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オーディション写真で自撮りはOKなの?撮り方のコツやおすすめのポーズ等を徹底解説!

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最終更新日: 2022年01月18日

どうもこんにちは。カメラマンのTomiKeです。

芸能オーディションやモデルオーディション、音楽オーディションなどに一度は応募してみようと考えたことのある人も多いはず。

応募の際に使うオーディション写真をうまく撮るにはどうすればいいのでしょうか。

今回は、オーディション写真の自撮りの仕方や撮影のコツを徹底解説します。

オーディション写真、自撮りのポイントは?

オーディション写真は普通のカメラやスマホの自撮りでもOK
オーディション写真を自撮りしてみよう!

オーディション写真はちゃんとしたスタジオで撮らないといけない!と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、うまく撮る事が出来れば、自撮りでも(最低限の質になる場合が多いですが)OKです。

オーディション写真を自撮りする際はどういったことに注意すればいいのでしょうか?以下に解説していきましょう。

普通のカメラやスマホでも撮れる!

オーディション写真は、撮り方に関して厳しく指定がある場合は別ですが、基本的に「自分自身の見た目や雰囲気がはっきりと伝わるもの」であれば、どんなものでもいいとされています。

勿論、はっきりと伝わるために、ある程度の画質で撮影する必要はあります。

しかし近年ではコンパクトデジタルカメラやスマートフォンでも非常に画質が良くなっていますので、自撮りであっても十分オーディション写真は撮影可能なのです。

自分でスマホを手に持って撮るのはNG

しかしながら、自分でスマホを手に持っての自撮りはあまり宜しくありません。

「いかにもお金を掛けずに何の工夫もせずに撮りました」感が出て不恰好になってしまうだけでなく、撮れる構図にも限界が出てしまいます。

オーディション写真では、手に持っての自撮りは絶対にやめましょう。

スマホやカメラを胸の高さに置く

オーディション写真で自撮りを行うのであれば、三脚などを用いて固定して撮影するといいでしょう。

その際には、スマホやカメラの位置をちょうど胸の高さになるように調整しましょう。

この位置に調整することで構図がスッキリとまとまり、ピントも合いやすくなります。

何枚も撮って研究する

オーディション写真の質は、そのままそのオーディションなりコンテストをどうしても突破してやるんだ、という熱意のレベルに直結します。

つまり、工夫して、努力して撮影してなんぼということです。本番に使う写真を撮る前に何枚も撮って、構図やピントなど、研究を重ねましょう。

オーディション写真は、全身写真とバストアップ写真の2種類必要!

オーディション写真は全身写真とバストアップ写真が必要
オーディション写真は全身写真とバストアップ写真が必要

オーディション写真を提出する際は、殆どの場合、全身写真とバストアップ写真の2種類を要求されます。

オーディションの結果は多かれ少なかれ応募者の人生を左右することになりますので、多角的な視点で応募者の人となりを把握する必要があるからです。

全身写真、バストアップ写真ではどのような所が見られるのでしょうか。

全身写真の撮り方、ここをチェック!

オーディション写真においては、全身写真によって背格好やプロポーションなど全体の雰囲気を見られます。

特に衣装が重要になるモデルや役者の場合では、手足の長さ、肩幅など、身体全体のバランスを細かくチェックされます。

その為、全身写真では、頭からつま先まで見切れることなく、全体をしっかり写す必要があります。

バストアップ写真ではここがみられている

バストアップ写真では大まかにいえば「見た目」と「雰囲気」を見られます。

顔が映る範囲の半分を占めますので、顔の輪郭が隠れないよう髪を調整して、カメラに向かって視線を向けましょう。

カメラの位置は大体唇の高さに合わせると、構図的に良い写真が撮れますよ。

バストアップ写真についてはこちらの記事も是非ご参考ください↓

服装は、体型がわかるすっきりとしたものを

オーディション写真の服装はすっきりしたものを選ぼう
オーディション写真の服装はすっきりしたものを選ぼう

オーディション写真においては、「応募者の人となりが正確に伝わる事」が重要な為、あくまでも自然な雰囲気を活かす必要があります。

どこかのパーツが不用意に隠れてしまえば、それだけで情報は不確かなものとなります。

自撮りをするときには以下の点に注意して、自分の見た目を曖昧にしてしまうような撮り方は避けましょう。

ダボっとした服装はNG

近年、オーバーサイズの服装が流行っています。個性的で可愛いですよね。

オーディション写真でも自分のファッション性をアピールしようとダボっとした服装で撮ってしまいがちですが、悪いことは言いません、やめておきましょう。

ダボっとした服装は身体のラインを隠してしまいます。タイト過ぎてもいけませんが、ある程度身体のラインが伝わる服装を心がけましょう。

似合っていない服装では魅力が伝わらない

また、客観的に見て明らかに着合せの悪い服装を着ていては、「自分を客観的に見れません」と宣言しているようなもの。見た目も大事な仕事に、そういう人を採用するでしょうか?

オーディション写真は出来る限り自然な範囲で似合う服装で撮影しましょう。自分のセンスに自信がない場合は、家族や友人にも良し悪しを聞いてみるといいでしょう。

服の色が背景の色と被らないように

服の色が背景の色と被らないようにすることも大切です。

服装が背景に溶け込んでしまう場合も、自分の身体のプロポーションが正確に伝わりにくくなります。

背景はすっきりシンプルにまとめつつも、自分がくっきり浮かび上がるように、服装の色合いには注意しましょう。

オーディション写真の服装やメイクについてはこちらの記事も是非参考にしてみてください↓

背筋を伸ばしてリラックスしたポーズで

オーディション写真は背筋を伸ばしてリラックス!
オーディション写真は、背筋を伸ばし、リラックスしたポーズで撮ろう!

オーディション写真において全身写真を撮る際は、あまり格好をつけ過ぎた姿勢でもいけませんし、かといって証明写真のような直立不動でも宜しくありません。

自撮りをする際も、身体の重心やバランスにも気をつけて、背筋は伸ばしつつも程よく崩した自然な雰囲気が伝わるような姿勢で撮影しましょう。

前脚と後脚を少し重ねる

オーディション写真で全身を撮影するなら、足を少し前後にずらして置き、前の脚と後ろの脚のラインを軽く重ねるようにしましょう。

これは、前後に脚のラインを流しながら少しだけ重ねることで脚がよりすっきりと細く、長く見える効果があります。

シルエットがすっきり細くまとまる効果もあるので、全身写真を撮る際にはよく用いられるポーズとなっています。

重心をまっすぐとる

全身写真を撮る際には、重心のバランスも非常に重要になります。後ろ足に重心を掛け、前足を少しだけ気持ち前に出すことを心掛けると、良い姿勢で写ることができるでしょう。

足をクロスさせるのも◎

全身写真では、脚を太ももあたりからクロスさせるポージングも良く用いられます。

こうしたポーズをとることで、太ももが細く見え、かつ全体的に脚を長く見せられます。また、脚をクロスさせることで全身のバランスもより美しく、シルエットを綺麗に見せることが可能になります。

小顔効果も生まれるので、顔や頭が大きいことがコンプレックスな人にもオススメです。

ナチュラルメイクが鉄則

オーディション写真はナチュラルメイクが鉄則!
オーディション写真はナチュラルメイクが鉄則!

自撮りであれ他撮りであれ、オーディション写真では自然な雰囲気が大切なので、特に子供や10代前半であれば、原則ノーメイクが基本となります。

しかし必ずしもメイクをするなと言うことではありません。成人していればある程度メイクした方が見栄えが良くなる場合もあります。

オーディション写真でメイクする場合は、以下のポイントを心掛けるようにしましょう。

ナチュラルメイク=薄化粧ではない!

ナチュラルメイクは単なる薄化粧ではなく、下地を綺麗に作って肌を綺麗に見せつつ、自分を盛るメイクは最低限にするなど、バランスを考え抜く必要があります。

普段しっかりとメイクしていても、オーディション写真では素材感を大切に自然に纏めるようにすることが重要です。

ベースメイクで肌を綺麗に見せる

ナチュラルメイクにおいて大切なのは、基礎下地をしっかり作るベースメイクです。

化粧下地やコンシーラー、ファンデーションを使って、目の隈やニキビ跡など欠点に思われてしまう気になるところはしっかり消しましょう。

男性もベースメイクをしっかりすることで見栄え良く見せることができます。頬にシャドーを入れることでメリハリのある顔立ちに見せることもできます。

あなたの魅力を素直に伝えよう

オーディション写真においては、「素材そのものの魅力」が何より求められます。あまり凝ったことはせず、魅力的なポイントはそのまま素直に伝えましょう。

肌の色を綺麗に見せつつ、目元のメイクも最低限に。ヘアメイクもナチュラルに、自分らしさを引き立てる程度にとどめましょう。

あくまでも「素材そのものを活かす」ことを意識して、自分を盛るのではなく、自然な範囲で欠点をカバーするようにメイクすることが大切です。

何に応募するのかで、求められる写りは変わる

俳優等のオーディション写真では清潔感と控えめな笑顔で
俳優等のオーディション写真では清潔感と控えめな笑顔で

オーディション写真は「オーディション主催側が求める需要に沿った人物像をアピールする」ことが最低限必要です。

タレントなのか、モデルなのか、アイドルなのか、芸人なのか。ジャンルによって、求められる写り方や表情は変わってきます。

ジャンルに応じて求められる写り方を意識することが、優れたオーディション写真を撮る上での大事なコツです。

アイドルなら、笑顔で写ろう!

アイドルであれば、とにかく笑顔で写りましょう。

しかし言葉尻そのままに全力で笑って撮ってしまうと、表情がくしゃっと潰れたようになってしまい、顔つきがはっきりとはわからなくなってしまいます。

その為、口角のみをあげて、目は笑わないようにすると効果的です。

モデルや俳優なら、口角をあげた控えめな笑顔で

モデルや俳優であれば、重厚な雰囲気づくりが大切になります。

かといってあまりシリアスになりすぎても、眉間に皺がよってしまったりと自然な表情とかけ離れてしまいますので良くありません。

あくまでも自然な雰囲気が大切なので、控えめな笑顔を作るように意識しましょう。

口角をちょっと上げて、控えめに笑うだけでも効果があります。

男性の場合は?

男性のオーディション写真において大切なのは眼力ですが、威圧感を与えてしまっては元も子もないので、自然な範囲で少しだけ口角を上げ、柔和な雰囲気を残しましょう。

清潔感を心掛けることも大切です。髭や眉毛はしっかり整えましょう。

オーディション写真はどこで撮る?撮影方法を値段と内容で比較

オーディション写真はどこで撮る?自撮りはやっぱりNG?
オーディション写真はどこで撮る?自撮りはやっぱりNG?

オーディション写真を撮るにも方法は色々あります。

家で撮影するのもOKですし、あるいは照明機材もしっかり整った写真スタジオで質の高い写真を撮るのもいいでしょう。

ここでは、様々な方法ごとのメリット・デメリットに触れつつ、結局自撮りはOKなの?結局どこで撮ればいいの?という疑問にも答えていきます。

家族や友人に撮ってもらう

オーディション写真には自然な雰囲気が求められるのは何度も説明した通りです。

そうした面では、自分をよく知る家族や友人に撮影してもらうのが最も良いかもしれません。家族や友人であれば、無料、ないしちょっとした手間賃(ご飯を奢るなど)しかかからないというのも大きなメリットです。

しかし、家族や友人に撮ってもらう場合、多くの場合は専門家がいない状態での撮影になってしまい質の高いディレクションに欠けてしまうことや、機材が簡易なものになりがちなので高画質が保証できないというのがデメリットです。

自撮りはNG

オーディション写真においては自撮りも可能であるとは説明しましたが、なるべくなら自撮りは避けたほうが無難であるというのも事実です。

全て自分だけで撮影を完結させてしまうと客観的な視点に欠けることが一番のデメリット。たとえ三脚で撮影したとしても、結果的に自分を活かした写真が撮れない場合が多いです。

メリットがあるとしたら、完全に自己完結となるので無料というところくらいでしょうか。どうしてもという場合は仕方ないですが、出来るなら自撮りは避けましょう。

写真スタジオで撮る

一番安心できるのは、写真スタジオで撮影することです。

写真スタジオであれば、プロのカメラマンが控えている場合が多いですし、機材も充実しています。メイクルーム完備のスタジオも少なくないので、写真そのもののクオリティに関しては文句なしと言っていいでしょう。

デメリットとしては、どうしても費用が高くなってしまうことです。

写真スタジオでスタジオ常駐カメラマンに撮ってもらう費用相場は、カメラマン料金が2万円〜3万円、スタジオ使用料金が別途2〜3万円、メイクや衣装などのスタイリストを付ける場合には更に2〜3万円追加でかかります。

質には申し分ないものの、予算がない場合は厳しい選択肢です。

格安で撮影できるスタジオも

格安で撮影できるスタジオも、特に都市部では多くあります。

費用の相場は、スタジオ使用料が1時間あたり3,000円〜5,000円とかなり安くなっています。

別途カメラマンを雇うとしても追加で2万円〜3万円くらいですので、カメラマンを抱えたしっかりした写真スタジオに比べれば大幅に安く済みます。

オーディション写真、結局どこで撮るのがベスト?

オーディション写真を撮る方法の選択肢を一通り挙げてきましたが、それぞれにメリットとデメリットがあります。じゃあ結局どこで撮ればいいの?と悩んでしまいますよね。

予算に余裕がある場合はやはり写真スタジオでお抱えのカメラマンに撮ってもらうのが安心で確実となります。

予算があまりなく、それでもそれなりに質の高いオーディション写真を撮りたいなら、格安撮影スタジオを抑えてプロのカメラマンを別途雇う、というのが最適解かもしれません。

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以上、オーディション写真を撮るコツや、選択するべき撮影方法から、ポージングや表情の作り方と言った細かいポイントまで一通り説明してきました。

オーディション写真を自撮りで撮影する場合にも重視すべきポイントがあること、しかしできるならば自撮りは避け最終手段にすべきこと、と言ったところもわかって頂けたのではないでしょうか。

オーディション写真はプロのカメラマンに依頼するのが確実

今は応募書類の作り方も手書きに現像写真を貼るだけでなく、完全デジタルで作れてしまう場合や提出も含めて全てWebで完結してしまう場合など多様化しています。しかしオーディション写真は視覚情報として非常に重要な位置にあり、出来るなら費用をかけて、質にもこだわることが大切です。質の高い写真を撮るなら、やはりプロのカメラマンに依頼するのが確実です。

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