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【例あり】動画制作の費用相場!どんな内容・尺(時間)の映像を外注するかで必要予算が変わる!

最終更新日: 2022年02月25日

動画制作を依頼する費用相場は1万円~200万円とかなり幅が広いです

どんな目的でどんな内容の動画を依頼するかによって、費用相場が大きく異なるのです。例えば企業のPRや採用・CM用の動画を作る場合は費用が高くなる傾向があります。

そこでこの記事では

どんな長さの

どんな内容の動画を作るのに

どれくらいの予算を見ておけば良いのか

を、具体例を挙げながら紹介します。

自社の予算や希望にピッタリ合う動画制作業者(映像制作・編集業者)の選び方も解説するので、参考にしてみてください。

動画制作・編集を制作会社に外注するときの費用相場【目的別】

動画編集

動画制作や編集を動画制作会社に外注する場合、動画の目的(内容)によって費用が大きく変わります。

まずはどんな目的の動画を作るのかを決め、以下の料金表で相場を確認してみましょう。

動画の内容(目的) 動画制作にかかる総額の料金相場 一般的な動画の長さ(尺)
会社PR・紹介

採用

30万円~200万円 2~3分
商品・サービス紹介 10万円~100万円 1~2分
イベント・セミナー 10万円~80万円 30分~1時間
CM テレビCM:50万~500万円

ウェブCM:10~200万円

~1分
その他YouTubeコンテンツ 1万円~25万円 ~10分

※依頼内容によって大きく異なる可能性もあります。

【個人業者(フリーランス)の場合】

依頼する作業内容 料金相場
動画編集のみ 1万円~5万円
企画・構成・動画編集 5万円~30万円

フリーランスは主に個人で活動しているため、企画から撮影・編集までトータルで請け負える業者は少ないのが特徴。動画編集を中心とした一部の作業のみを請け負うケースが多いです。請け負える作業量や人件費が少ないため、動画制作会社に比べると費用は安くなります。

ここからは以下の5つの動画制作について、「どんな場合に高くなるのか/安くなるのか」を解説していきます。

①会社PR・紹介、採用

②商品・サービス紹介

③イベント・セミナー

④CM

⑤YouTube動画の料金相場

①会社PR(紹介)や採用動画の料金相場

価格帯 動画の内容 料金相場(~3分程度)
画像やイラストのスライドがメイン 30万円~50万円
実写やインタビューがメイン 50万円~100万円
演出やストーリーにこだわった実写(またはアニメーション)動画 100万円~200万円

企業の顔になる会社PRや採用の動画は、安っぽさを極力抑え見栄えのするものを作成したいもの。社員のインタビューや目を引く演出を使って、自社ならではの特徴を表現するのがおすすめです。

会社PR動画や採用動画で、追加料金がかかる要素は以下のとおりです。

  • 撮影をマルチアングルにする
  • 照明機材を導入し、美しく撮影する
  • 有名なナレーターを起用する
  • 高度な3DCGアニメーションを利用した演出をする

②商品・サービス紹介動画の料金相場

価格帯 動画の内容 料金相場(~2分)
2Dの静止画スライドがメイン 10万円~50万円
実写やインタビューがメイン 50万円~100万円
なめらかな動きのあるアニメーションや、3DCGを使用 50万円~200万円

まずは紹介したい商品やサービスが、イラストと実写のどちらで魅力を伝えたほうが分かりやすいか考えましょう。ちなみに「サービス」を紹介する場合は、アニメーション動画の方が効果的。イラストや動きでサービス内容を視覚化し、わかりやすく説明できるからです。またアニメーションを使用すると、柔らかく親しみやすい印象になります。

商品・サービス紹介動画において、追加料金がかかる要素は以下のとおりです。

  • オリジナルキャラクターをデザインする
  • アニメーションの動きをなめらかに、複雑にする
  • 実写撮影に役者を起用する
  • 有名なナレーターを起用する

③イベント・セミナー動画の料金相場

価格帯 動画の内容 料金相場(~1時間)
イベント内容を撮影し、シンプルに編集した動画 10万円~30万円
イベント内容を撮影し告知等の編集を加えた動画 30万円~50万円
会場が大きなイベント会場の撮影、編集動画 50万円~80万円

イベントやセミナーの動画は、イベント・セミナーの様子を撮影するシンプルな構成が基本。台本や特殊な撮影がいらず素材を用意する必要性が少ないため、他の動画よりも安価に依頼できる傾向があります。

以下の場合は追加料金が発生する可能性が高いので、制作会社に確認してみましょう。

  • 目を引く演出など、高度な編集を加える
  • 会場をオンライン配信する
  • 撮影機材を増やし、マルチアングルにする

④テレビ・ウェブCM動画の料金相場

価格帯 動画の内容 料金相場(~1分)
ウェブCM 10万円~200万円
地方放送のテレビCM 50万円~200万円
全国放送のテレビCM 100万円~500万円

CM動画の制作料金は、どの媒体で放映するかによって目指す完成度や構成が異なります

ウェブCMはスキップせずに最後まで見てもらうことを考慮するとインパクトが重要になります。ウェブCMやYouTube動画制作を得意としている業者に依頼しましょう。

テレビCMを作りたいなら、テレビCMの制作実績がある業者に依頼するのが安心です。テレビCMは放映するため様々な規格をクリアする必要があること、一定以上のクオリティが求められることを覚えておきましょう。

CM動画作成で追加料金が発生する条件は以下のとおりです。

  • 有名タレントを起用する
  • オリジナルの楽曲を使用する
  • 台本作家によるオリジナルストーリーを使用する

業者の追加料金とは別になりますが、テレビCMには放送するテレビ局に支払う「放映料金」がかかります。全国放送のキー局は放映料が高く、放送枠を増やすとその分料金も上がります。

⑤YouTube動画の料金相場

ここでいうYouTube動画とは、広告収入やYouTube上での上位表示を狙ったYouTube専用動画を指します。YouTubeでの運用を本格的に考えている場合はチェックしてみてください。

価格帯 作成依頼内容 料金相場(1本あたり)
編集作業のみ 1万円~8万円
企画構成と編集作業 8万円~25万円
企画構成と編集作業+SEO対策・運用のコンサルティング 30万円~100万円

YouTube動画では、視聴者を飽きさせないテンポの良さを意識した編集が行われます。広告収入を狙う場合、YouTubeで検索上位に来るような対策(SEO)も必要です。

YouTube動画の編集だけであれば、得意としているフリーランスも多いため安く依頼できる可能性があります。

動画制作費用の内訳!こんな場合は価格が高くなるかも?

動画制作

動画制作費用の料金内訳は人件費と諸経費で構成されており、料金の大部分が人件費にあたります。内訳の内容と、料金に影響がある要素について確認しておきましょう。

動画制作費用のうち「人件費」とは?料金に影響がある要素も解説

動画制作の1から10までを制作会社に依頼する場合、以下の役割を持つスタッフ分の人件費が発生します。

動画制作に必要な人員 内容
プロデューサー

ディレクター

動画制作全体の流れを企画し、撮影・編集の指揮監督をするスタッフ
構成作家 動画のストーリー構成を専門的に考えるスタッフ
カメラマン 撮影専門のスタッフ
アニメーター アニメーション制作専門のスタッフ
編集スタッフ 撮影した動画に演出を加えたり編集したりするスタッフ
役者

メイク

ナレーター

必要に応じて動画に起用される役者・プロのナレーター

動画制作会社の規模によっては、一人がいくつかの役割を兼任している場合もあります。

ちなみに自分で素材を用意する場合は専門人員が不要になるケースもあり、必ずしも上記全ての人件費が発生するとは限りません。

また動画制作にかかる人件費は、以下のような場合に高くなりやすいです。

  • 人数が必要
  • 作業レベル(質)が求められる
  • 工数が多い

動画制作に関わる人数が料金に直結するので、当然大規模な動画制作になるほど料金は高くなります。

動画制作費用のうち「諸経費」とは?

諸経費とは、動画制作にかかる人件費以外の部分のこと。例えば以下のようなものがあります。

  • 機材費
  • 動画素材費
  • 車両費、交通費
  • スタジオ代

高級機材の使用や、多くの撮影ロケがあるとその分料金がかさんでいきます。諸経費は動画の内容によって変わるものなので、動画制作会社の違いはあまり影響しません

動画制作外注先の選び方!制作会社・フリーランスどっちが良い?

PR動画・広告動画撮影

動画制作業者には、法人である動画制作会社と、個人業者(フリーランス)の大きく2種類があります。費用以外にもメリット・デメリットの違いがあるため、両者の特徴を知った上で自社の方針に合った方を選びましょう。

依頼先 動画制作会社 フリーランス
メリット ・人員が豊富で、規模の大きい動画も依頼できる

・企画から編集まで、動画制作の全てを依頼できる

・フリーランスよりも実績豊富なケースが多い

・個人で活動しているため、料金が安い

・「アニメーション」「動画編集」など得意分野がはっきりしているケースが多く、人を選べば価格以上のクオリティを期待できる

・スケジュールの融通がききやすい

デメリット ・フリーランスに比べると費用が高くなる

・希望の融通がききづらい

・企画や構成は行わない業者も多い

・業者によって実力の差が大きい

以上のメリット・デメリットを考慮して、以下のように選ぶのがおすすめです。

<動画制作会社が合っているケース>

  • 50万円以上の予算がある場合
  • 実績のある業者に、見栄えのするものを依頼したい場合
  • 企画や構成、動画内の演者などをプロに依頼したい場合

<フリーランスが合っているケース>

  • 小規模でシンプルな内容の動画を希望する場合
  • 企画、構成、撮影などを自社で行える場合(マーケティングに有効な構成作りができる場合)
  • アニメーションのみ作って欲しいなど、ピンポイントの要素を依頼したい場合

予算や希望にピッタリの動画制作業者を選ぶ方法

動画制作業者を選ぶときは、複数業者を比較して決めることをおすすめします。料金だけでなく、担当者との相性や動画ジャンルの得意不得意などが完成品の満足度に大きく関わってくるからです。

「自分たちの作ろうとしている動画がどれくらいで依頼できるのか知りたい」

「自社の予算や目的にピッタリの業者を選びたい」

という場合は、ぜひミツモアを利用してみてください

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また依頼前にチャットができるため、作りたい動画の内容や予算などを伝えることで、最適な提案をしてもらえるでしょう。

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限られた予算内で、なるべく安く動画制作を依頼するコツ

動画配信サービス

動画制作を依頼するとき、基本的には「業者に全ておまかせ」に近づけば近づくほど費用が高くなります。できる限り安く動画制作依頼するための、4つのポイントを見ていきましょう。

動画制作を安く依頼する方法①:準備や作業をできる限り自分たちでやる

動画制作費用に最も影響のある「人件費」を大きく抑える方法です。ビデオ撮影台本の作成などを可能な限り自分たちで行うことで、十万円単位で費用を削減できることもあります。

また動画内に使用する素材を自分たちで集めるのも有効。例えば以下のようなものを自分立ちで用意すると、コストカットに繋がります。

  • 動画内で使用する画像やキャラクター
  • 撮影動画
  • 役者(自社社員を使う)

動画制作を安く依頼する方法②:撮影を長引かせない工夫をする

実写撮影がある場合、カメラマンの拘束時間が料金に影響します。以下の工夫で、撮影が短期間・短時間で終わるようにしましょう。

  • 天気に左右されない環境で撮影する
  • 交通費が抑えられるよう、近隣や自社で撮影する
  • 役者(自社社員)のスケジュールを調整し、一日で作業が終わるようにする

動画制作を安く依頼する方法③:予算の中で優先順位をつける

動画作成にかかる費用は、上を見るときりがありません。予算は必ず事前に定め、優先順位を決めた上でオプションを取捨選択しましょう

優先順位をつける上で考えたいのが以下の項目です。

  • 動画で何を一番伝えたいのか
  • 動画を流すことで、どんな利益を想定しているか
  • 自社(商品)らしさを表現するには、何にこだわるべきか

動画制作を安く依頼する方法④:細かな内容を詰めた上で業者に依頼する

動画制作業者に依頼する前に、以下の内容を自社で決めておきましょう。

  • 動画の目的
  • 大まかな構成
  • 動画の尺
  • 撮影の有無や、撮影場所・人数等のイメージ
  • 希望納期
  • 予算

動画の企画や構成を決める作業(ディレクション)自体にも、人件費がかかっています。完成形のイメージができていれば、業者のやることが少なくなり工数削減につながる可能性があるのです。

ただしマーケティング目的で動画を作成する場合は、やはり効果の出やすい構成を考える必要があります。社内にそのような動画作成ノウハウがない場合は、お金を払ってでもプロに相談した方が良いケースもあるでしょう

動画制作の事例!予算と内容をチェック

パソコンでWEB会議

動画制作の事例をいくつか紹介します。この金額でこんな内容のものができる、という具体的なイメージをつけるために参考にしてくださいね。 

事例①:採用動画

実写撮影でインタビューを入れた採用動画です。

このような動画の制作を依頼すると、料金は50万円~100万円程度かかることが多いでしょう。採用動画の価格としては中価格帯になります。

事例②:商品紹介動画

2DのCGアニメーションを使用した1分半の動画です。視認性の高いイラストを効果的に使って、サービス内容が紹介されています。

このような動画の場合、依頼料金は30万円~50万円程度かかることが多いでしょう。

動画制作を依頼した後の流れ・納品までの手順

スタジオ収録

動画制作を業者に依頼したときの一般的なスケジュール感を見ていきます。少なくとも依頼から納品まで3ヶ月前後はかかることを見越しておきましょう。

流れ 内容 かかる時間の目安
1 自社内での準備 ・動画の目的や内容、予算などを決める

・どこまで自社でできて、何を依頼するのかをはっきりさせる

1週間~1ヶ月
2 業者への相談や見積もり・契約 ・1で決まった内容を業者に伝え、見積もりを取得する

・複数業者の見積もりを比較する

1週間~2週間
3 打ち合わせ・業者によるヒアリング ・動画内容の企画立案を行い、作成内容やスケジュールを固める

・素材を提供する(自社で素材を用意する場合)

1週間~3週間
4 業者の動画制作 動画の構成に応じて、動画制作業者で以下の作業が行われる

・ロケ地での撮影

・アニメーション作成

・動画編集

1ヶ月~3ヶ月
5 納品 指定の形式で納品される 1日
6 アフターフォロー 動画制作会社によっては、動画の運用サポートやアフターフォローも依頼できる 内容による

動画のボリュームや演者のスケジュール、話し合いの進み具合などによって納品までの期間は大幅に変わってきます。長いと納品まで半年近くかかるものもあるため、納期については事前にしっかりと話し合っておきましょう。

そもそも動画制作業者に依頼できる作業内容や範囲は?

YouTube動画編集

多くの動画制作業者は、動画作成に関する企画から編集に至るまで幅広くサポートしています。動画制作業者に依頼できる内容を知り、どんな作業をしてほしいか考えてみましょう。

動画制作業者が請け負う業務 具体的な内容

※業者によってできるできないが異なります

動画の企画・シナリオ作成 ・目的に応じた動画の提案や、台本・構成作成

・ショートムービー風のストーリーなど、テーマ性のある台本作成

動画撮影 ・撮影用機材を用いた、本格的なビデオ撮影

・カメラを複数台用意し、マルチアングルで臨場感を出す撮影

・ドローンを使用した空撮

アニメーション制作 ・キャラクターが動いたり、喋ったりするアニメーション制作

・3DCGを利用したアニメーション制作

・手書き風のアニメーション制作

・オリジナルキャラクターのデザイン

編集 ・目的に応じた動画編集

・オリジナル素材を使用した編集

・オリジナル楽曲をBGMに使用

運用分析・アフターフォロー ・動画をマーケティングに活用するためのコンサルティング

・YouTubeやホームページへのアップロードサポート

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