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シロアリスプレーの効果的な使い方と注意点解説。おすすめ商品も紹介

最終更新日: 2022年07月26日

自宅にシロアリが出るようになった場合、まずは自力でなんとかしようと考える人も多いでしょう。スプレーを使えば一定の効果は期待できるものの、根本的な解決には至りません。シロアリスプレーの効果的な使用方法と、注意点を解説します。

シロアリの発生を見極める方法

シロアリ

「もしかして自宅がシロアリの被害に遭っている?」と感じたら、まずはシロアリ発生のサインがないか、探してみましょう。シロアリ被害を見極める代表的な方法を、紹介します。

床にふんや木くずがある

シロアリは木材を食べながら移動します。移動中にふんや木くずを落とすため、室内の床や階段などに、見慣れない木くずやふんが落ちていたら、シロアリ発生を疑いましょう。

シロアリのふんは、見たことがなければ一見してふんには見えず、大量の砂のように見えます。木くずとふんは同じ場所にあることが多いため、木くずと砂が集まっているように見える場所があれば、シロアリの被害に遭っている可能性が、高いでしょう。

家のあちこちに木くずやふんがある場合は、広範囲に被害が広がっている恐れもあります。環境によってはあっという間に広がっていくため、早めの対処が重要です。

羽アリがいるもしくは羽が落ちている

シロアリは一定の条件下で、羽アリになることがあります。家に羽アリがいたり、羽が落ちていたりする場合は、近くにシロアリがいる可能性があるため、注意が必要です。

ただしシロアリ以外のアリも羽アリになります。シロアリの羽アリかどうか見分ける方法を、覚えておきましょう。

アリといってもゴキブリ目に属するシロアリは、ハチ目に属する一般的なクロアリとは、全く別系統の生物です。羽アリは羽が取れやすく、前後の羽の大きさが同じです。一般的なアリは身体がくびれているのに対し、シロアリは身体がずんどうの形になっています。

群飛時期が異なる点も特徴です。一般的なアリ類の羽アリは、真冬以外はいつでも見られますが、シロアリの羽アリは4~5月に発生しやすくなります。

関連記事:その羽アリはシロアリかも!黒アリとの見分け方や対処法を紹介|ミツモア

シロアリ駆除スプレーを使うメリット

スプレー

シロアリ駆除用の薬剤には、さまざまなタイプの商品があります。スプレータイプを使うとどのような効果があるのか、メリットを見ていきましょう。

すぐに駆除が可能

シロアリ駆除スプレーはシロアリに直接スプレーを吹きかけるため、すぐに駆除できます。誰でも手軽に使える上、即効性があることがメリットです。

まだ広範囲に被害が広がっていない状況なら、高い効果を発揮します。シロアリの巣が数カ所程度しかない場合、生息場所や出没ポイントに噴射しておけば、被害の拡大を抑えられるでしょう。

シロアリ以外の虫に使える可能性がある点も、メリットです。ほかに退治したい虫がいるなら、スプレー缶に書いてある、駆除可能な害虫の一覧を、チェックするとよいでしょう。さまざまな虫の駆除に使えば、コストも無駄になりません。

関連記事:シロアリ駆除剤おすすめ9選!目的・成分・使い方で選ぼう|ミツモア

予防効果も期待できる

一部のスプレータイプは駆除だけでなく、予防効果も期待できます。シロアリの巣穴が特定できているなら、噴射しておけばシロアリを駆除した後に、侵入を防止することが可能です。

シロアリの予防をメインにスプレー剤を使う場合は、基礎部分や木の柵など、被害を抑えたい部分に散布しておきましょう。予防したい場所の広範囲に吹きかけるのが、ポイントです。

一般的なスプレータイプの殺虫剤でも、シロアリの予防効果はありますが、シロアリ用スプレーに比べると持続性が落ちます。忌避効果が長続きしにくいため、できるだけシロアリ用スプレーを使うようにしましょう。

関連記事:自分で行うシロアリ予防のポイントと注意点!おすすめの薬剤も紹介|ミツモア

シロアリ駆除スプレーのデメリット

スプレー

シロアリ駆除のスプレーには、メリットだけでなくデメリットやリスクもあります。購入後に目的を果たせない恐れもあるため、デメリットやリスクも、きちんと理解しておきましょう。

効果に持続性がない

シロアリ駆除用の薬剤には、スプレータイプ以外に、液体タイプや置いて使うタイプ、被害部に固定するタイプなどがあります。スプレータイプはほかのタイプに比べ、予防効果の持続性が低めです。

中には予防効果が、1年以上続くことを売りにしている商品もありますが、それでも液体タイプや、置いて使うタイプに比べると、持続する期間は短くなってしまいます。

なおシロアリ駆除をプロの業者に依頼した場合は、予防効果が約5年持続する液状や、置き型の薬剤を使用するのが一般的です。一般のスプレータイプが、いかに持続しないかが分かります。

対処できる範囲は限られる

スプレー型の薬剤は、シロアリに直接噴射することで、即効性を発揮するタイプです。しかし裏を返せば、シロアリに直接噴霧できなければ、使えないことにもなります。

シロアリは直接見える場所だけでなく、床下や屋根裏など、人が入りにくい場所にも生息しています。人が入れたとしても、シロアリの場所を特定できなければ、スプレータイプは使用できません。

シロアリの大半は外に出てくることはなく、木材の中など見えにくい場所に隠れています。対処できる範囲が限られている点が、スプレータイプのデメリットといえるでしょう。

シロアリを駆除しづらくなる危険性も

シロアリの巣にスプレーを噴射しても、全てのシロアリを即座に駆除できるわけではありません。スプレー型薬剤に含まれる忌避成分により、シロアリが逃げると、より場所を特定しにくい場所へ、移動してしまう恐れがあります。

スプレーを噴射できない場所に逃げたシロアリは、退治できません。シロアリの生息範囲が広がる上、見つけにくい場所に移動するシロアリが増えるため、逆にシロアリを駆除しにくくなってしまうでしょう。

シロアリ駆除のスプレーは、あくまでも応急処置のために使う薬剤です。徹底的な駆除を目指すなら、スプレータイプは向かないことを覚えておきましょう。

シロアリ駆除用スプレーを選ぶポイント

シロアリ駆除用スプレーを選ぶ際は、「薬品の成分」「予防効果の有無」「効果の持続時間」をチェックしましょう。それぞれの具体的な内容を解説します。

使われている薬品の成分

シロアリ駆除剤は薬品の成分ごとに特徴が異なります。代表的な成分と、それぞれの特徴を以下の表で確認しましょう。スプレータイプ以外に使われる成分も、紹介しています。

成分 特徴 忌避性
ネオニコチノイド系 安全性が高いためペットや子どもがいる家庭におすすめ
フェニルピラゾール系 シロアリがしっかりと食べてくれるため、高い効果を期待できる
フェニルピロール系 呼吸を阻害させて退治するタイプ
カーバメート系 神経に作用し興奮状態にして退治するタイプ
ピレスロイド系 蚊取り線香をはじめとしたさまざまな殺虫剤に使われている

ピレスロイド系殺虫剤には予防効果がある

シロアリ駆除用スプレーには予防効果を期待できるものもあります。予防効果とはシロアリを寄せ付けないようにする効果です。

忌避成分が含まれている薬剤を散布すると、忌避性により、シロアリが集まらなくなります。また防腐・防カビ効果のある成分が含まれている場合、シロアリは腐った木材を好む性質があるため、防腐・防カビ効果によりシロアリの予防が可能です。

ただし忌避性が高いほど、シロアリが逃げやすくなるため、駆除の効果は落ちます。忌避性はあくまでも予防効果を高めるものであり、しっかりと駆除したいなら、非忌避性の商品を選ぶのがおすすめです。

効果の持続期間

シロアリ駆除剤の予防効果が持続する期間は、商品により異なります。数カ月で切れるものから、1年以上持つものまで、効果の持続期間はさまざまです。

雨や蒸発により駆除剤が流れると、忌避効果が落ちていくため、定期的に散布し直す必要があります。できるだけ効果の持続期間が長い商品を選べば、メンテナンスの手間を省けるでしょう。

一般的な殺虫剤でも、忌避効果は発揮されますが、1~2週間程度しか持続しません。しっかりと予防したいなら、シロアリ用の商品を使いましょう。

おすすめのシロアリ駆除スプレー

シロアリ駆除のイメージ

シロアリ対策の応急処置用に使える、おすすめスプレーを紹介します。それぞれの特徴や魅力を、チェックしましょう。

イカリ消毒 ムシクリン シロアリ木部用エアゾール

イカリ消毒 シロアリ駆除剤 シロアリ木部用エアゾール 480ml 長期持続 防腐剤配合

「ムシクリン シロアリ木部用エアゾール」は、プロも使っている木材防腐剤を、業務用と同じ濃度で配合しています。駆除と予防の両方に、効果を期待できるスプレーです。

シロアリの被害を受けた部分に吹き付ければ、駆除剤として活用できます。シロアリや木材の腐食を予防したい場合は、持続期間約1年半の予防剤としても、使用可能です。

2wayノズルが付いており、用途に合わせて噴射角度を変えられます。角度を狭めればピンポイントで噴射できるため、駆除の際に便利です。予防する場合は角度を広げて、広範囲に散布しましょう。

アース製薬 アースガーデン シロアリ・羽アリ撃滅 1000ml

アースガーデン シロアリ駆除剤 シロアリ・羽アリ撃滅 1000ml

ガーデニングの木製品にスプレーを使いたいなら、「アースガーデン シロアリ・羽アリ撃滅 1000ml」がおすすめです。水性タイプなので植物の近くでも、安心して使えます。

直接スプレーすればシロアリを素早く退治できるほか、最長6カ月の予防効果で、シロアリを寄せ付けません。羽アリに効くこともメリットです。

予防する目的で使う場合は、シロアリに巣を作られたくない木製品に、まんべんなく散布しましょう。屋外で使うと液剤が流されやすくなるため、継続的な散布が必要です。

アース製薬 シロアリアース 450mL

アリアース シロアリアース [450mL]

食害予防効果が約12カ月間続くため、シロアリを長期間寄せ付けない予防効果も、発揮します。木材防腐剤として使われているのは、プロも使う成分が配合されている薬剤です。

付属の「すき間ノズル」を使えば、狭い巣の穴にも簡単に噴射できます。環境にやさしい水性タイプで、安心して使える点も魅力です。

フマキラー シロアリジェットプロ

フマキラー シロアリ 駆除 殺虫剤 スプレー ジェット プロ 450ml

スプレー1本で、駆除・予防・防腐の効果を発揮したいなら、「シロアリジェットプロ」もおすすめです。プロが使っている数種類の薬剤が、配合されています。

常温蒸散性殺虫剤「エムペントリン」が、木材の隅々までに浸透するため、見えない場所にいるシロアリも駆除しやすいでしょう。ジェット噴射ノズルを使えば、約6m先まで薬剤が届きます。

予防効果の持続期間は、約12カ月間です。木材の腐食を防げる成分も配合されているため、忌避と防腐の両面から、シロアリの再発生を予防できます。

トーヤク ウルトラ蟻退治

トーヤク ウルトラ蟻退治 500ml

「ウルトラ蟻退治」はさまざまな害虫に使えるスプレーです。シロアリや羽アリだけでなく、ダンゴムシやムカデなども退治できます。

スプレー1本で床下約15坪の広さに散布することが可能です。2~3m先まで噴射できるため、床下の換気口からでも、十分な広さのエリアをカバーできるでしょう。

自力で床下のシロアリ対策を行いたい人や、シロアリ以外の虫に悩まされている人に、おすすめです。

自力でのシロアリ駆除は困難

シロアリ駆除業者

スプレーはシロアリの初期対応には効果的ですが、根本的な問題解決にはつながりません。自分でシロアリ駆除をするリスクを知っておきましょう。

徹底駆除と継続的な対策が不可欠

シロアリ駆除は目に見える範囲だけを駆除しても、意味がありません。建物全体にいるシロアリを徹底的に駆除して初めて、被害の拡大を抑えられます。

たとえ自力で全てのシロアリを駆除できたとしても、継続的に防除対策を行わなければなりません。一度でもシロアリが発生したということは、再度発生しても、おかしくない要因があるといえるためです。

自分でシロアリ駆除を行うと、建物を傷つけたり、薬剤による健康被害が及んだりする恐れもあります。シロアリの徹底駆除と継続的な対策を、自分で行うのは難しいでしょう。

気付いたら被害が進行しているケースも

シロアリ被害は目に見えない部分で、進行する可能性があります。外から見て問題ない木材が、シロアリにより、中身を食い荒らされているケースもあるのです。

シロアリ被害を放置していると、大きな地震が発生した際に、建物が倒壊しかねません。コンクリート構造の建物も木材部分は被害に遭うため、油断は禁物です。

自宅が取り返しのつかない状態になるのを防ぐためにも、シロアリは早期に発見して、徹底的に駆除しなければなりません。素人では早期発見・徹底駆除が難しいため、シロアリ駆除はプロの力を借りましょう。

ミツモアでシロアリ駆除を依頼する

シロアリのトラブルはプロに相談を

シロアリ駆除業者

自力でのシロアリ駆除にはリスクがあるため、プロに相談するのがおすすめです。業者を利用する際の費用相場と、業者を選ぶポイントを紹介します。

自力での駆除は再発のリスクあり

シロアリ駆除を自力で行うと、徹底駆除ができないため、再発するリスクが高くなります。慣れない作業により建物を傷つけたり、けがをしたりする恐れもあります。

シロアリ被害を受けているかもしれないと感じたら、専門業者に相談しましょう。プロに任せれば、特注の機材と適切な薬剤で、シロアリを徹底的に駆除してもらえます。

作業スピードが速いことも魅力です。シロアリのプロが手慣れた作業で防除を進めていくため、一般的な戸建て住宅なら、半日~1日で作業が完了します。業者によっては継続的な対策も行ってくれるため、安心です。

プロに依頼する場合の費用相場

シロアリ駆除を業者に頼んだ場合、費用相場は1坪あたり6,000~10,000円が目安です。一般的な住宅なら20万~30万円といったところでしょう。ただし実際の費用は業者ごとに、大きな差があります。

費用に影響する主な要素は、「防除範囲の広さ」「被害の程度」「築年数」です。アフターサービスとなる保証の有無や、保証内容によっても費用が変わります。

駆除方法も費用に影響を与える要素の一つです。シロアリ駆除の方法には、「バリア工法」と「ベイト工法」の2種類があり、どちらを選ぶかによって金額が変わります。

信頼できるプロを選ぶポイント

シロアリ駆除業者を選ぶ際は、複数の業者から相見積もりを取るようにしましょう。見積もりを比較するだけでも、信頼できるプロを見極めやすくなります。

見積もりに内訳がなく、一式料金のみ記載している業者は要注意です。割増料金が上乗せされている可能性があります。大幅な値下げをうたっている場合も、内訳の金額を比較すれば、値下げを前提とした価格設定にしていることが、分かるでしょう。

相見積もりを取って適正料金を見極めたいなら、一括見積もりサービス「ミツモア」を、活用するのがおすすめです。いくつかの質問に答えるだけで、最大5社から最適な見積もりを集められます。業者についての口コミを確認できる点も、魅力です。

ミツモアでシロアリ駆除を依頼する

スプレーはシロアリの初期対応に効果的

虫メガネ シロアリ

シロアリ駆除スプレーを使えば、シロアリをすぐに駆除できます。シロアリの再発生を予防する効果を、期待できることもメリットです。

ただしスプレーでは効果が長時間持続しない上、シロアリの徹底駆除も困難です。忌避効果がシロアリを逃がすことになれば、逆にシロアリを駆除しにくくなってしまいます。

シロアリ駆除は自分で行うのではなく、プロに依頼するのがおすすめです。徹底駆除と継続的な対策を実現するためにも、信頼できる業者に相談しましょう。

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