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ダイヤル式ポストが開かない場合はどうする?正しい対処法を解説

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最終更新日: 2022年11月29日

ダイヤル式ポストはマンションや賃貸アパートなどで広く利用されています。鍵を持つ必要がなく利便性の高いポストですが、開かない場合は正しく対処しないと破損につながりかねません。ダイヤル式ポストが開かない場合の対処方法を紹介します。

ダイヤル式ポストが開かないときの対処法

おしゃれな郵便ポスト

ダイヤル式ポストが開かない場合は、修理に出す前に実施しておきたいことがあります。ポストが開かない場合の、最初に実施する対処法や手順を紹介します。

ダイヤル式ポストの一般的な開け方

ダイヤル式ポストは、ダイヤルを左右に回して解錠するポストです。矢印やポイントが付いた特定の位置に、暗証番号となる数字やアルファベットを合わせることで開きます。

合わせる位置や方向が少しでも異なると、ポストを開けない仕組みになっています。

鍵を持つ必要がないため、紛失の恐れもありません。暗証番号さえ覚えていれば、セキュリティの高いポストといえます。

鍵をかける際は、一般的に左右どちらかへ回転すると施錠できます。

1度リセットして解錠する

ダイヤルを回していると、間違った番号を認識してしまい解錠できないことがあります。そういう場合は、ダイヤル入力を1度リセットしてみましょう。

リセットすることで、最初からダイヤルを回せるようになります。何度も正確な番号をダイヤルしても失敗する場合は、リセットしてから実施してみましょう。

リセット方法は商品によって異なりますが、一般的に左もしくは右の同じ方向に2~3回以上回すとリセットできます。ポストを設置した大家に確認したり、説明書があれば事前に確認したりして解錠しましょう。

自分で解錠するときの注意点

ポストがどうしても開かないと、無理矢理こじ開けてしまう場合があります。

しかし無理に開けようとすると、ポストの形が変形したり溶接部分が外れるなど大きく破損してしまう恐れがあります。まず強制的な手段は取らないようにしましょう。

ポストが壊れてしまうと、管理会社や大家から高い費用を請求される場合があります。ほとんどの場合修理が難しくなってしまうので、丸ごと交換する可能性が高くなるためです。

どうしてもこじ開ける必要がある場合は、管理会社や大家に相談しましょう。

暗証番号がどうしても思い出せない場合は?

マンションの郵便受け

ダイヤル式ポストは鍵を持たずに済む反面、暗証番号を覚えておく必要があります。

簡単な番号だと解錠されてしまう可能性が高くなるため、少し複雑な番号に設定されている場合があります。暗証番号がどうしても思い出せない場合の対処方法を紹介しましょう。

入居時の契約書を確認

ダイヤル番号は入居時の契約書や、入居に関する取り扱い説明書等に記載されている場合がほとんどです。暗証番号を忘れてしまったら、まずはこれらの書類を探してみましょう。

仮に書類の記載が見当たらない場合は、部屋にそのような記載がないか確認してください。玄関の下駄箱に、番号が記載されたシールが貼られていたというケースもあります。

まれに玄関ドアの内側や、電気ブレーカーのふたの裏面などに記載されている場合もあります。

賃貸の場合は管理会社や大家に連絡

賃貸に住んでいてどうしても分からない場合は、管理会社や大家に問い合わせてみましょう。すぐに暗証番号を教えてもらえます。

確認した番号はまた忘れないよう、メモ書きを残しておくとよいでしょう。

仮にポストの修理が必要になった場合も、自分で業者を呼ぶのはおすすめできません。管理会社や大家がすぐに業者を手配し、費用を負担してくれる場合があるからです。

また日頃から取り引きのある業者に依頼してくれる場合には、一般的な相場よりも安くなる可能性もあります。

まずは管理会社や大家に相談してみましょう。

鍵業者に依頼して解錠・交換

どうしても開かない場合や自分で修理・交換する必要がある場合は、鍵業者に依頼して解錠または交換してもらいましょう。

業者選びには相見積もりが効果的です。1社から見積もりを取得するだけでは、金額の妥当性やサービス内容が一般的であるかは分かりません。

そのため複数社から見積もりを取得し、比較・検討することをおすすめします。

相見積もりには「ミツモア」を利用すると便利です。見積依頼をすれば、最大5社から見積もりを取得できます。簡単な質問に答えるだけで、最短2分で依頼できるでしょう。

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ダイヤル式ポストが急に開かなくなる原因

マンションのポスト

ダイヤル式ポストが開けなくなってしまう原因はいくつかありますが、日頃の使い方を変えるだけで不要な故障を避けることができます。ポストが急に開かなくなる原因を紹介します。

経年劣化や無理な使い方による故障

ダイヤル式ポストは利用していると、ダイヤル部分がさびたり摩耗したりするなど劣化が目立ってきます。そのまま利用していると、うまく回らなくなってしまうのです。

風雨にさらされる環境であれば、経年劣化の度合いも早まる可能性があります。

またほこりやゴミが目詰まりし、故障してしまうことも考えられるでしょう。このような場合にはダイヤル自体を取り替えなければなりません。

強く開け閉めするだけでも、衝撃でポストがゆがんでしまいます。日頃の使い方もポストが開かなくなる一つの原因です。

郵便物の詰め込みすぎも

郵便物を回収せず詰め込んだ状態もよくありません。郵便物の詰め込みすぎにより扉が圧迫されて変形したり、ダイヤル部分に負荷がかかったりすると壊れやすくなってしまいます。

またポストの中があふれるような状態だと建て付けが悪くなり、扉が開かなくなることもあります。この場合は、ポストを抑えながらダイヤルを回すと解錠できるでしょう。

日頃から郵便物は持ち帰り、詰め込みすぎないように心掛けることも大切です。

故障で鍵が開かない場合は交換も検討しよう

鍵屋

ダイヤル式ポストが開かない場合は、まずは1度リセットしてから解錠してみましょう。無理にこじ開けてしまうと、より状況が悪化してしまい取り替えが必要になる可能性があります。

暗証番号を忘れてしまった場合も含め、ポストが開かない場合はまず管理会社や大家に連絡してください。すぐに解決することもあれば、無償で業者を手配してくれることもあります。

どうしても自力で対応が必要になった場合は、鍵業者に依頼しましょう。その場合には、複数業者から相見積もりを取得して選定すると安心です。

どうしてもポストが開かない場合や鍵が壊れてしまった場合は、業者に依頼して交換を検討するとよいでしょう。

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