「経費精算システムを導入したいけど、選び方がわからない」「自分で探すのは大変」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか？
最終更新日: 2025年01月06日
そこで役に立つのがランキングです。ランキングは、ベンダーや製品の信頼性や使いやすさを測る一つの指標になります。
本記事では、2023年7月から2024年6月までのミツモアのリクエストを基に、人気の高い経費精算システムを企業規模別にランキング化しました。
中小企業、大企業向けのランキングも併せてご紹介しますので、ぜひ経費精算システム選びの参考にしてください。
経費精算システムの人気総合ランキングTOP5
人気総合ランキングでは、以下の共通する特徴が見られました。
- 直感的なUI
- 多様な連携機能
- 迅速な導入とサポート
1位の「楽楽精算」は1万社以上に導入され、信頼性が高いクラウド型システムです。専任スタッフによる導入サポートと運用後の対応もあり、初めてでも安心して導入できます。領収書や法人用クレジットカードの明細を自動で取り込み、正確な経費申請が可能です。
「ジンジャー経費」は3位にランクインしており、シンプルな画面で誰でも使いやすいクラウド型経費精算システムです。多くの会計ソフトと連携しペーパーレス化を実現します。スマホアプリでも申請や承認が可能で、外出先や在宅ワークに対応しています。担当者が最適な運用方法を提案し、導入後も初期設定やトラブル対応をサポートするため安心です。
5位の「経費BANK」は小規模事業者でも導入しやすく、初期費用無料で月額1650円(※)から利用できる経費精算システムです。領収書から見積書までの証憑書類を追加オプションなしで電子保存でき、複数ファイルの一括アップロードにも対応しています。ユーザーのニーズに応じて常に機能をアップデートしており、AI-OCRやモバイル電子マネーの履歴取得機能なども備わっています。
※ SBIビジネス・ソリューションズ株式会社(2024年6月時点)
経費精算システムの導入を考えているなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想の経費精算システムが見つかります。 |
中小企業に人気の経費精算システムランキング
中小企業に人気の経費精算システムランキングでは、以下の共通する特徴が見られました。
- コストパフォーマンスの高さ
- 使いやすさ
- スムーズな導入プロセス
2位の「マネーフォワード クラウド経費」は経費登録から承認までスマホアプリで完結でき、出先でも簡単に経費処理が可能です。OCR機能で領収書を写真撮影するだけでデータ化できます。LINE PayやJ-Coin Bizと連携し、キャッシュレス送金が可能で振込手数料も不要です。
「バクラク経費精算」は3位にランクインしており、AI-OCR機能で領収書を自動データ化し、手入力の手間を省きます。改正電子帳簿保存法に対応しており、タイムスタンプや自動判定機能で経理業務の負担を軽減可能です。
大企業に人気の経費精算システムランキング
大企業に人気の経費精算システムランキングでは、以下の共通する特徴が見られました。
- 多機能性
- 高度な連携性
- 信頼性の高いサポート
「TOKIUM経費精算」は大企業ランキング1位であり、スマホで領収書を撮影するだけで正確な金額を自動入力できます。シンプルな機能で使いやすく、経費精算の業務効率化が図れます。会計ソフトと連携し、CSV形式でインポート可能です。JIIMA認証も取得し、電子帳簿保存法にも対応しています。
5位の「Concur Expense」は経費精算を効率化し、企業の経費規定に沿ってデータを収集し経費管理体制を強化するクラウドシステムです。交通系ICカードやコーポレートカード、PayPayなどのQRコード決済アプリと連携し、自動で経費精算が可能です。経費データを活用し、支出状況のレポート作成や不正利用の防止ができ、高度な予算管理を実現できます。
経費精算システムの人気総合ランキングTOP5製品を解説
人気総合ランキングTOP5の製品を特徴や費用、導入実績などとあわせて紹介します。
楽楽精算
- 累計導入社数が1万8,000社以上（2024年9月時点）を突破
- カスタマイズ性が高く、自社に合わせたデザインで利用できる
- 専任のスタッフが助けてくれるなど、サポートが充実している
「楽楽精算」は紙やエクセルでの経費精算から脱却することをコンセプトに設計されています。累計導入社数は1万8,000社以上（2024年9月時点）と信頼度も高いです。
カスタマイズの自由度が高く、申請項目やフォーマット、承認フローなどを簡単に設定できます。自社に合ったシステムを構築しやすく、業務フローを変える必要もありません。
また大きな特徴として、サポートが充実しています。たとえば専任スタッフがメールや電話で、丁寧に対応してくれます。「経費精算システムをはじめて利用する」「製品を使いこなせるか不安」といった企業におすすめです。
| 無料プラン | – |
| 無料トライアル期間 | 要お問い合わせ |
| ユーザー数 | 要お問い合わせ |
| スマホ対応 | 〇 |
| 関連記事：楽々精算の特徴・評判・料金・機能｜ミツモア |
マネーフォワード クラウド経費
- 経費の申請・承認をスマホで完結できるので、利便性が高い
- 申請の不備を指摘するアラート機能で、ミスない経理業務を実現
- PASMOなどのICカードの履歴から交通費の申請を行える
「マネーフォワード クラウド経費」は個人利用から大企業への導入まで、幅広く対応しているクラウド型の経費精算システムです。
また入力ミスを伝えるアラート機能が搭載されているのも特徴的です。たとえば「領収書の添付ができていない」など、申請の不備について教えてくれます。申請の段階でミスに気づけるので、2度手間になることがないでしょう。
またICカードを読み込むためのアプリも用意されています。アプリを利用することで、PASMOやSuicaなどのカード情報を取り込めるので、効率的に交通費の申請が可能です。
| 無料プラン | – |
| 無料トライアル期間 | 1カ月間 |
| ユーザー数 | 50名まで |
| スマホ対応 | 〇 |
| 関連記事：マネーフォワード クラウド経費の特徴・評判・料金・機能｜ミツモア |
ジンジャー経費
- 申請から承認まですべてオンラインで完結
- スマホアプリで社外からでも申請ができる
- 無料トライアルでは担当者が運用イメージを説明し、導入後のミスマッチをなくしてくれる
「ジンジャー経費」は申請・承認は全てオンラインで完結でき、仕訳やFBデータの作成も自動化できます。
さらにスマートフォンアプリにも対応しています。外出先や出張先の空いた時間を使って、効率的に経費申請ができるのも魅力的な点です。
無料トライアルの際は担当者が運用イメージを説明してくれるため、導入前に自社に合っているかをしっかりと考えられるでしょう。
| 無料プラン | – |
| 無料トライアル期間 | 要お問い合わせ |
| ユーザー数 | 要お問い合わせ |
| スマホ対応 | 〇 |
| 関連記事：ジンジャー経費の特徴・評判・料金・機能｜ミツモア |
バクラク経費精算
- AI-OCRが領収書を数秒でデータ化
- Slackに通知できて確認の抜け漏れを防ぐ
- 請求書システムとの連携で強固な内部統制が可能
バクラク経費精算は大量の紙の領収書を取り扱う企業におすすめの経費精算システムです。AI-OCRの読み取り機能が、複数の領収書を正確にデータ化し、申請時の入力作業を省けます。
経費申請は承認者のSlackに通知設定ができ、確認漏れも防げます。また事前申請であれば、システムにアクセスしなくとも承認作業ができます。スマホブラウザでも確認ができ、外出中でも承認がスムーズにおこなえます。
同社サービスであるバクラク請求書と連携すると、申請経費をそのまま経理部に共有できます。稟議と支払情報を紐づけられるため、プロセス間の確認作業を省略できるでしょう。
| 電子帳簿保存法 | 〇 |
| OCR機能 | 〇 |
| 交通系ICカード連携 | 〇 |
| スマホアプリ | 〇 |
| 無料トライアル | 〇 |
| 導入実績 | SmartHR、ラクスル、弁護士ドットコムなど |
| 関連記事：バクラク経費精算の特徴・評判・料金・機能｜ミツモア |
経費BANK
- 小規模法人や中小企業におすすめ
- 領収書や請求書をスマホで撮影するだけで情報を取り込める
- モバイルSuicaやモバイルPASMOの情報を取り込むことができる
「経費Bank」は小規模法人や中小企業に向けの経費精算システムです。
機能面でも優れており、領収書や請求書をスマホで撮影するだけで情報を取り込めます。
モバイル版のSuicaやPASMOを取り込み、交通費の入力や申請を省くことも可能です。正確かつすばやい経費処理を実現できるでしょう。
| 無料プラン | – |
| 無料トライアル期間 | 要お問い合わせ |
| ユーザー数 | 要お問い合わせ |
| スマホ対応 | 〇 |
| 関連記事：経費BANKの特徴・評判・料金・機能｜ミツモア |
経費精算システムの導入メリット
経費精算システムは、業務の効率化と経営の透明性を向上させるため、多くの企業に導入されています。手作業をデジタル化することで、書類作成や回覧の手間が削減され、従業員は簡単に経費を提出でき、経理部門はリアルタイムで確認が可能です。
コスト削減と正確性の向上
経費精算システムを導入することで、書類の印刷や保管、郵送などのコストが削減され、企業の経営効率が向上します。また、システムによる計算の自動化は、入力ミスや計算ミスを防ぎ、正確性を高めてくれます。
透明性と不正防止の確保
経費精算システムは、経費の詳細や承認履歴、振込処理のステータスを一元管理でき、透明性の向上が期待できます。リアルタイムでの支出チェックや、カスタマイズ可能なガイドライン設定により、不正利用を未然に防ぐことが可能です。
業務効率化による従業員の負担軽減
経費精算システムは、書類作成や保管、郵送にかかるコストを削減し、業務効率を大幅に向上可能です。また、ICカードやクレジットカードとの連携により、手入力が不要になり、作業時間が短縮されます。従業員の業務負担が軽減されるでしょう。
導入の際の注意点
導入費用を事前に確認する
経費精算システムを導入する際、初期投資や運用コストが増加する可能性があります。システムのライセンス費用やセットアップにかかる費用だけでなく、運用中にもアップデートやメンテナンス、サポートサービスに継続的な支出が必要です。また、システム導入に伴う従業員の研修も不可欠で、これに伴う時間や労力も無視できません。これらのコストが計画以上に膨らむと、経費削減の意図に反する結果となることがあります。
セキュリティリスクを考慮する
経費精算システムには、従業員の個人情報や企業の財務データなど、機密性の高い情報が保存されます。セキュリティ対策が不十分な場合、外部からの不正アクセスやデータ漏洩のリスクが高まります。特に、クラウドベースのシステムを利用する場合は、インターネット経由でアクセスされるため、セキュリティ面での慎重な対応が必要です。これを怠ると、企業全体の信頼性に大きな影響を与える可能性があります。
ランキングを参考に最適な経費精算システムを見つけよう
本記事では、経費精算システムの人気ランキングを会社の規模別に紹介しました。
ランキングは製品への信頼と安心の指標になるため、導入検討の大きな参考になります。一方で、人気製品だからといって自社に最適な製品とは限りません。経費精算システム選びに迷った際には、まずは自社の課題と必要な機能の整理をすることが必要です。
経費精算システムは、業務の効率化や法改正への適切な対応などに欠かせないツールです。人気ランキングを参考にしながら、自社に最適な経費精算システムを見つけていきましょう。
以下の記事では、ランキングに登場していない経費精算システムも一挙に紹介しています。製品の特徴や料金なども徹底比較しているので、ぜひあわせてご覧ください。
ぴったりの経費精算システム選びはミツモアで
経費精算システムは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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