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浮気調査はいくらかかる?相場と安く抑えるコツ

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最終更新日: 2025年07月23日

浮気調査の費用相場は44,000円~100,000円(※)と幅があります。調査期間が延びた場合などには50万円以上かかるケースも珍しくありません。

調査費用を節約しつつ、効果的な調査を行ってもらうためにはコツがあります。

ケース別浮気調査の費用相場や浮気調査の料金体系、費用を安く抑えるコツなどをチェックして、効果的な浮気調査を安価で行いましょう。

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※ ミツモアにおける「浮気調査・不倫調査の探偵・興信所」サービスの成約価格から算出。(2024年1月1日~12月31日)

ケース別浮気調査の費用相場

浮気調査の内容は、大きく分けると以下の3つです。

調査の内容によって、費用や調査期間が異なる場合があります。やみくもに調査を依頼するのではなく、調査結果をもとにどのような動きたいかを考えてから依頼をしましょう。

事実確認のみの調査費用相場

浮気の事実確認のみを目的とする調査は、浮気調査費用の中でも費用を抑えられます

費用内訳 費用相場
着手金 28,000円~35,000円
成功報酬金 28,000円~35,000円

※ ミツモアにおける「浮気調査・不倫調査の探偵・興信所」サービスの見積もり価格より算出。(2024年1月1日~12月31日)

事実確認のみの調査では、配偶者が実際に浮気をしているかを確認することが主な目的です。早ければ数時間~1日程度で証拠を確保することも可能です。

事実確認のみの調査は以下のケースでおすすめです。

  • 慰謝料や別居などを考えていない
  • 配偶者やパートナーが浮気をしているのか確定させたい
  • 配偶者やパートナーが浮気相手と会う日の目星がついている

配偶者やパートナーに反省を促したい場合であれば、浮気の証拠が1つのみでも問題ありません。

しかし、慰謝料を請求する場合や裁判の証拠にしたい場合は1回の浮気の証拠だけでは不十分である点にご注意ください。

相手方の身元調査費用相場

浮気相手の身元調査が必要な場合は、浮気の事実確認のみの調査よりも費用が高額になります。

費用内訳 費用相場
着手金 35,000円~50,000円
成功報酬金 35,000円~50,000円

※ ミツモアにおける「浮気調査・不倫調査の探偵・興信所」サービスの見積もり価格より算出。(2024年1月1日~12月31日)

浮気相手の身元調査では、以下の情報を特定します。

  • 氏名・住所
  • 勤務先・職業
  • 家族構成・結婚歴
  • 電話番号、車種・車のナンバー、SNSのアカウント等
  • 行動履歴

相手の身元調査では、尾行や張り込みのほかに、聞き込み調査やデータベース調査などを行います。長時間の尾行が必要など、調査に手間がかかる傾向にあるため、費用が高額になりやすいです。

慰謝料請求・裁判のための調査費用相場

裁判で使用できる証拠を集めるための調査は費用が高額になります。

費用内訳 費用相場
着手金 48,000円~67,500円
成功報酬金 50,000円~67,500円

※ ミツモアにおける「浮気調査・不倫調査の探偵・興信所」サービスの見積もり価格より算出。(2024年1月1日~12月31日)

裁判で提出できる証拠を集める調査では、以下の証拠を収集します。

  • ラブホテル等に出入りする写真・動画
  • LINEやメール・SNSにおける親密なやり取り
  • 浮気や不貞行為を認めている会話をしている録音データ
  • GPSの位置情報や交通系ICカード・ETC利用履歴
  • ホテル・飲食店の領収書や明細

証拠が少ないと裁判で勝訴できない可能性があるため、時間をかけてなるべく多くの証拠を収集します。ラブホテルへの出入りを複数回撮影したり、宿泊の事実を証明したりする必要があります。

調査期間も1週間から1か月程度と長期にわたることが多く、複数の調査員が交代で張り込みを行うため、人件費も高額になります。しかし、確実な証拠があれば慰謝料の請求もスムーズに進むことが多く、結果的に投資に見合う結果になる可能性があります。

3種類ある浮気調査の料金体系

浮気調査の費用には、3つの料金プランがあります。それぞれに特徴や向いている人が異なるので、依頼前に必ず確認しましょう。

① 成功報酬制

成功報酬とは、依頼時に着手金を支払い、成功時に成功報酬を支払う料金体系です。完全成功報酬制であれば着手金がないこともあります。

完全報酬制のメリット

  • 無駄な出費を抑えられる
  • 料金が明確
  • 長期間の調査や難易度が高い調査に向く

完全報酬制のデメリット

  • 他の料金プランよりも割高に設定されることが多い
  • 成功条件があいまいな場合トラブルになる

成功報酬制は、浮気の確証がない場合や調査の成功率が不明なときにおすすめです。

ただし、「成功」の定義を曖昧にしておくと、後でトラブルになる可能性があります。たとえば「浮気の証拠を掴む」ことが成功なのか、「不貞行為の証拠を掴む」ことが成功なのかで、難易度が大きく異なります。

また着手金が安く設定されている一方で、成功報酬が高額に設定されていることが多いため、結果的に他の料金体系より高くなる場合もあります。

契約時に成功条件を書面で明確にし、納得してから依頼することが重要です。

② パックプラン

パックプランは調査時間や調査内容をセットにした定額制の料金プランです。

パックプランの時間別費用の目安は以下の表をご参照ください。

時間 費用例
20時間 300,000円~500,000円
30時間 500,000円~700,000円
40時間 700,000円~900,000円

※ ミツモア調べ(2025年7月時点)

パックプランは、既に浮気をしている事実や浮気相手が分かっているなど、調査期間が予測できる場合におすすめです。

時間単価で計算する料金プランに時給制がありますが、時給制よりも割安で予算管理がしやすい点が特徴です。ただし調査が早期に終了しても返金されないため、時間の見積もりをよく考える必要があります。

浮気の頻度や行動パターンがある程度把握できているのであれば、必要な調査時間を見積もりやすいためパックプランがおすすめです。

契約前に含まれるサービス内容と含まれないものを詳しく確認しましょう。

③ 時給制

時給制は実際に調査した時間分だけ料金を支払う、最もシンプルな料金体系です。

時給制は、短時間で終わる可能性が高い調査や試しに調査を依頼したい場合におすすめです。

浮気相手と会う日時が特定できている場合など、ピンポイントでの調査であれば費用を抑えて効果的に証拠を確保できます。ただし調査が長引くと費用が膨らみやすい点がデメリットです。

また、依頼先業者によって時給に大きな差があるため、複数社で料金を比較することが重要です。安い時給でも、最低調査時間が長く設定されていたり、諸経費が高額だったりする場合があるため、総額で判断する必要があります。

浮気調査にかかる費用内訳

浮気調査にかかる費用は、大きく3つに分けられます。

見積もり時には、内訳が詳細に記載されているかを必ずチェックしましょう。

① 人件費

浮気調査の費用において、人件費は大きな割合を占めます。

人件費には以下の要素で構成されています。

  • 調査員の時給
  • 調査員の人数
  • 深夜・早朝割増料金
  • 調査責任者の管理費
  • 報告書作成費用

調査員の時給の目安は、1人あたり5,000円~15,000円です。一般的に調査員は2人以上で行動します。2人以上で行動することによって証拠の信頼性を高めるほかに、1人が尾行をしてもう1人が撮影といった役割分担を行います。

経験豊富なベテランの調査員は時給が高くなるものの、調査の成功率も高くなります。夜や早朝の調査では割増料金が発生し、土日祝日も料金が上がることがあるため、事前に料金の詳細を確認しましょう。

ほかにも調査終了後の報告書作成にも時間がかかるため、この作業時間も人件費に含まれます。

② 車両費

浮気調査では尾行や張り込みのために自動車を使うことが多いです。調査に自動車やバイクを使う場合は、車両費として計上されます。

車両使用料は自動車では1日あたり10,000円~30,000円、バイクの場合は5,000円~15,000円が目安です。ガソリン代や高速道路料金、駐車場代はそれぞれ実費請求であることが多いです。

調査対象者が新幹線や飛行機を使用した場合の交通費は依頼者負担となることが多いため、出張と偽って浮気をしている疑いがある場合は、予想外の出費に備える必要があります。

③ 雑費・経費

調査にかかる様々な経費は依頼者が負担するケースが多いです。

雑費や経費の例をまとめました。

雑費・経費の例 費用例
通信費 5,000円~10,000円
機材使用料 10,000円~30,000円
宿泊費 実費
張り込み時の飲食代 実費
そのほか消耗品費

※ ミツモア調べ(2025年7月)

特殊な撮影機材やGPS機器を使用する場合は、機材使用料が発生します。また長時間の張り込みでは、調査員の飲食代も経費として請求される点に注意しましょう。

経費は、事前に上限を設定してもらうか、実費精算の場合は領収書の提出を求められるため、経費の請求費用が高い場合は領収書や明細の提出してもらってチェックしましょう。

悪質な探偵事務所では、不当に高額な経費を請求することがあるため、見積もり段階で詳細を確認し、不明な項目については説明を求めることが重要です。また、調査が成功しなかった場合でも、これらの経費は返金されないことがほとんどです。

浮気調査の費用が高くなる原因

浮気調査の費用が高額になる原因は大きく分けると2つです。

料金プランによっては2つの原因に当てはまる場合であっても費用が高額にならないこともあります。

① 調査期間が長い

調査期間が長くなると、調査費用が高額になりやすいです。調査期間は以下の要因で長くなることが多いです。

  • 対象者の行動が不規則
  • 浮気の頻度が少ない
  • 警戒心が強く尾行が難しい
  • 情報不足で空振りが多い
  • 天候不良による調査中止が多い

対象者が用心深い場合や浮気相手と会う頻度が月1回程度と少ない場合は、証拠を掴むまでに時間がかかります。また事前情報が少ないと無駄な張り込みや尾行が増えてしまいます。

1日8時間の調査を1ヶ月続けると人件費のみで100万円を超えるケースもあるため、事前情報が少ない状態で浮気調査を依頼する場合は成功報酬型プランを使うことをおすすめします。

調査期間を短縮するためには、対象者の行動パターンを事前に把握し、浮気の可能性が高い日に絞って調査することが効果的です。探偵事務所と相談して、効率的な調査計画を立てることで無駄な費用を削減できます。

② 必要な証拠が多い

裁判で勝訴するためには複数の証拠が必要となり、その分調査費用も高額になります。

必要な証拠の種類

  • 3回以上の不貞行為の証拠
  • 継続性を示すメールや写真
  • 浮気相手の御許を特定する証拠
  • 精神的苦痛を証明する日記など
  • 経済的損害を証明するレシートやクレジットカードの明細など

裁判では1回だけの不貞行為の証拠では不十分とされることが多いです。そのため継続的な関係を証明する必要があります。

勝訴するためには複数回の密会現場を押さえる必要があり、調査期間も長くなります。また、慰謝料を高額にするためには、精神的苦痛の程度を示す証拠も必要です。

これらすべての証拠を収集しようとすると、調査は複雑化し、費用も高額になります。弁護士と相談して、本当に必要な証拠を絞り込むことで、効率的な調査が可能となります。証拠の質と量のバランスを考え、費用対効果の高い調査を心がけることが大切です。

浮気調査の費用を安く抑えるコツ

浮気調査の費用を安く抑えるには3つのコツがあります。

① 依頼する範囲を限定する

業者に依頼する調査範囲を必要最小限に絞ることで、大幅な費用削減ができます。

依頼範囲を限定する方法

  • 調査日を特定の曜日や時間帯に限定
  • 相手の身元調査は省略し証拠収集のみに特化
  • 自宅周辺のみなど調査場所を限定
  • 必要な証拠の回数を最小限に設定
  • 報告書の簡略化を依頼

すべてを探偵に任せるのではなく、自分で収集できる情報は事前に集めておきます。

たとえば配偶者が浮気相手と会いそうな日時を予測できれば、その日だけピンポイントで調査を依頼できます。他にも離婚を考えていない場合は、相手の身元調査まで必要ないかもしれません。

探偵事務所と相談して、本当に必要な調査内容だけに絞ることで、費用を大幅に削減できます。ただし、あまりに限定しすぎると、決定的な証拠を逃す可能性もあるためバランスを考えることが重要です。

② 一括見積もりで調査費用が安い業者を探す

複数の探偵事務所から見積もりを取ることで適正価格を把握し、最もコストパフォーマンスの高い業者を選べます。

探偵業界は料金体系が不透明な部分もあるため、複数社の見積もりを比較することが重要です。

一括見積もりサービスを利用すれば、効率的に複数の見積もりを取れます。ただし、最安値の業者が必ずしも優れているとは限りません。

極端に安い業者は、調査の質が低かったり、後から追加料金を請求したりする可能性があります。料金だけでなく、調査実績や成功率・アフターフォローなども総合的に判断して選びましょう。見積もりの段階で、担当者の対応や説明の丁寧さも重要な判断材料となります。

浮気調査費用のお得な料金を比べる

③ 自分である程度浮気調査をする

調査業者に依頼をする前に自分でもある程度浮気調査をすることで、調査期間を短縮して費用を削減できます。

自分でできる浮気調査の例は以下の通りです。

  • 出勤・帰宅時間など行動パターンの記録
  • 怪しい日時の特定
  • 浮気相手の情報収集
  • レシートやクレジットカードの明細など証拠となりそうな物の保管
  • 配偶者の返還の記録

大切なことは無理をしないことです。自分でできることには限りがあるため、期間を区切って情報を収集し、調査業者との打ち合せで活用しましょう。

自分で浮気調査をする方法

ある程度であれば自分で浮気調査が可能です。自分で浮気調査をする7つの方法を紹介します。

ただし調査の方法によってはプライバシーの侵害になるなど、法的なリスクが発生することがあります。本格的な調査は浮気調査の専門業者に依頼しましょう。

① 財布や手帳をチェックする

配偶者の財布や手帳には、浮気の証拠が残っていることが多いです。

特に以下のポイントに注意してチェックしましょう。

  • 飲食店・ホテルなどの見慣れないレシート
  • ポイントカードの増加
  • 手帳の不自然な予定や記号

レシートは日付と場所を確認し、普段聞いている予定と矛盾がないか確認しましょう。特に2人分の飲食代や普段行かないような高級店のレシートがある場合は浮気している可能性が高いです。

ただし配偶者の所有物を勝手に調べることはプライバシーの侵害となる可能性がある点に注意しましょう。不審なレシートや手帳の記載がある場合は写真を撮るなどして証拠保全をしましょう。不審なレシートを日付順に整理すると、行動パターンを分析するときに役立ちます。

② ゴミ箱をチェックする

ゴミ箱にも意外と浮気の証拠が残されていることがあります。

ゴミ箱から見つかる可能性がある証拠

  • ラブホテルの会員カード
  • 避妊具の包装
  • 化粧品のサンプル
  • メモや手紙
  • プレゼントの包装紙

破り捨てられた紙片はパズルのように組み合わせることで重要な情報が得られる可能性があります。

定期的にチェックすることで行動パターンの変化を把握できるので、複数回チェックすることをおすすめします。

③ カバンや車、服をチェックする

カバンや車、服などの身の回りのものからも不倫の痕跡を見つけることが可能です。以下の点をチェックしましょう。

  • カバンの中の名刺や小物
  • 車のダッシュボードや座席の下
  • 服のポケットの中身
  • 香水や化粧品の痕跡
  • 髪の毛や口紅の跡

カバンの中に見慣れないレストランのショップカードや異性からもらったと思われる小物があれば要注意です。

車の中は助手席の位置の変化や落ちている髪の毛、香水の匂いなどをチェックします。

服のポケットからは、レシートやメモが見つかることがあります。普段つけない香水の匂いや、口紅の跡なども重要な手がかりです。

発見できた証拠は写真に撮って記録し、発見した日時と場所をメモしておきましょう。

ただし執拗な詮索は関係悪化の原因になります。さりげなく行うことが大切です。

④ クレジットカードの明細をチェックする

クレジットカードの利用明細からは、客観的に行動履歴を確認できます。

クレジットカードの明細で確認すべき点

  • ホテルや旅館の利用
  • 高級レストランの利用
  • プレゼント品と思われる物品の購入
  • 同じ店舗の頻繁な利用
  • 普段行かない場所での利用

ウェブ明細を利用している場合は、パスワードを知っていれば過去数か月分の履歴を確認できます。ただし盗み見などで勝手にパスワードを知ってウェブ明細をチェックすると不正アクセスなどの罪に問われるリスクがあるため無理は禁物です。

確認できる範囲で明細を確認し、情報を整理することで行動パターンを発見しやすくなります。

⑤ 自宅やマイカーにボイスレコーダーを設置する

音声記録は浮気の決定的証拠になり得ます。

ただしボイスレコーダーを設置する場合は自宅や自分が所有権を持つ車のみにしましょう。所有権のないものに対し勝手にボイスレコーダーを設置するとプライバシーの侵害として訴えられるリスクがあります。

録音データは重要な部分を文字起こしして保存し、原本も大切に保管してください。

会話の内容によっては、浮気の決定的な証拠となることもありますが、プライバシー侵害で訴えられるリスクもあるため、慎重に行う必要があります。

⑥ GPSで位置情報を確認する

GPSを使って位置情報を確認できると行動パターンを簡単に把握できます。家族間で位置情報共有アプリを利用している場合などはそれを活用可能です。

ただし無断でGPS端末を設置したり、無許可で位置情報共有アプリを相手のスマホにインストールするなどの行為は法的にリスクがある点に注意しましょう。

位置情報は日時と場所を記録し、地図上に表示することで行動パターンを把握できます。頻繁に訪れる特定の場所があれば、そこが密会場所の可能性が高いです。

⑦ 自分で尾行をする

自分で尾行することも可能ですが、リスクが高い調査方法であることに注意しましょう。

尾行時の注意点

  • 最低50m以上の十分な距離を保つ
  • 防止やサングラスなどで返送する
  • 複数の交通手段を準備する
  • 撮影機材を準備する
  • 相手にバレてしまった場合の言い訳を用意する

素人の尾行は発覚しやすく、1度尾行がバレてしまうと相手の警戒心が高まり、その後の調査難易度が高くなります。そのため、なるべく尾行はプロの調査業者に任せましょう。

どうしても自分で尾行をする場合は、周囲の安全を確認したうえで、無理のない範囲で行いましょう。

浮気の慰謝料の請求目安

慰謝料を請求する場合、浮気発覚後に夫婦関係をどうするかによって金額が決定します。

慰謝料請求額に決まった金額はありませんが、おおよその相場があります。相場を知っておくことで、裁判となった際も慰謝料請求が通りやすくなります。

個々のケースによって実際に請求できる慰謝料の額は変動します。詳細な費用については弁護士に相談することをおすすめします。

離婚・別居をしない場合

離婚や別居をせず、これまで通り結婚生活を続ける場合の相場は50万円~100万円です。離婚や別居をしない場合の慰謝料は、浮気相手に請求することが多いです。

ただし、以下のケースでは慰謝料が高額になることがあります。

  • 浮気期間が長い
  • 不貞行為の回数が多い
  • 婚姻期間が長い
  • 妻の妊娠中の不倫
  • 既婚者であることを知らなかったなど浮気相手に落ち度がない
  • 浮気相手よりも積極的に不貞行為を行っていた

別居をする場合

浮気発覚後に別居をする場合の相場は100万円~200万円となります。離婚はせず、別居をする場合も浮気相手にのみ慰謝料請求をするケースが多いです。

婚姻関係は維持するものの、同居できなくなるほど夫婦間に亀裂が生じたとして、別居をしない場合よりも慰謝料が高額になります。

また、別居の場合は配偶者に生活費を要求することができるのが特徴です。これは、別居中であっても同居時と同じように生活費を請求できる「婚姻費用分担請求」という考え方に基づいています。

離婚をする場合

配偶者の浮気によって離婚をする場合、慰謝料の相場は200万円~300万円です。

離婚をする場合、慰謝料は配偶者と浮気相手の双方に請求できますが、200万円~300万円を双方から受け取れるのではなく、慰謝料の総額が200万円~300万円になる点に注意が必要です。

ただし以下のケースは悪質な浮気と判断され、慰謝料が増額になることがあります。

  • 夫婦の婚姻期間が長い
  • 夫婦間でDVがあった
  • 浮気相手と配偶者の間に隠し子がいる

悪質な浮気の場合、慰謝料は300万円を超える可能性があります。ただし個別具体的な金額については、必ず弁護士に相談のうえ決定しましょう。

ダブル不倫の場合の慰謝料

浮気相手にも配偶者がいるダブル不倫の場合は、慰謝料請求は複雑になります。

ダブル不倫による慰謝料請求では、以下の点に注意が必要です。

  • 慰謝料請求を相殺される可能性がある
  • それぞれの配偶者が請求可能
  • 責任の度合いで金額が変動する
  • 四者間での話し合いが必要

ダブル不倫の場合の慰謝料の目安は0円~200万円です。理論上は4人全員が慰謝料請求の当事者です。しかし実際は慰謝料が相殺され、結果的に金銭の移動がない場合もあります。

ただし以下のパターンでは慰謝料が発生することもあります。

  • 一方が積極的に不貞行為に誘っていた場合
  • 片方の夫婦のみが離婚に至った場合
  • 子供の有無
  • 婚姻期間の長短

ダブル不倫の場合は、当事者間の話し合いが複雑になることが多いです。弁護士を介した交渉をし、感情的な対立を避けて冷静に解決することをおすすめします。

浮気調査費用は相見積もりで安くなる

ミツモアでプロに仕事を依頼する流れの図解

浮気の調査を依頼するときは、依頼先を一括見積もりサイトで探すことをおすすめします。複数の見積もりを比較して料金とサービス内容をチェックしましょう。

浮気調査で失敗しないためには、実績や口コミをチェックすることも大切です。探偵事務所や興信所に寄せられた口コミをチェックしてどのようなポイントが評価されているかを確認しましょう。

ミツモアでは最大で5つの事業者から浮気調査費用の見積もりが届きます。利用者からの口コミチェックも簡単にできるので、自分に合った依頼先を見つけましょう。

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