大型荷物の配送サービス7選！料金と依頼方法、梱包のコツを紹介

冷蔵庫やベッドといった大型荷物の配送を依頼するとき、どの業者に頼めばよいのか迷うかもしれません。料金だけでなく、サービス内容を比較しないで選ばないと、荷物の重量によっては高くなってしまう可能性があるため注意が必要です。

大型荷物を扱う主な運送業者や、手軽に費用を抑えられる配送方法を解説します。

大型荷物を配送できるサービス7選

一般的に大型荷物の目安は、3辺（縦・横・高さ）の合計が160cm以上、または重さが25kg以上です。高額な荷物を送るときは、運送保険の約款と補償内容を確認したうえで配送距離や個数も計算し、総合的なサービス料金を比較しましょう。

大型荷物を取り扱う主な配送サービスは、下記のとおりです。

1.ヤマト運輸「宅急便」

2.アートセッティングデリバリー「家財おまかせ便」

3.佐川急便「飛脚宅配便」

「飛脚ラージサイズ宅配便」

4.日本郵便「ゆうパック」

「重量ゆうパック」

5.福山通運「フクツー宅配便」

「フクツー引越便」

「青春引越便」

6.日本通運「単身パックL」

自宅から30分以上かかる引越し先まで大型荷物を運びたい人におすすめのサービスです。業者が自宅に荷物を受け取った後、高さ175cm×奥行104cm×横幅108cmのコンテナボックスで引越し先まで運んでもらえます。

単身や家族世帯にも利用でき、300リットル以下の冷蔵庫や1人掛けのソファーは運べますが、ドラム式洗濯機や3人掛け以上のソファーなどは運べないので注意しましょう。

「単身パック当日便」

引越し先まで30分前後で大型荷物を配送したい人におすすめのサービスです。

2トントラック1台に乗せられる大型の荷物なら運べますが、窓からの吊り作業が必要な大型荷物の配送はできません。通常の単身、または家族プランで申し込みましょう。

7.メルカリ専用の配送サービス「らくらくメルカリ便」

「ゆうゆうメルカリ便」

「梱包・発送たのメル便」

大型荷物を安く配送するには？

大型の荷物はサイズが大きいため、配送料金が高くなります。少しでも安く配送したい場合、以下3つのポイントを理解しておきましょう。

1.引越しサービスや個人業者も検討する

一般的な宅配サービスに頼めない大型サイズ・重量の荷物は、引越しサービスやトラックのチャーター便（貸し切り）を検討しましょう。

あわせて個人の運送業者に依頼するのも選択肢のひとつです。着払いや時間指定のない割引配送など、交渉次第で柔軟に対応してもらえる可能性があります。

2.複数の業者から見積もりを取る

一括見積もりサイトで複数の業者から見積もりを取るのも配送料金を安く抑える方法のひとつです。自分で交渉しなくても、業者ごとに料金を提示してもらえるため、その中からより安いプランを選べます。

ただし料金だけで判断しないようにしましょう。基本料金内に必要な作業をやってもらえるか確認することが大切です。

大型荷物の運搬業者を探す

3.引越しの場合は買い替えも考える

冷蔵庫やタンスといった大型荷物の配送料金が高い場合、家電量販店やホームセンターなどで新品に買い替えることも検討しましょう。規格外の大型荷物を配送するにあたって、移動距離が遠くなるほど、料金が高くなるケースがあります。

耐用年数や電気代などを考慮したうえで家電や家具を買い替えるかどうか判断しましょう。リサイクルショップを利用すれば、処分する費用も浮かせられます。

大型荷物を梱包するコツ

重量のある荷物をダンボールに梱包して送る際、通常の組み方では底が抜けて、中身を傷めてしまう可能性があります。特に精密機器などのデリケートな荷物は、衝撃から保護しなければなりません。

大型荷物を傷つけない梱包のコツは、下記2つです。

耐久性のあるダンボールやガムテープを使用する

25kg以上の重い荷物を送る場合は、負荷がかかっても破れにくい、新品の厚いダンボールを使いましょう。固い材質の2重3重構造になった強化ダンボールなら、50kg以上の荷物にも耐えられるとされています。

組み立てるとき、耐久力の高い布テープやOPPテープを使用するのがおすすめです。縦横に十字型に貼るか、開口部の切れ目に沿ってH字を書くように貼ると強度が高まります。

精密機器の梱包時は緩衝材を使う

パソコンやカメラなどの精密機器を送るときは、配送中の衝撃で壊れないように、中身のサイズに合った段ボール箱を選び、梱包材でしっかり保護しましょう。

緩衝材を敷いた後、精密機器の本体を中心にして、関連のある周辺機器を周りに並べます。隙間がなくなるまでダンボール紙や緩衝材を詰めてガムテープで封をした後、見えやすい位置に『精密機器につき取扱注意』『ワレモノ注意』と書きましょう。

梱包から依頼したいときはプロの業者に相談しよう

重量のある大型荷物を梱包するとき、中身が傷つかないよう、厳重に包まなければなりません。梱包から受けつけてもらえるプロの業者は主に2つです。

引越し業者

引越し業者は荷物の運び出しから運び入れまでの作業を行いますが、オプションで荷物の梱包と荷ほどきをやってもらえます。

普段から大型荷物を扱っており、荷物や建物を傷つけないように運んでもらえます。自分で梱包するのが難しいときは依頼しましょう。

個人の運送業者

大型荷物の個数が少ないときは、個人の運送業者に依頼するのも選択肢のひとつです。運んでもらう際、自分で梱包して運ぶための準備をするのが基本です。

ただし業者によっては、サービス内容の変更や梱包作業に対応してもらえるところがあるため、相談してみましょう。

大型荷物の梱包からできる運搬業者を探す

費用を抑えられる大型荷物の配送サービスを見つけよう

大型荷物の配送サービスを選ぶときは、業者ごとに扱えるサイズ・重さを確認します。費用は基本料金に加え、オプション料金にも注目しましょう。あまり手間をかけたくない人は、自宅などへの集荷サービスや、梱包サービスがあると便利です。

少しでも配送料金を安く抑えたいときは、通常の配送サービスだけでなく、引越し業者や個人業者も視野に入れて検討するとよいでしょう。

配送業者の一括見積もりサービスは、手軽に見積もりができる上、費用とサービスを比較して自分に合った配送サービスを見つけられます。

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