5.0
1件のレビュー
項目別評価
会館は歩いても15分圏内でしたが、事後の進行もあり、家族を乗せて自動車で行きました。駐車場は充分であり、取り回しも自由でした。卒がありません。
会館は既に古く、また比較的簡易な建築のため、区の会館と余り変わらず、式の風情を削ぐ処があります。
先にお伝えした生花による祭壇がすばらしかったです。受付や待合は、区の一般的な会館と変わる処がありませんでした。悲しみのなかにある者にとって、式場の風情が、どの程度意味するものか疑わしいですが、この場合、祭壇というすばらしい中心があったからこそ、周辺に重きを置く必要が無くなったことが功奏していたと言えると思います。祭壇がみすぼらしかったら、きっと、とてもとても辛い気持ちにさせられたろうと振り返ります。
世間相場で、この額のものにしようと決めていたので、金額的な不満はありません。知人からの紹介によって、ご縁を頂いたことへの返礼として、棺や骨壺等、規定よりも上位のものにしてくださったりとありましたが、所謂ディスカウントに相応する域は、互いに儀礼的なものを越えないと捉えています。然様な事よりも、祭壇を花で飾るプランだったのですが、その花屋さんが奮起してとても素晴らしいものに仕上げてくださいました。これが凄かったです。見上げる家人も驚いていました。花屋さんの今回の祭壇への意欲を、葬儀社が、予算的にも飲むという関係があったからこそ、事前の写真に比べて、2倍近いボリュームで造形される祭壇が可能になったのだろうと思います(利益率をある程度、割るという裁量、通夜の前に、お写真を幾つかお撮りになられていらしたので、今後の参考とされるのでしょう。その折のお代で採算を取るという勘定と推察します。)。地元の繋がりと力から来る柔軟性は、侮れません。