クラウド型の給与計算ソフトおすすめ8選! メリットと選び方も解説

クラウド型給与計算ソフトは、中小企業でも導入しやすく、専門知識がなくても簡単に操作できるのが特徴です。どこからでもアクセス可能で、システムが自動アップデートされるなど多くのメリットがあります。

本記事では、クラウド型給与計算ソフトの導入メリットと選定時の重要な比較ポイントを解説し、おすすめの8選をご紹介します。

人事労務系ソフトと連携できる給与計算ソフトおすすめ4選

人事労務業務ソフトと連携することで効率化が期待できる給与計算ソフトのおすすめ4選を紹介します。

「マネーフォワード クラウド給与」誰でも扱いやすく外部連携システムの豊富な給与計算ソフト

• 中小企業から大企業まで幅広く対応
• 多くの勤怠管理システムとAPI連携可能
• 社会保険手続きや年末調整もオンライン上で対応可能

利用者からは、「必要なタイミングで必要な機能を個別に導入することができるため、スモールスタートではじめても最終的にはすべての機能を導入・連携することができるのが非常に便利」、「データ連携機能を活用することで、月次決算にかかる日数を1/2に短縮することができた」などお喜びの声が寄せられています。

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「freee(フリー)人事労務」給与計算および勤怠管理、労務管理を1つにまとめて効率化

• 給与計算と勤怠管理を一つのシステム内で完結できる
• 転記する手間をなくしミスの削減・業務効率の向上
• 設定から運用まで専任のサポートが担当

「freee(フリー)人事労務」は1名以上10名未満、10名以上50名未満、50名以上と従業員の数によってサポート体制が異なるため自社の規模に合った製品を選択できます。従業員管理や入退社管理、保険手続きといった労務管理もこなすことができる点も魅力の一つです。給与計算と併せ、労務周りのバックオフィスを一気に効率化したい企業にピッタリの製品です。

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「ジョブカン給与計算」社労士監修や給与計算担当者の声に基づいて開発、細やかな自動化が叶うソフト

• 給与計算式の柔軟な設定可能
• 給与規定ごとに従業員をグループ分けする機能搭載
• カスタマイズ性が高く複雑な給与規定に対応可能

また勤怠管理を始めとしたジョブカンシリーズとの親和性が高く、連携するとあらゆる情報を簡単に取り込めて便利です。すでにジョブカンシリーズを導入済みの企業は、さらなる業務効率アップが見込めるでしょう。カスタマイズすることで、契約社員やアルバイトなど雇用形態が多岐に渡る企業でも安心して導入できます。

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｢ジンジャー給与」面倒な年末調整を簡単に反映しつつ可視化

ジンジャー給与はジンジャーシリーズの給与計算ソフトで、人事労務や経費精算、勤怠やワークフロー管理など様々なサービスと連携できます。

ジンジャー人事労務で収集した情報から、年末調整の依頼、計算、提出書類の確認‧管理までWebで一本化可能です。

計算過程もログ管理ができ、どこでどのような控除がおこなわれたのかが一目で分かります。

年末調整の結果も給与明細などと同様にWeb公開ができるので、透明性のある管理ができるでしょう。

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給与計算に特化した給与計算ソフトおすすめ4選

給与計算に特化した給与計算ソフトのおすすめを4選紹介します。

「やよいの給与 Next」かんたんでリーズナブルなので小規模事業所におすすめ

• 従業員数10~100名程度の企業におすすめ
• 初年度は0円で利用可能
• 業務のタスクが一覧化されている

年末調整や社会保険算定を行えない点には注意が必要ですが、機能がシンプルな分低価格な料金で使い続けられます。業務のタスクが一覧化されていて、記載通りに業務を進めると漏れの心配がない点やシェアが大きい点において初めて給与計算ソフトを導入する場合でも安心して利用することができるでしょう。

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「給与奉行クラウド」複雑な給与体系にも正確に対応してくれる高性能さが魅力

• 社員情報や法改正情報が常に最新にアップデートされる
• オフィスからだけでなく自宅から電子申請できる
• 従業員規模に合わせて導入可能

また給与計算だけでなく、社会保険や労働保険の手続きがオフィスや自宅から電子申請できます。人事労務全般をペーパーレス化し、コロナ禍のリモートワークなど多様な働き方に対応できるでしょう。自社の規模に合わせて製品を選択することができ、30日間の無料体験とオンライン相談でそれぞれの会社に適した運用を見つけてくれます。

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「フリーウェイ給与計算」豊富なテンプレートでさまざまな帳票を作成

• 従業員数が5名以下なら無料で利用できる
• テンプレートが豊富で、さまざまな帳簿を作成できる
• めんどうな年末調整なども自動計算でラクラクに

「フリーウェイ給与計算」は従業員5名までなら完全無料で利用できる給与計算ソフトです。5名を超えなければ利用期間の制限なしで、全ての機能を使えます。従業員が少ない企業におすすめです。

フリーウェイ給与計算の大きなメリットとしてはさまざまな種類の帳簿を作成できること。またテンプレートの種類も豊富なため、自社に合った帳票を素早く作成できるでしょう。

作業が面倒になりがちな年末調整にも対応しています。総支給金額・基礎控除・配偶者控除などの金額の計算も自動です。源泉徴収簿への転記もワンクリックで簡単に行えます。

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「円簿給与」機能や期限、人数に制限なし

• 制限なしで完全無料のプランを利用できる
• 機能制限がなく、給与計算に関するさまざまな業務に対応できる
• Yahoo! JAPANのIDがあればすぐに利用可能

「円簿給与」は完全無料で全ての機能を使えるうえに、登録できる人数にも制限がありません。

基本的な給与・賞与計算からマイナンバーや年末調整まで、給与計算に関するさまざまな業務を全て無料で行えます。勤務体系に合わせた固定金額や各種保険料などの細かい設定が可能です。

また、従業員も自分の給与明細をいつでも閲覧できます。クラウド型の製品なので、インストールやアップデートも不要です。保険料率の変更や法改正にも自動対応します。Yahoo! JAPANのIDを持っていればすぐに利用できるのも特徴です。

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クラウド型給与計算ソフトを導入するメリット

クラウド型給与計算ソフトは、業務効率化や経費削減を実現する強力なツールです。とくに中小企業にとっては専門的な知識が不要で操作が簡単、多拠点やリモートワークに対応しているなど、システムが自動的に最新状態に保たれるという多くのメリットがあります。以下に、具体的な利点を詳しく解説します。

リアルタイムでのデータアクセス

クラウド型給与計算ソフトは、インターネットに接続するだけでリアルタイムにデータへアクセスできます。オフィス外からでも最新の給与データを確認・編集することができ、リモートワークや多拠点運営が円滑に進行します。経営者や管理職が迅速な意思決定をおこなう上で非常に重要です。

自動アップデートとデータの安全性

クラウド型給与計算ソフトは、自動でシステムが最新の状態にメンテナンスされるため、常に最新の法令や規制に対応しています。手動でのアップデート作業が不要となり、サーバー管理やシステムメンテナンスにかかる時間や費用を削減できます。

特に法改正が頻繁な給与計算業務においては、最新の法令に対応していることが重要で、コンプライアンスのリスクが大幅に軽減されます。

またクラウド型ソフトはデータが自動的にバックアップされるため、データ損失のリスクが減少します。システム障害時や自然災害などの非常時にも、データが安全に保護され、迅速に復旧できます。

従来のオンプレミス型と比べ、データのセキュリティ管理はプロフェッショナルなサービス提供者によっておこなわれるため、安心して利用できます。

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クラウド型給与計算ソフトの比較ポイント

クラウド型給与計算ソフトを選定する際には、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。以下で各ポイントを詳しく解説します。

セキュリティ対策は万全か

クラウド型給与計算ソフトを導入する際、最も重要なのはセキュリティ対策です。データが移動中および保存中に暗号化されているかを確認し、アクセス制御の二要素認証（2FA）のサポートがあるかもチェックします。

また監査ログが保持されることで、不正アクセスや異常な操作を監視可能です。信頼性の高いセキュリティ機能を持つクラウド型ソフトを選ぶことで、データの安全性を確保できます。

ほかのシステムとの連携機能は充実しているか

クラウド型給与計算ソフトでは、リモートワークや他拠点など利用環境が多様であるため、各種設定やトラブルに迅速に対応できるサポート体制が不可欠です。

具体的には、チャット、メール、電話など多様なサポートチャネルが提供されているかを確認します。信頼できるサポート体制があることで、業務の継続性が保たれ安心して利用が可能です。

料金体系はどうか

クラウド型給与計算ソフトの導入には、月額料金や追加機能の料金が発生します。料金プランが自社に合っているか、初期設定やトレーニングなどの追加料金が発生しないかを確認します。

また利用者数に応じた柔軟な料金体系が提供されているかも重要です。費用対効果の高いソフトを選ぶことで、予算内で最大限の機能を利用できます。

クラウド型とインストール型の違い

給与計算ソフトは、ライセンス形態や利用方法に応じて「インストール型」と「クラウド型」の2種類があります。インストール型は、一回の購入費用でPCに直接ソフトをインストールして使うタイプです。反対にクラウド型は、インターネットを介して月額料金を支払い続けることで利用できる形式です。

以前はインストール型が一般的でしたが、現在では次のような利点からクラウド型が優勢です。

• 法改正時に素早く対応できること
• 機能の定期的なアップデートや追加が行われること
• 初期の導入費用が低く抑えられる（多くの場合、初期費用がかからないこともあります）

また、クラウド型を選ぶことで、リモートアクセスが可能になり、複数のユーザーが同時にアクセスしやすいという追加のメリットも存在します。

クラウド型給与計算ソフトの活用で業務効率化の実現を

クラウド型給与計算ソフトの導入は、ほかのタイプと比べて給与計算の大幅な効率アップだけではなく、法改正対応の負担削減や誰でも簡単に利用することができるなど、多くのメリットをもたらします。

自社で運用中の勤怠管理システムとAPI連携すると、さらにスムーズに業務を進められて快適です。

ソフトを導入する際は、無料トライアル期間などを活用して、自社に合った給与計算ソフトを探してみましょう。

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