近年、自撮り写真が大きな流行となっています。
SNOWやSnapchatなど自撮り重視のアプリの登場によって、SNSにおいて「自撮り界隈」というクラスタが生まれるなど、自撮りがコミュニケーションツールの一つになってきています。
こうした背景から、様々な工夫や加工で「自分を可愛く盛る」のが当たり前の時代です。今回は、様々なシーンで使える自撮り写真の撮り方のコツや、可愛く撮れるポーズ、お役立ちグッズなどを紹介していきます。
【自撮り見習い】まずは基本!鉄板で盛れる構図
自撮りの基本は可愛いポーズや表情、みたいに思う人も多いかもしれません。しかし実際には、自撮りの基本となるのは構図です。
基本的に縦構図となる自撮り写真においては、主に角度が重要になります。自撮り写真を沢山見ていくと、ある一定の「鉄板」な盛れる角度が見えてきます。自撮りの角度に関しては、主に、以下のようなポイントがあります。
斜め上からが鉄板
基本的に、自撮り写真を撮る時は、斜め上から見上げるように撮るのが鉄板とされます。これは、瞳が強調されることは勿論、顔全体が綺麗に見えます。
また、瞳が強調されることによって、顔の輪郭がシュッと細く見えることも大きく関係しています。
あまりやりすぎると不自然になりますので、カメラやスマホを斜め上から構えて、目線だけ少し見上げるようにするなど、自然な範囲にとどめることを心がけましょう。
自分の利き顔を知る
自撮り界隈でよく言われるのが「利き顔」という概念です。
人の顔というのは左右対称なようで、実は細かく見ていくと殆どの場合非対称に出来ています。
こうした人間の生き物としての特性が、顔の左右で盛れ具合が違う、という現象を引き起こします。普段から自撮りを様々な角度で行うことで、利き顔を把握しておくことが大切です。
利き顔を自分で確信できたら、なるべく盛れる方向からの自撮りを心がけましょう。
【自撮りセミプロ】光を味方につける!
より一歩進んだ高クオリティな自撮り写真を目指すには、光の特性を知り、光を味方につけることが重要です。
光にはそれぞれ色があって、自然光、スマホやカメラのフラッシュ、自撮り専用ライトなど、使い方によって様々な色合いで写真を撮ることができます。
光の違いごとの自分との相性を把握することが大切です。
自然光の取り入れ方
自撮り写真において最も有効なのは自然光です。
なぜかといえば、自然光が最も人間の肌色を活かし、自然に輝かせてくれるからです。
その為、自撮りを室内で行う場合は、自然光が差し込む窓際で撮影をすると良いでしょう。
直射日光が強すぎる場合は、白いカーテンや、レースのカーテンをひいたり、白い布を用いることで、光を分散させ、柔らかくすることもできます。
アウトカメラでフラッシュを焚いて目に光を
白い光で照らすことで、瞳に白いライトが反射して映り込み、より瞳をパッチリと美しく見せることができる「アイキャッチ」という手法があります。
スマホの自撮りでフラッシュを焚いて撮影すると、上記のアイキャッチと同様の効果を簡単に表現できます。
ただし、暗い場所でフラッシュを焚くと、白い光に局所的に照らされることで、自然な色合いでなくなってしまったり、無機質な肌色になってしまうので注意が必要です。
自撮りライトを使う
自撮りが流行っている近年、「自撮りライト」なるものも続々と発売されています。
例えばハート型の自撮りライトの場合、スマホのインカメラの上に挟んで使うことで、瞳に白いハートを映り込ませることができます。
インカメラはフラッシュがありませんので、こうした自撮りに特化したライトをスマホに取り付けることで、より自然にアイキャッチを入れることができます。
【自撮りプロ】もっと盛りたい!可愛く見せるポーズ
より可愛く、盛れる自撮り写真を撮るために、多くの女子が取り入れているのは、可愛く見せるポーズです。
TTポーズ、ぶりっ子ポーズ、ガオーポーズなど定番のポーズインスタグラムなどのSNSでよく見られるので、ある程度使ったことがあれば大体のパターンはわかってくると思います。
他にも、小道具を使ったり、髪の毛を持ち上げたりするのも効果的です。
定番の虫歯ポーズ
自撮り写真において最も定番なのは、頬に手を添える「虫歯ポーズ」です。
頬に手を添えることで小顔効果を生み、ローラさん、ギャル曽根さんなど多くの芸能人がインスタグラムで虫歯ポーズを使って可愛く撮った自撮りを公開しています。
両手ではなく、片手のみを使うのが基本です。
また、手の甲をカメラに向けることで、さりげなくネイルを見せることができるのも可愛いポイントです。
顔の近くに物を持つ
顔の近くに色んな物を持つことで、可愛く自撮りするのも流行っています。
特に食べ物やお菓子を持つと可愛い自撮り写真が撮れると評判で、特にその時々のトレンドとなっているお菓子や飲み物を顔に添えることで、ポップな雰囲気を演出できます。
現在(2019年6月)はタピオカミルクティーを顔の近くに持って自撮りするのが人気で、昨年のトレンドは、韓国の屋台フードであるチーズハットグでした。
トレンドに関係ないものでは、スタバのドリンクだったり、ドーナツだったり、棒付きキャンディーといったものが人気です。
髪の毛を持つ
髪の毛をつまんだり、持ったりして自撮りするのも流行っています。
女性は「髪の毛を触っても不自然に映らない」ことがポイントで、また、髪の毛を摘んで顔の内側に引き寄せることで、ナチュラルな小顔効果をちょっと上品に演出できます。
俗に「髪つまみポーズ」とも呼ばれますが、女性らしさも強調できる可愛いポーズとして人気です。
【自撮りマスター】おしゃれと思わせる構図のコツ
自撮りにある程度慣れてきたら、見ている人がおしゃれ!と思うような構図の工夫にも挑戦してみましょう。
構図にこだわることによって、写真を人が見たときに、より心地よさを感じたり、思わず惹きつけられてしまったりと、大きなメリットを生みます。
以下に、構図を決めるちょっとしたコツを紹介します。構図に拘って自撮りできるようになったら、あなたもいっぱしの自撮りマスター?!
グリッド表示して三分割法を意識
スマホのグリッド表示をONにすると、カメラアプリのモニター表示に3×3の9つのラインを重ねることで、構図を意識した撮影が可能になります。
縦・横方向に3つずつに分割することを「三分割法」と呼びますが、まさにグリッド表示はその手法の基準となる表示なのです。
3×3のラインが交わる4つの点のどこかに、例えば瞳など見せたいポイントとなるモチーフを持ってくると、収まりが良く綺麗な写真に仕上がります。
スマホを逆さまに持つと新しい構図が生まれる
ほぼ全てのスマホは、メインカメラ・インカメラ共に端末の背面上部についているので、上方向から見下ろす写真が撮れます。
そこで、文字通り逆手にとってみましょう。そう、スマホを逆さに持つのです。上部についているカメラは、逆さに持つことによって下部に移動します。
スマホのカメラが下部にあることで、より顔が近くなります。また、レンズは曲面構造をしているので、逆さにすることで従来とは全く違った歪み方をします。
こうした工夫を取り入れると、さらに自撮りの際の武器が増えますし、新たな発見にも繋がります。角度によっては逆さにした方が盛れるかもしれません。
自撮りの構図の幅が広がる便利グッズ
スマホを手に持っての自撮りはある程度マスターできましたでしょうか。
そうしたら、さらに自撮りに特化した便利なアイテムを取り入れてみましょう。
自撮りブームの世の中の流れに沿って、世の中には自撮りに際する便利グッズが沢山登場しています。
以下にその例を紹介します。こうした便利な道具を取り入れることで、さらに充実した自撮りライフをスタートさせましょう。
自撮り棒とシャッター
自撮り、特に集団で自撮りを撮る場合に役立つのが、自撮り棒(セルカ棒)です。自撮りはあまり近づきすぎると顔しか写っていないことから自信過剰に見られたり、単純に構図的にもあまり気持ちのいい絵にはなりません。
こうしたときに自撮り棒を使うことで、一定の距離を保った写真の撮影が可能になります。遠隔でシャッターを切ることができるので、複数の友人とのワイワイした自撮りに向いたグッズです。
自撮り棒にも遠隔シャッターはついていますが、単体で「シャッターリモコン」というグッズもあります。
セルカレンズ
自撮り棒のデメリットとしては、多くの人が集まる場所では他人にぶつかる危険性があることです。
実際に、多くの観光地や、JRの駅構内やホームでは、明確に自撮り棒の使用が禁止されています。こうした動向を受けて新たに注目されているのが、セルカレンズです。
セルカレンズは、スマホのカメラレンズに取り付けて使うことで、より広い範囲を撮影することが可能なグッズです。自撮り棒がなくても距離感をつけた自撮り撮影が可能になります。
プロフィール写真もプロに撮ってもらおう
以上、自撮りのプロになるための色んなコツや工夫、便利グッズなどを一通り紹介しました。
スマホの機能は着実に高くなっていて、自撮りで盛ることが流行りになっているとはいっても、こだわり始めると画質や写り方の問題で満足出来なくなることもありますし、どうしてもうまく撮れない時もあるでしょう。
そうした場合、プロのカメラマンに頼むのも一つの手です。
プロフィール写真撮影専門カメラマンがいます
プロのカメラマンには、プロフィール写真撮影を専門にするカメラマンもいます。
自分をより綺麗に写すための様々な工夫ができる時代にはなりましたが、それでもスマホやコンデジなど一般的な個人が持てるカメラでは画質面でも限界があります。
より高クオリティな自分の写真が欲しい時、頼れるプロカメラマンがいるという事実は知っていて損はないでしょう。
プロに頼むメリット
プロのカメラマンに自分の写真を撮ってもらうメリットとしては、より高画質な写真を撮ってもらえることと、自分で構図や配置や小道具などを考える必要がないことです。
プロカメラマンは豊富な経験を通して、被写体となる人の要望に沿って、被写体となる人の特徴やスタイルを活かす方法を的確に導き出せるスキルに長けています。
光の使い方、構図、小道具などのディレクションも完璧に揃えてくれるので、あなたは要望を出すだけで良く、何も気負いしたり考える必要はありません。
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いかがでしたか?
この記事ではより魅力を引き出した素敵な自撮り写真を撮るための「構図」を中心に紹介しました。
コツを抑えれば素敵な一枚を撮ることができますが、よりクオリティの高い満足いく写真を撮るのであればプロのカメラマンに撮影をお願いしてみてはいかがでしょうか?
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