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【2025年】APMツール比較7選!導入メリットやおすすめ製品の選び方

APMツール比較おすすめ7選

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最終更新日: 2025年5月30日
目次

APMツールとは

APMとはApplication Performance Managemenの略で、アプリケーションパフォーマンス管理ツールのことです。従来の監視ツールは、ハードウェアに問題がないかを中心に監視しています。対してAPMはユーザーとの接点になる、アプリケーションが正常に動作しているかを監視できるツールです。


APMを利用するとアプリケーションの応答時間に問題がないかなどをチェックでき、サイトの表示遅延によるユーザーの離脱を防止できます。またアプリケーションまで監視することで、障害原因の迅速な特定が可能です。


本記事は、アプリケーションの稼働状況を可視化したい方、システムに問題が発生した際の対応をよりスムーズにおこないたい方の参考になるでしょう。

APMツールおすすめ7選

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ゾーホージャパン株式会社
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特徴1 WindowsやLinux以外にさまざまなサーバーを監視可能Site24x7はWebサイトやサーバー、アプリケーション性能を監視するSaaS型監視ツールです。サーバー監視はWindowsやLinuxだけではなく、AWSやAzureなどさまざまなクラウドプラットフォームを監視可能です。サーバーのパフォーマンスを監視し、Webサービスの安定稼働が実現します。特徴2 異常を検知するとメールやSMSなどで即座に通知サーバーがダウンした際や、応答時間が設定した閾値を超えた場合はアラートが通知されます。アラートはメールやSMS、Google Talk、RSSアラートなどに対応しています。またAndroidやiPhoneアプリのプッシュ通信でも通知できるため異常の把握が即座にでき、迅速な対応が可能になるでしょう。特徴3 必要な機能だけを導入し最短5分程で使用開始監視するデバイス数やログ容量はオプション追加で増やせるため、必要な機能を必要な範囲のみ導入可能です。無駄な費用を省き、最短5分程で使用開始できるため導入のハードルが下がります。
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サービス詳細
特徴1 わかりやすいダッシュボードで運用負担が少ないAPMツールApplications Managerは、視覚的に操作可能なダッシュボードを有するAPMツールです。最短10分程でセットアップができ、監視したデータを表やグラフでわかりやすく可視化します。(※)難しい設定や専門的な運用スキルを必要としないため、導入や運用負担が少ないサービスと言えるでしょう。特徴2 異常ラインを自動設定するアノマリ検知で異常を迅速に検知可能各監視項目にしきい値を設定できるだけでなく、異常ラインを自動設定するアノマリ検知機能を有しています。そのためアプリケーションの異常を素早く検知可能です。検知後の通知や、自動対処にも対応しているので障害管理とその運用を効率的におこなえます。特徴3 便利なレポート機能で定期報告書などの作成工数を削減レポート機能で監視データの蓄積や自動集計、統計データの算出が可能です。レポートは定期報告書や障害の原因調査書などに活用できるので、報告書類の作成工数削減に役立ちます。※ ゾーホージャパン株式会社(2023年7月時点)
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株式会社サムライズ
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特徴1 ソースコードレベルでアプリケーションの稼働状況を管理AppDynamicsはウェブアプリケーションの性能を可視化できるAPMツールです。アプリケーションサーバ内でのアプリケーションパフォーマンスをソースコードレベルで監視し、トランザクションと紐付けします。ブラウザ上の操作でアプリケーション処理に遅延が発生した際に、どこがボトルネックかを素早く把握できるようになるので、迅速な原因特定が可能です。特徴2 わかりやすいダッシュボードとシステムの自動描画機能アプリケーションサーバーのパフォーマンス管理は、わかりやすいダッシュボードで視覚的におこなえます。エージェントから収集した情報をもとにシステムのフローマップを自動で描画して、システム状況を可視化。そこに流れるトランザクションを監視し、スローダウンした場合にアラートを通知するためコードレベルで問題箇所を特定可能です。特徴3 エンドユーザモニタリング機能でブラウザやアプリの応答時間を管理エンドユーザモニタリング機能で、インターネットブラウザやモバイルアプリの応答時間を管理できます。アクセス時の応答時間について内訳も管理できるので、ネットワークとサーバーのどちらで遅延しているのかを容易に把握可能です。
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特徴1 1プラットフォームでフルスタックの監視が可能Dynatraceは、1つのプラットフォームでアプリケーションからインフラ、ユーザー体験まで監視できるAPMツールです。アプリケーションについてはコードレベルで詳細に可視化し、すべての層にわたり各トランザクションを追跡します。またユーザーのクリックからコードレベル、データベースステートメントまで一元管理が可能です。特徴2 OneAgentのインストールでホストの実行プロセスを検出OneAgentをインストールするだけで、手動での設定やスプリクトを使用せずに導入可能です。コンテキストに応じた正確なデータを、自動的かつ継続的に収集します。またホストで実行するすべてのプロセスを検出し、スタック専用のインストルメンテーションを自動でアクティブ化。新しいコンポーネントについても自動計測します。特徴3 稼働状況を自動学習し不要アラートを排除通常の稼働状況を自動学習し、問題があった際に通知するだけでなく不要なアラートを排除します。ツール側でインシデントの重要度を自動で判断するため、エンジニアの運用工数の削減につながるでしょう。
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無料トライアルあり
特徴1 機械学習機能で原因分析をより根本的におこなうAPMツールCA Application Performance Managementは、高度なアルゴリズムと機械学習技術で、問題の原因を自動特定できるAPMツールです。機械学習機能で原因分析をより根本的におこない、誤ったアラートを削減。実際に問題が発生した際のみアラートを通知するようにします。そのため監視の精度を上げることが可能です。特徴2 自動トリアージ支援機能で異常の自動検知と原因の自動収集が可能トポロジや属性、コード変更が、アプリケーションの稼働状況にどう影響するかの分析や確認をおこない、パフォーマンスがいつ、なぜ変化したかを時系列で追跡します。自動トリアージ支援機能によって、異常を自動で検知することも可能です。その際に障害原因も収集するため、トラブル時のワークフローを合理的におこなうための助けになります。特徴3 ユーザーエクスペリエンスとデジタルパフォーマンスをリアルタイムで分析ファネル分析とユーザージャーニー分析をもとに、アプリの使用状況とユーザーエクスペリエンスを視覚的に把握できます。さらにアプリのバージョンやデバイスの種類、場所ごとのパフォーマンスについてリアルタイムの分析結果を得ることも可能です。そのため、ユーザーエクスペリエンスとデジタルパフォーマンスについて、リアルタイムで分析および確認ができるでしょう。
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New Relic株式会社
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特徴1 ドメインレベルの問題も迅速に診断するAPMツールNew Relic APMはドメインレベルの問題も迅速に診断できるAPMツールです。特定のリクエストに対してドリルダウンをし、応答時間やスループット、データ転送サイズ別に稼働状況の数値を追跡します。障害や遅延の原因を視覚的に特定できるため、原因調査時間や工数の削減に役立つでしょう。特徴2 コーディング無しでダッシュボードのカスタマイズが可能ダッシュボードのカスタマイズが可能で、その際にコーディングは不要です。ポイントクリックやドラッグ&ドロップで、New Relicにもともと備わっているパフォーマンスメトリクスだけでなく、カスタムメトリクスを作成できます。そのため個人用のカスタムダッシュボードの構築が可能です。特徴3 アプリケーション拡張時の環境を知るのに役立つ拡張性分析レポート拡張性分析レポートでアプリケーション負荷と、応答時間やデータベース使用率、CPU使用率を比較し、散布図として表示可能です。この機能を使用するとアプリケーションを増加する際に必要なパフォーマンスや、ハードウェア条件の分析に役立ちます。
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株式会社ジェニファーソフト
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無料トライアルあり
特徴1 リアルタイムにアプリケーション性能を監視するAPMツールJENNIFERは、Javaや.NETで構築したWebアプリケーションの稼働状況を監視するソフトウェアです。エージェントをアプリケーションサーバーに導入し、HTTPリクエストやクエリに対するデータベースの応答時間を監視。監視データは1秒ごとにエージェントへ送信されるので、リアルタイムにアプリケーションの性能を監視可能です。特徴2 性能低下の原因を視覚的に把握できるログ解析やSQLの知識がなくてもわかるよう監視データは視覚的に可視化されています。性能低下の原因も3クリックほどで特定できるよう設計されているので、問題原因が判明するまでの時間を大幅に削減可能です。(※1)特徴3 過負荷時に負荷量を自動で制御しシステムダウンを防止事前に設定したしきい値以上の負荷がアプリケーションにかかった際に、負荷量を自動で制御します。そのため突発的な高い負荷によるシステムダウンを防ぎ、24時間365日とまらないサービスの実現に貢献します。※1 株式会社ジェニファーソフト(2023年7月時点)
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APMツールの選び方

導入目的を解決する機能が備わっているか

検討するAPMツールに導入目的を解決する機能が備わっているのか、確認しましょう。まずは自社で運用中のシステムや監視方法に何が不足していて、どのような課題があるのかの認識が大切です。


またAPMツールの中にはサーバーやネットワーク監視など、アプリケーション監視以外の機能を有しているサービスもあります。そのためアプリケーション監視だけでなく、システム全般の監視や分析、運用で不足している点がないかを確認した方がよいでしょう。


包括的な機能を保有するAPMツールを導入すれば、監視全般の問題を1つのツールで解決できる可能性もあります。無料トライアルを提供するサービスもあるので、実際に問題を解決できるのか試すのもおすすめです。


導入後のサポート体制は整っているか

アプリケーションの知識を持つエンジニアがいなければ、APMツールの運用は困難です。自社運用に少しでも不安がある場合には、サポート体制が手厚いサービスを選ぶようにしましょう。


APMツールは海外製のサービスが多く、販売代理や運用代行サービスを提供する企業も多くあります。1つの製品に対して複数業者のサポート内容を比較できるので、自社運用に合わせたサービスを選びやすいです。他社で運用したノウハウなども共有してもらえます。


ランニング費用との兼ね合いにはなりますが、自社運用でもエンジニアの人件費がかかります。よりメリットが高い運用体制を選ぶようにしましょう。


使いやすく、見やすいダッシュボード

視覚的にわかりやすく、操作しやすいダッシュボードを有しているAPMであれば、専門知識やスキルをそれほど必要とせずに運用できます。せっかくAPMで取得し、分析したデータの内容を解読できなければ意味がありません。アプリケーションの稼働状況を容易に把握でき、操作性が優れたAPMツールを導入するようにしましょう。


またAPMツールの多くは海外製で、操作画面が日本語対応していない場合もあります。担当者によってはそれを困難に感じる可能性もあると思うので、合わせて問題ないか確認しましょう。


予算に見合った継続運用可能なサービスか

APMツールは監視システムのため、継続利用が前提です。導入費だけでなく、ランニング費用が自社に負担ないかを確認するようにしましょう。年間契約や買切りのソフトを購入すると割安になるサービスもあるので、運用期間と合わせて比較するのもおすすめです。


また費用を検討する際には、金額だけでなくサポート体制や機能面の使いやすさなども重視して選ぶようにしましょう。金額が高くても機能が豊富で、ダッシュボードが視覚的に使いやすいサービスであれば運用負担が少なく、費用対効果が高いかもしれません。


APMを導入すれば、障害原因を特定しやすくなるなど、エンジニアの運用負担を減らせます。エンジニアの人件費も減らせる可能性もあるので、金額だけにとらわれないようにしましょう。

APMツール導入のメリット

トラブルを未然に防ぎ、不具合発生時も迅速に対応できる

APMツールを導入するとアプリケーションレベルの監視が可能になります。従来の監視ツールは構成要素ごとの管理で、個々は問題なく稼働しているけれども不具合が発生している事象が多々ありました。このような事態の場合問題の特定に時間がかかり、エンジニアに負担がかかります。


APMツールを利用すれば、システムやアプリケーションを縦断的に管理可能です。そのため障害原因を迅速に特定しやすい環境を得られるでしょう。


また各項目ごとにしきい値を設定し、問題が発生したらアラートを発するようにも設定できます。そのため障害発生前に問題を修復できるため、トラブルを未然に防止可能です。


ユーザー満足度の向上と離脱防止

APMを利用すると、エンドユーザーの使用感のモニタリングができます。具体的にはインターネットブラウザやモバイルアプリの表示時間など、アプリケーションのパフォーマンス監視です。アプリケーションの稼働状況に問題があった際に通知をするので、顧客が離脱するような事態を未然に防げます。


サイトの表示速度はユーザー満足度に直接影響しますが、APMでなければそこの監視はできません。APMツールによってアプリケーションのパフォーマンスの維持が可能になります。


ユーザー満足度を可視化できる

APMにはユーザーの満足度を可視化できる機能があります。そのために用いられるのが、Apdexスコアという指標です。Apdex(Application Performance Index)は、Webアプリのパフォーマンスに対してユーザー満足度を測る基準値です。


Apdexスコアを参考にAPMにしきい値を設定すれば、ユーザーがストレスなく利用できるサイトの表示速度を維持できます。そのようなデータを数値やグラフで視覚的に確認できるので、顧客満足度の把握や分析にも役立つでしょう。


運用負担軽減と作業ミスの防止

APMツールを利用すると、さまざまな面で運用負担を軽減できます。まずアプリケーションレベルの監視で、インフラからアプリケーションまでモニタリングが可能になります。システム全般を監視するので障害原因の迅速な特定が可能になり、運用負担を減らすでしょう。


また運用に必要な情報をAPMが自動収集し、ダッシュボードに表示するので、データ収集の作業や取りまとめ作業も削減できます。運用者がしきい値を設定しなくても通常稼働時の状況をデータ収集し、異常が発生した際に自動でアラートするサービスもあります。このようにシステムに操作を任せることで、あらゆる面での運用工数削減が可能になり、ヒューマンエラーも防げるでしょう。


コンバージョン率が向上し、売上アップも期待できる

たとえば、ECサイトでアプリケーションの応答が遅くなるとサイトの表示速度が遅くなります。それにより顧客が購入から離脱してしまうと販売機会を損失し、売上低下につながるでしょう。


APMツールにはアプリケーションの稼働状況を計測、可視化でき、良好な状態を維持するための機能があるので、このような事態を防げます。アプリケーションのパフォーマンスに異常が発生した場合には、アラートを通知するのでユーザーにストレスがかかる前に修復ができます。


また顧客満足度を数値化できるので、常に一定のレベルを保てるようにシステム調整が可能です。そのためコンバージョン率が向上し、売上アップにつなげるための施策ができるでしょう。

APMツールでできること(主な機能)

ダッシュボード機能

アプリケーションの応答時間や負荷などの稼働状況を可視化する管理画面です。ユーザーが使いやすいようにカスタマイズできるサービスもあります。


アラート機能

アプリケーションの稼働状況があらかじめ設定したしきい値を下回った際に、アラートを通知します。リアルタイムでパフォーマンスの低下や問題を知れるので、障害を未然に防げます。


アプリケーションの追跡機能

ハードウェア、ソフトウェア、クラウドも含め、すべてのアプリケーション機能を追跡、監視できる機能です。単一のトランザクションを把握することもできます。


トランザクション機能

トランザクションのすべてのステップをモニタリングし、分析や可視化する機能です。問題があった場合には、アプリケーションのソースコードレベルまでドリルダウンするので、問題箇所の詳細を特定できます。

APMツール導入時の注意点

知識がないと運用が難しい

APMツールはアプリケーションの知識がなければ、運用が難しいサービスです。そのため導入前に社内エンジニアが問題なく運用できるか、必ず確認するようにしましょう。


多くのサービスは無料トライアルを設けていますので、契約前に運用可能かどうかは確かめられます。また運用が難しい場合には、手厚いサポート体制や運用代行サービスの導入で問題解決できるでしょう。


機能性に優れているツールは費用が高額になりやすい

機械学習など機能性に優れたAPMツールを導入すると、費用が高額になってしまいます。まずは欲しい機能を持つツールが、予算に合っているかを確認するようにしましょう。


無料プランでAPMを利用できるツールもあるので、そのようなスモールスタートができるツールを選ぶのもおすすめです。APMの導入でエンジニアの人件費などランニング費用を削減できる可能性もあるので、そのような見えない費用も考慮しつつ検討しましょう。

ぴったりのAPMツール選びはミツモアで

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APMツールは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。


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