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「人手不足で電話が鳴りっぱなしになっており、重要な電話を取りこぼしている」
「営業所間のたらい回しが1日5件以上発生し、問い合わせ解決まで顧客を待たせている」
「1日平均30件の着電があり、接客と電話応答の両立が大きな負担になっている」
こうした課題を解決できるのが、IVR(自動音声応答システム)です。AIによる自動応答と通話内容の要約から、営業電話の振り分け、メール通知による効率的な折り返し対応まで、企業の業種や問い合わせ内容に合わせて柔軟にカスタマイズできる機能を備えています。
本記事では、主要なIVR(自動音声応答システム)の選び方や特徴について解説します。まずは人気のIVR(自動音声応答システム)5製品を紹介します。
IVR(Interactive Voice Response:自動音声応答システム)とは、電話をかけてきた人に対して、自動音声で案内や振り分けを行うシステムです。
企業に電話をかけた際に、「営業に関するお問い合わせは1番を、サポートに関するお問い合わせは2番を押してください」といった音声ガイダンスがIVRです。
以前は、IVRシステムを導入するには専用機器を社内に設置する必要があり、初期費用だけで数百万円かかるのが一般的でした。そのため、導入できるのは大企業やコールセンターなど、潤沢な予算がある企業に限られていました。
しかし2010年代以降、インターネット経由で利用できる「クラウド型IVR」が登場したことで、状況が変わりました。初期費用は0円から、月額費用も数千円から利用できるサービスが登場し、中小企業や個人事業主でも手軽に導入できるようになりました。
その結果、医療や不動産、小売、飲食、士業など、業種を問わず幅広い業界でIVRが活用されるようになっています。
2025年8月〜10月にかけてミツモアにおいて、IVR(自動音声応答システム)への問い合わせが多かったのは下記の業界です。
問い合わせが多い「医療・福祉」、次点の「サービス」「小売・卸売」は、いずれも顧客や患者からの入電が非常に多い業界です。
これらの業界では、予約受付、営業時間や場所の案内、よくある質問への回答といった定型的な電話業務の自動化・効率化が課題です。IVR導入による電話窓口の負担軽減や、24時間対応の実現といったニーズが極めて高い状況がうかがえます。
▶IVR(自動音声応答システム)全11製品を一覧で見たい方はこちら

IVR(自動音声応答システム)選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。従業員数などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりのサービスを最短1分で自動診断。理想のIVR(自動音声応答システム)が見つかります。
5つの代表的なIVR(自動音声応答システム)サービスを比較表にまとめました。
| サービス名 | おすすめ企業 | 設定の簡単さ | 初期費用 | 月額料金 | 無料トライアル | 特徴 |
| IVRy | 初めてIVRを導入する小規模事業者・店舗 | ★★★★★ | 0円~ | 0円~ | あり (1ヶ月) | 無料プランから始められる手軽さ、累計3万件超実績 |
| LINE WORKS AiCall | 顧客との自然な対話を重視する大手・中堅企業 | ★★★☆☆ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | AI技術による人間らしい対話でブランドイメージ向上に貢献 |
| DHKクラウドサービス | 大量の電話を確実に処理したい大規模コールセンター | ★★☆☆☆ | 20万円~ | 15万円~ | あり | 市場シェアTOP、金融機関も採用する高い信頼性と拡張性 |
| CallConnect | 既存ツールと連携させたい 在宅勤務中心の企業 | ★★★★☆ | 0円 | 2,400円~ /ライセンス | あり (14日間) | SlackやCRM連携が豊富、シンプルで直感的な管理画面 |
| Media Voice | コストを優先する企業、自治体・公共団体 | ★★★★☆ | 50,000円~ | 10,000円~ | 要問い合わせ | 自治体での実績が多数、低コストながら高機能な音声認識を搭載 |
※表内の『設定の簡単さ』は、IT専門家ではない中小企業の担当者が『自力でスムーズに設定を始められるか』という観点から、無料トライアルの有無や公式サイトの情報を基に総合的に評価したものです。
※2025年11月(ミツモア調べ)
IVRには、大きく分けて「オンプレミス型」と「クラウド型」の2種類があります。
専用機器やサーバーを社内に設置して運用するタイプです。
インターネット経由でサービスを利用するタイプです。現在の主流となっています。
近年は、クラウド型IVRの機能が充実してきており、中小企業だけでなく、大企業でもクラウド型を選択するケースが増えています。
電話代行サービスは、実際の人間のオペレーターが電話を受けて対応します。
| 項目 |
IVR | 電話代行サービス |
| 対応者 | 自動音声システム | 人間のオペレーター |
| 対応範囲 | よくある問い合わせの対する案内 ・担当者への振り分け |
一次受け(オプションにより柔軟な対応も可) |
| 料金 | 月額数千円〜 | 月額数千円~数万円 |
| 24時間対応 | 追加費用なし | オプション |
同様の問い合わせが多い場合はIVR、個別対応が必要な電話が多い場合は電話代行サービスが適しています。両方を組み合わせて使う企業もあります。
ボイスボットやAIコールセンターは、AI(人工知能)を活用して音声認識と自然言語処理を行い、より複雑な対話が可能なシステムです。
近年、「AI搭載」という言葉を目にする機会が増え、「AIの方が高性能なのでは?」と迷う方もいるかもしれません。ここでは、従来のIVRとAI型システムの違いを詳しく説明します。
| 項目 | IVR | ボイスボット・AIコールセンター |
| 操作方法 | プッシュボタン(1番、2番など) | 音声で自由に話しかける |
| 対話の柔軟性 | 事前に設定したシナリオのみ | 自然な会話が可能 |
| 音声認識 | 基本的になし(ボタン操作のみ) | 高度な音声認識あり |
| 料金目安 | 初期費用:0円〜5万円 月額費用:3,000円〜3万円 |
初期費用:10万円〜100万円 月額費用:10万円〜50万円以上 |
IVRとボイスボット・AIコールセンターの「できること」の具体的な違いは以下の通りです。
ここまで各所で料金に触れてきましたが、ここでは「実際にいくらかかるのか」を体系的に整理します。導入を検討する際は、月額料金だけでなく、料金体系全体を理解しておくことが重要です。
IVRの料金は、主に以下の3つの項目で構成されています。
IVRの価格帯は、大きく3つに分かれます。自社の規模や用途に合った価格帯を選びましょう。
対象企業
できること
制限事項
この価格帯は、「最低限の電話対応を自動化したい」という場合に適しています。
対象企業
できること
制限事項
業務効率化を本格的に進めたいなら、この価格帯が中心的な選択肢になります。多くの企業がこの価格帯のプランを利用しています。
対象企業
できること
特徴(特に制限はなし)
この価格帯は、IVRを中心業務として活用する企業向けです。
| 契約期間 | メリット | デメリット | 向いている企業 |
| 月額契約 | いつでも解約可能のため、リスクが低い | 月額料金がやや高め | 初めてIVRを導入する企業 |
| 6カ月契約 |
(例)月額料金が5~10%割引 |
途中解約で違約金発生の可能性がある | トライアルで使用感を確認済の企業 |
| 年間契約 | (例)月額料金が 10%~20%割引 |
途中解約で違約金+残金を請求される可能性がある | 長期利用を予定している 企業 |
契約前に解約申請の期限(「解約希望月の前月末まで」など締め切りがある)、違約金の有無と金額(途中解約時にいくらかかるか)、初期費用の返金(途中解約時に初期費用は戻ってくるか)、データの取り扱い(解約後、通話記録や録音データはどうなるか)を確認しましょう。
IVRの基本プランには含まれず、オプション扱いになっていることが多い機能があります。後から「思ったより高くなった」とならないよう、契約前に必ず確認しましょう。
オプションになりやすい機能の例
IVRサービスは多くの製品があり、基本機能はどれも似通っています。そのため、選ぶ際に本当に重要なのは「自社の課題を解決できるか」「使いこなせるか」「導入後のリスクはないか」といった実務的な観点です。以下のポイントから比較検討することをおすすめします。
IVRで解決したい課題は企業によって異なります。まずは「何のためにIVRを導入するのか」を明確にしましょう。
営業時間外の電話に対応したいなら、時間帯による自動応答の切り替えや留守番電話機能、SMS自動返信機能が必要です。電話の取り次ぎを減らしたいなら、プッシュボタンによる自動振り分けや階層構造の音声ガイダンスが重要になります。予約受付を自動化したいなら、音声による日時選択や予約システムとの連携機能を確認してください。
機能選びで失敗しないためには、AI音声認識や高度な分析機能など、使わない機能のために高額プランを選ばないことが重要です。まずは基本的な機能から始めて、必要に応じてアップグレードする方が無駄がありません。
IVRは導入後に自社で設定変更できることが理想です。しかし、ITツールに不慣れな場合、管理画面の複雑さや専門用語の多さに戸惑うことがあります。
管理画面がドラッグ&ドロップで直感的に設定できるか、専門用語が少なく日本語で分かりやすく表示されているか、設定のプレビュー機能で動作確認できるかなどを確認しましょう。また、画像付きの設定ガイドや動画チュートリアルが充実しているかもチェックポイントです。
サポート体制については、電話・メール・チャットのどれに対応しているか、対応時間は平日のみか土日も対応しているか、初期設定のみか運用改善の提案まで含むかを確認してください。特に電話サポートがあると安心です。契約前にサポートに簡単な質問を送ってみて、対応の速さや丁寧さを確認するのも有効です。
設定で挫折しないためには、最初から複雑なシナリオを作らず、営業時間外の自動応答など1つの機能だけ設定することから始めましょう。有料でも初期設定代行を活用して、プロに最初の設定を任せ、その後は自分で微調整する方が効率的です。
IVRを導入する際、今使っている電話番号や電話機がそのまま使えるかは非常に重要なポイントです。「契約してから使えないことが分かった」という失敗を防ぐため、必ず確認しましょう。
今の固定電話番号(03、06など)をそのまま使えるかどうかは、番号ポータビリティに対応しているかで決まります。対応していない場合、050番号などへの変更が必要になりますが、電話番号変更は顧客への影響が大きいため、できれば避けたいところです。また、支店や部署ごとに複数の番号がある場合、一つのIVRで管理できるか、それぞれの番号で異なる音声ガイダンスを設定できるかも確認してください。
既存のビジネスフォン(PBX)と併用できるか、完全移行が必要か、電話工事が必要かなども重要です。また、CRM(顧客管理システム)やビジネスチャット(Slack、Chatworkなど)、予約システムなど、他のツールと連携できるかも確認しましょう。無料トライアル期間中に既存システムとの連携をテストし、営業担当に具体的に質問することをおすすめします。
IVRの料金は「月額基本料金」だけでなく、「通話料」「オプション料金」「初期費用」など複数の要素で構成されています。「月額2,980円」と書いてあっても、通話料やオプションで結局1万円以上かかることもあるため、自社の月間通話件数と平均通話時間から実際の料金をシミュレーションしましょう。
通話録音、文字起こし、外部連携など、必要な機能がオプションになっていないか、基本プランに含まれる機能と追加費用がかかる機能を明確に確認してください。また、月額契約か、6ヶ月契約か、年間契約か、途中解約時に違約金はかかるか、自動更新の有無も重要なポイントです。
IVRを導入することで、電話対応にかかる時間を削減し、業務効率を向上させることができます。ここでは、IVR導入によって得られる4つの主なメリットを紹介します。
電話の取り次ぎは、多くの企業が抱える課題です。受付担当、顧客、担当者全員の時間を消費する非効率な業務の一つと言えます。
IVRを導入すると、最初の音声ガイダンスで「営業に関するお問い合わせは1番を、サポートに関するお問い合わせは2番を」と案内し、直接適切な担当者に繋ぐことができます。
電話対応の多くは、同じ質問の繰り返しです。これらを自動化することで、従業員は本来の業務に集中できるようになります。
基本情報の案内
料金・サービス内容の案内
アクセス情報
これらの質問は、IVRの音声ガイダンスで自動案内することで、従業員が何度も同じ説明をする手間が省けます。
電話対応で最も困るのは、作業の中断です。
IVRが一次対応することで、緊急性の高い電話だけを人が対応し、よくある問い合わせは自動化できます。結果として、見積書作成、顧客対応、専門業務など、本来集中すべき仕事に時間を使えるようになります。
IVRを設置することで、営業電話やセールス電話の多くは、音声ガイダンスの段階で切られます。「1番を押してください」という操作を求めるだけで、自動音声を使った営業電話の多くを防ぐことができます。
結果として、本当に必要な電話だけが担当者に届くようになり、業務効率が向上します。
以前は、IVRシステムを導入するには専用機器やサーバーを社内に設置するオンプレミス型が主流で、数百万円単位の初期投資が必要でした。しかし、現在ではインターネット経由で利用できるクラウド型サービスが主流となり、導入ハードルが大幅に下がっています。
電話対応専任のスタッフを1名雇用する場合と比較してみましょう。
スタッフ雇用のケース
IVR導入のケース
IVRは人件費の約4〜5%の料金で、基本的な電話対応を自動化できます。もちろん、すべての電話対応を自動化できるわけではありませんが、定型的な問い合わせや一次対応を自動化するだけでも、限られた人数で業務を回せるようになります。
個人事業主・小規模店舗
中小企業
繁忙期の対応
IVRを導入する際は、事前の準備と確認を怠ると、導入後にトラブルが発生したり、期待した効果が得られなかったりする可能性があります。スムーズな導入と運用のために、以下の5つの注意点を押さえておきましょう。
IVRで対応できるのは、主に定型的な問い合わせや振り分け業務です。複雑な相談や個別対応が必要な電話は、最終的に人が対応する必要があります。導入前に「どこまでを自動化し、どこからは人が対応するか」の線引きを明確にしておきましょう。
IVRの役割は、人による対応を「ゼロにする」ことではなく、「効率化する」ことです。この前提を社内で共有しておくことが重要です。
IVRを導入する際、既存の電話番号やシステムとの互換性を確認しておかないと、後から「使えない」「別途費用がかかる」といった問題が発生する可能性があります。
既存の電話番号が使えるか
既存の電話機やPBXとの連携
他のツールとの連携
データの移行
IVRサービスによっては、既存の固定電話番号が使えず、050番号などへの変更が必要になる場合があります。電話番号の変更は顧客への影響が大きいため、余裕を持ったスケジュールで進める必要があります。
顧客への周知
各種媒体の変更
移行期間の設定
電話番号を変えずにIVRを導入できるサービスを選ぶことが最も確実ですが、やむを得ず変更する場合は、顧客の混乱を最小限に抑える計画を立てましょう。
IVRを導入しても、社内のスタッフが使い方を理解していなければ、効果は半減してしまいます。導入前に社内への周知と運用ルールの共有を徹底しましょう。
IVRの基本的な使い方
運用ルール
管理画面の操作方法
導入直後は、顧客からの問い合わせや混乱が予想されます。
社内の理解と協力があってこそ、IVRは効果を発揮します。
クラウド型のIVRでは、インターネット回線の障害やサービス側のトラブルで使えなくなる可能性があります。万が一の際の対応計画を事前に立てておきましょう。
代替の連絡手段を用意
顧客への告知方法
社内の連絡体制
「絶対に繋がらなければならない」重要な電話番号の場合は、IVR専用の番号と、従来の固定電話番号の両方を併用するなど、リスク分散を検討しましょう。
資料を読んだだけでは分からない「実際の使い勝手」を、無料トライアル期間中に必ず確認しましょう。
営業時間外の対応を自動化したいなら、営業時間を設定して実際に夜間や休日に自社の電話番号に電話をかけてみて、ガイダンスが正しく流れるか確認してください。問い合わせの振り分けを自動化したいなら、分岐を設定して実際に各番号を押し、正しい担当者に転送されるか試しましょう。同僚に電話をかけてもらい「分かりやすかったか」感想を聞くことも重要です。
音声が聞き取りやすいか、機械的すぎて冷たい印象を与えないか、自社で音声を録音できるかなども確認ポイントです。また、外出先でも着信履歴や録音を確認できるスマホアプリの使いやすさや、音声が途切れたり遅延したりしない通話品質もチェックしてください。
重要なのは、「24時間対応で即時解決」ではなく、「確実に受け付けて、後から適切に対応する」ことです。
営業時間外に電話を受けても、実際の対応は翌営業日になることもあるでしょう。この点を音声ガイダンスで明確に伝えることで、顧客の期待値を適切に設定し、クレームを防ぐことができます。
例:「営業時間外です。お急ぎの方は、ピーの後にメッセージをお残しください。翌営業日の午前中に折り返しご連絡いたします」

IVR(自動音声応答システム)は製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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