顧問税理士を変更した際の会計データはどのような形で引き継ぐのがいいのでしょうか?
会計ソフトが同じなら、データそのものを頂けるとありがたいですが、拒否されることもあり、拒否されなくても有償と言われることが多いです。最低限、元帳の発行、試算表、補助・適用残高一覧表はお願いしてもらいたいです。
会社を始めました。顧問税理士を探す際、一番見るべきポイント、判断基準は何でしょう?
税理士に望むことは何でしょうか?
とにかく帳面をつけて税金の計算をしてほしい、というのでしたらお値段勝負でよいと思います。
金融機関との取引のアドバイスや、経営拡大への指導などコンサル的なことを望まれるのであれば、
複数に会ってみて指向性が合うかどうかを確認されるべきと思います。
顧問税理士の月次訪問の際、確認しておいたほうがいい数字、項目は何ですか?
社長のお考えと異なる結果が出ているときは、間違いや行き違いがあります。
最低、売上高、銀行の残高確認、粗利益率はモニターされ、異なる場合はすぐに伝えて訂正を促し
そのうえで業績の報告を受けるべきと思います。
顧問税理士を変えるか迷っています。引き継ぎなども心配なのですが変更の際に気を付けることはありますか?
当事務所は税理士チェンジで来られたお客様が大半です。上記の引継ぎデータ以外に電子申告のパスワードも確認ください。
心優しい社長ほど、前任の税理士をお断りされるときは大きなストレスを感じられるようですが、
長くお世話になったという恩義と、これからの会社をどうするかということは別です。
社長が強く決断をされていれば、これまでに問題となったことはありません。
起業資金として300万程度の融資を考えています。どんな融資が選択肢にはいりますか?
政策公庫の創業貸付がもっとも迅速で手堅いと重います。
簡単な事業計画も提出させられますので、社長の考えの確認にもなりますし、その後のPDCAを回すうえでもよいことだと思います。
創業時の貸付は一度借りたら3期決算が終わるまで2回目の借り入れをしない覚悟で臨むのが大切です。
2年目に足りないから借りるというのでは経営姿勢を問われます。