引っ越しでピアノ運搬にかかる費用は?移動距離と特殊作業が料金のカギ

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最終更新日: 2021年08月04日

引っ越しする際、運搬に苦労することが多い「ピアノ」。デリケートな楽器であるうえ、かなりの重量があるので、ピアノの運送は専門業者に輸送を依頼するのがオススメです。

そこでこの記事では、ピアノ運送にかかる作業料金の仕組みや相場、事前に確認するべきチェックポイントを解説します。

ピアノの引っ越しは誰に依頼する?

ピアノとダンボール、引っ越しのイメージ

大抵の荷物は自分自身でも運送できますが、ピアノに限ってはそれが困難です。まずは、ピアノと一緒に引っ越しをする際は誰に依頼するとスムーズなのかをご紹介します。

ピアノ運送の専門業者

最初に候補となるのは、ピアノなどの楽器の引っ越し・輸送を手掛ける専門業者です。

梱包作業をはじめ、デリケートな作業にも慣れている業者なので、ピアノや住宅に傷を付けないように運搬してくれます。

またクレーン等を使った特殊作業にも対応できるので、もっとも安全にピアノを引っ越しする方法と言えるでしょう。

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引っ越し業者

通常の引っ越し業者に依頼する場合は、ピアノの運送が可能かどうかを問い合わせましょう。

多くの引っ越し業者は、ピアノ運送の専門業者と提携しています。

ピアノ運送と引っ越し、それぞれの専門業者を自分で探す手間が省けるので、事前の手続きがお手軽です。

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ピアノの引っ越し料金の相場

楽器を輸送するトラック、引っ越し

ピアノの運送費用は、「基本運送費用」と「特殊作業費用」との合計で決まります。

「基本運送費用」に含まれるのは、移動距離に応じた運搬費と、荷物の運搬作業にかかる手間賃です。

まず移動距離については、同一県内の場合は20,000~30,000円程度と考えましょう。東京~名古屋間などの中距離なら50,000円前後、東京~沖縄間などの長距離なら100,000円前後が相場です。

一方の「特殊作業費用」は、クレーンを使用するなど、基本作業のなかには含まれない作業に発生する料金を指します。

2階から1階にピアノを下ろしたり、高層階にピアノを運んだりする場合は、クレーン車等を使った特殊作業が必要です。必ず見積もりを取り、事前に特殊作業費用を把握しましょう。

ピアノの引っ越し料金を左右する4つのポイント

前述したように、移動距離や作業内容に応じてピアノの引っ越し費用は異なります。

他には「ピアノの種類」や「引っ越しの時期」なども、費用が増減するポイントです。

ピアノの種類

アップライトピアノ パース 白背景

グランドピアノ(大) 75,000円前後
グランドピアノ(小・中) 33,000円前後
アップライトピアノ 22,000円前後
電子オルガン、エレクトーン 15,000円前後

ピアノの種類に応じて、「移動距離が20~30km程度」の場合の料金を上記のようにまとめました。

サイズが大きいほど運搬費用が高くなります。グランドピアノは、電子オルガンと比べると2倍以上の費用がかかることが普通です。

移動距離

移動距離が遠くなるほど料金が加算され、ピアノの引っ越し料金は高くなります。

業者によって料金設定は異なりますが、「距離が50km増えるごとに5,000~10,000円ほど加算される」くらいが相場です。

特殊作業の有無

ピアノつり上げ

建物の構造によっては、基本作業の内容に含まれていない「特殊作業」が必要です。

たとえばエントランスや玄関の幅が狭く、ピアノを運べない場合があります。

このとき「クレーン車や手吊りによる窓からの運び出し」もしくは「ピアノの一時的な解体」などの特殊作業費用が発生します。

またエレベーターを利用できず、階段から運搬しなければならない場合も、特殊作業料金がかかることが一般的です。

引っ越しの時期

カレンダーをペンで示す男性の手元

引っ越しは、全国的に3月や9月頃が繁忙期です。この時期は引っ越しの需要が高いので、費用も高額に設定されています。

ピアノ運送の費用を抑えるためには繁忙期を避け、閑散期である5~7月、10~12月を狙うことがポイントです。

ピアノの引っ越し当日までに済ませておくべき3つのこと

万が一のトラブルに備えて、ピアノの引っ越し当日までに以下の3つを済ませておきましょう。

近隣住民に挨拶をする

モニター付きインターフォン

ピアノの運送に伴い、大きな音が出ることがあります。また搬出経路を養生したり、一時的とはいえ占有したりすることも。そうなると近隣住民に大きな負担をかけてしまいます。

引っ越し当日までに近隣住民に挨拶を済ませて、迷惑をかける可能性があることを伝えておきましょう。

キズや汚れを確認しておく

引っ越し後、ピアノにキズや汚れがあった場合、それが元からなのか、それとも運送中についたものなのかを判断しなければなりません。

引っ越し当日までに、ピアノの写真を撮っておきましょう。キズ・汚れを細かく確認しておいて、引っ越し前後で変わりないか比べるためです。

万が一、運送時の過失によってピアノに傷が付いた場合は、運送保険の範囲内で補償してもらえます。ただし保険の内容や補償額は業者によって異なるため、契約前に内容を詳しく確認することをおすすめします。

当日が悪天候だった場合の対応を確認しておく

ピアノはデリケートな楽器なので、運搬時の天気にも気をつけなくてはいけません。

小雨であれば引っ越しを決行できる確率が高いです。しかし大雨に見舞われたり、台風と重なったりした場合は、ピアノへの影響を考慮して中止判断を下される可能性があります。

悪天候だった場合にどう対応するのか、事前に運搬業者と打ち合わせしておきましょう。

知っておくと安心!ピアノの引っ越し方法・流れ

引っ越し業者

ピアノの引っ越しは、以下のような流れで行われます。

  1. 運搬経路の確保
  2. ピアノの梱包
  3. 現在の住居を養生
  4. 搬出・運送
  5. 引っ越し先の搬入経路の確認
  6. 引っ越し先の住居の養生
  7. 搬入と設置

当日にバタバタしないように、どんな手順で作業が行われるのか、全体の流れを把握しておきましょう。

①運搬経路の確保

まずは現在設置している部屋から、どのルートを使って家の外にピアノを運ぶのかを検討します。

この際、運搬の邪魔にならないように、運搬経路上にある家具・家電や、荷造りを終えたあとの段ボールなどはよけておきましょう。

②ピアノの梱包

ピアノにキズがつかないように、専門業者のスタッフが厳重な梱包を行い、運搬に備えます。

③現在の住居を養生

ピアノ本体だけではなく、自宅や共用部分の壁などにキズがつかないように、住居の養生を行います。

養生の範囲は運搬経路によって異なり、エレベーターを使う場合はエレベーターの内部まで養生することが普通です。

④搬出・運送

事前に決めた運搬経路を通ってピアノを搬出し、運送業者のトラックに載せて、引っ越し先まで運送します。

⑤引っ越し先の搬入経路の確認

新居に到着したあとは、玄関口からピアノを設置する部屋までの搬入経路を確認します。

この時になってはじめて特殊作業が必要だと発覚すると、当日中の搬入・設置ができない可能性も。

新居の通路や、運びたい場所を事前に確認して、業者に伝えておくのがベターです。

⑥引っ越し先の住居の養生

新居の運搬通路にも、養生をします。ピアノや住居にキズがつかないように、養生シート等を使います。

⑦搬入と設置

予定したとおりのルートを通ってピアノを搬入します。最後に、希望する場所への設置作業も行い、ピアノの引っ越しが完了です。

ピアノの引っ越しを自分で行うことは可能?

ピアノを持ち上げる人たち

ピアノの運搬を依頼すると費用が大きくので、自力で運搬して安く済ませようと考える方も多いのではないでしょうか。

しかし自分で運搬するのは、オススメできません。ピアノは200~300kg以上の重量になる場合が多く、素人が作業すると危険が伴うためです。

仮に数人がかりで持ち上げられたとしても、運んでいる最中に人が転んだり、ピアノを倒したりするリスクがあります。

住居を傷つけたり、ピアノが故障したりすると、余計な修繕費がかかることに。また思わぬケガの原因につながるため、ピアノ運搬は専門業者にお願いするのが賢明と言えます。

ピアノの引っ越しに合わせて、メンテナンスも検討しよう!

ピアノを動かす機会は、引っ越し以外ではそう多いものではありません。この機会にメンテナンスも検討し、新居で気持ちよくピアノに触る準備を整えましょう。

調律

ピアノの調律

輸送中の揺れはつきもので、ピアノに負荷がかかることがあります。また引っ越し先の温度や湿度によって、ピアノの音が変化することも。

引っ越し先でも問題なくピアノを使うために、引っ越しのタイミングで調律をおこなうのがオススメです。

クリーニング

キレイなピアノを弾く女の子

せっかく引っ越しをして気分一新するのですから、ピアノのクリーニングを実施するのもよいでしょう。おもなクリーニング内容と料金相場をまとめました。

鍵盤棚清掃などの内装クリーニング 約8,000円
天板、鍵盤蓋、拍子木などの外装クリーニング 約15,000円
調整・調律 約25,000円

ピアノの外観や鍵盤が新品のような美しさを取り戻せば、気分が高まりますよね。

インシュレーターの交換

ピアノの脚、インシュレーターとマット

ピアノの脚部にあるインシュレーターは、ピアノの重みで床をキズつけるのを防いだり、防音効果を発揮したりする重要なパーツです。

もし運搬の際、インシュレーターにヒビ割れなどの劣化・破損が見つかった場合、新品に交換しておきましょう。新居でも床に傷がつかず、安心してピアノを奏でられます。

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