ウイルス対策ソフトおすすめ8選

企業が業務をおこなう上で、インターネットの活用は欠かせません。しかしインターネットを介して企業の情報が外部とつながると、外部から悪意のある攻撃を受ける危険性が高くなります。ウイルス感染や不正アクセスなどの攻撃によって情報が流出すれば、顧客や取引先からの信頼を失い大きな損失となるでしょう。

外部からの脅威や内部からの情報漏えいを防ぐために開発されたのが、ウイルス対策ソフトです。ウイルス対策ソフトは企業の内部へ侵入しようとするマルウェアやランサムウェアなどのウイルスを検知し、被害を未然に防ぎます。

ほかにも迷惑メール対策機能を備えたものやゼロデイ攻撃を防げるものなどさまざまなウイルス対策ソフトがあり、企業の情報をあらゆる角度から守ります。

ウイルス対策ソフト選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。従業員数や欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想のウイルス対策ソフトが見つかります。

自社システムのOSや業務で使用する端末に適しているか

ウイルス対策ソフトを選ぶ上で、まず確認したいのは対応するOSと端末の種類です。セキュリティ対策ソフトはWindowsのみに対応しているものが多く、Macをメインで使用している企業はとくに注意が必要です。

インストールしたPCの動作に影響がないか

ウイルス対策を万全にするためには、PCや端末が動作している限り常に稼働していなくてはなりません。そのため、ソフトによってはインストールしたPCに負荷がかかり、動作が重くなることがあります。

あまりにPCへ影響を与えるソフトだと、本来の業務に支障が生じます。インストールする端末のスペックによるところも大きいですが、なるべく負荷の軽いウイルス対策ソフトを選ぶと安心でしょう。

インストール可能な台数/ライセンス数が自社に合っているか

インストールできる端末数やライセンス数が自社に合っているかも確認が必要です。自社で使用している端末数に対してインストール数が少ないと、セキュリティ対策ができていない端末から脅威の侵入を許してしまいます。また自社の端末数よりも極端に多い場合は、使用していないライセンスに無駄な費用を払うことになりかねません。

自社に最適な端末数であるか、事業拡大の予定があるなら将来的にライセンス数が増やせるかなどを精査しましょう。

必要な機能が搭載されているか

ほとんどのウイルス対策ソフトには、基本的なマルウェア対策やファイルスキャン機能が搭載されています。ほかにも必要なセキュリティ機能があるなら、きちんと搭載されているかを確認しましょう。

たとえば迷惑メール対策や不正サイトブロック、中には脅威に対する世界的なトレンドを通知してくれる製品もあります。自社にとって必要な機能は何かを確認した上で選ぶと間違いありません。

誰にでも使いやすい操作性を備えているか

ウイルス対策ソフトは通常バックグラウンドで動作しています。そのため日常的にユーザーが何かの操作をする必要はありません。ただし、異常が検知された際の確認や原因追求のための調査の際に、つかいやすい操作性であることは重要です。

専門知識がなくても扱えるのか、UIは視覚的にわかりやすいものかを確認しましょう。無料トライアル期間やデモ動画があれば操作性やUIを確認できるため、利用すると安心です。

サポート体制は充実しているか

ウイルスに感染したり、不正アクセスにさらされた際には迅速な対応が求められます。ウイルス対策ソフトをインストールしていても100％防げるわけではないため、万一に備えてサポート体制を確認しておくことが大切です。

ソフトの使い方や疑問などを相談する場合はメールやチャットでのサポートで問題ありませんが、いざというときには電話窓口があると安心です。いつでも問題を解決できるよう、対応時間がなるべく長いサービスを選ぶとよいでしょう。

被害の特定が容易にできる

ウイルス対策ソフトを導入すると、万一ウイルスに感染してしまっても被害の範囲を特定するのが容易になります。どこが被害を受けているのか、どこまで被害が広がっているのかがわかるため、被害を受けた箇所の隔離ができ拡大を防ぐことが可能です。

また企業がウイルス被害にあった際には、ウイルスの駆除と同時に感染源の特定が重要です。対策ソフトを入れていればウイルスがどこから侵入したのかが追跡できるため、今後のセキュリティ対策に役立てられるでしょう。

ソフトにセキュリティ対策を任せられる

ソフトに頼らないセキュリティ対策には、怪しいメールを開かないことや安易にファイルをダウンロードをしないことなどが挙げられますが、それだけでウイルス被害を完全に防ぐのは至難の業です。ウイルスの侵入経路は年々巧妙になる一方、個人に任せた対策は見落としや気の緩みを免れません。

ウイルス対策ソフトを導入していれば、怪しいメールやファイルがユーザーへ届く前に検知してブロックが可能です。また悪意のあるファイルを自動で無効化し安全な状態で届ける対策ソフトもあり、うっかり開いてしまうといったミスを防ぎます。

情報漏えいの対策ができる

脅威は社外からだけでなく、社内にも潜んでいます。いくら外からの脅威を完全にブロックできても、社内からデータが漏えいしてしまえば意味がありません。機能制限や権限付与、パスワード認証などの機能があるウイルス対策ソフトなら、権限のあるユーザーのみが機密情報の入ったファイルにアクセスできるよう設定できます。

また外部との通信を監視し、不審なデータのやり取りがあれば通信を遮断するといった対策が可能です。データ漏えいを防ぎ、社内の重要機密をしっかりと守ります。

複数端末のセキュリティ対策ができる

複数の端末を管理できるウイルス対策ソフトなら、個別にセキュリティソフトをインストールしなくても一度にセキュリティ対策が可能です。個人利用ならともかく、企業でセキュリティ対策を徹底するなら複数台の端末を管理できるソフトである必要があります。

またクラウド環境に対応する製品なら社外にある端末を管理することが可能なためテレワークやリモートオフィスでもオフィスと同じウイルス対策が実現します。

導入コストやランニングコストがかかる

ウイルス対策ソフトには無料の製品やフリーソフトが多く存在しますが、企業が求めるセキュリティ対策を網羅する製品はほぼ無いといっていいでしょう。既知や未知を含めた幅広い脅威の検知や、複数端末の管理などが必要なら有料ソフトを選ぶ必要があります。

料金プランや初期費用は製品によってさまざまです。中には企業にあわせてカスタマイズし、料金は要見積もりといったものもあるため必要な機能を明確にした上で問い合わせてみましょう。

完璧には脅威を防ぎきれない

ウイルス対策ソフトで悪意のある攻撃を防いでいても、ユーザーがメールやファイル経由で送られてくる怪しいリンクを踏んでしまっては意味がありません。ウイルス対策ソフトを導入していることで被害は最小限に食い止められますが、一番良いのは被害にあわないことです。

ウイルス対策ソフトを入れているからと過信せず、怪しいリンクやファイルには触らないことを徹底しましょう。

定期的にソフトの更新が必要

マルウェアやランサムウェアなど悪意のある攻撃は、僅かな脆弱性を狙って次々に新しいものが発生します。そのため常にウイルス対策ソフトを最新の状態に保っておかねばならず、更新の手間と費用がかかることがあるでしょう。

ウイルス対策ソフトの中には独自の機能で、未知の脅威を検出できるものもあります。とはいえ全く更新が必要なわけではないため、定期的な更新は必要だと認識した上で導入しましょう。

ウイルス対策ソフトは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

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