Salesforce導入・活用支援サービスおすすめ8選

Salesforceの導入支援や活用支援を受けて、ビジネスの効率化につなげようと努める企業が、年々増えています。

Salesforceを導入するにはいくつかの方法が考えられます。1つは、Salesforceに登録してサービスを始める方法です。もう1つは導入支援や活用支援サービスを活用する方法です。サービスによっては運用や保守、コンサルティングまで一貫してスピーディーに頼める場合もあるため、Salesforce導入に不安な方は検討するとよいでしょう。

初めて導入を検討している方はもちろん、すでに利用していてより効率的に活用したい場合や、保守・運用など定着化の対応ができるのが、Salesforceの導入・活用支援サービスです。

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Salesforceの導入支援や活用支援サービスを選ぶ際は、サービス範囲や製品の種類、認定資格保持者の有無、導入実績などの観点で企業を選定してみるとよいでしょう。

開発から保守までのうち、どの業務を請け負っているか

Salesforceの導入・活用支援サービスを依頼する企業の中には、開発から運用と保守まで希望するケースもあれば、運用による定着化支援を頼みたいところもあるでしょう。Salesforceの導入の仕方はさまざまですので、依頼先の企業がどこまで対応しているかの確認が必要です。

提供企業の中には、運用と保守だけのサービスはおこなっていないところもあります。希望するサービスに対応している企業を選び、そのうえで予算とあうか見る必要があります。

希望のSalesforce製品に対応しているか

Salesforce製品は1つではなく、Sales CloudやService Cloud、Marketing Cloudなど複数の種類があります。それぞれ機能や得意分野が異なるため、自社のビジネスにあうものを選ぶことが肝心です。導入したい製品が決まっているか、今使っている製品を引き続き使いたいという場合は、依頼する企業が希望の製品を取り扱っているか確認する必要があります。

自社で導入したい場合に対応してくれるか

Salesforceを導入したい企業の中には、エンジニアがいるためリソースはあるが、開発経験がないという企業もあるかもしれません。自社開発をサポートしてくれるサービスに申し込めば、自社のリソースを使ってSalesforceを開発・導入することができます。自社開発をおこなうと、社内に技術力や知見の蓄積ができ、次にCRMツールを導入する際に活かせるでしょう。

Salesforce認定資格保持者が社内にいるか

Salesforceは認定資格制度を設けています。Salesforceの製品知識と業務知識を持っていることを証明する世界共通の資格です。基本資格と上位資格からなり、基本資格に受かれば上位資格が受験できるという仕組みです。

Salesforceは定期的に更新されるため、独学では知識が古くなりかねません。認定資格を持つことでアップデートされた知識が得られるため、自社の業務改善に活かすこともできるでしょう。認定資格保持者が多ければ、それだけ技術力の向上に力を入れている企業だということがわかります。

導入実績があるか

Salesforce製品のライセンス販売をしている企業は、パートナー企業と呼ばれます。それぞれの企業で導入実績に違いがあるので、自社にカスタマイズした依頼をしたい場合は、似たような案件の実績があるかどうか確認すると頼みやすいでしょう。

たとえば、自社開発サポートの経験がある企業を探している場合や運用だけの依頼をしたい場合などは、実績を見ると参考になる可能性があります。

要件定義から開発まで一貫して任せることができる

Salesforceをただ導入するだけでなく、自社の顧客対応の課題を分析したうえで、その解決策となる施策を提案してくれるため、営業活動の効率化が期待できます。

定着化支援が受けられる

開発・導入支援をおこなっている企業は、さまざまなケースに携わっていますので、その経験を活かしてどうしたらSalesforceが社内で定着するか提案してくれるでしょう。

操作方法などでわからないことを聞くことができる

Salesforceの操作方法に関してレクチャーが受けられるため、その際に使い方について質問できます。サービスによっては管理者向けの研修の場を設けている場合もあります。

開発・導入サービス

要件定義からSalesforceの開発、導入までをおこないます。Salesforceには標準機能があるため、ゼロからプログラミングが必要な開発と比べ、工数を減らすことができます。導入時に管理者がSalesforceを使いこなせるよう、トレーニングの場を設けてくれる企業もあります。

保守・運用サービス

Salesforceを新たに導入した企業や、すでに導入している企業向けにおこなう、保守・運用サービスです。運用のために人材を派遣しているサービスもあり、自社の従業員が業務に集中することができます。保守のみをおこなっているサービスでは、不具合の発生時に駆けつけるなどの対応をしています。

活用・定着化支援サービス

Salesforceを導入しても活用ができないということがないよう、定着化をサポートするサービスです。具体的には、Salesforceを活用した業務改善プランの提案、レポートやダッシュボードの活用方法のレクチャー、PDCAの回し方の紹介、バージョンアップ時の新機能の説明などをおこないます。

Sales Cloud

Salesforce社の提供する、営業支援システムです。小規模な企業から大企業まで導入できるようカスタマイズできます。モバイルアプリが利用できるため、外出先でも確認しやすいでしょう。顧客情報や商談情報を管理したり、売上予測やレポート作成をしたりすることができ、営業の効率化や受注率の向上が図れます。

また、部署間での連携も強化でき、社内コミュニケーションを活性化できる可能性があります。

Service Cloud

カスタマーサポート業務を効率化するクラウド型のCRMツールです。顧客管理をすることで営業効率を高め、顧客満足度の向上と売上増加を目指せます。電話や電子メール、SNSなど複数のチャネルで届く顧客からの問い合わせに対応できるようサポートします。

Marketing Cloud Account Engagement (旧Pardot)

Pardot社が2013年にSalesforceに買収されたことで、Salesforceから提供されているMAツールです。2022年に製品名がPardotからMarketing Cloud Account Engagementに変更されています。

多くの機能とカスタマイズ性を持つことが特徴で、顧客のWebアクセスを分析し、メールシナリオを設定することで有効な見込み客の獲得を目指します。データの分析や業務支援ではAI技術も活用されています。

Salesforce Platform

アプリケーション開発、実行基盤となるクラウド型のプラットフォームです。Salesforceが提供しているクラウドプラットフォーム上で、Webアプリケーションやモバイルアプリケーションの構築ができます。Salesforce Platform単体で使うというよりは、他製品と組み合わせて使うことが多い点が特徴です。

Salesforce導入・活用支援サービスは事業者によって特徴や機能もさまざま。「どのサービスを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

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