道具には、ハイリフトジャッキ、チェーンブロック、シャベル、ツルハシなど、木の根を抜く作業に必要な様々な種類が含まれます。

庭木の抜根は自分でできる?

多くの人はプロの業者に依頼しますが、必要な道具を揃えて臨めば自力で抜根することも可能です。必要最低限の道具として、スコップ(シャベル)、剪定のこぎり、ツルハシなどを準備しましょう。ただし、費用面を抑えたいという理由の場合、小さな庭木1本程度の抜根であればプロへの依頼と費用にあまり差がありません。手間や労力も考えると、専門業者にお願いした方が良い場合もあります。

抜根作業は自分で可能!不安な場合はプロへ依頼しよう

本記事では、木の根っこを抜くために必要な道具について解説しました。

一般的な木の切り株であれば、自力で引き抜くことは可能です。道具をこれから揃える場合は、「スコップ・シャベル」「剪定のこぎり」をそれぞれ準備するといいでしょう。また、小さな木であれば「ツルハシ」1本で対応できる場合もあります。

ただし、抜根作業は労力や事故のリスクも伴います。また、コストを抑えたいという理由で自力作業を検討している場合、小さな庭木1本程度の抜根ならプロへ依頼しても価格差がない場合もあります。そのため、まずは見積もりを取って、道具を揃えるのに必要な料金と比較するのがおすすめです。道具を揃える手間や労力も含めると、専門業者にお願いした方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。

業者に依頼する場合には、悪徳業者とのトラブルに注意しましょう。必ず複数社を比較検討して、相場を把握してから選ぶのがおすすめです。

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