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【2024年】連結会計システム比較8選!導入メリットやおすすめ製品の選び方

連結会計システム比較おすすめ8選

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連結会計システムとは

連結会計システムは、企業グループが複数の子会社や関連会社の財務情報を統合して、会計を一元的に管理できるシステムです。会計システムやエクセル上に散らばるデータを自動連携するため、作業負担を軽減できます。さまざまな軸から分析レポートを作成できるため、経営戦略にも役立てられるでしょう。


この記事では連結会計システムの導入メリットや選定ポイント、国際会計基準と日本の会計基準の違いも含めて解説しました。


国際会計基準(IFRS)と日本会計基準の違いとは

国際会計基準(IFRS)とは異なる国や地域において事業を展開する企業が、一貫性のある財務報告を行うために使用する国際的な基準体系です。2023年12月時点では、日本企業は277社がIFRSを適用しています。日本の会計基準では国際市場に影響力が持てず、国際的な活動においては、IFRSへの対応が必要になるケースがあるようです。


IFRSと日本会計基準の違いは大きく2点あります。


一つ目は会計処理に対する考え方の違いです。IFRSは原則主義を、日本会計基準では細則主義をとっています。二つ目は重要視している財務諸表の違いです。IFRSは貸借対照表を、日本会計基準では損益計算書を重視しています。


国際的な活動をおこなう企業グループの場合、連結会計システムがIFRSに対応しているかは重要な指標のひとつと言えそうです。


参照:IFRS(国際財務報告基準)への対応|日本取引所グループ



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連結会計システムの主な機能

範囲連結機能

範囲連結機能は、企業が所有する子会社や関連会社などの特定範囲内の財務データを統合する機能です。特定の範囲内に含まれる法人や部門を柔軟に選択でき、それに基づいて連結財務諸表を作成できます。


予実管理機能

予実管理機能とは、企業が設定した予算と実績を効率的に比較し、重要な洞察を得るための機能です。予算と実績を迅速に比較し、達成度や誤差を把握でき、最新の実績値や予算進捗を表示してくれます。現在の予算進捗から詳細なレポートを生成し、各部門やプロジェクトの予算遵守状況や業績を把握することが可能です。


分析レポート機能

連結会計システムの分析レポート機能は、企業の統合された財務情報を効果的に分析し、戦略的な意思決定をサポートする重要な機能です。財務分析により、企業の統合されたデータに基づいて収益、費用、利益、資産、負債などの要素に詳細な評価が可能です。


さらに業績評価によって、異なる事業単位や地域のパフォーマンスを評価し、どの部門や地域が最も収益につながるかの判断につながります。また、分析レポート機能により出力される情報は経営陣や意思決定者に提供され、データ駆動型の意思決定を促進します。


内部監査機能

内部監査機能は、組織が財務プロセスや情報の信頼性を確保し、法的コンプライアンスを遵守するための監査を実施する重要な機能です。内部監査によって、データの入力、処理、転送の段階でエラーや不正確な情報がないかを検証し、データの信頼性を確保します。そのほかにもアクセス制御やデータの暗号化、ログの監視などが含まれ、機密性や整合性を確保するための適切なセキュリティ対策を施せます。

連結会計システム導入における比較ポイント

会計業務効率化に必要な機能は備わっているか

連結会計システムの導入において重要な選定ポイントの一つは、会計業務の効率化を支援する機能が適切に組み込まれているかです。たとえば自動データ入力と集計機能があれば会計帳簿や統計表を迅速かつ効率的に生成することができ、範囲連結機能やサブ連結機能があれば子会社との連結決算業務がよりスムーズに実施できます。


企業の利益を向上させるためには、会計業務の複雑性への対応やスムーズな業務進行をサポートする機能の存在が重要となります。


海外子会社にも対応できるか

システムが海外子会社にも適切に対応できるかどうかも重要な選定ポイントの一つです。連結会計システムが国際的な要件や規制に適切に対応し、海外子会社との連結業務を円滑に進めることが可能かを確認する必要があります。


具体的には、通貨や会計基準の違いに対応する柔軟性や、異なる国の税法や法的要件への即座な対応が求められます。また、海外子会社とのデータ連携やコミュニケーションを促進する機能も欠かせません。これらの要素を考慮することで、企業はグローバル展開においても正確で効率的な財務管理を実現できるでしょう。


連携できる既存システムは豊富か

既存のシステムと連携ができる数が豊富かどうかは、連結会計システムの移行と運用が容易であるかを評価するうえで重要です。移行プロセスが容易であり、ほかのシステムとの統合が効率的に行えるかは、導入後の運用に大きな影響を与えます。


連結会計システムが豊富な連携オプションを提供することで、企業は既存の財務会計システムや決算開示システム等の情報システムとの連携を円滑に進めることが可能です。過去のデータの移行が迅速に行え、業務の中断を最小限に抑えながら新しいシステムに移行できるでしょう。


運用サポート体制は充実しているか

運用サポート体制の有無は連結会計システムの複雑化した業務をスムーズに進めるために非常に重要な点です。連結会計業務は複雑かつ高度な作業を伴うため、適切なサポートがなければ効率的な運用が難しくなります。


また、アウトソーシングの提供があるかどうかも注視すべきポイントです。アウトソーシングにより、連結会計業務を外部の専門家に委託できるため、企業は内部リソースを集中的に活用でき、運用の効率化が期待できます。

注目の連結会計システム8選

STRAVIS
STRAVIS
株式会社電通総研

4.3
レビュー数
19
円
要お問い合わせ
  • 視覚的にわかりやすい連結会計システム
  • 一気通貫の決算開示業務プロセスの実現
  • 意思決定の根拠となる豊富な分析機能

eCA-DRIVERはチャート機能やフォーマットによって業務を可視化しながら進めることのできる連結会計システムです。管理画面も公認会計士監修のもとで監査に不可欠な画面や帳表まで網羅しています。決算会計システムや電子開示システムとの連携ができるため、出力した個別会計データの決算開示業務まで一気通貫でおこなうことができます。
更新日:2024-02-05
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
職種
職種名
データがまだありません
業種
業種
データがまだありません
企業規模
企業規模
小規模企業(53%)
大企業(32%)
非公開ユーザー

設定を詳細に行えるので会社の実情にマッチします
非公開ユーザー

マニュアルが一元化されノウハウがしっかりと継承されました
非公開ユーザー

なぜ警告が出ているかが分かりづらいです。
マネーフォワード クラウド連結会計
マネーフォワード クラウド連結会計
株式会社マネーフォワード

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レビュー数
0
円
要お問い合わせ

  • 管理会計、制度会計に対応したクラウド連結会計
  • 会計システムとのAPI連携で決算データ収集を自動化できる
  • 短期、低価格で導入可能

 

マネーフォワード クラウド連結会計はグループ会社の連結会計を効率化、自動化する連結会計システムです。IPO準備・中堅~上場企業に広く導入いただいており、安心して利用できます。

 

グループ会社各社からクラウド上でデータ収集、収集したデータのファイル管理が可能です。マネーフォワード クラウド会計・マネーフォワード クラウド会計PlusとAPI連携すればワンクリックでデータ収集ができます。

 

最短1カ月、従来の連結会計システムと比べて短期間で導入可能です(※)。クラウド形態であるため費用も抑えられます。

 

※株式会社マネーフォワード(2024年2月時点)

更新日:2024-03-07
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
DivaSystem LCA
DivaSystem LCA
株式会社ディーバ

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円
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  • 外部システムとの自動連携による業務効率化
  • 大企業から中堅、IPO企業まで豊富な導入実績
  • 経営判断に活かせる豊富な分析機能

DivaSystem LCAはデータ収集やデータ開示業務において、さまざまなシステムと連携可能な連結会計システムです。たとえば個別会計システムやERP、決算開示システムなどと連携可能です。多様なシステムとの自動連携を通じて、データを一元化することで、連結会計業務の効率化を実現します。
更新日:2024-01-29
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
BTrex連結会計
BTrex連結会計
株式会社ビジネストラスト

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円
要お問い合わせ
  • 会計実務を熟知したエンジニアによる導入サポート
  • 迅速な意思決定につながる分析機能
  • 業務の自動化につながる豊富なシステム連携

BTrex連結会計は公認会計士を中心とした、コンサルタントによる導入サポートを提供している連結会計システムです。導入の際に課題となる企業に合わせたパラメータ設定やデータ移行等をサポート内でカバーしています。週1回程度の導入サポートにより、システム導入から本稼働までを3ヵ月程と短期間での移行が可能です(※)。

※ 株式会社ビジネストラスト(2024年1月時点)
更新日:2024-01-29
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BizForecast FC
BizForecast FC
プライマル株式会社

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円
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  • 柔軟かつ拡張性の高いマスタ構造やシステム設計
  • データの精度を向上させる整合性チェック機能
  • 導入から保守までに至るコンサルティングサポート

BizForecast FCはマスタ構造やシステム設計の柔軟性と拡張性を兼ね備え、多様な業務ニーズに対応可能な連結会計システムです。会社コードや会社体系、科目コードや科目体系が一元管理されているため、業務プロセスや組織の変化に合わせてシステムを容易にカスタマイズできるでしょう。
更新日:2024-01-29
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eCA-DRIVER
eCA-DRIVER
株式会社 TKC

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円
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  • 視覚的にわかりやすい連結会計システム
  • 一気通貫の決算開示業務プロセスの実現
  • 意思決定の根拠となる豊富な分析機能

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更新日:2024-01-30
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CCH Tagetik
CCH Tagetik
Tagetik Japan 株式会社

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円
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  • 業務の効率化や属人化防止につながるワークフロー
  • リコンサイル機能によるデータ照合の自動化
  • 統合型プラットフォームによる情報開示の自動化

CCH Tagetikは変化する会計基準への確実な準拠とともに、統合型のワークフローを提供する連結会計システムです。通常の連結決算や規制報告、情報開示までをカバーし、複雑な国際要件に対応します。リコンサイル管理によって、データ調整と会計手法を標準化し、全体の一貫性を確保します。
更新日:2024-01-29
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iCAS
iCAS
株式会社インプレス

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  • Excelを基盤にした柔軟なデータ入力や取込機能
  • 600項目を超えるエラーチェック機能(※)
  • 海外子会社との連結会計に対応する豊富な機能

iCASはExcelや個別会計ソフトからのデータを容易に取り込める連結会計システムです。日本語・英語・中国語の3言語に対応しているだけでなく、為替換算もシステム内で一括でおこなうことができます。親会社と海外子会社の内部取引において、為替差損益を取引通貨ベースで自動的に計算可能です。

(※)株式会社インプレス(2024年1月時点)
更新日:2024-01-29
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。

連結会計システム導入のメリット

システム連携によりデータの精度や作業効率の向上につながる

連結会計システムのシステム連携機能では、各子会社からの財務データを自動的に収集・集約できるため、手動エラーやミスを軽減できます。システム連携によって一元管理されたデータは合規要件に対応しやすく、レポーティングや監査をスムーズに行えるでしょう。結果的に、企業は合規要件への迅速かつ正確な対応が可能になり、データ精度や作業効率を大きく向上させることができます。


業務プロセスの標準化により属人化を防げる

連結会計システムを導入することで、業務プロセスを標準化することができます。標準化された手順やステップに基づいて業務を進められるため、進行状況が明確になり、担当者や関係者は容易に業務を把握できるようになります。


同時に、業務が共通の基準に基づいて行われることで、特定の担当者に依存することなく、スキルや知識を共有できるようになり、会計業務の属人化を防ぐこともできるでしょう。


グループ全体のリスクを可視化し適切な対策を練られる

連結会計システム内には、仕訳データ等を用いたリスク分析機能や柔軟なレポーティング機能があります。機能の活用によって、部門やプロジェクトのリスクを定量的・定性的に評価し、リアルタイムでグループ全体のリスク状況を可視化できるようになるでしょう。


さらに統合されたダッシュボードやレポートを通じて、異常値や潜在的なリスクに素早く気付くことができます。経営陣は可視化されたリスクデータを基に、迅速かつ正確な意思決定をおこない、戦略的な対策や投資判断につなげられます。


財務状況が透明化され、企業に対する信頼が向上する

連結会計システムにより財務データが一元管理され、正確で一貫性のある情報を開示できるようになります。さらに法令や規制への適合がサポートされるため、企業の財務情報は外部ステークホルダーとのコミュニケーション強化に活用しやすくなります。


株主、顧客、取引先など関係者は信頼性の高い情報を基に企業のパフォーマンスを理解するため、企業に対する信頼性を高めるでしょう。

連結会計システム導入時の注意点

システムが柔軟性や拡張性を持っているか

システムが柔軟性や拡張性を十分に備えているかどうかは注意するべき点の一つです。今後のグローバル化等によって、自社のニーズが変化する可能性があります。


変化に対応できる柔軟で拡張可能なシステムがなければ、機動力を維持し、競争力を確保することが難しくなるでしょう。同様に、拡張性を持つシステムでなければ、新たな法的要件や規制への適応、新しい子会社や事業単位の統合が難しくなります。


システム活用にはトレーニングやスキルを要する

連結会計システムの効果的な導入や活用には十分なトレーニングとスキルが必要です。連結会計システムは企業の複雑な財務プロセスや会計基準に基づいており、これらの複雑な要素を正確に取り扱うには、ユーザーがシステムの機能や概念を理解する必要があります。


そのため、トレーニングプログラムは幅広いカバレッジを提供し、ユーザーがシステムの基本から高度な機能までを網羅的に学ぶことが求められます。

ぴったりの連結会計システム選びはミツモアで

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