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【2024年】EDR比較6選!導入メリットやおすすめ製品の選び方

EDR比較おすすめ6選

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EDRとは

EDR(Endpoint Detection and Response)とは、エンドポイント内に侵入したマルウェアを駆除するセキュリティツールです。エンドポイントとはスマートフォンやノートPC、サーバーなどが該当します。


EDRは各エンドポイントの状態を監視しており、異常を見つけたらすぐに検知します。ランサムウェアやファイルレスマルウェアなど、ウイルスソフトをすり抜ける脅威の検知も可能です。


サイバー攻撃の複雑化や働き方の多様化に伴い、EDRの重要性は高まっています。この記事では、EDRの導入メリットや選び方、おすすめのEDRなどについてまとめました。

EDRの製品一覧(全6製品)

SentinelOne

SentinelOne

SentinelOne Japan 株式会社

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円
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  • 通常のウイルスソフトでは処理できない脅威も可視化し安心感を付与
  • 脅威インテリジェンスによってサイバー攻撃の傾向をデータ化
  • 不正行為と正しい行動の紐づけによって正確な見極めを実現

クラウドサービスやネットワーク機器など、さまざまなエンドポイントへ実装可能なEDRです。優れた検知能力によって、ランサムウェアや未知のマルウェアなど、通常では識別が困難な脅威も可視化が可能です。

異常を検知したら素早く隔離し、システムやファイルへの感染を防ぎます。検知後はログデータの相関分析と脅威インテリジェンスによって、セキュリティ対策を強化できます。

攻撃を仕掛けてきた意図や攻撃能力、設備状況など、さまざまなデータはEDRが自動で算出するため、担当者が作業をおこなう必要はありません。また不正行為と正しい行動をAIが正確に見極めるため、通常のデータ通信を妨げる恐れはありません。
更新日:2023-03-20
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
Symantec Endpoint Security

Symantec Endpoint Security

SB C&S株式会社

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円
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  • 1台に多くの機能を搭載しており安全性向上と費用削減を両立
  • 機械学習やアナリストのデータからサイバー攻撃のデータを可視化
  • クラウドでの管理によってサーバーのメンテナンスコスト削減

コストパフォーマンスに優れたEDRです。EDRやEPP、NGAVなど、複数の機能を搭載しており、各エンドポイントで安全性を実現できます。機械学習やアナリストによるデータ分析機能も搭載しており、さまざまな標的型攻撃を回避できます。

算出したデータからは脅威の感染経路や攻撃の影響範囲を可視化でき、今後のセキュリティ対策に反映可能です。1台で多くの機能を搭載しており、システム担当者の管理負担を軽減します。複数のセキュリティツールを購入する必要もありません。

またクラウド上の管理コンソールを活用しており、エンドポイントの一元管理を実現しています。管理サーバーを使用していないため、ランニングコスト削減を図れます。

更新日:2023-07-19
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
LANSCOPE サイバープロテクション powered by CylancePROTECT

LANSCOPE サイバープロテクション powered by CylancePROTECT

エムオーテックス株式会社 (MOTEX Inc.)

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台/月
660円~
  • システムや端末内に潜むマルウェアを検知しダメージを最小化
  • 予算の確保が厳しい企業もセキュリティ対策を強化できる料金体系
  • エンドポイントの保護による対応工数削減を実現

EPPとEDRの機能を低価格で利用できる点が特徴です。CylancePROTECTとオプションCylanceOPTICSの組み合わせによって、端末内に潜むマルウェアを素早く検知し、マルウェア感染後のダメージを最小化できます。


感染経路や攻撃の影響範囲など、 感染に至った経緯を可視化でき、今後のセキュリティ対策へ反映できます。AIによる脅威探知機能を持ったCylancePROTECTに追加して、オプション機能として1台につき月額165円からEDRを利用できる価格設定も魅力です。

CylancePROTECTは、マルウェア検知率99%を誇るEPPです。このEPPと連動してCylanceOPTICSが進入経路を特定したり、脅威の封じ込めによって被害を最小化したりできます。エンドポイントを最大限に保護して、障害が発生した際の対応工数の削減に寄与します。
更新日:2023-04-11
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
Cisco Secure Endpoint

Cisco Secure Endpoint

シスコシステムズ合同会社

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  • クラウド上でマルウェアの検知からデータ分析までを実施
  • 侵入後にマルウェアと判明したデータファイルを自動隔離
  • データベース登録前のマルウェアはサンドボックスで解析

ファイルのハッシュ値をデータベースと照合しマルウェアかどうか判定します。高速ハッシュ値を活用しており、従来のパターンマッチングより精度の高い脅威検出が可能です。仮にマルウェアの侵入を許したとしても、クラウドリコールによって自動で隔離します。

1度確認したハッシュ値はクラウド上で記憶されるため、マルウェアの合否判定を素早く下せます。定期的にフルスキャンする必要がないため、モバイル端末やアプリのパフォーマンスに影響を及ぼす心配はいりません。

またデータベースに情報がない不審なファイルは、サンドボックス上の仮想OSで動作確認をおこないます。仮にマルウェアだった場合、感染の原因や侵入経路、影響範囲など、侵入に至った経緯を可視化できます。
更新日:2023-03-16
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
Cybereason EDR

Cybereason EDR

サイバーリーズン合同会社

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  • 国内外の企業が実施した多くの調査で高評価を獲得したEDR
  • 数万台のエンドポイントを常に監視し機密情報漏えいを防止
  • 異常を検知した場合は端末隔離や原因特定を素早く実施

さまざまな媒体で高く評価されているEDRです。高性能AIを活用したリアルタイム検知によって、自社で保有する数万台のエンドポイントを安全に利用できる環境を整備できます。

毎秒800万回のペースでデータベース解析をおこなっており、未知のマルウェアを含めて異常をリアルタイムで検知できます。異常を検知した場合は、端末隔離やレジストリ削除、プロセス停止など、感染被害防止作業をワンクリックで実行可能です。

また各エンドポイントの感染状況は管理画面に表示されるため、原因の特定やインシデントへの初動対応を素早く実行できます。根本的な原因や感染経路、攻撃の影響範囲など、サイバー攻撃の詳細なデータは自動でレポート化できます。
更新日:2024-04-26
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
Trend Micro Apex One

Trend Micro Apex One

トレンドマイクロ株式会社

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  • 識別が難しくダメージが大きい高精度マルウェアを正確に検出
  • 不要なアプリのダウンロードを回避しマルウェア感染を回避
  • 相関分析によってさまざまな脆弱性攻撃によるダメージを回避

さまざまな脅威への対応力に優れたEDRです。高性能AIによって、ランサムウェアや環境寄生型攻撃など、識別が難しい脅威を正確に検出可能です。高度なノイズ除去技術によって、誤認識発生のリスクを大幅に削減しています。

アプリケーションコントロールを活用すれば、業務上必要ないアプリのダウンロードを防げます。アプリ内のアクティビティは数百万件分、イベントデータと関連付けて保存が可能です。

ブロックリストポリシーやセーフリストを活用すると、悪意のあるソフトウェアをブロックできます。また複数のエンドポイントからログデータの取得が可能です。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、さまざまな脆弱性攻撃を回避できます。
更新日:2023-03-20
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。

EDRの主な種類

EDR特化型

EDR特化型は脅威検知やインシデント対応、侵入経路分析など、EDRに関する機能のみを搭載したタイプです。搭載している機能が少ないため、ほかのタイプより費用は安くなります。すでにEPPを導入済みの方、自社システム侵入後の対応強化を目指す方におすすめです。


EPP・EDR兼用型

EPP(Endpoint Protection Platform)とは、エンドポイントへのマルウェア侵入を防ぐセキュリティツールです。EDRがマルウェア感染の被害拡大を防ぐのに対し、EPPはマルウェアの感染を予防します。予防と感染拡大防止、双方を強化したい方へおすすめのタイプです。


EPP+EDR+端末管理型

端末管理とはスマートフォンやノートPCなど、モバイル端末内の異常を監視することです。位置情報やアプリの利用状況から異常の有無を確認します。また紛失や盗難の情報漏えいを防ぐため、管理画面上から遠隔操作もおこなえます。テレワークを導入中、もしくは検討中の方におすすめのタイプです。

EDR導入のメリット

脅威をいち早く検知できる

EDRの導入によって、システムやモバイル端末内に侵入した脅威を素早く検知できます。ファイルレスマルウェアやランサムウェアなど、通常のウイルスソフトでは識別できない脅威の検知も可能です。


高性能AIがエンドポイント内の状態監視をしており、異常や不審な行動を見つけ次第検知します。またAIを利用する期間が長くなるほど、脅威の検知精度が高まる点も魅力です。


日々学習したデータからサイバー攻撃やマルウェアの兆候を自動的に抽出し、検知と隔離をおこないます。


被害を最小限にとどめられる

EDRはインシデント対応機能を搭載しており、マルウェアに感染したエンドポイントをネットワークから遮断します。感染の疑いがあるファイルの削除やプロセスの停止などもおこない、感染の被害を最小限に抑えられます。


通常のネットワークとは異なる領域でマルウェアを駆除するため、ほかの端末に影響が及ぶ心配はいりません。またウイルスソフトでは脅威を検知できず、自社ネットワーク侵入後にマルウェアと検知した場合も、素早い対応が望めます。


通常領域とは離れたサンドボックスで動作解析と隔離をおこない、感染を防ぎます。


ログ情報からさまざまな情報を取得できる

EDRは各エンドポイントのログ情報を収集しており、必要なときに内容の確認が可能です。マルウェアに感染した場合、ログ情報から感染の発生原因や侵入経路、被害状況など、感染が発生した経緯を正確に把握できます。


EDRの管理画面にマルウェアの行動が時系列順に表示されるため、一連の流れをすぐに把握できる点がメリットです。管理画面はユーザビリティを重視した設計となっており、ITリテラシーを問わず直感的な操作が可能です。


また機能性に優れたEDRを選ぶと、マルウェアのデータ解析を遠隔操作や自動化でき、解析作業を効率的に進められます。

EDR導入時の注意点

導入費用が高い

管理すべきエンドポイントの数が多くなるほど、EDRの導入費用は高くなります。たとえば、エンドポイントを1,000台管理するとしましょう。EDRの月額費用は大体1台500円前後です。1,000台管理する場合、500×1,000=500,000円となります。


ベンダーによって料金設定は異なりますが、管理対象の数によって費用が高くなる点は変わりません。EDRを選定する前に、自社が導入に割ける予算を可視化しておくことが重要です。


セキュリティ対策は情報漏えいのリスクを軽減する一方、売上に直結するものではありません。高額なEDRを導入すると多額の費用を毎月支払わなければならず、企業経営を圧迫します。


マルウェアの侵入を100%防げるわけではない

EPP機能を搭載したEDRを導入しても、マルウェアの侵入を100%防ぐことはできません。EPPはマルウェア検知に機械学習や振舞い検知など、高度な技術を活用しています。従来では防げなかった未知のマルウェアも検出が可能です。


ただしファイルレスマルウェアや環境寄生型攻撃など、セキュリティツールやOSの機能を利用した攻撃も増えています。優れた検知機能を搭載していても、100%マルウェアの侵入を防ぐのは困難です。


自社ネットワークへの侵入を前提と考え、セキュリティ対策を講じることが重要です。ネットワーク侵入後に素早く脅威を隔離し、安全性を確保するのが、EDRの導入目的でもあります。


IT人材が不足しており自社での運用が難しい

EDRに限らず、セキュリティツールは継続的な運用によって初めて効果を発揮します。EDRを使いこなすには、セキュリティやシステムに関して豊富な知識を持つ人材の確保が欠かせません。


しかし市場で優秀なIT人材を確保するのは困難な状況です。市場ニーズの拡大に、人材供給のスピードが追い付いていないのが現状です。習得すべき知識やスキルも多く、新しく人材を採用できても即戦力の人材に育つまでには時間がかかります。


自社で運用が難しい場合、運用代行サービスを提供するベンダーを選びましょう。業務委託の料金は発生しますが、業務効率化や業務負担軽減が望めます。

EDRの選び方

強化対象の範囲は明確化されているか

強化すべきセキュリティ対策を明確化したあと、どのタイプのEDRを導入するべきか、見極めることが重要です。たとえばマルウェア感染の予防とネットワーク侵入後の対応、双方を強化したいとしましょう。


EPPとEDRの機能を両方搭載しているタイプを選択し、機密情報の漏えいを防ぎます。またすでにEPPを導入している場合は、EDR特化型を選びましょう。


テレワークを導入する予定がある場合、端末管理の機能を搭載したEDRを選ぶと、セキュリティ面への不安を軽減できます。強化すべきセキュリティの範囲を明確化すると、自然と求めるEDRのタイプが絞られます。


マルウェアの検知精度は優れているか

マルウェアの検知精度も重要なポイントです。日々新しいマルウェアやサイバー攻撃が開発されています。脅威の傾向を素早く掴み、ダメージを最小限に抑えることが重要です。


たとえばAIによるリアルタイム検知機能を搭載したEDRを導入したとしましょう。各エンドポイントに潜む脅威の兆候を素早く検知できます。検知機能に優れていると、ランサムウェアやファイルレスマルウェアなど、識別困難なマルウェアの検知も可能です。


またクラウドサービスやアプリなど、複数ツール間での脅威検出を自動化しているEDRもあります。最小限の手間で各エンドポイントのセキュリティ対策を強化できます。


クラウド型かオンプレミス型か

EDRはクラウドとオンプレミス、どちらかの導入形態を選択します。クラウド型は、全体的にコストを抑えられる点がメリットです。クラウド上の管理コンソールを活用し、各エンドポイントをまとめて管理します。


スマートフォンやノートPCにEDRをインストールする形を取るため、管理サーバーを用意する必要がありません。EPPやNGAVなど、複数の機能を搭載しているタイプも多く、コストパフォーマンスに優れています。


一方オンプレミス型の場合、分析機能に優れている点が特徴です。ログ情報を取得しており、マルウェアの感染経路や原因などを把握できます。どちらが自社に適しているか、慎重に見極めたうえで判断しましょう。


無料トライアルを利用できるか

EDRに搭載している機能や料金体系は、ベンダーによって対応が異なります。選定したEDRが自社に合っているか、慎重な見極めが求められます。しかしはじめてEDRを導入する場合、わからない点も多いでしょう。


ミスマッチを避けるためにも、積極的に無料トライアルを活用しましょう。無料トライアルは1カ月前後、無料でEDRを利用できる制度です。コストをかけずに、機能性や操作性を確認できます。


仮に自社との相性が合わなかったとしても、コストは投じておらず、大きなダメージには発展しません。


ほかのセキュリティツールとの連携が望めるか

既存のセキュリティツールとEDRが連携できるか、導入前に確認しておきましょう。EDRは単体で使用するよりも、ほかのツールと組み合わせることでより大きな効力を発揮します。たとえばEPPやNGAVは、マルウェアの侵入を防ぐのが役割です。


EPPやNGAVが脅威をブロックできればEDRの稼働率が下がり、通信障害や速度遅延が発生するリスクを避けられます。またDLPと連携できると、内部不正の抑止力を高められます。DLPは顧客情報や技術データなど、機密情報を監視するセキュリティツールです。


機密情報の持ち出しを検知した際、アラート通知や行動のブロックをおこないます。EDRと連携できれば、社内外のセキュリティ対策を図れます。

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EDRについて

EDRとほかのセキュリティソフトとの違いはなんですか?

モバイル端末やネットワーク機器に侵入したマルウェアを検知できる点です。AIが端末内の状態を常に監視しており、異常を見つけたらすぐに検知します。ファイルレスマルウェアやランサムウェアなど、通常では識別困難なマルウェアの検知も可能です。


検知したマルウェアはすぐに駆除され、ほかの端末の感染を防ぎます。

EDRを利用するメリットは何ですか?

マルウェア感染の被害を最小限に抑えられることです。インシデント機能を搭載しており、マルウェアに感染した端末をネットワークから除外します。検知したマルウェアの駆除や感染の疑いがあるファイルは削除するため、感染が拡大する心配はいりません。


マルウェアの検知〜レジストリ削除まで、一連の対応を自動でおこなうEDRもあります。

EDRを簡単比較

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