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【2024年】APMツール比較7選!導入メリットやおすすめ製品の選び方

APMツール比較おすすめ7選

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APMツールとは

APMとはApplication Performance Managemenの略で、アプリケーションパフォーマンス管理ツールのことです。従来の監視ツールは、ハードウェアに問題がないかを中心に監視しています。対してAPMはユーザーとの接点になる、アプリケーションが正常に動作しているかを監視できるツールです。


APMを利用するとアプリケーションの応答時間に問題がないかなどをチェックでき、サイトの表示遅延によるユーザーの離脱を防止できます。またアプリケーションまで監視することで、障害原因の迅速な特定が可能です。


本記事は、アプリケーションの稼働状況を可視化したい方、システムに問題が発生した際の対応をよりスムーズにおこないたい方の参考になるでしょう。

おすすめのAPMツール7選

Site24x7(サイトトゥエンティーフォーセブン)

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円
0円~
  • APMだけでなくシステム監視を包括的におこなえるSaaS型監視ツール
  • ユーザー満足度を数値で把握できるようになる
  • 障害発生時のボトルネックを迅速に切り分けられる

Site24x7はアプリケーション監視やサーバー監視、ネットワーク監視などさまざまなシステムの監視がおこなえるSaaS型の監視ツールです。プランによって監視対象範囲が変わるので、必要な機能のみ契約ができます。また無料プランがあり、APMは無料で利用可能です。気軽に導入できるため、APMを試しに利用してみたい企業でも導入しやすいでしょう。

またApdexスコアを用い、ユーザー満足度を可視化します。ApdexスコアはWebアプリケーションに対するユーザー満足度を測定する基準です。一定期間収集したデータをアプリケーションの応答性にもとづいた指標へと変えます。ユーザの満足度を感覚的でなくデータとして捉えられるため、安定したシステム構築をするうえでの指標になるでしょう。

さらにアプリケーションの応答も監視し、稼働が悪いアプリケーションを迅速に見極めます。Site24x7の利用で障害発生時のボトルネックを迅速な特定や、データ収集や分析を自動化が可能です。そのため運用負担の削減や人的ミスの防止に役立つでしょう。
更新日:2023-07-20
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
Applications Manager

Applications Manager

ゾーホージャパン株式会社

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円
306000円~
  • 視覚的にわかりやすいダッシュボードを有しているため運用負担が少ない
  • 異常ラインを自動で設定するアノマリ検知機能で障害管理の自動化が可能
  • 監視したデータを蓄積、自動集計するレポート機能


Applications Managerは、最短10分でセットアップができるアプリケーション性能管理ツールです。(※1)監視したデータを表やグラフでわかりやすく可視化するため、難しい設定や専門的な運用スキルは必要ありません。そのため導入・運用ともに負担が少ないサービスと言えるでしょう。


各々の監視項目にしきい値を設定できるだけでなく、異常ラインを自動設定するアノマリ検知機能を有しています。アプリケーションの異常を素早く検知でき、検知後の通知や、自動対処にも対応しているので障害管理とその運用の自動化が可能です。


また監視したデータを蓄積、自動集計するなどして統計データを算出するレポート機能があります。定期報告書や障害原因調査書などへの転用もできるので、報告書類の作成工数削減に役立つでしょう。


※1 ゾーホージャパン株式会社(2023年7月時点)

更新日:2023-11-29
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
AppDynamics

AppDynamics

株式会社サムライズ

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円
要お問い合わせ
  • すべてのトランザクションを監視するため問題を詳細に特定できる
  • ブラウザやモバイルアプリの応答時間を管理するエンドユーザモニタリング機能
  • 監視の基準値を自動設定するため障害を未然に防止

AppDynamicsは、NETやJava、PHPなどウェブアプリケーション性能を可視化するソフトウェアです。ECサイトや基幹システムなどビジネスに直結するトランザクションを全監視するため、スローダウンしたトランザクションを素早く抽出できます。また問題あるトランザクションについてアプリケーションのソースコードレベルまでドリルダウンするので、問題の原因を詳細に特定可能です。

インターネットブラウザやモバイルアプリの応答時間を管理する、エンドユーザモニタリング機能があります。アクセス時の応答時間について内訳も確認できるため、ネットワークとサーバのどちらで遅延しているのかを容易に把握可能です。

またAppDynamicsは監視した計測データを自己学習し、監視の基準値を自動で設定します。基準値から乖離した際にはアラートを通知するので、障害を未然に防ぐでしょう。
更新日:2023-07-19
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
dynaTrace

dynaTrace

Dynatrace LLC.

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円
1200円~
  • 1プラットフォームでインフラから顧客体験まで管理
  • アプリケーションのすべてを詳細に一元管理できる
  • 自動学習によるアラートの通知や不要アラートの排除

Dynatraceは1つのプラットフォームでアプリケーションからインフラ、顧客体験まで監視できるAPMツールです。OneAgentのインストールだけで手動での設定やスプリクトを使用せずに導入できます。またコンテキストに応じ、正確なデータを自動的かつ継続的に収集。ホストで実行するすべてのプロセスを検出し、スタック専用のインストルメンテーションを自動でアクティブ化します。新しいコンポーネントについても自動計測が可能です。

アプリケーション監視についてはコードレベルで詳細に可視化し、すべての層で各トランザクションを追跡します。またユーザーのクリックからコードレベル、データベースステートメントまで一元的な管理が可能です。

通常の稼働状況を自動学習し、問題があった際に通知するだけでなく不要なアラートを排除します。ツール側でインシデントの重要度を自動で判断してくれるため、エンジニアの運用工数の削減につながるでしょう。
更新日:2023-07-19
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
CA Application Performance Management

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レビュー数
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円
要お問い合わせ
  • 高度なアルゴリズムと機械学習技術で障害原因を自動特定
  • アプリケーションの稼働状況を時系列で追跡
  • ユーザーエクスペリエンスとデジタルパフォーマンスを両軸で分析できる

CA Application Performance Managementは、高度なアルゴリズムと機械学習技術で、
問題の原因を自動で特定するAPMツールです。機械学習機能により原因を根本的に分析することで、間違ったアラートを減らし、実際に問題発生した時だけアラートを受け取れるようになります。

トポロジや属性、コード変更がアプリケーションの稼働状況にどのように影響するかを確認し、パフォーマンスがいつ、なぜ変化したかを時系列で追跡可能です。また自動トリアージ支援機能により異常を自動検知し、その原因も収集するため異常発生時のワークフローを合理的におこなえるようになります。

ユーザー体験とデジタルパフォーマンスをリアルタイムで分析可能です。たとえばファネル分析とユーザージャーニー分析をもとに、アプリの使用状況とユーザー体験を把握できます。またアプリのバージョンやデバイスの種類、場所ごとのパフォーマンスについてリアルタイムの分析結果が得られます。
更新日:2023-07-19
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
New Relic APM

New Relic APM

New Relic株式会社

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円
要お問い合わせ
  • ドメインレベルで問題を診断し、障害や遅延の原因を視覚的に特定
  • アラートチャネルの管理ができるアラートポリシー機能
  • 外部のpingerでユーザーがサイトにアクセスできているかを確認

New Relic APMはドメインレベルの問題も迅速に診断できるAPMツールです。特定のリクエストに対してドリルダウンをし、レスポンスタイムやスループット、データ転送サイズ別に稼働状況の数値を追跡。障害や遅延の原因を視覚的に特定可能です。

また同じアラート要件を持つアプリケーショングループに対して、しきい値を設定できるアラートポリシー機能があります。アプリケーションポリシーを利用すると、グループを作成してのアラートチャネルの管理が可能です。

さらにユーザーがサイトにアクセスできているかの確認には、外部のpingerを使用しています。pongerは定期的にアプリケーションにリクエストを送信。エラーを記録し、アプリケーションがダウンした際に停止時間のアラートを送信し、アプリケーションに問題ないかを確認します。
更新日:2023-07-19
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
JENNIFER

JENNIFER

株式会社ジェニファーソフト

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円
要お問い合わせ
  • 性能低下の予兆を迅速に察知し、ユーザーエクスペリヘンスの低下を防ぐ
  • 専門知識がなくてもわかるようビジュアル的に可視化された監視データ
  • 任意のテンプレートから作成可能なレポート機能

JENNIFERはWebアプリケーションサーバーを監視するAPMツールです。avaや.NET Frameworkで構築したWebアプリケーションの稼働状況をリアルタイムに監視できます。また性能低下の予兆を迅速に察知し、ユーザーに影響が出る前の対処が可能です。

監視データはログ解析やSQLの知識がなくてもわかるよう視覚的に可視化されています。性能低下の原因も3クリックほどで特定できるよう設計されているので、問題原因が判明するまでの時間を大幅に削減できるでしょう。(※1)

データ保存構造をDB化しているため2次データの加工が可能です。
任意のレポートテンプレートが用意されており、多様な観点の性能レポートが作成できます。定期報告書など、ミーティング資料に転用ができ、作成工数の削減にもつながるでしょう。

※1 株式会社ジェニファーソフト(2023年7月時点)
更新日:2023-07-20
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。

APMツールの選び方

導入目的を解決する機能が備わっているか

検討するAPMツールに導入目的を解決する機能が備わっているのか、確認しましょう。まずは自社で運用中のシステムや監視方法に何が不足していて、どのような課題があるのかの認識が大切です。


またAPMツールの中にはサーバーやネットワーク監視など、アプリケーション監視以外の機能を有しているサービスもあります。そのためアプリケーション監視だけでなく、システム全般の監視や分析、運用で不足している点がないかを確認した方がよいでしょう。


包括的な機能を保有するAPMツールを導入すれば、監視全般の問題を1つのツールで解決できる可能性もあります。無料トライアルを提供するサービスもあるので、実際に問題を解決できるのか試すのもおすすめです。


導入後のサポート体制は整っているか

アプリケーションの知識を持つエンジニアがいなければ、APMツールの運用は困難です。自社運用に少しでも不安がある場合には、サポート体制が手厚いサービスを選ぶようにしましょう。


APMツールは海外製のサービスが多く、販売代理や運用代行サービスを提供する企業も多くあります。1つの製品に対して複数業者のサポート内容を比較できるので、自社運用に合わせたサービスを選びやすいです。他社で運用したノウハウなども共有してもらえます。


ランニング費用との兼ね合いにはなりますが、自社運用でもエンジニアの人件費がかかります。よりメリットが高い運用体制を選ぶようにしましょう。


使いやすく、見やすいダッシュボード

視覚的にわかりやすく、操作しやすいダッシュボードを有しているAPMであれば、専門知識やスキルをそれほど必要とせずに運用できます。せっかくAPMで取得し、分析したデータの内容を解読できなければ意味がありません。アプリケーションの稼働状況を容易に把握でき、操作性が優れたAPMツールを導入するようにしましょう。


またAPMツールの多くは海外製で、操作画面が日本語対応していない場合もあります。担当者によってはそれを困難に感じる可能性もあると思うので、合わせて問題ないか確認しましょう。


予算に見合った継続運用可能なサービスか

APMツールは監視システムのため、継続利用が前提です。導入費だけでなく、ランニング費用が自社に負担ないかを確認するようにしましょう。年間契約や買切りのソフトを購入すると割安になるサービスもあるので、運用期間と合わせて比較するのもおすすめです。


また費用を検討する際には、金額だけでなくサポート体制や機能面の使いやすさなども重視して選ぶようにしましょう。金額が高くても機能が豊富で、ダッシュボードが視覚的に使いやすいサービスであれば運用負担が少なく、費用対効果が高いかもしれません。


APMを導入すれば、障害原因を特定しやすくなるなど、エンジニアの運用負担を減らせます。エンジニアの人件費も減らせる可能性もあるので、金額だけにとらわれないようにしましょう。

APMツール導入のメリット

トラブルを未然に防ぎ、不具合発生時も迅速に対応できる

APMツールを導入するとアプリケーションレベルの監視が可能になります。従来の監視ツールは構成要素ごとの管理で、個々は問題なく稼働しているけれども不具合が発生している事象が多々ありました。このような事態の場合問題の特定に時間がかかり、エンジニアに負担がかかります。


APMツールを利用すれば、システムやアプリケーションを縦断的に管理可能です。そのため障害原因を迅速に特定しやすい環境を得られるでしょう。


また各項目ごとにしきい値を設定し、問題が発生したらアラートを発するようにも設定できます。そのため障害発生前に問題を修復できるため、トラブルを未然に防止可能です。


ユーザー満足度の向上と離脱防止

APMを利用すると、エンドユーザーの使用感のモニタリングができます。具体的にはインターネットブラウザやモバイルアプリの表示時間など、アプリケーションのパフォーマンス監視です。アプリケーションの稼働状況に問題があった際に通知をするので、顧客が離脱するような事態を未然に防げます。


サイトの表示速度はユーザー満足度に直接影響しますが、APMでなければそこの監視はできません。APMツールによってアプリケーションのパフォーマンスの維持が可能になります。


ユーザー満足度を可視化できる

APMにはユーザーの満足度を可視化できる機能があります。そのために用いられるのが、Apdexスコアという指標です。Apdex(Application Performance Index)は、Webアプリのパフォーマンスに対してユーザー満足度を測る基準値です。


Apdexスコアを参考にAPMにしきい値を設定すれば、ユーザーがストレスなく利用できるサイトの表示速度を維持できます。そのようなデータを数値やグラフで視覚的に確認できるので、顧客満足度の把握や分析にも役立つでしょう。


運用負担軽減と作業ミスの防止

APMツールを利用すると、さまざまな面で運用負担を軽減できます。まずアプリケーションレベルの監視で、インフラからアプリケーションまでモニタリングが可能になります。システム全般を監視するので障害原因の迅速な特定が可能になり、運用負担を減らすでしょう。


また運用に必要な情報をAPMが自動収集し、ダッシュボードに表示するので、データ収集の作業や取りまとめ作業も削減できます。運用者がしきい値を設定しなくても通常稼働時の状況をデータ収集し、異常が発生した際に自動でアラートするサービスもあります。このようにシステムに操作を任せることで、あらゆる面での運用工数削減が可能になり、ヒューマンエラーも防げるでしょう。


コンバージョン率が向上し、売上アップも期待できる

たとえば、ECサイトでアプリケーションの応答が遅くなるとサイトの表示速度が遅くなります。それにより顧客が購入から離脱してしまうと販売機会を損失し、売上低下につながるでしょう。


APMツールにはアプリケーションの稼働状況を計測、可視化でき、良好な状態を維持するための機能があるので、このような事態を防げます。アプリケーションのパフォーマンスに異常が発生した場合には、アラートを通知するのでユーザーにストレスがかかる前に修復ができます。


また顧客満足度を数値化できるので、常に一定のレベルを保てるようにシステム調整が可能です。そのためコンバージョン率が向上し、売上アップにつなげるための施策ができるでしょう。

APMツールでできること(主な機能)

ダッシュボード機能

アプリケーションの応答時間や負荷などの稼働状況を可視化する管理画面です。ユーザーが使いやすいようにカスタマイズできるサービスもあります。


アラート機能

アプリケーションの稼働状況があらかじめ設定したしきい値を下回った際に、アラートを通知します。リアルタイムでパフォーマンスの低下や問題を知れるので、障害を未然に防げます。


アプリケーションの追跡機能

ハードウェア、ソフトウェア、クラウドも含め、すべてのアプリケーション機能を追跡、監視できる機能です。単一のトランザクションを把握することもできます。


トランザクション機能

トランザクションのすべてのステップをモニタリングし、分析や可視化する機能です。問題があった場合には、アプリケーションのソースコードレベルまでドリルダウンするので、問題箇所の詳細を特定できます。

APMツール導入時の注意点

知識がないと運用が難しい

APMツールはアプリケーションの知識がなければ、運用が難しいサービスです。そのため導入前に社内エンジニアが問題なく運用できるか、必ず確認するようにしましょう。


多くのサービスは無料トライアルを設けていますので、契約前に運用可能かどうかは確かめられます。また運用が難しい場合には、手厚いサポート体制や運用代行サービスの導入で問題解決できるでしょう。


機能性に優れているツールは費用が高額になりやすい

機械学習など機能性に優れたAPMツールを導入すると、費用が高額になってしまいます。まずは欲しい機能を持つツールが、予算に合っているかを確認するようにしましょう。


無料プランでAPMを利用できるツールもあるので、そのようなスモールスタートができるツールを選ぶのもおすすめです。APMの導入でエンジニアの人件費などランニング費用を削減できる可能性もあるので、そのような見えない費用も考慮しつつ検討しましょう。

ぴったりのAPMツール選びはミツモアで

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APMツールは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。


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