SNS運用代行サービス比較おすすめ19選

SNS運用代行サービスとは、企業に代わってSNS公式アカウント運用を代行するサービスです。コンテンツ（投稿文・画像・動画）の企画や制作、日々の投稿管理、ユーザーとのコミュニケーション、データ分析に基づく改善提案、戦略立案まで多岐にわたります。

さらに炎上リスク対策やSNSで話題を生む効果的なキャンペーンの企画、実施も任せられるサービスもあります。企業のブランド価値向上を目指せるでしょう。

専門知識を持ち、経験豊富な事業者に依頼することで、自社運用だけでは難しい高品質な運用により、高い成果が期待できます。SNSを通じて継続的にファンを育成し、増やしていくことは事業成長にかかせない手段の1つといえるでしょう。

SNS運用代行サービスを検討しているユーザーの傾向とは？

2025年6月〜8月にかけてミツモアにおいて、SNS運用代行サービスへの問い合わせがされたデータから、代行を依頼するユーザーの傾向をまとめました。以下は依頼が多かった業界です。

• 医療・福祉：13.0％
• 小売・卸売：12.5％
• サービス：10.5％
• 飲食：10.5％
• 美容サロン：7.5％

医療・福祉と小売・卸売業からの問い合わせが多くみられます。企業規模はバラけており、中小企業から小規模事業者、個人事業主がSNS運用代行サービスを検討しています。

運用代行を希望するSNSについては、以下となります。TikTokと回答するユーザーは増加している一方、Xは割合を減らしています。

• Instagram：32.0％
• TikTok：15.0％
• LINE：14.0％
• X（旧Twitter）：12.0％
• YouTube：11.8％
• Facebook：8.0％

SNS広告運用代行サービス選びにお悩みの方は、製品紹介の下に以下コンテンツも用意しています。あわせてご覧ください。

▶SNS広告運用代行サービスの相場はいくら？

▶SNS運用代行サービス選びで失敗しないポイント

▶SNS運用代行サービスを検討する際の注意点

▶SNS運用代行サービスの主なタイプ

おすすめのSNS運用代行サービスを比較表にまとめました。製品選びの参考にしてください。

※ミツモア調べ（2025年9月時点）

※公式サイトに情報記載がない場合「－」としています。

SNS運用代行サービス選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。業種や依頼したい内容などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりのサービスを最短1分で自動診断。理想のSNS運用代行サービスが見つかります。

SNS運用代行サービスの費用相場は月額10〜100万円です。フリーランスや個人事業主、運用代行の専門事業者に依頼した際の参考価格を以下の表にまとめたので参照ください。

【SNS運用代行サービス（フリーランスや個人事業主、運用代行の専門事業者）の費用相場表】

上記のような月額費用とは別に以下のようなオプション施策には追加費用が発生します。

【オプション費用】

• SNSキャンペーン実施：20～50万円/回
• インフルエンサー起用：10～100万円/回
• 動画撮影(ロケ撮影)：30～80万円/回
• SNS広告運用代行：広告費の20％

より詳しく知りたい方は関連記事をご参照ください。

関連記事：SNS運用代行の費用相場はいくら？業務別やサービス別に解説｜ミツモア

SNS運用をコンサルティングして欲しいか、運用作業の代行をメインにしたいかによって、確認すべきポイントは異なります。以下4つのポイントを念頭に置いてサービスを選びましょう。

自社のマーケティング課題を踏まえた提案内容になっているか

コンサルティングサービスであれば、市場分析に基づいた戦略提案、競合他社との差別化ポイント、KPI設定などズレがないかチェックしましょう。トレンドを踏まえた提案、テンプレートに当て込んだ提案ではなく、自社のマーケティング課題に合わせた提案内容かどうかを確認してください。

運用代行サービスであれば、製品や業界への理解度、効率的な運用フローの提案力やオペレーションスキルを確認しましょう。業界特有の表現や、NGワードへの基本的な理解があるとミスマッチを防げます。

共通点としては、担当者が自社の商品やサービスに興味を持ち、積極的に理解しようとする姿勢があるかです。運用パートナーとして一緒に成長していける関係性を築けるかが重要です。

運用体制や担当者の実績を確認する

コンサルティングサービスであれば、戦略立案を行うコンサルタント、クリエイティブ制作を担当するディレクターやデザイナー、分析担当者など各分野の専門家がチームを組んでいるかを確認しましょう。またキャンペーンの企画・運用経験やインフルエンサーのアサイン実績も確認できるとよいでしょう。

運用代行サービスの場合、通常の運用体制以外に担当者不在時の体制や連絡先を確認しましょう。また大量コンテンツを制作できるリソースがあるか、安定したクオリティを保てる体制が整っているかは重要です。

なお、フリーランスに依頼する場合は、個人のスキルに依存するため、適切なスキルの見極めや依頼するスコープの適正化、多忙時のリスクを考慮する必要があります。安定した運用を重視したい、初めてで失敗をしたくないのであれば組織力やリソースのある事業会社がおすすめです。

契約期間や追加料金の発生条件を確認する

コンサルティングサービスの契約であれば、最低6ヶ月〜1年での契約が一般的です。途中でのプラン変更や解約条件についても確認しましょう。違約金の有無、成果が出ない場合の対応、サービス内容の見直しタイミングなども念のため確認しておきましょう。長期契約する場合であれば、3ヶ月更新ができるかなど柔軟性が確保できるといざというときにも安心です。

運用代行サービスの契約であれば、投稿数の増減に応じた料金調整の可否と、品質保証の内容で選びましょう。繁忙期と閑散期で投稿数を調整できるか、月をまたいでの投稿本数の繰り越しは可能かなど、運用の柔軟性も確認ポイントです。また、最低契約期間は3〜6ヶ月程度が一般的ですが、お試し期間の設定があるかも確認しましょう。

知的財産権の帰属、制作物の二次利用権、機密保持契約の内容など、法的な観点からの確認も忘れずに行いましょう。契約終了後のデータやクリエイティブの扱いについては、明確にしておく必要があります。

SNS運用代行サービスを検討する際、確認しておくべき重要事項があります。以下の2点について詳細に協議することで、契約後のミスマッチを防ぐことができます。

現実的なKPI設定と目標値を明確にする

SNS運用の成功には現実的で測定可能なKPI設定が不可欠です。契約前に運用代行会社と具体的な目標値について協議し、達成可能性を検証しておきましょう。SNSによってKPIとして見るべき指標が異なるため注意が必要です。それぞれのプラットフォームに適した指標を設定する必要があります。

コンサルティングを依頼する場合、フォロワー数を追うのではなく、ビジネス目標に直結するKPIを設定することが重要です。主なKPIとしてはフォロワー数やエンゲージメント率、リーチ数、視聴維持率です。作業代行型であれば、投稿数や品質基準など具体的な作業指標を中心に設定してください。

<<主要なKPI>>

• フォロワー数
• エンゲージメント率
• リーチ数
• 視聴維持率

追加施策の予算計画を事前に把握する

月額の運用費とは別に、フォロワー獲得やエンゲージメント向上のためのキャンペーン施策について、事前に詳細を確認しましょう。

<<追加施策で確認すべきポイント>>

• キャンペーン1回あたりの総費用（広告費・賞品代・運営費込み）
• 期待できる効果の具体的な数値（過去実績に基づく）
• 実施頻度の提案とその根拠
• PR施策等と連携したSNSキャンペーンの実績

SNS運用代行サービスはサービス提供者の形態と業務範囲によって、以下の3タイプに分類できます。

（1）SNS運用コンサルティング

SNS運用コンサルティングは、戦略立案からクリエイティブ作成や投稿作業などの実務、詳細なパフォーマンス分析やインフルエンサーのキャスティングまでを包括的に支援します。市場分析や競合調査、月次レポート作成や改善提案まで含まれ、SNSマーケティング全体を任せられます。

費用は一式30〜100万円で、担当するSNSプラットフォームの種類や制作するクリエイティブの数、対応するキャンペーン規模によって価格変動するため、個別の要件に合わせて見積もる必要があります。

■向いている企業

SNS経由の売上・集客を最大化したい、ブランドの好意度や購入意向、想起率を高めたい

■強み・メリット

• 複数SNSの戦略設計、運用をまとめてできる
• 大規模なキャンペーン企画にも対応可能
• SNS広告の運用も任せられる
• 危機管理体制がしっかりしている（炎上対応チーム有）
• PR・バズプロモーションなど横断的な提案できる
• インフルエンサーマーケティングの企画・実施ができる

（2）運用代行会社

運用代行会社は、コンテンツ作成や定期更新などの実務作業を中心に代行します。コンテンツのガイドライン策定や定型業務の効率化により、安定品質が保証される点が大きなメリットです。

費用は月額20〜100万円で、投稿数や作業内容により料金が決まります。

■向いている企業

日々の運用業務を長期的にアウトソースしたい

■強み・メリット

• 日々の投稿体制がある
• 複数担当者によるバックアップ体制がしっかりしている
• 大量かつ定期的に良質なコンテンツを制作できる
• ブランドガイドラインについて厳格に管理できる
• 定型業務の効率化・システム化が可能
• 定期的な効果測定レポートの報告ができる

（3）フリーランス（個人事業主）

SNSの専門知識を持つフリーランスに投稿作業や更新、運用アドバイス、戦略立案などを依頼します。クラウドソーシングサイトや専門マッチングサービスなどを通じて業務委託契約を結んで依頼します。月額1〜20万円と費用をかなり抑えられます。

■向いている企業

SNS運用の一部作業を費用を抑えて依頼したい、短期間の運用だけ任せたい

■強み・メリット

• 予算を抑えてSNS運用を依頼できる
• 特定のプラットフォームに対するノウハウやスキルに特化した人材に任せやすい
• 短期・スポット対応を任せやすい
• 急な依頼対応にも小回りが利く

SNS運用代行サービスは事業者によって特徴や機能もさまざま。「どのサービスを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

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