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屋根を専門に施工する業者にはいくつか種類があります。それは扱う素材により、技術や工法が異なるからです。
屋根専門業者に依頼をする場合、取り扱いたい屋根材により依頼先を決めましょう。
スレートやガルバリウム鋼鈑を扱う専門業者です。屋根の葺き替え、カバー工法、部分修理などを扱います。
瓦屋根を扱う専門の業者です。瓦の葺き替え、葺き直し、瓦漆喰、部分修理などを扱います。
屋根の部分破損や雨漏れの際の修理を扱う専門の業者です。
【屋根葺き替え工事】と【塗装工事】は全くの別の職人が行う工事になります。
その為、葺き替え工事をしたい時に、塗装業者へ依頼しても工事を行うことが出来ません。
屋根の葺き替えをしたい時は、屋根専門の業者かリフォーム会社へ依頼する必要があります。
屋根専門業者とリフォーム会社の違いは、施工できる範囲の広さです。
屋根の葺き替えのみを行う場合は、屋根専門業者に依頼しても問題ありません。
しかし、葺き替えと併せて別の工事を行いたい場合は、リフォーム会社へ依頼することをおすすめします。
後ほど説明致しますが、屋根葺き替え工事は別工事と同時に行うことでお得にメンテナンスが出来るというケースがあります。
屋根材は【貼る】でも【敷く】でもなく、【葺く(ふく)】と言います。屋根の葺き替え工事とは、簡単に言うと、屋根材を新しい物へ交換するということです。
しかし、屋根材は屋根に直接葺かれている訳ではありません。屋根の上には、野地板というべニア板、ルーフィングという防水シートが施工されており、その上に屋根材が葺かれております。
その為、【屋根葺き替え工法】のポイントは、どこまで手を加えるかという点です。屋根材のみ交換、野地板も交換といった選択が出来るのが【屋根葺き替え工法】です。
使用屋根材 | 費用 (60㎡想定) |
スレート | ¥1,200,000~ |
ガルバリウム鋼鈑 | ¥1,300,000~ |
瓦 | ¥1,800,000~ |
トタン | ¥1,000,000~ |
※屋根形状、足場仮設などで別途費用が掛かる場合があります。
※野地板を既存利用する場合
メリット
デメリット
屋根材を葺き替えることで災害対策を行うことが出来ます。
屋根は常に外部に晒されているということもあり、劣化が早い部位です。
しっかりとメンテナンスを行っていないと、台風などの災害時に漏水被害に遭ってしまう恐れがあります。
また、屋根材を葺き替えることで耐震補強にも繋がるケースがあります。屋根に使用されている材料の重量が重いと、地震の際に建物が受ける影響は大きくなります。
屋根材を軽い物へ吹き替える事で、耐震対策を行うことが出来ます。
屋根葺き替え工法と比較されることが多い、屋根カバー工法。簡単に言うと、既存の屋根の上に、新しい屋根材を葺くという工法です。
比較的、新しい工法で、既存の屋根材や新規の屋根材によっては採用できない工法ですが、メリットが大きく主流になりつつあります。
使用屋根材 | 費用 (60㎡想定) |
スレート | ¥800,000~ |
ガルバリウム鋼鈑 | ¥900,000~ |
瓦 | 施工不可 |
トタン | ¥700,000~ |
※屋根形状、足場仮設などで別途費用が掛かる場合があります。
メリット
・既存屋根の処分が不要の為、費用が抑えられる。
・作業工程が少なく、工事期間が短い。
デメリット
・屋根材の選択に制限がある。
・屋根材の重量が増す。
・既存屋根材が残ってしまう。
屋根のカバー工法では、葺き替え工法に比べかなり費用を削減できます。
最も大きな要因は、既存屋根の撤去処分という工程が不要な為です。
築年数の古い建物に使用されている屋根材の多くには、アスベストが含まれております。
アスベストは一般産業廃棄物として処分が出来ない為、処分費だけでもかなり費用が掛かってしまいます。
他にも葺き替え工法に比べ工程が少ない為、職人の作業手間も抑えることが出来ます。
一般的に行うことが少ない、屋根の葺き直し工法。簡単に言うと、現状の屋根材を下ろして、下地の補強を行い、同じ屋根材を葺き直すという工法です。
これは瓦でしか行うことが出来ない工法になります。
使用屋根材 | 費用 (60㎡想定) |
瓦 | ¥500,000~ |
※屋根形状、足場仮設などで別途費用が掛かる場合があります。
※補強の程度により費用が変わります。
メリット
・新規屋根材が不要な為、費用が抑えられる。
デメリット
・屋根材の劣化は直せない。
瓦屋根にしか使用されない葺き直し工法ですが、瓦に対しては最適な工法です。
瓦屋根は、スレートやガルバリウム鋼鈑などとは全く違った工法で施工されております。
また、瓦は、遮熱・遮音・耐久性もスレートやガルバリウム鋼鈑より優れている屋根材です。
瓦屋根のメンテナンスとして葺き替え工法という選択もありますが、材料費・施工費ともに非常に費用が掛かる為、瓦屋根には葺き直し工法が最適です。
屋根材は劣化から守るため、基本的には表面に塗装が施されております。
※例外もあります。
その為、塗膜が劣化してきた場合は屋根材を守る為にも、塗装をし直すという工程が必要になります。
使用塗料 | 耐久年数 | 費用 (60㎡想定) |
ウレタン | 8年 | ¥200,000~ |
シリコン | 10年 | ¥300,000~ |
フッ素 | 15年 | ¥500,000~ |
※屋根形状、足場仮設などで別途費用が掛かる場合があります。
高圧洗浄機を用いて、古い塗装剤、汚れ、カビなどを取り除くものです。
カビや汚れが残った状態で新しく塗装すると、塗装剤が剝がれやすくなります。
そのため、高圧洗浄は非常に重要な工程です。
2.専用材下塗り 相場:600円〜/㎡
屋根と上塗り塗装を接着させるために、下塗りは重要です。
通常、屋根の塗装では「下塗り・上塗り」が分かれています。
逆に見積もり依頼した時「塗装」としか記載されていない場合は「重要な下塗りを行わない業者」である可能性があります。
下塗りの有無は、必ず確認しておきましょう。
3.塗料の中塗り・上塗り 相場:700円〜/㎡
中塗りは上塗りは、下塗りの次に行われる工程です。
中塗りは、塗料を長持ちさせる効果があります。
また上塗りは「見た目の美しさ」「防水・遮熱」といった、塗料の性能を発揮するために重要です。
それぞれに重要な役割があるため「下塗り・中塗り・上塗り」すべてを行ってくれる業者に依頼しましょう。
屋根材の塗装は、タイミングが重要です。
しっかりと塗装が劣化した状態でないと、新規塗料が上手く接着しない為です。
かといって、長年メンテナンスを行っていない屋根材にも新規塗料が施工出来ません。
塗膜の耐久性に合わせて、しっかりとメンテナンスを行うことが大切です。
屋根材は経年劣化によるメンテナンス以外にも、都度メンテナンスが必要です。
屋根は常に外部に晒されている為、大雨・台風・雪といった自然災害の影響を非常に受けやすいです。
そのため、屋根材が部分的に欠けてしまったり、浮いてしまったり、ヒビが入ったりします。
被害が酷いと、部分的に落下してしまうこともあります。屋根材がそういった状態のままだと、雨漏れに繋がります。
雨漏れは室内の浸水に繋がるだけでなく、柱などの腐食やカビの原因にもなります。建物を健康に保つ為にも、雨漏れ対策は必須です。
被害状況 | 修理方法 | 費用 |
ひび割れ | コーキング埋め | 20,000円〜 |
欠け | 部分交換 | 50,000円〜 |
ズレ | 止め直し | 20,000円〜 |
漆喰剝がれ | 漆喰埋め | 50,000円〜 |
※別途、足場仮設などの費用が掛かる場合があります。
被害状況 | 修理方法 | 費用 |
ひび割れ | コーキング埋め | 20,000円〜 |
欠け | 部分交換 | 35,000円〜 |
めくれ・浮き | 止め直し | 20,000円〜 |
※別途、足場仮設などの費用が掛かる場合があります。
被害状況 | 修理方法 | 費用 |
穴空き | コーキング埋め | 20,000円〜 |
めくれ・浮き | 止め直し | 20,000円〜 |
※別途、足場仮設などの費用が掛かる場合があります。
被害状況 | 修理方法 | 費用 |
穴空き | コーキング埋め | 20,000円〜 |
めくれ・浮き | 止め直し | 20,000円〜 |
※別途、足場仮設などの費用が掛かる場合があります。
玄関屋根や庇は屋根と同じ屋根材が施工されていることが多いです。
※板金が施工されている場合もあります。そのため、屋根と同様に劣化を行います。
屋根材をメンテナンスするタイミングで、併せてメンテナンスを行うことがおすすめです。
雨樋はゴミや土が溜まりやすい場所です。
メンテナンスを行わないと詰まりの原因となり、雨水をを上手く流すことが出来なくなってしまいます。
また、雨樋のメンテナンスには足場が必要です。屋根のメンテナンスで足場を建てる際に、同時にメンテナンスを行うことで足場代の節約にもなります。
バルコニーのメンテナンスには2つあります。
1つは交換で、1つは塗装です。
塗装の場合には足場が必要な為、屋根と併せてメンテナンスを行うのがおすすめです。
反対に交換の場合は、足場が邪魔になるケースが多い為、同時に行えない場合があります。
外壁塗装は屋根のメンテナンスと同時に行うことが必須と言っても過言ではありません。
それは屋根のメンテンナンスにも、外壁のメンテナンスにも足場を建てるという工程が必要な為です。
足場代だけでも¥180,000~と多額の費用が掛かってしまうため、節約のためにも外回りのメンテンナンスは同時に行うことがおすすめです。
外部の塗装は外壁だけではありません。
軒天、破風、水切りといった細部の塗装も必要な為、併せて行うことをおすすめします。
前述したように、屋根葺き替え工事にはいくつかの項目があり、様々な選択肢があります。
その為、見積もり項目は『既存屋根撤去』『ルーフィング交換』『野地板既存利用』『雨樋既存利用』と多岐にわたることがほとんどです。
専門用語も多く、理解が難しいこともありますが、トラブルを避けるためにもしっかりと確認をしてください。
見積もりは業者とのトラブルを避けるのに確認が必須です。
良い見積もりを見分けるポイントとしては、項目の細かさです。
といった項目の場合、『どんな屋根材を使用して』『野地板は交換するのか』『雪止めは付けるのか』といった詳細を読み取ることが出来ません。
既存利用する物に対しては『既存利用』と記載していたりと、項目の細かい見積もりは良い見積もりと判断する材料になります。
業者とのトラブルの殆どが【認識の違い】です。
『野地板は交換すると思っていた・既存利用と記載していない』という施主に対し、『野地板は交換する認識がなかった・交換とは記載していない』という業者。
こういった認識の違いがトラブルの原因になるため、契約前には慎重に確認することがトラブルを避けるためには必須です。
『一般建設業許可』はもちろん、『1級建設施工管理技士』や『1級建築士』といった資格を保有しているかは業者選びのポイントです。
また施工者が『建築板金』『瓦屋屋根工事技士』といった施工関連の資格を保有しているかもポイントです。
屋根葺き替えは現場で特殊な対応も多く、実績が大切です。
地域での営業年数が長いのは実績の裏付けにもなります。
屋根工事は雨漏れなどのトラブルに繋がりやすい為、瑕疵保険に加入しているかは必ず確認したほうが良いでしょう。
現地調査の際に、写真付き報告書があるか、担当者の知識が豊富かなどは業者選定のポイントです。
外部工事は工程の変更も多く、しっかりと担当者が報告してくれるかは大切です。
また相性も大切なのでしっかりと見極めましょう。
屋根は火災保険を適用した工事が行えたり、補助金を貰えたりということがあります。
そういったプラスαの提案がある業者は信頼するポイントになります。
屋根の修理・リフォーム業者を利用された方の口コミの平均点と累計数を表示しています。
総合評価平均
4.9(103件)
項目別評価
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工事が立て込んでいる(忙しい)ようで、工事着手までは少々時間を要しました。
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項目別評価
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項目別評価
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評価に値せず
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評価に値せず
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評価に値せず
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1
評価に値せず
1
評価に値せず
プロからの返信
佐藤様 この度は私の都合によりご不快な思いをさせてしまい大変申し訳御座いません。 お客様から頂くご意見、クレーム等を真摯に受け止め、今後に活かして参ります。 改めて大変申し訳御座いませんでした。
項目別評価
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項目別評価
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3
今回、人員の関係で工期が伸びたので。多分、何時もは早いと思います。
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5
屋根葺き替えに関しては選ばれる屋根の材料の種類が大事になります。屋根修理に関しては適切な調査とご提案になります。
・葺き替えは大きな工事です。工事完了後メンテナンスがしやすい屋根材料をおすすめします。 ・瓦は日本伝統の屋根材で自然材料なので冬は暖かく夏は涼しく良い材料です。耐震性の問題はありますが部分的な差し替えが可能です。耐震性重視の方は葺き替えをおすすめします。
屋根のサビや剥がれ雨漏りなど目に見える修繕があれば相談して下さい
不具合箇所の部分的な直しが「屋根修理」・葺き替えやカバー工法、塗装といった屋根の全体的な改修が「屋根リフォーム」です。 どこまで修理やリフォームをするかによってお値段が大きく変わります。 「気になる箇所があるけどどんな工事になるのか分からない。」「一度来て見てほしい。」等ございましたら、一度現場に伺い、工事内容や費用の提案をさせていただきます。 ■出張費や見積代金は無料ですのでご安心ください。
「気になる箇所があるけどどんな工事になるのか分からない。」「一度来て見てほしい。」等ございましたら、一度現場に伺いまして適切な工事や費用の提案をさせていただきます。もちろん現場調査は無料となっておりますので、ご安心下さいませ。