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【2023年】サイバー攻撃対策ソフト比較10選!導入メリットやおすすめ製品の選び方

サイバー攻撃対策ソフト

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サイバー攻撃対策ソフトとは

サイバー攻撃対策ソフトとは、ネットワークを介して行われるシステム破壊やデータ流出などを引き起こす攻撃に対して、防御や監視を行うためのプログラムです。


サイバー攻撃対策ソフトには、不正アクセスやウイルスの侵入を未然に防ぐ機能はもちろん、仮に侵入を許したとしても内部の監視によって、早急にみつけるしくみが備わっています。またサイバー攻撃を受けた場合は、不正プログラムの通信を遮断する機能もあるので、2次被害を防ぐのに役立つでしょう。


サイバー攻撃対策ソフトと従来のセキュリティソフトとの違いは、まだ世の中に出回っていない未知のウイルスにも対応できる点です。従来のセキュリティソフトは「パターンマッチング型」といい、既存のウイルスへ有効な対策がなされていますが、新しいタイプのウイルスには対応できません。


一方、サイバー攻撃対策ソフトには、独自のAIが導入されている場合が多く、怪しいプログラムを自動で検知できます。万が一攻撃をされても被害を最小限に防ぐサポートが導入されているので安心です。

おすすめのサイバー攻撃対策ソフト一覧

  • 高い探知率を誇るグローバルセキュリティエンジン
  • 機密データの徹底した管理
  • 管理や状況把握しやすい直感的なUI

AVIRAエンジンを基盤とした優れた探知機能を持つシステムを使用し、内部ネットワークに侵入しようとするウイルスを防ぎます。AIとクラウド分析技術を合わせた独自のアンチウィルス機能で、セキュリティの強度を向上させ、リアルタイム保護や自動アップデートも搭載しています。

 
社内データに暗号化されていない個人情報がある場合は、自動で検出し暗号化する機能を搭載。また暗号化された個人情報もEXOセキュリティで復号化が可能です。ファイル持ち出しを遮断したり、持ち出し記録のログを記録したりできるので、機密データの徹底した管理ができるでしょう。
 
現在のセキュリティ情報が一目でわかる直感的なUIを設計。運営方針が変わった場合にも簡単に変更でき、管理者の手間も省けるでしょう。ユーザーインストールが容易なので、技術者がいなくてもセキュリティ運用が可能です。
更新日:2023-02-08
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
BLUE Sphere
BLUE Sphere
株式会社アイロバ
基本プラン月 45000円~
BLUE Sphere
株式会社アイロバ
BLUE Sphere
基本プラン月 45000円~
  • 多層防御で強固なセキュリティを構築
  • 改ざん検知やDNS監視サービスも提供
  • サイバーセキュリティ保険が無償で付いてくる
 
BLUE Sphereは多層防御でセキュリティを構築 。WAFによりWebサイトへの攻撃性通信を察知し、対象の通信を遮断します。PCの乗っ取り、Webサイトへ一斉にアクセスしてサーバーやサービスを停止させるDDos攻撃にも対応しています。
 
改ざん検知が不正リスクを低下、ドメイン名ハッキングを防ぐDNS監視サービス機能も搭載。Webサイトに関するあらゆるサイバー攻撃に対処します。
 
BLUE Sphereでは保険会社が提供している「サイバーセキュリティ保険」を無償で付帯します。情報漏えいなどが起きた場合の損害賠償のほか、システム復旧費用や調査費用などの補償があるので安心してWebサイトを運営できるでしょう。
更新日:2023-01-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
SentinelOne
SentinelOne
SentinelOne Japan 株式会社
基本プラン要お問い合わせ
SentinelOne
SentinelOne Japan 株式会社
SentinelOne
基本プラン要お問い合わせ
  • AIを活用してマルウェアの検知や隔離、対策までしてくれる自律型ソフト
  • USB・Bluetoothなどのデバイスを一元管理
  • 世界有数のグローバル企業でも導入済み
 
SentinelOneはウイルスのブロック・検知・対策をワンストップで行えます。次世代型のAI技術を用いて自動でウイルスの監視から対応まで行えるので、専門的な知識を持った技術者がいなくてもサイバー攻撃対策ができます。
 
デバイス制御機能を使用すると、USB・Bluetooth・ファイアウォールなどを管理画面から一括で管理できます。それぞれを独立して管理した場合に比べて監視の手間や見落としも減るでしょう。
 
世界では9,250社(※)を超える企業への導入実績があり、日本でも600社(※)を超える団体や企業で使用されています。日本語対応しているので安心して使用可能です。
 

※株式会社SentinelOne Japan調べ(2023年

更新日:2023-03-20
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
テレワークEdition要お問い合わせ
Cloud Edition要お問い合わせ
Professional Edition要お問い合わせ
Enterprise Edition要お問い合わせ
Light Edition要お問い合わせ
SKYSEA Client View
Sky株式会社
SKYSEA Client View
テレワークEdition要お問い合わせ
Cloud Edition要お問い合わせ
Professional Edition要お問い合わせ
Enterprise Edition要お問い合わせ
Light Edition要お問い合わせ
  • 多彩なIT機器に対応するサイバー攻撃対策ソフト
  • 許可していない端末のアクセスを検知できる
  • 脆弱性の最新情報を常に取得し、スピーディーな対応が可能

 

SKYSEA Client Viewは、組織内のネットワークだけでなく、IT機器自体のセキュリティを強固にするサイバー攻撃対策ソフトです。まずはデバイス情報を網羅するために、VPN機器やWebカメラなどIT機器の資産情報をすべて登録して一元管理します。


新しく購入したPCや外部から持ち込まれたIT機器がネットワークに接続された場合は、管理者にアラートが来る仕組みです。登録されていないIT機器で組織が管理していないものであれば管理者はすぐに気付けるので、不正アクセスを未然に防げます。

 

管理しているOSやソフトウェアが発表した最新の脆弱性情報をいち早くキャッチしてお知らせします。常に最新のプログラムを導入し、新しいウイルスの感染リスクを減らせるでしょう。

更新日:2023-03-13
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
攻撃遮断くん
攻撃遮断くん
株式会社サイバーセキュリティクラウド
攻撃遮断くん
株式会社サイバーセキュリティクラウド
攻撃遮断くん
  • 情報漏えいやサービス停止につながる外部からのサイバー攻撃に対応
  • 24時間365日、専属オペレーターが対応可能
  • クラウド型WAF分野の導入シェア国内1位(※1)
 
攻撃遮断くんは、クラウド型WAFで、外部からのサイバー攻撃に対応する「入口対策」を行うソフトです。IPS/IDSやファイアウォールだけでは遮断できなかったSQLインジェクションやブルートフォースアタックなどのサイバー攻撃も防げます。
 
開発・運用・サポートまですべて国内で対応しているため、日本のセキュリティ情勢を的確に反映したサービスを提供しています。また万が一の場合も、24時間365日いつでも専属オペレーターによる迅速な対応が可能です。
 
導入サイト数は15,000サイト(※2)を超えました。コストパフォーマンスの良さから中小企業や中堅・大企業まで企業規模を問わず幅広い業種で導入実績があります。
 
※1 日本マーケティングリサーチ機構調べ(2021年10月期_実績調査)
※2 株式会社サイバーセキュリティクラウド調べ
更新日:2023-01-30
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
Cloudflare
Cloudflare
Cloudflare Japan株式会社
Freeプラン月 0円~
Proプラン要お問い合わせ
Businessプラン要お問い合わせ
Enterpriseプラン要お問い合わせ
Cloudflare
Cloudflare Japan株式会社
Cloudflare
Freeプラン月 0円~
Proプラン要お問い合わせ
Businessプラン要お問い合わせ
Enterpriseプラン要お問い合わせ
  • Webサイトの表示スピードが向上
  • 最短5分で導入できるスピードの速さ
  • 世界での導入実績があるCND
 
CloudflareはWebサイトに攻撃を仕掛けようとする悪意あるボッドや不正なアクセスを、サーバーに到達する前にシャットアウトします。Webサイトには適切なユーザーがたどり着き、サーバー負荷を軽減します。また画像のフォーマット変換なども自動で行えるため、表示スピードの向上につながるでしょう。
 
Cloudflareを利用するためには、アカウントを取得し、Webサイトを適応するドメイン名に切り替えれば導入完了です。導入にかかる時間は最短5分(※2)なので、利用したい時にすぐ使い始められます。
 
CND(Content Delivery Network)を利用するWebサイトのうち80%以上(※1)をCloudflareが占めています。CNDの世界シェアは圧倒的高く、人気の高いソフトです。
 
※1 W3Techs社調べ
※2 Cloudflare社調べ
更新日:2023-01-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
Cloudbric WAF+
Cloudbric WAF+
クラウドブリック株式会社
基本プラン月 28000円~
Cloudbric WAF+
クラウドブリック株式会社
Cloudbric WAF+
基本プラン月 28000円~

  • 一石五鳥のセキュリティ対策
  • セキュリティエキスパートが導入後もサポート
  • 専門知識が無くても使いやすいUI

 

Cloudbric WAF+は、「WAF」「DDos対策」「SSL証明書」「脅威IP遮断」「悪性ボット遮断」の5種類の対策を単一パッケージで対応可能です。とくにWAFは論理演算検知エンジンとWebトラフィック特性学習AIエンジンが組み込まれ、強固なセキュリティ対策を実現します。

 

Cloudbric WAF+のサポートは導入時だけではありません。導入後にもセキュリティのエキスパートがWebサイトの運用をサポートしてくれます。導入開始から30日間は専門家による脅威の監視を行い、データを分析した上でオリジナルの運用方法をアドバイスします。

 

見やすいログ一覧や使いやすい運用管理画面にデザインされているため、専門知識が無くてもわかりやすくデータを確認できます。直感的にわかるダッシュボードによってWebサイトのセキュリティ状態が見える化でき、管理者の労力も削減できるでしょう。

更新日:2023-01-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
Scutum(スキュータム)
Scutum(スキュータム)
株式会社セキュアスカイ・テクノロジー
基本プラン月 32780円~
Scutum(スキュータム)
株式会社セキュアスカイ・テクノロジー
Scutum(スキュータム)
基本プラン月 32780円~
  • 検知の制度が高いAI型WAFを採用
  • 新しい脆弱性への素早い対応
  • 国内シェアが高いサイバー攻撃対策ソフト(※)

Scutumはデータサイエンスとシステム技術を複合させ、独自に開発した最新の人工知能型WAFエンジンを実装。WAFエンジンは、ベイジアンネットワーク、アノマリ検知機能を導入し誤検知が少なく新しいタイプのサイバー攻撃にも対応しやすい設計です。
 
研究チームと開発チームがタッグを組み、新しく見つかった脆弱性や新種のサイバー攻撃への素早い対応を行っています。既存のセキュリティで対応できないサイバー攻撃が見つかった場合は、開発チームと素早く連携して対策を講じます。
 
国内のSaaS型WAF国内シェアが高く(※)、10年以上にわたり評価をされ続けています。導入業種や規模などは幅広く、情報通信系・製造系・サービス業・金融系などさまざまな企業に利用されています。
 
※1 富士キメラ総研・株式会社アイ・ティ・アール・ミック経済研究所調べ
更新日:2023-01-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
PrimeWAF
PrimeWAF
バルテス株式会社
基本プラン月 14500円~
PrimeWAF
バルテス株式会社
PrimeWAF
基本プラン月 14500円~
  • 簡単な設定でセキュリティを強化
  • 見やすいダッシュボードによる早期リスク検知
  • 従量制の料金体系により効率よい運用を実現
 
PrimeWAFは専門知識が無い人でも簡単にセキュリティ対策ができるよう設計されています。「SQLインジェクション」「OSコマンドインジェクション」「クロスサイトスクリプティング」「リモートファイルインクルード」などさまざまなサイバー攻撃に対応できます。
 
管理画面の見やすさにもこだわっています。現在のセキュリティ状況がどうなっているのか一目でわかるダッシュボードが魅力です。検知した怪しい通信をわかりやすく表示するので、管理者側の攻撃に対する早急な処置が実現します。レポート機能も搭載しており、比較検証も行いやすくなるでしょう。
 
PrimeWAFは、従量制のため使用した分だけの料金しか発生しません。初期費用がかからないうえ、1カ月の無料トライアル期間があります。
更新日:2023-01-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
yamory
yamory
株式会社アシュアード
Business プラン月 40000円~
Enterprise プラン要お問い合わせ
yamory
株式会社アシュアード
yamory
Business プラン月 40000円~
Enterprise プラン要お問い合わせ

  • ソフトウェアの脆弱性を一元管理
  • 対応すべき優先度を自動で判断
  • 気付きにくいライセンス違反もわかりやすく可視化

 

ソフトウェアの脆弱性を一元管理できるサービスです。OSやミドルウェアなどITシステムで利用されるソフトの脆弱性を、検知から管理までオールインワンでできるため、複数のツールを使用する必要がありません。

 

yamoryが特許を取得しているオートトリアージ機能により対応すべき脆弱性の優先度が自動で判断可能です。CVSSのBase Metricsや外部アクセスなど複数の観点から総合的に判断しています。

 

オープンソースのソフトウェアには商用での利用が認められていなかったり、気付かない内にライセンス違反を犯しているかもしれません。yamoryは、ライセンス違反をわかりやすく可視化し、オープンソースを利用するリスクを減らします。

更新日:2023-01-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。

主なサイバー攻撃対策

入口対策

サイバー攻撃における入口対策とはウイルスによる社内ネットワークへの侵入を防ぐ手法です。サイバー攻撃対策の基本であり、従来のセキュリティ保護では最も重視されてきた観点といえるでしょう。


外部からあらゆる攻撃を受けたとしても内部ネットワークへのウイルスの侵入を防ぐために、さまざまなソフトウェアが開発されてきました。たとえば許可された通信しか内部ネットワークにつなげなくするファイアウォールや、受信メールを解析して悪意のあるメールであるかを判断するスパムフィルターなどが入口対策ソフトとして挙げられます。


しかしさまざまなソフトウェアを導入して入口対策を万全に行っても、ヒューマンエラーによって内部ネットワークにウイルスが侵入する場合があるでしょう。入口対策だけでサイバー攻撃を完全に防ぎきるのは不可能なのです。


内部対策

入口対策で防ぎきれず、内部ネットワークやサーバーにすでに侵入してしまったウイルスへの対処を内部対策で行います。セキュリティの穴やヒューマンエラーの発生を想定し、システム内にウイルスがいないか監視などをするのがサイバー攻撃における内部対策です。


内部対策の基本はログの監視です。たとえば内部ネットワークに閲覧権限を付与していないユーザーがアクセスしていると、エラーが表示されます。ログが残っていれば、もしセキュリティエラーが発生しても犯人や原因の特定が可能です。


また万が一情報が流出しても、解読ができないようにファイルを暗号化する手法も内部対策の1つです。現在ではファイルの暗号化は内部対策の常識として、各企業での実施が進んでいます。


出口対策

内部ネットワークに入ってきたウイルスの監視・検知・外部流出の遮断を行うのが出口対策です(内部対策と重なる部分もあります)。あらかじめ出口対策のソフトウェアを設置すると、怪しい動きをしているプログラムの検知・監視ができます。機密情報をウイルスにみつけられた場合には、外部との通信を遮断して情報漏えいの防止が可能です。


内部対策と同様に出口対策も内部ネットワークが、ウイルスに感染している前提での施策になります。ウイルスを内部ネットワークへ侵入させないのが理想ですが、テレワークの導入により外部からの接続が増えた企業も多いでしょう。入口対策だけで完全な安全性を確保できない場合は、サイバー攻撃対策における最後の砦として出口対策を行うのも1つの手段です。

サイバー攻撃ソフトを導入するメリット

被害を最小化できる

デジタル技術の高度化やリモートワークの導入によりサイバー攻撃のリスクが昨今では上がっています。ウイルスの侵入を未然に防ぐサイバー攻撃対策が不十分な場合、社内サーバーや内部ネットワークがウイルスに感染し、不正アクセスや情報漏えいを許してしまうでしょう。サイバー攻撃対策ソフトを導入していればウイルスの侵入をシャットアウトして、企業にとって甚大な被害となる個人情報流出や重要データの破損を回避できます。


仮に不正アクセスを許したとしても、出口対策や内部対策を行っていれば2次被害を防げます。万が一の場合に備えて、ウイルスの拡散や情報漏えいのリスクを最小限にするために、セキュリティ対策ソフトは重要です。


取引先・ユーザーの信頼が得られる

サイバー攻撃に対してなんの対策もせずセキュリティが無防備な状態であれば、Webサービスのサーバーにウイルスが侵入して顧客データが盗まれる可能性があります。顧客の個人情報が流出すれば、企業の信頼性が大きく損なわれるでしょう。仮に裁判が行われた場合、サイバー攻撃対策を行っていなかった点を指摘されるかもしれません。


サイバー攻撃対策ソフトを導入していれば、セキュリティが向上し顧客データの安全が確保できるでしょう。サイバー攻撃対策ソフトの導入実績を公表すれば、取引先やユーザーに対し信頼できる企業であるとのアピールにもつながります。


専門知識が不要で対策できる

すでにご紹介したとおり、サイバー攻撃は日を追うごとに高度化・多様化しています。自社の情報部門だけで個別に対策を立てるのは、専門知識が必要になり手間もかかるため効率が悪いでしょう。

 

サイバー攻撃対策ソフトを導入していれば、セキュリティに対しての専門知識は不要です。ユーザー向けにわかりやすいUIで設計されているソフトが多いので、一般の方でも簡単に設定できます。メンテナンスも独自に行う必要がなく、運用の手間もかからず効率的にサイバー攻撃への対策ができるでしょう。

サイバー攻撃対策ソフトの選び方

自社に必要な機能が揃っているか

すべてを包括的に対処するのではなく、自社の弱みをカバーできるサイバー対策ソフトを選びましょう。自社システムやサービスにおいて、セキュリティが脆弱な部分の把握が大切です。脆弱性がわかりにくい場合は重要度と危険性をかけ合わせて、セキュリティを強化する優先順位をつけるとよいでしょう。自社の弱みが分かったら、対策すべきサイバー攻撃を明確にします。対象となるサイバー攻撃の種類に合わせて、対策を打てる機能が備わったソフトを選びましょう。


怪しい動きをしているプログラムを検知し、被害が出る前に先読みして対策する機能を搭載しているサイバー攻撃対策ソフトもあります。新しいウイルスに狙われる可能性もあるので、高機能な先読み対策を搭載しているサイバー攻撃対策ソフトを選ぶと安心でしょう。


監視サービスがあるか

サイバー攻撃を監視するには専門的な知識が求められます。自社でセキュリティ部門を設けていない場合は、監視サービスのあるサイバー攻撃対策ソフトを選びましょう。サイバー攻撃に対しての監視が不十分だと、ウイルスに攻撃された場合に対応が遅れて被害が大きくなる可能性があります。サイバー攻撃対策ソフトの中には自動でAIが監視をしてくれる機能があり、攻撃の発見がスムーズになるでしょう。


また緊急時にはサポートを行ってくれるサービスもあります。サイバーセキュリティ保険などを利用すれば、万が一サイバー攻撃による被害が出ても、早急に対応でき再発防止も可能です。


予算に見合っているサービスを選ぶ

サイバー攻撃対策ソフトを選ぶ際には予算に見合っているかも確認しましょう。セキュリティ対策に関するソフトは各サービスによって価格が大きく異なります。相場がわかりにくい分野でもあるので、機能によって値段がどのぐらい違うか慎重に比較する必要があるでしょう。


カスタマイズにより請求金額が変化する場合もあるので、必要な機能とかけられる予算はあらかじめ決めておくのがおすすめです。あとでトラブルにならないためにも、できるだけ料金体系が明確なサービスを選びましょう。また実際に運用したときのイメージがつかみやすいように、無料製品があればあらかじめ試しておくと選択ミスが無くなります。


管理画面が使いやすいか

サイバー攻撃対策ソフトは使いやすさも重要なポイントです。ソフトが使いにくかった場合は、システム管理者だけでなく、端末を使用する従業員にも混乱を招きかねません。とくに管理画面の使いやすさは重要です。管理画面のダッシュボードが見やすければ、サイバー攻撃のリスクを未然に発見できる可能性は高まるでしょう。


逆に管理画面のUIが悪かった場合は、セキュリティの脆弱性を発見しにくく、サイバー攻撃対策ソフトの導入効果が薄れるかもしれません。たとえば重要な情報が表示されているレポート機能の性能と見やすさは注視すべき点でしょう。


システム管理者の負担も考えると、管理画面は使いやすいに越したことはありません。ただし人によって使用感には差が出るので、無料トライアルがあるソフトであれば導入前に試してみるとよいでしょう。


導入時や運用後のサポート体制がしっかりしているか

サイバー攻撃対策ソフトを選ぶ際には導入や運用サポート体制の確認も必要です。運用を開始する前には、適切な設定ができているか、管理体制は正しいのかなどさまざまな疑問があるでしょう。導入時に設定や管理体制が適切でなければ、サイバー攻撃対策ソフトは十分な効果を発揮できません。購入したら終わりではなく、導入時点のサポートもしっかり行ってくれる企業を選びましょう。


万が一サイバー攻撃を防げなかった場合の運用サポートも重要です。サイバー攻撃はいつどのタイミングで行われるかわかりません。対応の遅れが被害の拡大につながる可能性もあります。サービス企業が24時間体制で運用サポートを行っているのか、サイバー攻撃対策ソフトを導入する前に確認しておきましょう。


提供形態(クラウド/オンプレミス)を確認する

サイバー攻撃対策ソフトの提供形態で比較する方法もあります。従来は、既成のサイバー攻撃対策ソフトを自社でインストール・保管・運用するオンプレミス型の提供形態が主流でした。しかし現在では、クラウド型の提供形態が増えつつあります。


オンプレミス型の場合は、自社で運用・管理をしているので、独自の複雑なシステムを組んでいてもカスタマイズが可能でしょう。ただし改修や運用にコストがかかるのも事実です。クラウド型の場合は、必要な既存機能を自由に選択可能で、初期費用がほぼかからないため導入コストが安く済むといったメリットがあるでしょう。自由度の高いカスタマイズを行いたい場合はオンプレミス型、サービス企業が提供している既存の機能で安く済ませたい場合はクラウド型のサイバー攻撃対策ソフトをおすすめします。

平均2分!ぴったりのサイバー攻撃対策ソフト探しはミツモアで

本文中にも説明したとおり、サイバー攻撃は日々進化し多様性を増しています。またコロナの影響でリモートワークが増えたため、外部環境から社内ネットワークへの接続が増えた企業も多いでしょう。従来のセキュリティ対策をそのまま続けていてはサイバー攻撃の標的になるかもしれません。


しかしサイバー攻撃対策ソフトはさまざまな企業が提供しており、機能や価格にも差があります。人気のサービスが必ずしも自社に適切だとは限りません。本当に必要な機能が備わっているか、必要以上の機能があり価格が高すぎないかなど、各サービスを比較する必要があるでしょう。


サイバー攻撃対策ソフトを選ぶときには、平均2分でできるミツモアの自動診断を無料で試してみましょう。業種や従業員数などいくつかの質問に回答すると、自社に合ったサイバー攻撃対策ソフトが見つかります。

サイバー攻撃対策ソフトについて

サイバー攻撃対策ソフトを導入するメリットは何ですか?

サイバー攻撃の多様化により、一般的に普及しているファイアウォールやIPS/IDSなどのセキュリティ対策では脅威を防ぎきれない場合があります。セキュリティの専門家が社内にいれば個別に対策を講じられるかもしれませんが、手間とコストがかかるでしょう。サイバー攻撃対策ソフトを導入すればさまざまなサイバー攻撃を一括で防げ、セキュリティの一元化や効率化を図れます。

中小企業向けのサイバー攻撃対策ソフトはありますか?

攻撃遮断くんやScutumは中小企業への導入実績が豊富です。攻撃遮断くんは、WEBセキュリティタイプであれば1サイトプランで月額11,000円から導入できます。Scutumはさまざまな業種の企業に採用されており、通常だと約1週間からの短期導入が可能です。料金体系も明瞭なので、必要な分だけサイバー攻撃対策ができるでしょう。

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