結婚式の二次会(カフェでのパーティ50人規模)で撮影に入っていただきました。
対応がとても丁寧で、こちらへの納品枚数を重視し、可能な限り精一杯の尽力をいただきました。誠にありがとうございました。
一方で仕上がりの方はあまりよくなく、人物集合写真は7〜8割がたピンぼけでした。
そもそもこちらから依頼していたのが「カメラを意識しない自然な人物スナップがメイン。背景を綺麗にぼかした写真」ではあったものの、あわせて「場の状況に合わせてカメラに注目いただくタイプの集合写真も撮っていただきたい」旨は合意済みでした。
おそらく前者のスナップを前提としたカメラ設定、レンズ設定で集合写真も撮った結果、被写界深度が浅すぎて一部の方の顔がボケる、という仕上がりのものばかりになった感じです。※なので、スナップの方はよく撮れていました。
一生に一度の結婚式二次会、せっかくカメラマンの方にお願いしたにも関わらず、ほとんどの集合写真が使えないと言う結果に終わりました。
「一部の方の顔がボケているカメラ目線の集合写真」って、無価値ですよね…?
プロからの返信
あ 様
この度はご満足頂けるものがお届けできずこちらとしても大変残念に思っております。
只、こちら側の意見を主張させて頂くとそもそもご不満頂いている集合写真はもともとの業務内容外で完全善意でお撮りしたものでした。
集合写真に関して実際は当日現場で急に撮って欲しいとこちらの用意がない状態でご希望を頂いたもので、できる範囲でお撮りしますとお答えした流れでした。
誤解を招くような書き方をされているので弁明させて頂きますが、実際納品したうちの集合写真は3割程度、そのうちの3~4割程度がどうしてもボケが発生してしまったという結果でした。
被写界深度の件に触れられているカメラの知識が若干おありになる方なようなのでこちらにつきましても
撮影した現場は夜の時間帯のライティングがまばらな飲食店でスペースが少ない状態でしたのでライティングの設定は毎回調整必須なことに加え、被写体との距離が毎回違ったり、距離を取ることが不可能な場合もありました。
2次会という性質上参加者の方の邪魔にならないように撮影することを意識致しますのでそのような結果はどうしても発生してしまいます。
そのような状況下の中、こちらもせめて一枚でも喜んで頂けるお写真をお渡ししたいと言うお気持ちでお撮り致しましたがこのような結果を招いてしまい大変悲しく思っております。
最初のやり取りの段階でボケたスナップ写真を撮って欲しいと言うご依頼でしたし、参加者にはなるべくカメラを意識させないで欲しいとのことでしたが実際は真逆でカメラ目線の写真のご希望が多くを占めていました。
万が一に備え、ご希望に反する形になったとしても問題が起きないようこちらも想定外の準備が網羅できていなかった点は申し訳ございません。
今回の件を受けまして善意で引き受けることに関しての見直しと、想定外の状況への対応を深く見直す所存です。
貴重なご意見をありがとうございました。
依頼したプロSA_RT Gallery