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【2024年】不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)比較7選!導入メリットやおすすめ製品の選び方

不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)比較おすすめ7選

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不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)とは

不正侵入検知システムをIDS、不正侵入防御システムをIPSと呼び、ふたつ合わせてネットワークやサーバへの不正アクセスから企業の大事な情報を守ります。同じく不正な通信をチェックするシステムにファイアウォールがありますが、ファイアウォールはIPアドレスやポートなどのアクセスの行き先をチェックするのに対し、IDS・IPSはIPアドレスやポートを通過したパケットの内容をチェックし、不正なアクセスが検知されれば通信をブロックします。


IDS・IPSはOSやWebサーバの脆弱性を狙った攻撃に対して有効で、システム障害を未然に防ぐことが可能です。この記事では不正侵入検知・防御システムの選び方や、導入することで得られるメリットを解説します。ぜひIDS・IPS選びの参考にしてください。

おすすめの不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)7選

イージス

イージス

株式会社ROCKETWORKS

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50000円~
  • AIによるフルオートマチック運用で最新の脅威に自動で対応
  • 選べる2つの導入形式で自社にピッタリなセキュリティ環境が実現
  • 負荷が軽くシステムのパフォーマンスへ影響を与えない

不正リクエストや機密情報の窃盗、バックドアの設置などさまざまな脅威からサーバを保護します。またゼロデイ攻撃や難読化攻撃など、新しい脅威にAIエンジンが自動で対応可能です。フルオートマチックで運用されるため、管理者の負担が軽減されるでしょう。

DNS切り替え型とエージェント連動型の2つの導入方法が選べます。DNSの切り替えのみで導入できるDNS切り替え型と、防御対象マシンにエージェントをインストールするエージェント連動型、それぞれ特色が異なるので自社に合う方を選択するとよいでしょう。

エージェント連動型はシステムへの負荷がほとんどなく、Webサイトが重くなることはありません。そのため、Webサイトが重いと客離れが起こりかねないECサイトにぴったりです。またWebサイトのダウンや速度低下の危険がないため、機会損失を防ぎます。
更新日:2023-07-12
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
Symantec Endpoint Security

Symantec Endpoint Security

SB C&S株式会社

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円
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  • 社内外の端末を一元管理できるので安全にテレワークが可能
  • 悪意のある攻撃の侵入経路を特定しワンタッチで隔離できる
  • さまざまな脅威への対策を一元管理し費用の節約

クラウド上からのセキュリティ対策を実現し、社内外の端末をすべて一括で管理可能です。テレワーク環境下では使用端末のセキュリティが不安視されますが、クラウドから管理できるため安心です。オフィスの外でもオフィス内と同じセキュリティ対策ができ、企業の情報が守られるでしょう。

フライトデーターレコーダーや標的型クラウド分析などさまざまな機能を用いて、多くの標的型攻撃を検出します。また攻撃の全体像や侵入経路の特定が早く、ボタンひとつで特定した端末を隔離可能です。脅威にさらされた際に素早く対策がとれ、業務への影響を抑えられるでしょう。



企業を脅かす脅威にはさまざまなものがありますが、それぞれの機能を持つ製品をバラバラに導入すると費用がかさみます。また製品ごとの相性問題を考える必要もあるでしょう。Symantec Endpoint Securityで複数の対策を一元管理することで、費用の節約と相性問題解決が実現します。

更新日:2023-07-19
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
Sophos Firewall

Sophos Firewall

ソフォス株式会社

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  • あらゆるネットワーク環境に対応し幅広い業種に適合
  • クラウド管理コンソールでファイアウォールのログを管理
  • 専門家とAIによるサポートで最新の脅威にも対応

クラウドや仮想環境などあらゆるネットワーク環境に合わせた設計で、リモートワークなど多様化する働き方に対応します。また多くの支店を持つ分散型組織や教育機関など、独自の課題や要件がある業種にも柔軟に対応可能です。

クラウド管理コンソールで、ファイアウォールを管理できます。柔軟に設定できるレポートツールを使用してファイアウォールのログを管理し、ネットワークの分析と可視化が可能です。長期にわたって分析することで、自社の脆弱性を把握しより強固なセキュリティ対策へとつながるでしょう。

セキュリティ対策は複雑で、変化のスピードが速いものです。そのため効果的に管理するのは容易ではありません。Sophos Firewallは何百人ものサイバーセキュリティ専門家がAIを駆使し、既知の脅威から最新の攻撃まで幅広く対応します。また常にネットワークやサーバを監視しているため、被害の発見が早く被害を抑えられます。
更新日:2024-04-26
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
L2Blocker

L2Blocker

株式会社ソフトクリエイト

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  • さまざまなOSや端末の不正を幅広く検知できる
  • 既存LAN構成の変更なしで簡単に導入できる
  • 連携機能で外部からのサイバー攻撃を幅広く防げる

接続を許可されていない端末からのアクセスを自動で検知し、遮断します。企業の情報漏えい原因の大多数である個人PCからの流出を抑え、情報を守ることができるでしょう。WindowsだけでなくMacやLinux、Unix、iOSにAndroidなど幅広いOSに対応可能です。

導入はL2Bマネージャーをネットワーク上にひとつ、L2Bセンサーをセグメントごとにひとつ接続するだけです。既存の空いているLANポートに接続するだけなので、簡単に設置できます。既存のLAN構成を変更する必要がなく、手軽に導入可能です。

内部からの不正を防ぐだけでなく、連携機能を使うことで外部からのサイバー攻撃への対応が可能です。標的型攻撃やマルウェア対策、エンドポイントセキュリティなどさまざまな連携機能が用意されています。必要なセキュリティを選べるため、脆弱な部分を重点的に強化できるでしょう。
更新日:2023-06-28
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
FortiGuard IPS

FortiGuard IPS

フォーティネットジャパン株式会社

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  • 仮想パッチで業務を中断することなくアプリケーションの保護が可能
  • AIの活用でゼロデイ攻撃から迅速かつ効率的に防御
  • IoTやOTにも対応し安心して社内インフラが利用できる

デバイスやサーバーに潜む脆弱性から保護するために、パッチを適用して脅威から守ります。もしパッチの適用が難しいビジネスアプリケーションがあっても、ネットワークスペースの仮想パッチを適用するので問題ありません。業務を中断することなく保護ができ、スムーズな対策が実現します。

脆弱性が発見されると、即座にセキュリティホールを狙ってくるゼロデイ攻撃を防ぐのは容易ではありません。FortiGuard IPSはAIによる機械学習で、ゼロデイ攻撃からの保護が可能です。優れたセキュリティで、迅速かつ効率的な保護をおこないます。

デバイスやサーバーだけでなく、IoTやOTを保護できます。方法は、別途用意されたライセンスを追加するだけです。社内のさまざまな機器の保護が実現し、DX化が進む企業も安心して利用できるでしょう。
更新日:2023-06-28
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McAfee Network Security Platform

McAfee Network Security Platform

マカフィー株式会社 (McAfee Co., Ltd.)

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  • 複数の検知手法を組み合わせることで誤検知を防止
  • 常にネットワーク通信を監視しゼロデイ攻撃に迅速に対応
  • ネットワーク上で攻撃を遮断し、被害拡大を防ぐ

シグネチャ検知とアノマリ検知、DoS攻撃検知の3つの検知手法を組み合わせて、社内と社外両方からの攻撃を検知します。複数の検知手法を取り入れることで誤検知を防止し、高い検知精度が実現するでしょう。広範囲を確実に検知するため、管理者の負担軽減に役立ちます。

常時ネットワーク上の通信を監視しているため、悪意ある攻撃をリアルタイムで防御できます。脆弱性が見つかってから間を置かずに攻撃してくるゼロデイ攻撃に迅速な対応をおこない、被害が広がる前に遮断できるでしょう。

ネットワークシステムを構成するサーバやクライアント、ネットワーク機器への攻撃が端末へ及ぶ前にネットワーク上で遮断します。Webブラウザなどの脆弱性を狙った攻撃も遮断でき、被害の拡大を防ぎます。ダウンタイムが削減され、業務への影響を最小限に抑えられるでしょう。
更新日:2023-06-28
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
QuantumSpark

QuantumSpark

メディカルアーク株式会社

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  • さまざまなサイバーセキュリティ対策を1台で網羅可能
  • あらゆる攻撃の検知と防御に対応し院内の情報を守る
  • 導入と管理が容易で管理者の負担軽減につながる

近年病院やクリニックでは、電子カルテやオーダリングシステムが活用されていますが、一方でそれらを狙ったサイバー攻撃が多発しています。QuantumSparkは医療セキュリティ対策に特化し、IPSやアンチウイルス、フィルタリングなどさまざまなセキュリティ対策を1台に集約しています。そのため複数のセキュリティソフトを導入する必要はありません。

最大2Gbpsの脅威対策スループットで、あらゆる脅威から情報を保護します。また攻撃の検知だけでなく防御にも対応し、被害を食い止めることが可能です。また脅威情報が一目瞭然の見やすいセキュリティレポートが搭載されているため、社内の弱い部分の把握に役立つでしょう。

機器を接続すれば、事前に定義された設定ウィザードが作動し簡単にセットアップが完了します。難しい設定に時間と手間を取られることはありません。またWebベースのUIから集中して管理でき、管理者負担の軽減につながります。
更新日:2023-06-28
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。

不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)の検知方法の種類

シグネチャ型

シグネチャ型はあらかじめ不正なアクセスのパターンを登録し、そのパターンと合致する通信を検知する方法です。登録したパターンと合致した場合のみを検知するため、誤検知が少ない方法といえるでしょう。しかし登録していないパターンは検知できず、新しく発生した未知の攻撃には対応できません。


アノマリ型

アノマリ型は正常なアクセスのパターンを登録して、それ以外の通信をすべて不正と判断します。未登録パターンの通信をすべて検知するため、未知の脅威も検知可能です。しかし一方で、シグネチャ型に比べると誤検知が発生する可能性の高い検知方法ともいえます。

不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)の監視方法の種類

ネットワーク型

ネットワーク型の不正侵入検知・防御システムは、監視対象となるネットワーク上に設置して、ネットワーク上に流れるデータを監視します。直接接続しているネットワークのみが監視対象となるため、監視したいネットワークごとへ配置する必要があります。


ホスト型

ホスト型は監視対象のサーバなどへインストールして、不正侵入検知だけでなくサーバ内のルグファイルやファイルの改ざんを監視します。インストールした機器のみを監視するため、監視したいサーバなどが複数ある場合はそれぞれにインストールしなくてはいけません。

不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)の選び方

ネットワークの保護や侵入検知など自社に必要な機能が搭載されているか

IDS・IPSを選ぶ際は、まずは必要な機能が搭載されているかどうかを確認しましょう。IDS・IPSにはネットワークの保護や侵入検知など、製品によってさまざまな機能があり、また対策可能な脅威の種類もそれぞれ異なります。


また自社にとってどの機能が重要か、ゼロデイ攻撃や難読化攻撃など最新の脅威への対応が必要かどうかによって、選ぶ製品は異なります。導入してから必要な機能が搭載されていないとわかると、余計な費用が発生する可能性もあるでしょう。機能の選定は慎重におこなうことが大切です。


既存のセキュリティシステムと統合できるか

すでにほかのセキュリティシステムを導入している場合は、既存システムとの統合の可否を確認することが重要です。異なる方法のセキュリティシステムを組み合わせるとセキュリティは強固になりますが、複数のシステムが混在していると管理の手間が発生します。


既存のセキュリティシステムと統合して一元管理できれば、管理がスムーズになります。また異常が発生した際に発生源の把握が容易になり、迅速な対策が取れるでしょう。


IDS・IPSシステムの検出能力や精度が適切か

脅威の検出能力や精度は、企業の情報保護に直結する問題です。IDS・IPSシステムにはいくつかの検知方法があります。大きくはシグネチャ型とアノマリ型にわかれますが、それぞれ一長一短があるためどちらを選ぶかは対策をしたい脅威の種類によるでしょう。


中には複数の検出方法を組み合わせて精度を高めている製品もあります。より多くの脅威を検出したい場合や、高い精度を求める場合にはそういった製品を選ぶことが重要です。


異常なアクティビティのレポーティング機能があり迅速に対応できるか

異常なアクティビティを検出するのはもちろん、レポーティング機能があれば異常に対して迅速に対応できます。レポーティング機能には異常が確認された箇所や脅威の侵入経路、脆弱性が確認された場所などさまざまな情報が記載されています。


素早く対応すればするほど、被害の拡大を防ぐことが可能です。レポート内容を柔軟にカスタマイズできたり、視覚的に把握しやすかったりと、パッと見てすぐに脅威の特定ができる製品を選ぶとよいでしょう。


導入前後のサポート体制が整っているか

IDS・IPSを選ぶ際にはサポート体制の充実度が重要です。導入前の設定やチューニングを販売業者側でおこなわない場合は、自社のスタッフがおこなわなくてはいけません。もし社内にIT専任者がいない場合は、適切な設定やチューニングが難しいため設定をサポートしてくれる製品を選びましょう。


またサイバーセキュリティ対策は変化が早く、次々と新しい脅威が生まれます。IDS・IPSシステムの脅威更新が遅いと新たな脅威に対応できないため、迅速に更新されているかサービス面を確認しましょう。


IDS・IPS以外のセキュリティシステムの提供もしているか

企業のネットワークや情報を守るセキュリティ対策は、IDSとIPSだけではありません。さまざまな角度から襲ってくる脅威をブロックするためには、IDSやIPS以外にWAFなどのほかのセキュリティシステムが必要です。


しかし異なる販売業者が提供するシステムを複数導入すると、ひとつの販売業者が提供する製品でまとめるのに比べて費用が高くなる傾向があります。また製品間の相性問題も発生するでしょう。費用面と相性面を考えると、同じ販売業者の製品で揃えるのがよいでしょう。

不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)導入のメリット

IDS・IPSを組み合わせることで高セキュリティを実現

IDSは不正な侵入を検知し、IPSは不正な侵入を防御します。IDSの検知方法は正常なアクセス以外を検知するアノマリ型と、異常なアクセスパターンに合致した通信を検知するシグネチャ型があります。どちらか、あるいは両方の検出方法でファイアウォールをすり抜けて侵入しようとする攻撃者を発見するのです。


しかし、IDSは不正なアクセスを検知して通知するだけで、それ以上のことはできないためIPSが必要です。IPSは不正アクセスが検知されると、被害の拡大を防ぐために自動で通信を遮断します。IDSで不正アクセスを検知し、IPSで通信を遮断することで高セキュリティを実現します。


脅威を可視化するため傾向分析によって対策を改善できる

IDS・IPSシステムには不正アクセスのログを記録し、レポーティングする機能を搭載する製品があります。いつ、どこから侵入されたのかが長期にわたって記録されるため、自社サーバ内のセキュリティホールを見つけることが可能です。また攻撃手段の傾向を分析し、最も多い攻撃がわかれば対策の見直しに役立つでしょう。脅威の可視化で対策が改善され、より高いセキュリティが実現します。


サーバーに負荷をかける攻撃を防御し、システム障害を未然に防止

サイバー攻撃の中でもDos攻撃やSYNフラッド攻撃などは、サーバに大きな負荷を与えます。IDS・IPSはこれらの攻撃に対しての防御が得意なため、サーバ負荷を軽減可能です。


サーバ障害やシステムダウンが起こると、企業の活動が停止し大きな損失につながる可能性があります。IDS・IPSの導入はサーバ障害やシステムダウンを未然に防ぎ、損失を回避する効果が期待できます。


インシデント対応の工数を削減し、問題の早期発見で被害を抑える

インシデント対応とは、サイバー攻撃やセキュリティ違反を検知して対応する一連のプロセスと取り組みのことです。インシデント対応には脅威に対する準備から検知、分析、封じ込め、復旧と多くのプロセスが必要ですが、すべてを迅速にこなすのは容易ではありません。


IDS・IPSはインシデント対応を自動でおこなうため、工数を削減し問題を早期発見できます。迅速な対応が可能なため、被害を最小限で抑えられます。


即時に不正侵入を検知し、柔軟性のあるブロック対応が可能

IDS・IPSはリアルタイムで不正なアクセスを検知できます。検知すると即座にシステムを遮断し、管理者に通知されるため速やかに対処ができる点がメリットです。


また不正侵入防御機能を持つIPSを、検知のみの設定に変更することが可能です。登録した通信パターン以外を不正なアクセスとするアノマリ型の検知方法では、正常な通信を異常とする誤検知が発生しやすくなります。誤検知が多いとその都度通信がブロックされ業務に支障が出るため、一旦IPSを検知のみに設定するとよいでしょう。その間に設定をやり直し、誤検知が減った段階で防御機能をONにするなど柔軟な対応が可能です。

不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)導入時の注意点

運用や保守費用がかかり高額になる場合がある

IDS・IPSシステムの利用料は製品によって異なります。システム要件やネットワーク環境によって金額が上下することが多いため、ほとんどの製品で費用は公開されていません。


かかる費用には導入初期費用や月々の利用料、保守費用などさまざまなものがあります。サポートや機能更新が手厚い製品は、それだけ費用も高くなることがあるので見積もりを比較検討することが重要です。


検知や防御の設定には専門的な知識と経験が必要

一度設定が済めばあとは自動で検知と防御をしてくれるIDS・IPSですが、設定をするには専門的な知識と経験が必要です。社内にIT専門部署があれば対応できますが、ない場合には十分な設定ができず精度を落とすことになりかねません。もし設定に関して不安があるなら、設定を代行してくれるサービスがあるIDS・IPSを選びましょう。


ゼロデイ攻撃などの新しい攻撃への対応が遅い可能性がある

あらかじめ登録した不正な通信パターンを検知するシグネチャ型では、ゼロデイ攻撃などの新たな脅威は検知できません。そのため対応が遅れ、被害が拡大する恐れがあります。またWebアプリケーションに特化するなど、IDS・IPSが苦手とする攻撃も存在します。アノマリ型の検知を併用したり、IDS・IPSの弱点を補うシステムを導入したりといった対策が必要です。

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