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ベッドを自分で組み立てる方法!手順やコツ・注意点!組み立てができないときの解決策も

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最終更新日: 2024年06月28日

ベッドの組み立てに準備すべき道具は?

ドライバー、軍手、毛布、トレーを準備するとよいでしょう。詳しい用途は記事内で解説しています。

ベッド組み立ての手順は?

1.ダンボールを開封して部品を取り出す、2.フレームにネジや金具を付け、フレーム同士を繋ぎ合わせる、3.ネジをしっかり締めて床板をフレームに載せる、4.マットレスを載せる、という4手順で組み立てることができます。

ベッドを自分で組み立てる方法!手順や全体像を解説

プラスドライバー

ベッドを組み立てるために必要な、準備品と手順を解説します。

ここでは一般的なフレームベッドの組み立て手順を解説します。とはいえシンプルなベッドであれば、基本的にはどれも同じような手順なので参考にしてください。

まずは以下の道具を準備しましょう。

準備品 使用方法
ドライバー フレームなどのネジを締めるために必要です。商品によってはベッドにドライバーやレンチが付いてくるものもあります。
軍手 ケガを予防するための保護具です。一般的な軍手の他にも、表面がゴム製の手にフィットするタイプの手袋もおすすめです。
毛布 床を傷つけないために、下に敷いて使用します。重いダンボールを運ぶときは毛布の上に載せて引きずると、楽に移動できます。
トレー ベッドを組み立てるときに細かいネジや金具・工具を置くためのものです。作業効率が上がるだけでなく、小部品がなくなるのを防ぐ効果もあります。

軍手・毛布・トレーはなくても作業できますが、あると便利なので準備しておくことをおすすめします。

ベッドと道具がそろったら組み立て作業に入りしょう。組み立ての手順は以下の通りです。

  1. ダンボールを開封して部品を取り出す
  2. フレームにネジや金具を付け、フレーム同士を繋ぎ合わせる
  3. ネジをしっかり締めて床板をフレームに載せる
  4. マットレスを載せる

手順1.ダンボールを開封して部品を取り出す

まずはダンボールを作業スペースに運び、部品を取り出します。何らかの理由で返品する可能性を考え、ダンボールやビニール袋は丁寧に開けて部品をなくさないように注意しましょう。

部品は種類毎に分別し、説明書に書いてある部品の明細(種類と個数)と商品が一致しているか作業前に確認してください。

ちなみに間違った手順で進めてしまうと、間違えた段階まで再度分解する必要があります。面倒でもまずは説明書を読んでから作業に入るのがおすすめです

手順2.フレームにネジや金具を付け、フレーム同士を繋ぎ合わせる

多くのベッドは以下の6つの部品によって構成されています。

構成 詳細
ヘッドボード ベッドの頭側のフレーム
フットボード ベッドの足側のフレーム
サイドフレーム ベッドの両サイドのフレーム
中仕切り ベッドの中央に取り付けるフレーム
ベッドを支える脚(製品によってはフレームが脚の役割をするものもある)
床板 体を乗せる部分

これらのフレームでベッド(体を乗せる場所)をぐるりと囲むようにできています。

ベッドのフレーム
↑このフレームの上に「床板」というものを置くことでベッドが完成するというわけですね。

このフレームをネジで組み合わせて固定する作業から始めましょう。これがベッド組み立てのメインとも言える作業です。

説明書の指示に従って「フレームにネジや金具を取り付ける」→「そのフレーム同士を繋ぎ合わせる」が基本的な流れです。商品によっては脚が別になっているものもあるので、その場合は脚も繋げていきます。

ちなみにこのとき、ネジはきつく締めずに緩めにしておきましょう。完成直前に全てのネジをきつく締め直すからです。詳しくは後ほどご説明しますね。

全てのフレームを繋ぎ合わせると、ベッドの大枠が完成です。

なお「すのこベッド」の場合は、フレームと床板が一体となっている製品が多いため手順が少なく済みます。基本的にはすのこ同士や脚をネジで繋げる作業のみです。

手順3.ネジをしっかり締めて床板をフレームに載せる

フレームが完成したら、緩めに留めていたネジをしっかり締めていきます。

その後床板を載せましょう。これでベッドが完成です。

床板は大きな板状やすのこ状など、ベッドの種類によって形状が異なります。いずれにしてもフレームに載せるだけなので簡単です。

手順4.マットレスを載せる

最後に床板の上にマットレスを載せたら作業終了。これでベッドを使えるようになります。

ベッドを自分で組み立てるときのコツや注意点

家具の組み立て

初心者がベッドを組み立てるときにスムーズに行うためのコツと、失敗しやすいポイントをご紹介します。

注意点①:広いスペースを確保する

ベッドを組み立てるには広いスペースが必要です。組み立て後は移動ができないので、ベッドを使用する部屋・設置する場所に作業スペースを確保しましょう。

スペースを確保する際のコツは、ベッドを設置するスペースだけでなく部品(フレームなど)を置いておく場所も確保することです。ベッドがギリギリ入る程度の狭いスペースで組み立てると、作業をしづらいだけでなく、部品を持ち上げたときに壁を傷つける恐れもあります。

注意点②:必要な道具は事前にチェックする

ベッドの組み立てに必要な道具を事前にチェックしましょう。ベッドの種類によって組み立てに必要な道具が異なるので、説明書で確認してください。ベッドを購入する前に調べたい場合は、Webサイトの説明書を読むと便利です。

作業中に道具が足りないことに気付くと作業が止まってしまい、中断して購入しに行く必要があります。特にネジを締めるための道具(ドライバーやレンチ)の確認は必須です。

注意点③:ネジはいきなりきつく締めない(本締めしない)

手順2でも解説した通り、フレームや脚などの部品を組み立てる段階ではネジはきつく締めず、仮締め(途中までしか回さないこと)にしておきましょう

最初からきつく本締めをしながら組み立ててしまうと、途中で部品同士の合わせ面の位置が合わなくなるからです。ネジは仮締めで遊び(部品同士のガタつき)を残しながら組み立てていき、全体が形になってから全てのネジを本締めしましょう。

注意点④:組み付けミスやネジの締め忘れは重大な事故に繋がることも

ベッドの組み立て手順は必ず正確に行ない、ネジの締め忘れにも注意しましょう。なぜなら使用中にフレームや床板が脱落する恐れがあるからです。

二段ベッドやロフトベッドなどの高さのあるベッドの場合は、脱落時に大きな怪我に繋がる可能性が高いです。実際に組み立て式家具の事故によって、脊髄を損傷した事例もあります。フレームを固定するネジは使用過程で自然に緩むこともあるので、ドライバーなどで定期的に締め直すと安心です。

ベッドの組み立てが自分でできないと感じた場合はどうする?

業者に電話しようとする男性

ここまで読んでみて「ベッドの組み立てを自分でできるか不安」「難しそう」と感じた場合は、家具組み立て代行サービスを利用するのがおすすめです。機器設置などと同じように、家具の設置も業者を呼んで代行してもらうことができるんです。

家具組み立て代行サービスを利用すると、以下のメリットがあります。

  • 指定の場所に商品を搬入してもらえる
  • 仕上がりがキレイ
  • 手間と時間がかからない
  • 自分で作業するよりミスをする可能性が低い
  • 工具などを用意する必要がない
  • ゴミを回収してもらえる

家具組み立て代行業者は、以下の2種類に分かれます。

業者の種類 詳細
大手家具量販店 ニトリや無印良品・IKEAなどの大手家具量販店で商品を購入したときに利用できる組み立て代行サービス
一般の代行業者 家具の組み立てを専門に行っている業者

『ニトリ』や『無印良品』などの店舗でベッドを購入した場合は、その際に組み立てをお願いしてみましょう。ネット通販などで購入した場合は、一般の代行業者にお願いする必要があります。

どちらを選んでも専門の業者が作業するのでミスをする可能性が低く、組み立て後は安心してベッドを使用できますよ。苦手な人が無理して自分で作業すると、ベッドそのものや家の床・壁などを損傷させるリスクもあります。失敗するよりは始めから専門業者に依頼した方が無難な場合もあるでしょう。

ベッドの組み立てを依頼する際にかかる費用と時間

大手家具量販店では商品によって代行費用が決まっています。例えばIKEAは基本工賃+商品の値段20%といった価格設定になっています。

一般の組み立て代行業者の場合、費用の相場は3,000~10,000円程度です。

「できるだけ安く依頼したい」「そもそもどこに問い合わせれば良いか分からない」という場合は、ぜひミツモアを利用してみてください。ミツモアはあなたの地域や求めるサービス内容を入力するだけで、複数の業者からおおまかな見積もりを提案してもらえるサービスです。無料で手間もかけずに複数社の金額を比較できるため、より安く信頼できる業者に依頼できますよ。

なお作業時間はどの業者でも、通常のベッドで1~2時間程度です

組み立て難易度が高いベッド!こんな種類のベッドは自分では難しい

二段ベッドに座る姉妹

ベッドの種類は様々ありますが、その中でも「自分で組み立てるには難易度が高いベッド」をご紹介します。自信がない人は無理せず家事組み立て代行サービスの利用を検討した方が良いでしょう。

チェストベッド

ベッドの側面に収納用の引き出しが付いているベッドです。引き出しを1つ1つ組み立てるタイプは部品点数が多いため、ネジの締め付けが大変。

ただし引き出しがボックス構造になっているタイプは組み立てが不要なので、チェストベッドの中でも作業が簡単です。

ガス圧跳ね上げベッド

マットレスの下が収納になっており、床板ごと上に跳ね上がるベッドです。床板を支えるガスシリンダーの組み付けが複雑なため、初心者には難しいでしょう。

二段・ロフトベッド

高さのある二段ベッドやロフトベッドです。一段ベッドと比べて構造が複雑になるだけでなく、強度が求められるため部品が重くなる傾向にあります。木製のベッドは特に重いので、力の弱い人には組み立てが難しいでしょう。

以上のようなベッドを購入する予定の方は、組み立て代行サービスを依頼する前提で選ぶと良いでしょう。

組み立てが簡単なおすすめのベッド

家具を組み立てる女性

逆に組み立ての作業手順が比較的少なく、気軽に設置しやすいベッドをご紹介します。フレームベッドの組み立てが難しそうだと感じた方は、以下のベッドを選ぶのも良いでしょう。

脚付きマットレスベッド

マットレスに脚を取り付けるだけのベッドです。床板とマットレスが別々になっているタイプもありますが、スタンダードなフレームベッドと比較すると組み立てが簡単です。

フロアベッド

フレームに脚がなく床面にマットレスを置くベッドです。マットレスを囲むためのフレームやヘッドボードを組み立てるだけなので、比較的簡単に設置できるしょう。

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