「電子帳簿保存システムを導入したいけど、選び方がわからない」「自分で探すのは大変」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで役に立つのがランキングです。ランキングは、ベンダーや製品の信頼性や使いやすさを測る一つの指標になります。
本記事では、2023年7月から2024年6月までのミツモアのリクエストを基に、人気の高い電子帳簿保存システムを企業規模別にランキング化しました。
中小企業、大企業向けのランキングも併せてご紹介しますので、ぜひ電子帳簿保存システム選びの参考にしてください。
電子帳簿保存システムの人気総合ランキングTOP5
人気総合ランキングでは、以下の共通する特徴が見られました。
- 簡単な操作性
- 豊富な連携機能
- 高いセキュリティ
総合ランキングで1位に輝いたのは「invox電子帳簿保存」。国税関係書類を99.9%以上の正確性でデータ化する文書管理システムです。AIによるOCR機能とオペレーターの確認により、取引年月日や金額、取引先の情報を正確に電子化します。電子化されたデータは、メールやGoogleドライブ、Slackなどから自動で取り込み可能です。
2位の「バクラク電子帳簿保存」は、2022年1月の電子帳簿保存法改正に完全対応したシステムで、認定タイムスタンプや検索要件、訂正履歴・削除不可要件に対応し、国税関係書類を適切にデジタル保存します。シンプルな操作性で、PDFのアップロードと必要項目の入力のみで保存が完了し、AI自動読み取り機能でさらに業務効率の向上が図れます。
3位には「帳票DX」がランクインし、効率的な帳簿管理と豊富なレポート機能が評価されています。またGMOサインやAdobe Acrobat Signなどと連携し、PDF以外のファイル形式にも電子署名を付与して電子化が可能です。クラウドストレージなど外部サービスとAPI連携し、業務の自動化を実現できます。
電子帳簿保存システムの導入を考えているなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想の電子帳簿保存システムが見つかります。 |
中小企業に人気の電子帳簿保存システムランキング
中小企業に人気の 電子帳簿保存システムランキングでは、以下の共通する特徴が見られました。
- 高いコストパフォーマンス
- シンプルな操作性
- 迅速な導入が可能
2位の「RAQCABI(ラクキャビ)」は、直感的な操作性と柔軟なカスタマイズが魅力です。キーワード検索や取引日、取引金額で管理台帳を作成でき、重要文書の適切な管理が可能です。法定保存文書など保存期間が定められている文書の管理にも役立ちます。
4位の「Bill One」は、あらゆる形式の請求書をオンラインで受け取り、一元管理できます。シングルサインオンや2要素認証を採用し、セキュリティ対策は万全です。請求書の発行にも対応しており、開封状況確認やリマインド通知機能で業務の効率化を実現できるでしょう。
大企業に人気の電子帳簿保存システムランキング
大企業に人気の電子帳簿保存システムランキングでは、以下の共通する特徴が見られました。
- 多機能性と他システムとの連携性
- 高度なカスタマイズ性
- 高いセキュリティ
3位の「freee支出管理 受取請求書キャビネット」は、高精度AI-OCRで請求書の収集・仕訳・振込・保管を自動化し、インボイス制度や改正電子帳簿保存法に対応しています。AIが仕訳・支払データを自動作成し、ビジネス文書のオンライン・メールでの受取や電子保管も可能です。
4位には「TOKIUM電子帳簿保存」がランクインしており、納品書や見積書、発注書などの国税関係書類を電子帳簿保存法の要件を満たした形で一元管理できます。書類の代行受領からスキャン、ファイリング、原本保管まで一貫して対応でき、経理業務の時間を大幅に削減可能です。
電子帳簿保存システムの人気総合ランキングTOP5製品を解説
人気総合ランキングTOP5の製品を特徴や費用、導入実績などとあわせて紹介します。
invox電子帳簿保存
- 国税関係書類の全ての電子保存に対応
- 業務効率化を促進!invox電子帳簿保存のAI自動化
「invox電子帳簿保存」は国税関係書類すべての電子保存に対応した請求書管理システムです。電子取引情報に加えてスキャナ保存にも対応しているので、紙で受け取った請求書もまとめて電子管理が行えます。
invox電子帳簿保存ではAI OCRやオペレーターが請求書の電子保存要件である「取引年月日・金額・取引先」を自動的にデータ化してくれます。担当者が1枚1枚対応する手間がかからず、業務効率化が手軽に実現できるでしょう。
初期費用 | 0円 |
月額料金 |
|
無料トライアル | 〇 |
請求書の自動読取(AI-OCR) | 〇 |
システム連携 | 要問合せ |
サポート体制 | 個別相談会 等 |
セキュリティ対策 | JIS Q 27001:2014の取得 |
バクラク電子帳簿保存
- 電子帳簿保存法改正に完全対応したシステム
- 簡単操作で業務効率を向上
- 無料プランでも充実の機能
バクラク電子帳簿保存は、2022年1月の電子帳簿保存法改正に対応したシステムで、法令に盛り込まれた認定タイムスタンプ、検索要件、訂正履歴、削除不可要件に対応しています。あらゆる国税関係書類をデジタル保存し、不正を防ぎつつ適切に電子帳簿を管理することが可能です。
シンプルな操作性で業務効率を大幅に向上可能です。保存は2ステップで完了し、請求書や納品書をPDFでアップロードして必要項目を入力するだけで、認定タイムスタンプが自動付与されます。そしてAI自動読み取り機能を活用することで、さらに業務を短縮でき、誰でも簡単に操作できる設計です。
無料プランでも電子帳簿保存法に完全対応した機能を提供しています。アップロード上限やAI自動読み取り件数に制限はあるものの、小規模企業や個人事業主にとって十分に活用できます。上限を増やしたい場合には個別見積もりが可能で、事業規模や予算に応じた柔軟な導入が可能です。
帳票DX
- さまざまなサービスと連携してインプットからアウトプットまでの業務を自動化
- 電子帳簿保存法とインボイス制度両方に対応した機能を搭載
- 使いやすい帳票デザインツール
RAQCABI(ラクキャビ)
- 契約書の一元管理で業務効率化を実現
- 効率的な文書管理で業務負担を軽減
- 電子署名機能で契約締結時間を短縮
Bill One
- 請求書をオンラインで一元管理
- 法改正に自動対応し業務を効率化
- 高精度データ化で組織全体の生産性向上
Bill Oneは、紙の請求書や電子ファイルを含む様々な形式の請求書をワンストップでオンライン受領し、クラウド上で一元管理できます。シングルサインオンや2要素認証を採用し、セキュリティを確保しているため、テレワーク環境でも安心して利用可能です。
インボイス制度や電子帳簿保存法などの法制度改正に自動で対応するので、業務フローの再構築が不要です。法改正に伴う要件変更にも柔軟に対応できるため、スムーズに業務を進められます。
99.9%の高精度で請求書をデータ化可能です。さらに、メールや郵送での請求書発行にも対応しており、開封状況確認やリマインド通知機能で発行業務を効率化できます。
ランキングを参考に最適な電子帳簿保存システムを見つけよう
本記事では、電子帳簿保存システムの人気ランキングを会社の規模別に紹介しました。
ランキングは製品への信頼と安心の指標になるため、導入検討の大きな参考になります。一方で、人気製品だからといって自社に最適な製品とは限りません。電子帳簿保存システム選びに迷った際には、まずは自社の課題と必要な機能の整理をすることが必要です。
電子帳簿保存システムは、業務の効率化や法改正への適切な対応などに欠かせないツールです。人気ランキングを参考にしながら、自社に最適な電子帳簿保存システムを見つけていきましょう。
以下の記事では、ランキングに登場していない電子帳簿保存システムも一挙に紹介しています。製品の特徴や料金なども徹底比較しているので、ぜひあわせてご覧ください。
ぴったりの電子帳簿保存システム選びはミツモアで
電子帳簿保存システムは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりの電子帳簿保存システムが見つかります。
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